アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<8687888990>>THE MOMOTAROH 1巻感想THE MOMOTAROH にわのまこと名無し基本的に奇面組みたいな二頭身で話が進んでいくスタイルが安心感ある。「ひきょーもお経もあるかーい!!」みたいな懐かしい言い回し(最近だと映像研ぐらいでしかみない)や、登場人物がコマを剥がしたり、話の冒頭でいままでのストーリー無視していきなり主人公による深夜ラジオが始まり本筋に戻り、また話の途中でいきなり作者からのメッセージが入り……。言葉回しから次元を無視したメタギャグからやりたい放題。これでまだ1巻というのがすさまじい。 他の方の感想に「ギャグの密度が濃い」とありましたが本当にそうとしか言えない。(あと全然プロレス知らないけどプロレスネタがすごい多いんだろうなということだけはなんとなくわかった。) キャラで言うとキンちゃんが好きですね!あの金太郎ヘアスタイルでハンサムさを失わない真の二枚目であり、それでいてボケもノリノリでやる良い人。 アンリミで1巻読んだのですが普通に続きが気になります。 ▼どーかわかってくれマスチン唯一無二「フジリュー」というセンス封神演義 藤崎竜六文銭まず、皆思うのが、巻数を重ねるごとに 「絵柄変わってない?」 ということだと思います。 最初のほうはシュッとしているのに、だんだん靴とかガンダムみたいになっていきます。 本題。 小さい頃どハマリして再読。 今でも、最後にかけて畳かける摩訶不思議な展開は、ドラッグやっているかのような中毒性があります。(ドラッグやったことないけど。) 中国の古典怪奇小説『封神演義』を原作としながら、作者の類稀なるセンスによって大胆にアレンジしたところが、本作の魅力だと思います。 SF、ファンタジー、ギャグ、バトルの要素を取り入れつつ、ちょいちょい美形キャラも出して…といった上質な少年漫画として仕上がってます。 自分自身、『史記』における『キングダム』同様、 有名原作を「忠実」に再現したから面白いわけではないと常々思っているんですね。 同じ題材でも、ストーリーの構成や演出、登場人物のキャラ付けなど、作家によって異なりますよね。 そこが、ポイントなのだとしたら、作者のもつ独創的発想と幻想的なデザインに、摩訶不思議な古典小説が、見事にマッチしたからでしょう。 本作がここまでヒットしたのは、そこにあると改めて思いました。 余談ですが、何年たってもスープーシャンは可愛いっすね。地味だがクールな現代ニンジャの戦い方!ヤオチノ乱 泉仁優一starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)形を変え、現代に生きる「忍者」の生き様をリアリティをもって描いたらこうなる!っていうのをバッッチリやってくれてる現代忍者マンガ!! 日本の若手忍者のトップを決める試験に挑む少女キリネ。 ランダムで組まされる相棒のシンヤはあまりに普通で足を引っ張るばかりかと思いきや…? 試験の参加者は蜘蛛の毒を受け、参加者たちが持つ解毒薬を使わなければ4日で絶命するため、池袋2km圏内で自分は見つからず他の参加者を見つけ倒していけなかればならない日常の中に潜む過酷なサバイバル! 術や身体変化、特殊能力などは一切出てこないで、鍛錬で辿り着けそうな人間の身体能力と、あくまで手に入るものを駆使した創意工夫、徹底した観察力・洞察力、追跡術や罠や早着替え、心理的駆け引きだけでこれでもかと魅せてくれる!! 魔法のような科学の粋を結集したテクノロジーアイテムが出てくるわけでもなく、本当に生身の訓練された人間として忍者が出てくるのが超クールです!! https://comic-days.com/episode/10834108156630866418 ずっと読んでみたいと思っていたにもかかわらず、どうしても読み始められずに流れていってしまったんですが、無料公開のタイミングで途中まで読み、その後ポイントを使って一気読みしました。 読んでよかった! そして、なぜリアルタイムで読んで応援できなかったのか! 悔しい! きれいな形で終わってはいますが、主人公の少女・キリネの相棒となるシンヤがなぜああいった状態になっているのか、という部分にフォーカスする回があったら読みたかったなーという気持ちはあります。憑依?タイムスリップ?生まれ変わり?寿司?元祖江戸前寿し屋與兵衛 内山まもる 白川晶starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男冴えない独身男が寿司の夢を見て寿司名人華屋與兵衛が憑依して寿司を作って問題を解決していくマンガ。40歳の男がいきなり寿司を握れるようになるが憑依の条件が精神の安定なのか寿司をバカにされたのがきっかけなのかもよくわからないまま進んでいく。途中で華屋與兵衛と主人公の性格が同一になっていったりして結局憑依なのかタイムスリップなのか生まれ変わりなのかがわからないままハッピーエンドで終わった こういうマンガはいつ読んでも良いな ザ・ファブルのスピンオフ+ナニワトモアレの種ざ・ふぁぶる 南勝久さいろく南勝久せんせーの最新キャラ(ファブルから)からメジャーデビュー時の最古キャラ(ナニワトモアレの原点作品から)まで諸々見たかったアナザーストーリー…というのを期待してしまったけど、ひらがなのタイトルのイメージどおりかなりユルユルな内容でした。 ファブルのキャラ達のスピンオフ的には見たかったソレで間違いないかな?ちょっとズレすぎてる?そこも南勝久じゃない? みたいな感じで、本編読み終わったら絶対読んだほうがいい1冊となっておりました。ちゃんと面白い長編でしたね鬼滅の刃 吾峠呼世晴mampuku※ネタバレを含むクチコミです。不老不死7人兄弟のアクションコメディ!!踊る千年家族 春日井晶starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ヤングキングアワーズの新連載! 『踊る千年家族』のタイトルからも漂ってくる不老不死感! まさにそんな内容で、描かれるのはイギリス出身の不老不死7人兄妹! まずは、妹の一人がさらわれ研究所で解剖・実験されるのを兄弟たちで100年ぶりに集結し救いにいくが…。 内容的にシリアスな方面にもいくかと思いきや、アクションコメディなので軽快なテンポで読めて楽しいです! 身バレして芋づる式に捕まって実験されないように100年も会わないようにしていた彼らがここから共同生活していくようになるのもなんだかいいんですよね。 1000年も生きてるような人だったら悟って仙人っぽくなってるのかなと思ったらみんな俗っぽくていいんですよね。 数か月監禁・拘束・拷問・人体実験されて救われた時の一言目が「コミケ」だったり。 不死身の身体が再生するところは自分で体のパーツ集めたりしててやはりコメディ感あって読み味軽くて好きです! これからいろんな組織に追われていくのか、救出に現れなかった兄弟はどうしているのか、楽しみです!! 完結…!夜明け前に死ぬ 大北真潤名無し完結してしまった〜! 面白い設定だったので毎巻楽しみにしてました。 バトルアクションあり、濃厚でないのにドキドキする接触シーンありで 面白く読めました。 若干打ち切りな感じだったんでしょうか… 終わり方はバッツリという感じでしたがどのペアも「一緒にいよう」的なエンドでよかったです!! 自作に期待して待ちます!肉に正解はない!!肉極道 森尾正博 佐々木善章マンガトリツカレ男俺の好きな「スイーツ本部長 一ノ瀬櫂」の佐々木善章が原作をやっているのでいつか読もうと思っていたらちょうどセールだったので買って読んだ。 肉料理専門食堂「あさくら」を引き継いだ主人公が訳のわからない理屈を言いながら作る肉料理はめちゃくちゃうまい客 肉極道に指導されながら肉料理を学んでいく。基本のパターンは毎回同じで珍しい料理とかではなく一般的によく食べたことがある料理が登場し作る際の注意点などが細かく書かれていて面白いし試したい気持ちになった。 佐々木善章の料理マンガはどれも面白いな 嫌味を感じない楽しい天才達トップウGP 藤島康介名無し天才というのは、凡人には判らないものがわかるとか、 出来ないことが出来る、というレベルではないと思う。 もう、見えているものや感じていることが 凡人とは違うのだと思う。 例えば数学だったら難解な方程式が判るという程度は まだ天才とは言えないだろう。 数学を文学のように感じていたりするレベルが 天才と言っていいレベルなのではないだろうか。 ほんとの天才ってのは、凡人には理解できない存在 のことを言うのだと思う。 凡人たちから見て理解できない宇宙人のような存在。 それが天才だと思う。 だから天才は近寄りがたかったり、理解できないことからの 恐怖感や妬みのような嫌悪感を漂わせる危険もある ・・と思う。 ようするに、凄い人だけど友達になりたくない人、みたいな。 そして多くの漫画に登場する天才達のなかには、 そういった面が強すぎて、 人気が出なかったキャラ・漫画も多いと思う。 「トップウGP」の登場人物にはまさに天才という キャラクターが多い。 主人公も、仲間もライバルも。 だがそういった天才キャラ達からイヤミな感じは 殆ど受けない。 理解はできないけれど天才ってこういうものか、と ギリギリのところで天才を受け入れられる。 天才の感じ方、考え方、行動の仕方が、 私のような凡人である読者からも、 そういう感じ方をするんだ、とギリギリ理解できる、 そして憧れることが出来る(と思っている)。 それには多少なりとも、天才達が 美形キャラだったり無邪気キャラだから という面もあるだろうし、 それも踏まえて作者の藤島先生の描き方が 上手いからという面は確実にあると思う。 だがどうであれトップウGPの登場人物の 天才達は嫌味がなくて楽しくてギリギリ理解できて、 友達になりたいと思うタイプの天才達で、 だから面白い漫画なんだと思う。 すべてのひとに読んでほしい作品ホーリーランド 森恒二野愛学校にも家庭にも居場所がない少年・神代ユウが不良狩りとして街の伝説になっていくストーリー。 ひ弱な少年が強くなり周囲を見返すといった単純な物語ではない。 強くなればなるほどに苦悩する神代の弱さや優しさがなによりも印象的だった。 暴力への嫌悪感と高揚感の狭間で思い悩んだり、仲間を傷つけられた怒りで我を忘れたり、過去の対戦相手と友情が芽生えたり……常人離れした力を身につけながらも、繊細で素直な神代に強く惹かれた。 誰といても何をしていても虚しかったり、かつての神代のように自分の居場所がわからず心を殺して生きている人はたくさんいるだろう。 街に出たら、拳を繰り出したら何か変えられるかもしれない。 今いる場所が全てではないんだ、歩みを止めなければ世界は変わるんだということを神代の生き方が教えてくれた。 今まさに悩み苦しんでいる人にも、通り過ぎて何も感じなくなってしまった人にも、もちろんそれ以外のすべての人にも是非読んでほしい作品だった。初めて読んだ時の衝撃ダンジョン飯 九井諒子六文銭大好きな作品の1つです。 九井諒子先生自体 「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」 で初めて知ったのですが、オチが予想できないというか、童話のようなハッとする発見があって、めちゃくちゃ感動したんですよね。 今まであまり読んだことないタイプの衝撃でした。 その後も「ひきだしにテラリウム」など短編をあさってましたが、いかんせん作品数が少なくて悶絶していた中で、 この「ダンジョン飯」が連載開始! ということで、1巻から小躍りしながら楽しんで読んでおります。 上記短編同様、独特の発想力が本作でも健在。 「ダンジョンで何を食べているのか?」 というゲームやっている人間なら誰しもがもつ疑問を 「モンスターを食べている」 という斜め横の展開を見せつけてくれました。 しかも、誰が参考にできるのか?と言いたくなるようなレシピまで載っている丁寧さに感服しました。 ここまで非現実的なことやっておいて、例えば、クラーケンについた寄生虫を蒲焼きにして食べて、その寄生虫に食あたりおこすといった、ごく普通に食中毒を起こす描写もあるので(モンスター食べたらどれも食中毒起こしそうだし)、謎のリアリティも出してくるから、より面白くなるんですよね。 神は細部に宿る と言いますが、細かい設定を丁寧に描いているから全体がまとまっている感じがします。 思い残すことといえば、 笑い飯がM1決勝までいって何度も優勝逃したように、ダンジョン飯もマンガ大賞に何度もノミネートされて結局とれなかったのが、個人的に残念でした。 それくらい斬新で面白かったのですけどね。 11巻で、物語も最終章?に突入とのことですが、最後まで目が離せない展開なのと、結局何が一番美味しかったのかライオスが総括してほしいなぁと思いました。 最高禍つ罠師の勇者狩り わだぺん。おひさま今回読んだUJの作品では一番面白いと思った。 今後期待します。 「戦えナム」読んでみた戦えナム ジョージ秋山かしこ「心とは人間のどこにありますか」 「人間が太陽ならば心とは陽射しなのです」 「わかりますかアミ」 「おぼろげながら」 ナムとアミの心が清らかになるような掛け合いの後に、諸悪を根絶する為に戦うのがお約束の流れになっている。テンションの高低差がすごいけどそれがクセになる。面白かった!復讐の果てのスエーデン式体操修羅雪姫 復活之章 小池一夫 上村一夫野愛復讐の果てにスエーデン式体操に辿り着き、体育教師として女子生徒たちを指導する というストーリーだけ切り抜いたら元殺し屋のほっこり日常コメディが繰り広げられそうなんですが、ちゃんと修羅雪姫でした。 スエーデン式体操なんて敵国の思想だテロ行為だ!と弾圧する軍に一人立ち向かう修羅雪がめちゃくちゃかっこいいです。 スエーデン式体操というワードの違和感も修羅雪が斬って捨ててくれます。 派手な大立ち回りの中にも静かな悲しみがあって美しいです。 とある人物が日の丸の真ん中で死んでいくように見える場面があるんですが、痺れましたね。タランティーノに共感しました。センセーは死ねない異世界失格 野田宏 若松卓宏さいろくいつも死にたいと考えているセンセーは異世界に転生した。 異世界に転生したセンセーは死にたいと思うのに死ねないし、許嫁にも会いたいし、欲もないし、異世界にそぐわなすぎるので色々と巻き起こしてしまう。 DQさながらのパーティが作られていく中、パーティメンバーのサイドストーリーを各所で深堀りしながら異世界を旅して進んでいく一行。 読んでいてDQ3を始めた時の気持ちに少し近い何かを感じます。 気づいたら”さん”付けて呼びたくなってしまう肉蝮さん外伝闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説 真鍋昌平 速戸ゆうさいろく毎朝やわらかスピリッツ https://yawaspi.com/ を開くんですが、ダントツ人気らしいのがこの肉蝮さん。 ウシジマくんだけ読んだ人からするとなんで肉蝮に対して”さん”付けなんだ?と思うでしょう。 これは悪く言えばスピンオフとしてちょっとブレが生じてきているという事なのかもしれないんですが、ウシジマくんもとっくに完結している今、出番も新たに増える事はないので良いと思っています。 そのぐらい「ちょっとだけヒーロー」しちゃってるんですよね。 それもぶっ飛んでて悪くない感じなので、最初は受け付けなかったもののジワジワ来る感じで普通に面白く読めるようになってしまい、いつの間にか連載更新を楽しみにしていました。 暴力の化身のような肉蝮さんに歯向かう奴らがギッタンギッタンにされていく様は正直カワイソウなんですが、物語的にはめっちゃ風呂敷広がってくのがまた面白いです。自分のことが食べたくなるほど好きな娘が100人以上いたら…。八月九日 僕は君に喰われる。 tomomi Tomomi名無し表紙とタイトルに惹かれて購入。「八月九日 僕は君に喰われる」という見た瞬間「!?」となったのは久しぶり。 と、漫画を読むとその内容に衝撃を覚えた。周りは美人だらけでハーレムなのに、ものすごく羨ましくない…のに、羨ましい。特に主人公を守るミヤコの淫靡で不思議な魅力はすさまじい。 まだまだ内容としては序盤もいいところだが、これは続きが気になって仕方がない。怪異や依存体質の女の子、ハーレム系の作品が好きな方は是非手に取ってみてほしい。 新しい形のハーレム&愛を見ることができる。映画化もされた復讐劇オールド・ボーイ 嶺岸信明 土屋ガロンかしこ最初の設定がズバ抜けて面白いですよね。雑居ビルの7階と8階の間に7.5階があって、そこの監禁部屋に前触れもなく10年監禁させられ、その間は昼と夜に出前の中華を食べ続け、ある日突然釈放されたと思ったら、犯人から動機を当てるゲームに参加させられる。シンプルなのにすごく引き込まれる設定です。 あとがきを読むと先の展開を決めずに連載をしていたらしいですが、だからこそ追い込まれる人間の心理描写にリアリティがあって、犯人の動機にも納得させられました。 10年前に韓国映画版を観た時は、エリちゃんが主人公の娘だったという映画版オリジナルのオチに衝撃を受けたのですが、漫画でこのオチだと後味悪すぎるし、そういう可能性も含めて復讐は終わっていないんだと解釈しました。 ウルトラの父の隠し子キン肉マン ゆでたまご名無し※ネタバレを含むクチコミです。人を選びまくる伝説に残りかねないギャグマンガCITY あらゐけいいち名無し※ネタバレを含むクチコミです。最高の助っ人 ザ・グレイト・ゼブラタイガーマスク 梶原一騎 辻なおき名無しMr・?など、この作品には様々な覆面レスラーが 出てきますが、自分の一番のお気に入りはこの人です。 タイガーの窮地に颯爽と現れタッグを組み、勝利を収めると あっさりと姿を消す。 そして、その正体はジャイアント馬場さん。 たった1度だけの登場ですが、いや1度だからこその 印象の強さと謎めいた雰囲気が堪らなく好きです。 ヘタレ少年が高校サッカーデビュー!!レッドカード 市川マサゆずぴ※ネタバレを含むクチコミです。不死者と死の匂い #1巻応援勇気あるものより散れ 相田裕あうしぃ@カワイイマンガ死の匂いがする、と感じて読み進める。不死者の物語であるはずなのに、登場人物の誰もが死と隣り合わせの様な、妙な悲壮感で前のめりに進んでゆく。 不死の眷属の女性と、彼女から血を分けられた元会津藩士。不死者を殺す事ができる刀を求める二人の戦いは、「大切な者」を殺す予定に向かって進んでゆく。 新たな目標に再び生き甲斐を見つける元会津藩士。美味しい食べ物を知る不死の女性。活き活きと前進し、刀を振るって躍動する二人。 しかし切られれば深く傷つくし、強力な敵の前に危険は尽きない。不死者の尊厳を奪う構造は江戸幕府滅亡後も残り続ける。そしてなんと言っても「不死者を屠る刀」という、強力なジョーカーの存在。残酷さに震えながら、読む手を止められない。 そこにある切なさからは「強力なサイボーグだが代償に短命を宿命づけられる」という『GUNSLINGER GIRL』と同様の、悲しい袋小路を想起してしまうが……。<<8687888990>>
基本的に奇面組みたいな二頭身で話が進んでいくスタイルが安心感ある。「ひきょーもお経もあるかーい!!」みたいな懐かしい言い回し(最近だと映像研ぐらいでしかみない)や、登場人物がコマを剥がしたり、話の冒頭でいままでのストーリー無視していきなり主人公による深夜ラジオが始まり本筋に戻り、また話の途中でいきなり作者からのメッセージが入り……。言葉回しから次元を無視したメタギャグからやりたい放題。これでまだ1巻というのがすさまじい。 他の方の感想に「ギャグの密度が濃い」とありましたが本当にそうとしか言えない。(あと全然プロレス知らないけどプロレスネタがすごい多いんだろうなということだけはなんとなくわかった。) キャラで言うとキンちゃんが好きですね!あの金太郎ヘアスタイルでハンサムさを失わない真の二枚目であり、それでいてボケもノリノリでやる良い人。 アンリミで1巻読んだのですが普通に続きが気になります。 ▼どーかわかってくれマスチン