アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<8485868788>>エターナルズと同時期に描かれた石ノ森章太郎のSF英雄譚ギルガメッシュ 【石ノ森章太郎デジタル大全】 石ノ森章太郎名無しMCUのエターナルズを見てギルガメッシュにドハマリしてしまいました。自分の中でギルガメッシュのイメージと言えばFateシリーズのあのひとだったのですが、それが一気に塗り替えられんばかりのギルガメッシュでした。 ギルガメッシュってやっぱいいな〜と思って色々調べていたら50年ほど前に石ノ森章太郎が描いたギルガメッシュがあることを知った次第です。 というかエターナルズの原作とほぼ同時期に描かれていたというのも、偶然なんでしょうけどびっくりしました。 ストーリーは5000年前に死んだギルガメッシュのミイラが見つかり、そのクローンを作った(しかも10人)ことでとんでもなくややこしいことになっていくという、古代を統べたギルガメッシュが現代に蘇る転生ネタです。 ギルガメッシュのアツいポイントと言えば半神半人設定(厳密には2/3が神)。本作のギルガメッシュも人の心を顧みないかなりダークな超越存在として登場しますが、主人公の竜也・紀世子姉弟とコミュニケーションするなかで人間らしい姿を見せたり。 そうした定命の存在との関わりや、最初は古代史モノかと思いきや宇宙人モノになっていくところなど、結構エターナルズともリンクするポイントがあったりします。古代人=宇宙人説が存在感を持っていた時代なんですかね。 石ノ森ギルガメッシュがどんなキャラクターになっていくのか楽しみに読み進めたいです。何がしたいのか分からないSOCIAL SURVIVAL RABBITS ソーシャル・サバイバル・ラビッツ リコP シンジョウタクヤ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ろくろ首なのか?妖怪伝奇Roku69Bi ロクロックビ 梅澤春人マンガトリツカレ男「異世界行っても少年マンガの主人公は1ミリもブレない!!!」をよんでそういやジャンプで連載を持たなくなってから梅澤春人のマンガをあんまり読んでいないことに気づいたので一番最初に目についた「妖怪伝奇Roku69Bi ロクロックビ」を読んだ。 内容は人間界と天上界を敵に回し暴れ回った主人公が牢屋に入れられるが仮釈放で人間界での問題を解決していく 主人公側の妖怪はなんとなく妖怪の感じはするが、悪事を働く妖怪は「SWORD BREAKER」の魔城ガッデムにいてもおかしくないデザインだった そういや「ろくろ首」は首は長いが頭と胴体が繋がっていると認識だったがこれは首より上が飛んで戦っていた。頭と胴体が離れていても「ろくろ首」なのかというのが一番気になった 小林多喜二もびっくり #1巻応援新約カニコウセン 原田重光 真じろう兎来栄寿まさか、あの『蟹工船』がこんなSFバトルマンガにされるとは小林多喜二氏も想像もしなかったことでしょう。 この『新約カニコウセン』は、日々命懸けで「蟹」との死闘を繰り広げる立場の弱い奴隷のような労働者と、彼らを支配する者を描いた作品となっています。 恐ろしい進化を遂げた「蟹」とのバトルシーンは非常に激しく、緊迫感があります。傷つけ過ぎると商品としての価値が損なわれるのでただ殺せばいいというわけではないのは、モンハンでの捕獲の難しさを髣髴とさせます。 アクションも良いのですが、この作品の一番の見どころは何と言っても原作『蟹工船』に通底するテーマ性です。原作が書かれてから100年近くが経ちましたが、労働者の苦しみは今の世でも不変。もう少し未来になれば、AIなどによる労働が普及して人間が働かなくていいようになり事情も変わっているかもしれませんが、過酷な労働を課せられて命まで絶ってしまう人は令和になっても存在します。 しかし、もし仮に人間が全く働かなくて良くなったとしても、別の面で人間は互いを相対比較してマウントを取り争いを起こし優越感に浸る体験を求めて止まないし、それによって傷つき悲しみを抱える人間は尽きないであろうなという絶望感を感じさせるエピソードが描かれます。 SFバトルアクションになりはしましたが、一見した印象とは違い深奥のテーマとしてはしっかり『蟹工船』を踏襲しており、リスペクトも感じる内容です。 時代を越えて人間の普遍性へ響く名作の力を感じずにはいられませんでした。 ベタだけどたまに読みたくなるジャンル年上エリート女騎士が僕の前でだけ可愛い たかた 吉野宗助 あるぷ六文銭女性ながら騎士団の隊長をつとめるエリート女騎士を、そこに入団したばかりの主人公がからかう話。 年上女性 ✕ 主人公 の構図が、「めぞん一刻」以降、私の遺伝子レベルで刷り込まれているので、この手のジャンルが定期的に読みたくなるんですよね。 中でも本作は久しぶりに良かったです。 まず、女騎士というところで強く気高い雰囲気をまとっていること。 結果としてシモのほうに奥手であること。 何より、主人公と自分が釣り合っていないと控えなところ。 全部コテコテなんですけど、全部あわさると凄くいいです。 普段は威厳たっぷりですけど、 ヤりたいです(剣の稽古を) のセリフだけで、勘違いして赤面する。 小学生バリの貞操観念。 また、主人公に他の女性がくっつきそう(親しい様子)になるともやもやしたりするのですが、自分よりも彼女ふさわしいだろうと簡単にひいてしまうあたりが、大人の女性ですね。 決して、余裕があるわけではないのですが。 なんにせよ、主人公が一直線に思いを向けているので、からかいながらもどう進展していくのか楽しみです。 主人公がチート級に強いので、それで見直すとかだと格好いいすね。妙な面白さのネメシスコールについて話そうぜ!!ネメシスコール にんじゃむ 森田和彦名無し最近ヤンマガで始まったオカルトホラーサスペンス漫画だけどマジなのかギャグなのかが判断できない。 宇宙人の造形をチュパカブラを意識しているのかな みんなは面白いと思う? 自分の読解力のなさに呆れるJ.boyセカンドシーズン 能條純一starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男「J.boy」を読んだので「J.boyセカンドシーズン」も読んだ。 薔薇の一族を探してビリヤードの勝負をする主人公で途中で薔薇の一族がそこそこ人数がいる感じで勝負していくのかと思ったが最終的に戦ったのは二人だけだった。面白いかどうかと言われたら「翔丸」/「月下の棋士」が好きなら勧めるが「ばりごく麺」が好きならすすめないという感じだ。誰か俺以外にこの「J.boy」と「J.boyセカンドシーズン」をクチコミを書いてくれないかな このわかったようなわかっていないような感覚J.boy 能條純一starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男たまたま見つけたので買った。確か月下の棋士が終わった後あたりにビッグコミックスピリッツで連載してたと思う。今読み返すと主人公のJ.boyの言動が初期の氷室将介っぽい あらすじはちょっと説明できる感じではないが、裏社会のボスがとある理由から自分のクローンを作ってビリヤードで対決をする。 わかったようなわかっていないような読後感のマンガはいつ読んでもいいもんだと思う。 自分でもあまりにひどいあらすじだと思うのでWikipediaではどう書かれているのかを気になってみたがここまで情報がないのは初めてみたかもしれん https://ja.wikipedia.org/wiki/J.boy 祝!連載再開!!鉄拳チンミLegends 前川たけし名無し初代『鉄拳チンミ』から数えて、再来年で40周年を迎えようとしているレジェンド漫画が連載再開! いまだに連載が続いていることに感動しています。 読んでる人いたら語りましょう。 全巻までのあらすじ 暗殺集団の最終目標は「国軍を里もろとも大爆発に巻き込み、暗殺者たちが国中に散らばる」ことだった! 計画を阻止すべく、チンミと仲間たちは隠れ里内部で打開策を探すことに。 爆破の点火場所をつきとめたセキト、ジンタン、ビケイは国軍の精鋭四人と合流し、罠を無効化するため急ぐ。導火線へと向かうセキトだが、点火する後一歩の所で生き残りの暗殺者に阻まれ、転落の危機に! 一方、土と岩の部隊に追われるシーファン、タンタンの前に、樹の部隊長・スイセイを退け、グガンと共に御館様を追うチンミの姿が。各地の暗殺者が続々と集結する中、『水軍反乱事件』以来となるチンミ、シーファン、タンタン“三人の共闘”が再び――!! 【最新話の感想】人類VS吸血鬼! 坂本眞一が描く“ドラキュラ”新解釈#DRCL midnight children 坂本眞一 ブラム・ストーカー名無し※ネタバレを含むクチコミです。 学校全体で異世界へ轟世剣ダイ・ソード 長谷川裕一名無し現在異世界ものが飽和状態の中でも斬新な出発点から始まります。それを破綻させずにキチンと完結させたのが素晴らしいです。 マップスの作者というだけあって、こちらもなかなかスケール感じさせる熱いドラマが展開され高い完成度を誇ります。マップスと並んでおすすめしたい作品です。おもしろーーい!!!ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。 阿倍野ちゃこ 天王寺きつね えぞぎんぎつね DeeCHA名無しレベルが最強になりすぎて0に戻ったけど実は最強のままだよパターンが大好きな某です!! 最強だけど身分を隠して悪を成敗する水戸黄門ストーリーパターンというのが漫画には存在するわけですがそれ系の漫画は本当読んでて安心できる! ラック(主人公)がいいんですよ かっこいいし可愛いし明るい こんなに読みやすい異世界漫画あんまりないので異世界なろう物あまり読まない人にも最初にお勧めしたい漫画ですね!喧嘩が取り柄の少年が街の英雄になる話WIND BREAKER にいさとるさいろくこれが今の時代!新しい空気を纏ったヤンキー漫画。 絵柄は女性っぽさが感じられ、構図は一昔前だったらエースで連載してそうな感じだけどとても上手くてめちゃくちゃ読みやすい。 俺たちの街は俺たちが守る!って感じの新たな熱い青春物語ですが(いまのところは)キャラも立ってるし、1年生頑張れよって感じのちゃんとした学園モノっぽさもあって、構成も練られてるんだろうなーって思えて好印象です。よき。 自分を奮い立たせてくれる♬ダンス・ダンス・ダンスール ジョージ朝倉starstarstarstarstar干し芋なんかねぇ~、なんかねぇ~、読んでるとパワー貰えるのです。 好きなものに対する、やりたいことに対する、潤平の真っ直ぐな気持ちが、元気にさせてくれるし、勇気を与えてくれる!! 本当に、大好きな漫画♬ アニメ化も決まってそちらも楽しみ💓 まだ、9巻の途中までしか読めてません・・・。「ダンゲロス」シリーズ第3弾。バカと下品のオンパレード!ダンゲロス1969 横田卓馬 架神恭介toyoneko「ダンゲロス」シリーズには「戦闘破壊学園ダンゲロス」「飛行迷宮学園ダンゲロス」「ダンゲロス1969」があり,もともとは架神恭介先生による小説です(その小説のもとになったTRPGっぽいものもあるらしいのですがよくわからないので説明省略)。 基本的には超人たちの能力バトルなのですが(なお能力者は「魔人」と呼ばれます。),能力は本当に異常なものばかり。 たとえば漫画版「戦闘破壊学園」1話に登場する女の子の能力名は「災玉」。男にのみ感染するウィルスを作り出す能力で,感染した男はありとあらゆる性病を発症したうえに精液を吐き散らしながら金玉が爆散して絶命するという,狂気に満ちた能力です。 そんな「戦闘破壊学園ダンゲロス」を漫画化したのは,今となってはジャンプ作家の横田卓馬先生。 シンプルながらも魅力的な絵柄と,原作をうまく整理したストーリー,そして何より,迫力ある演出が加えられたことで,最高の作品になりました。 さて,ここで紹介するのが,シリーズ第3弾「ダンゲロス1969」。 舞台は,1968年~1969年。過激化する学生運動の中で,「魔人」学生と,「魔人」警察/公安が入り乱れ,抗争を繰り広げるというストーリーです。 それまでのシリーズと比べてもさらにバカかつ下品になった「魔人」能力のため,これはもう絶対漫画化不可能だろうと思われた作品です。 特に警察側がヤバくて,常に下半身丸出しで精液で敵の動きを封ずる奴とか,常にうんこを食べている奴とか,オナホール刑事とか,触手生物(名前は「姦崎姦〔かんざきれいぷ〕)とか,異常な奴しかいませんでした。 そもそも「戦闘破壊学園」と「飛行迷宮学園」の原作小説は講談社から出版されてるのに,この作品だけ,作者の自費出版です(キンドル版のみ)。 ところが!この作品も商業作品として漫画化されました。 漫画化したのは,「戦闘破壊学園」と同じく横田先生。 横田先生は,「戦闘破壊学園」同様,原作の魅力を充分に引き出しつつ,一方で,その絵柄によって,癖のありすぎる「魔人」能力を,ちょっとマイルドな印象に仕上げることで,ぎりぎり商業出版に耐えられるようにしてくれました(画像参照)。 なお,小説版の表紙は武富健治先生が書いてます。武富先生が漫画版を描いた場合は,商業出版の範疇を超えた可能性がありそうです。 ヤバすぎる能力を持った魔人たちが次々あらわれ,学生と警察/公安の戦いは過激化していき,物語はどんどん盛り上がっていったのですが,しかしやはり,読者を選ぶ作品ではありました。 何しろ1巻ラストのヒキが,精液で敵の動きを封ずる「魔人」公安vs女子小学生のおしっこを操る能力を持った「魔人」学生の戦いが始まる!というものでしたから。 安田講堂決戦開始の直前で,漫画版の連載は終了してしまいました(打ち切り)。 コミックは全5巻。原作のうち三分の二強までが消化されました。 ある意味で一番盛り上がる聖百合超特急(リリアンエクスプレス)は描かれたものの,まさにこれから最終決戦!というところでの連載終了でした。 「革命の構造」の秘密は明らかにされておらず,「転校生」も戦いの舞台にはあらわれていません。 無念…実に無念です。 とはいえ,横田先生のツイッターをみると,いつか続きを描きたいとのことです。 https://twitter.com/kyooteta/status/1202790198771208192 いつか,どこかで,この作品の続きを読める日を待ち続けたいです。時代はガールクラッシュ IN YOUR AREA!ガールクラッシュ タヤマ碧hysyskローティーン向けのマンガにもガールクラッシュの波が…。今や若者は原宿でなく新大久保に行ったりするそうですが、「アイドルで世界を目指すなら韓国留学」というめちゃくちゃ「今」な作品。名前や見た目は変えつつも、絶妙に現実世界をモデルにしてるあたりKポップ好きにも楽しめます。自分も生まれ変われるならBLACKPINKとかITZYみたいになりたい(1日14時間練習はしたくない)。 ダイの大冒険、なんとアバンのスピンオフ!!ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 三条陸 芝田優作さいろくアバン先生、また会えるとは…! 往年の名作であるドラゴンクエスト ダイの大冒険から、主人公ダイの師匠である元・勇者アバンの過去がスピンオフ作品になっていました。知らなかった…! 作画は「ZIPMAN!!」の芝田優作先生で、画力や雰囲気にもマッチしていて素晴らしい。ストーリーは当然あの名作から指折りの人気キャラクターであるアバン先生を主役に構えているわけで、期待を裏切る事はない、と信じています! これは目が離せないやつです、嬉しい! マトリフも出てくるし、たまらんすよねえ1冊で読み切れるTHE復讐マンガ髑髏は闇夜に動き出す TETSUOnyaeこのシリーズいま第4シーズンまでやってるみたいですけど続刊というかたちではなくそれぞれ単行本が独立してるんですね。とりあえずサードシーズンまで読みました。1冊まるごと、ただただ復讐するという話なのでとにかく復讐マンガが好きという人におすすめしたい。しかもめちゃくちゃ読みやすいです。 この第1シーズンに関していうと、ヨボヨボでしかもガンで余命数ヶ月のジイさんが主人公なので、このひと1人では到底成し遂げるのは無理がある内容なんですけど、大事な人を理不尽に亡くした人間は復讐のためにこうも変わるかという凄みを感じてちゃんと物語として面白いです。にしても満身創痍にもほどがあるがww このシリーズの良いところは、1冊できちっと完結する潔さ。この内容で数巻続くのはちょっときつい。ただいわゆる勧善懲悪スカッとマンガ!とも違うかな〜と思うので、そういうのを期待して読むとモヤッとするところもあるかも。悪人面のボッチ女官が幼き陛下を守るため奮闘!暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~ 緒里たばさ名無し暗殺後宮・・・良いタイトルですね。あっちは生徒たちが殺せない先生を殺す話ですが、こっちは父が激ヤバ極悪文官のために人が寄り付かない悪人面の女官が陰ながら陛下を守るため奮闘する話。 陛下かわいい・・・。パパ出番ちょっとしかないのにキャラがスゲー濃くて面白かったので今後もっと出てきてほしい 真面目に面白い♬ケンシロウによろしく ジャスミン・ギュstarstarstarstarstar干し芋ハマること間違いなし!! 子ども頃、母にヤクザの恋人ができて、捨てられその恋人に復讐をするために『北斗の拳』を読み込みトレーニングを重ね10年後にヤクザを殺しに行ったところ全く歯が立たず、もっと詳しくツボを勉強した結果、指圧の国家試験に合格し、治療院を開業することになった。 という、導入部分から面白すぎます。 私が、一番面白いと思ったのは、お金持ちの老夫婦が死ぬ前にもう一度交わりたいので治療して欲しいと懇願し、色々なツボを刺激して結果願いがかなったという話。 人が幸せになるのは、良いことだ!! 助手のリカちゃんの正しいツッコみもいい!! 絵が上手い、顔が良いここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。 阿倍野ちゃこ 天王寺きつね えぞぎんぎつね DeeCHAmampukuなろう界隈への解像度が低いため、ストーリーに関してはよくあるナローだなという意外読み取れなかったのですが(本当はもっとコンテクストがあるのかもしれないですが) この本を手に取った理由、そしてレビュー書くくらい気になってそして「良い」と思ったのはこの作画担当の漫画家さんが大好きだからです。マジのガチで絵がいい。女の子は可愛いし、野郎もかっこいいし、魔物も街もエフェクトも書き込みの密度が凄い。デッサンもしっかりしてるので日常からアクションまでハイクオリティ。漫画としての見せ方も巧いです。 この阿倍野ちゃこ先生のことは以前から追っているのですが、年々レベルアップしているように見えます。向上心が強いのでしょうか。推しがいがある作家さんですとにかく読んでみた01<ZERO ONE> 奥浩哉かしこGIGANTの完結巻が出たら一気読みしよ〜と思ってるので、これまでの奥浩哉先生の漫画をおさらい中です。「ゼロワン」ってあんまり評判を聞いたことないけど、電書にもなってるし、読めるやつは読もう!と思って読んでみました。 格闘技が得意な女の子アロアちゃんが登場して、主人公がネロっていう変わった名前をしている意味はそういうことだったのね…と判明し、だんだん面白くなってきたぞ〜!いよいよこれからだ〜!ってとこでブッツリ終わるので何事かと思って調べたら、Wikipediaに「製作のためコンピューターの投入、スタッフの育成で資金が枯渇、その上人気も得られなかったため自発的に連載を途中で中断した」って書いてあった。そうか…自発的なのか…!! 「HEN」も最初の方は一体どんな漫画なのか分からないような始まりだったし、徐々に面白くなっていきそうだったけどなぁ…。 面倒超えて鬱陶しいが、それが面白いこのヒーラー、めんどくさい 丹念に発酵六文銭『悪魔のメムメムちゃん』が好きな私なのですが、 完結したことでロスってた人に朗報です。 メムメムが好きだった人はハマると思います。 ただ、こちらはメムメムちゃんほど可愛くはない。 (すいません。自分がメムメム好きなだけかもしれませんが・・・。) 内容としては、めんどうなヒーラーと戦士の物語。 ゲームのRPGっぽいファンタジー風味で、その中でよくあるやりとりを中心に、ヒーラーが面倒なカラミをしてきて、戦士がツッコむというのが基本の流れ。 ほとんど1ページごとに戦士のツッコミがおきるので、ヒーラー、ボケの応酬。 ボケないと死んじゃうのか?ってくらいボケるので、面倒と言うか正直現実にいたらウザイレベル。 ただ、小気味よい会話劇が、ギャグ漫画としては好きな部類です。 ずっとこのまま漫才するかの如く旅をつづけてて欲しいです。人生に絶望した死刑囚は"電気棺"として生まれ変わる #1巻応援ヴィクトリアの電気棺 田島生野sogor25この作品は、1920年代のニューヨークを舞台に、13歳の天才医学博士ヴィクトリアの実験台になり、電気で動く死体・電気棺となった死刑囚のデイビッドの姿を描く物語です スラム育ちであったデイビッドは自らが生き延びるために罪を犯し、その結果として死刑囚となっていました。そんな彼がヴィクトリアの手によって“電気棺”として蘇り、初めて人の役にたったことで、どうしようもない人生だと思っていた彼の生きる意味、存在する価値を知ることになります。 そんな彼がヴィクトリアと共に生きるなかで経験していく人間ドラマに加えて、果たして“電気棺”となったデイビッドの意識は本当に彼のものなのか、実験により作られたものではないのか、そんな哲学的な側面も今後掘り下げていきそうな雰囲気もあり、多層的な面白さが見られる作品です。 1巻まで読了<<8485868788>>
MCUのエターナルズを見てギルガメッシュにドハマリしてしまいました。自分の中でギルガメッシュのイメージと言えばFateシリーズのあのひとだったのですが、それが一気に塗り替えられんばかりのギルガメッシュでした。 ギルガメッシュってやっぱいいな〜と思って色々調べていたら50年ほど前に石ノ森章太郎が描いたギルガメッシュがあることを知った次第です。 というかエターナルズの原作とほぼ同時期に描かれていたというのも、偶然なんでしょうけどびっくりしました。 ストーリーは5000年前に死んだギルガメッシュのミイラが見つかり、そのクローンを作った(しかも10人)ことでとんでもなくややこしいことになっていくという、古代を統べたギルガメッシュが現代に蘇る転生ネタです。 ギルガメッシュのアツいポイントと言えば半神半人設定(厳密には2/3が神)。本作のギルガメッシュも人の心を顧みないかなりダークな超越存在として登場しますが、主人公の竜也・紀世子姉弟とコミュニケーションするなかで人間らしい姿を見せたり。 そうした定命の存在との関わりや、最初は古代史モノかと思いきや宇宙人モノになっていくところなど、結構エターナルズともリンクするポイントがあったりします。古代人=宇宙人説が存在感を持っていた時代なんですかね。 石ノ森ギルガメッシュがどんなキャラクターになっていくのか楽しみに読み進めたいです。