アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<116117118119120>>卓上の舞姫の自伝的漫画aki 大崎充 二階堂亜樹名無し読んでいてかなり重い内容だったが面白くて一気に読んでしまった。確かにサクセスストーリーなのかもしれないが、そこに至るまでの壮絶な人生は、目を覆うものばかり。でもこんな人生もアリといえばアリなのかもしれない。実話を元にしているそうで、調べてみたら主人公がほぼ同世代で勝手に親近感が湧き、応援したくなった。 自分だったらこんな人生を歩んでいるうちに、そのまま自暴自棄になってしまっただろうと思う。 瑠美お姉さんの先輩のマコトさんがカッコ良い。麻雀のルールを知らない私でも十分楽しめました。 麻雀を題材とした漫画は多いですが、これほどまでにヒロインが可愛い作品があったとは知らなかった。時代劇にも通じる梶原ワールド斬殺者 梶原一騎 小島剛夕名無し非常に珍しい、原作:梶原一騎、画:小島剛夕というコンビの宮本武蔵を題材とした作品です。 小次郎を倒した武蔵を討つ事を命題とした主人公が、どんな方法であれそれを成し遂げようとする主軸の話とは別に、武蔵を取り巻く様々な人物も描いて物語の厚みを増しています。小説家志望であった梶原氏の原点が垣間見られる作品なのかも知れません。 圧倒的な力強い絵力を持つ小島剛夕氏の画だからこそ表現出来た梶原ワールドを堪能できます。フランスから凄いレジスタンス漫画がやって来たLost Children 隅山巴文チャンピオンスキー物語は、厳格な身分制度で圧政を敷く<シャルダオ連邦王国>に対し、反旗を翻すレジスタンス達の戦いから始まる。 革命軍 vs 政府軍という現代にも通じるテーマなのだが、レジスタンスの組織を中心に、戦いのカッコ良さが光る作品。 セリフ、アクション、見開き、どこを取ってもカッコイイ。 まだ組織の一戦闘員に過ぎない主人公に、この先どんな運命が待ち受けているのか…気になって仕方ない。 この作品は2018年にフランスで単行本用に描き下ろされたものらしく、日本語版に改編して別冊少年チャンピオンに掲載されているとのこと。作者の隅山巴文さんは日本の方の名前と思われるし、事情はわからないが先にフランスで出版をされた、ということなのだろうか。 そういえば、抵抗を意味する「レジスタンス」はフランス発祥だったか。 これはぜひ日本語版の単行本を期待したいところだ。 魔女と騎士のダークファンタジー!魔女の守人 坂野旭名無し※ネタバレを含むクチコミです。 梶原一騎原作漫画のファンならば必読の作品ですおとこ道 梶原一騎 矢口高雄 高森敦子名無し主人公の父である相馬銀次郎が、入営した軍隊で激しい拷問を受け続ける所から始まる物語は、終戦後の混乱期に繋がり、そこでも銀次郎の持つ正義感が爆発します。梶原一騎原作ならではの「男」が其処に居るのだ。この男が殺され残された一人息子富士男の親譲りな生き様を描く傑作を読まない手はない。梶原ファンならば是非読んで頂きたい作品です。異種格闘技漫画の金字塔!最強は誰だ!バキ 板垣恵介名無しあまりにも有名すぎる格闘漫画であり、この作品に影響を受けて格闘家となった人々は数知れずと言われています。 今作は「グラップラー刃牙」の続編にあたりますが、アクションのリアリティーや迫力は多くの格闘漫画に影響を与え、その後も続編や派生作品を生み出し続けているレジェンドと呼べる、間違いなく格闘漫画の頂点ともいうべき作品です。 前作に比べセクシーな要素がありますので、硬派一徹を愛する読者にはやや受けが悪いですが、バトルの面白さは文句なしです。300万部突破ってすごい売れてるよな…ギフト± ナガテユカ名無し臓器売買の闇を描いたマンガが300万部突破って改めてすごいことだなと。ウシジマくんの部数に比べたら落ちるけど、ドラマ化や映画化なしでこの数字は凄いのでは。ネット広告で人気の善悪の屑も同じくらいの部数だったと思うが、ギフト±はまったくと言っていいほど話題になってない。人知れず売れてるならまだ伸びるポテンシャルがあるんじゃないだろうか。臓器売買、性描写などクリアしないといけないタブーが多すぎて厳しいだろうけど。18巻時点で、まだストーリーの終わりが見えてない。話が面白くなってきたところなので、連載中にもっとハネる可能性はあると思う。 ゾンビに襲われるよりブラック企業のほうがつらい(断言)!ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎名無しタイトルの奇抜さと絵のタッチにひかれて読み始めました。 ブラック企業に入社してどんどんと精神的に追い詰められていく男性の日常は今の日本を象徴しているようでとても共感できました。 そして、ある日なぜかゾンビだらけの街になって、もう会社いかなくていいじゃん!と喜ぶところがとても笑えます。ゾンビに襲われる生活のほうがよいかといわれればそれはそれで嫌ですが、読んでると不思議と解放感がありました。 会社の人もゾンビになっていたのですが、きちんと退職願を伝えるところはシュールというか真面目な日本人という感じがしますね。 その後も、ブラック企業をはじめとした日本のブラック体質な世界から解放された青年が人生を謳歌するシーンは、今の日本に足りない清涼感というか夢があり、いつゾンビになるかもわからない危険な世界なのにとても太陽がまぶしいような不思議な感覚で楽しめる作品です。カイジよりもアクション派な頭脳ゲーム嘘喰い 迫稔雄名無し賭け事に限っている訳ではないですが、頭を使った騙し騙されの頭脳ゲーム漫画です。描写力があり、説得力もある作者なので読んでいて滅茶苦茶楽しいです。デスゲームの中でも戦略性においては一段上のクオリティを持っている漫画だと思います。ストーリーが気になって、読み始めたら止まらないタイプ。犯罪者集団とダメ警官が組んで秩序を守る!?ジョーカーセブン まさゆみ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 超エゴイストな元世界7位のプロ選手が主人公…!!BREAK BACK KASAたか偶然作者のツイートを見て読んでみた作品。 怪我で引退した元世界ランキング7位の女子プロテニスプレーヤー・上條は、試合で強敵を前にした恐怖と高揚が忘れられずギャンブルにのめり込む。1億の借金を背負うが、ある人物に無名の高校を全国優勝させたら借金をチャラにすると言われ指導者になるというあらすじ。 https://twitter.com/KASA_TENIS/status/985751371113623554?s=20 とにかく面白いのが、この主人公・上條の傍若無人ぶり! 初対面の高校生を躊躇なく相手を殴り「お前」と呼び捨て、理論的な説明を求められたら「天才だから無理」と理不尽に却下する。 …どこかの女子高生天才小説家ばりに傲岸不遜。 さらに初めての練習試合でボロ負けしたときは、無言でとっとと帰宅し、その翌日には 「テニスの天才美少女と世間を騒がし…小中高と全て日本一…全日本選手権も最年少優勝…そんな私の輝かしい経歴に昨日」 「お前らが泥を塗った」 …と言ってのける。そこに痺れる憧れる…! まだ1巻を読んだ時ところなので、正直「うわなんだこいつ」感は否めないが、彼女のふるまいは世界ランク7位という充分実力に裏打ちされたもののはず。 今一番続きの気になるスポーツ漫画です…!桂正和先生の描く女性の美しさは必見!ZETMAN 桂正和名無し桂正和先生と言えば「電影少女」や「I"s 」などのちょっとエッチな作品で少年たちに夢をみせてくれましたが、 「ZETMAN」は少年誌では描写できない性描写や暴力表現を取り入れており当時の反響は物凄いものでした。 それでありながらストーリー展開は「善」と「悪」を徹底しています。 さすがは漫画界の巨匠の力作といったところです。 あくまで個人的な考察ですが、「ZETMAN」は作者自身が「本当に書きたかった作品」だったのだと思っています。 そうじゃないとここまで力の入った作品は完成しなかったと断言できます。早く続きが読みたい#1巻応援フールズ 皿池篤志ナベテツ前作「レイチェル・ダイアル」と出会った時にも出会いに感謝したんですが、GJむちゃで新連載開始の報に触れて、とても楽しみにしていた作品です。 連載開始から単行本が発売されるまで、結構時間がかかっているなあと思ったりもしたのですが、1・2巻を同時に手にして、一気呵成に読み、納得しました。この作品は同時に発売すべきだし、単行本を届けてくれた作者・編集者に感謝しました。 「バカ」になってしまう…。その言葉が非情に重たい意味を持つ作品なんですが、SFとしての面白さもあり、また昨今の社会-異分子に対する排除-の風潮とも重なり、軽やかなタッチで多面的な作品を描く作者の実力が遺憾なく発揮されています。 未読の方に胸をはって勧められる傑作だと断言しますし、欲深い感想ですが、3巻が今から楽しみです。 中二心がくすぐられる薬師 渡瀬のぞみ名無し表紙を見て、ファンタジーで薬がテーマかなと思い読んだことのない組み合わせだったので読み始めました。 主人公は平和主義というか気弱でやさしい少年で、かわいい好きな子の犬を自動車から守った所からファンタジーな展開になります。 異世界にいくわけではなく、神さまに救ってもらいそのかわりにいろいろと憑依しているものを退治していくというストーリーでした。 絵は80年代風のタッチでなつかしく、学園モノの雰囲気も当時の感じが出ていて良かったです。薬師に変化するとめちゃくちゃな強さになって軽く憑魔をあしらって退治するのですが、仏教由来のような術をたくさんつかうので中二心がくすぐられて楽しく読める作品です。ヤンキー高校に迷い込んだ優等生の秘密とは…? #1巻応援優等生じゃいられない! 有馬レンジsogor25ヤンキーばかりが集まっている底辺高校に通う、真面目な優等生タイプの馬白鹿音(ましろかのん)と彼女の幼馴染の天魔。2人がこの学校に通うのにはそれぞれ別の理由があった。果たして2人は無事に高校生活を送ることができるのか!?というコメディ。 馬白と天魔はそれぞれ真剣に学校生活の平穏を守ろうとするんだけど、馬白は天性の察しの悪さで、天魔は考えるよりも体が動いてしまう性格が災いし、いろいろなことが綺麗に噛み合わなくてどんどん厄介な方向にすすんでいく。そして、ヤンキー高校なだけあって(?)トラブルとともに次々に濃いキャラの登場人物が現れてかき乱していく。馬白と天魔のボケツッコミのバランスもいいし、同級生・モヒカンの原田が要所でいい味を出してる。 不良ばっかりが登場するコメディなんだけど、笑いどころと共に不思議と爽快感があってノーストレスで読める作品。 1巻まで読了中世スペインが舞台! 罪人の少年少女の逃亡劇!!逃亡者エリオ 細川雅巳名無し『シュガーレス』『錻力のアーチスト』の 実力派作家、満を持して再登場! 超本格新連載!巻頭カラー巨弾65Pスタート!(秋田書店HPより) 【あらすじ】 弟殺しの罪で監獄に入れられた主人公・エリオは、15歳から3年間で1000人の罪人と戦い勝利し、釈放を勝ち取る。久々の街で無実の罪で市中引き回しの刑に処された少女と出会い、彼女を助け逃亡することに。 【第1話】 http://arc.akitashoten.co.jp/comics/erio/1 【掲載誌】週刊少年チャンピオン 【掲載期間】2019年No.34(2019年7月25日発売)より https://www.akitashoten.co.jp/w-champion/2019/34 作者が描く「人間」鋼の錬金術師 荒川弘takaaki※ネタバレを含むクチコミです。戦後を舞台とした空手格闘漫画暴拳 みね武 東史朗名無し暴挙は戦後の日本を舞台としたサバイバル格闘空手漫画です。主人公は徒手空拳で空手を武器として立ち回り戦後の日本を生き抜きます。武に生きる主人公の誠実さとその苦悩がドラマチックに描かれています。 時代背景はかなり古く、ボクシングが拳闘と呼ばれていた時代で、現代ではあまり見れないとても硬派な漫画であり、アクションシーンが物凄く派手で読んでいてスカッとします。 空手の蹴りでボクサーを倒す拳士が最高にカッコよかったです。 タイトルの「暴拳」は「冒険」とかけているのかなと思って読んだのですが、主人公の「拳士」が沖縄空手を奮い、暴れまわる物語だとは思いませんでした。サイコロ賭博で人生を賭けたゲームが始まった死神サイ殺ゲーム 大前貴史 門馬司 エイリゾ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 人でありグールでもある少年の物語東京喰種トーキョーグール リマスター版 石田スイ名無しトーキョーグールに出てくるグールには人間を餌としか見ていない者たちと、人間と共存しようとしているグループに分かれています。主人公のカネキは後者に分類されます。 カネキはとても気の弱い少年ですが、ヒロインであるトーカを追い抜く戦闘能力とメンタルの強さ、知性、敵対しているグールたちの信頼を得るカリスマ性...最強のグールへと成長してく姿が読者の心を鷲掴みにして離しません。 巻末で作品中にでてきたちょっとしたグールの話がギャグテイストで書かれていて少しほっとしました。そんなギャップも好きです。 漫画が好きな人はもちろんのこと、大人にも読んでほしい近代バトル漫画の名作です。 ハードボイルドの金字塔!合法都市 東條仁名無し突如石油が発掘された都市を舞台にしたハードボイルド作品です。 合法都市というタイトルから悪いことなどを合法化するのかと思い読み進めていきました。主人公は犯罪者と同じ顔に整形することで、この合法都市に潜入する警察官なのですが、街を支配する会長に近づくために出世コースを駆け上っていく様はサラリーマンによく似ていて非常に面白い作品です。 途中のアクションシーンは描写もさることながら話の展開も見事に裏切られました。(良い意味です) アクション好きな若い世代の方にはお薦め作品と思います。奇想天外なストーリーと言えばいいのか...ゴッドサイダー セカンド 巻来功士マンガトリツカレ男ゴッドサイダーの時と同じく俺の読解力が低いので主人公の設定/血筋/親類/縁者を結局理解したとは言えない状態で読み終えた。 むしろ理解せずに勢いだけで16巻まで読ませることができる巻来功士はとんでもなくすごいのではないだろうか... ちなみゴッドサイダーからのキャラクターも登場しているが、いまいち関係性も理解できなかった。ゴッドサイダーとデビルサイダーとは別に北欧神話に出てくるロキの邪神軍まで出てきたことで余計わからなくなった。 内容をすごいわかりやすくすると、平凡な主人公が自分の宿命と知りゴッドサイダーとデビルサイダーの間でゆれながら仲間とともに戦う。物語は「ヨハネの黙示録」がベースとなり北欧神話/チベット仏教/八百万神などの世界の宗教がミックスされた独自の世界観を構築している。 こんな内容だったっけ?ゴッドサイダー 巻来功士starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男小学生の時にジャンプで連載していて当時も読んでいたがジョジョとあんまり区別がついていなかったような気がする。クラッシュ・マリガンだけは覚えていたがひさしぶり読んでこんなに内容が難しかったっけと思った。 主人公の鬼哭霊気の血筋?守護神?十天闘神・毘廬遮那?バイローチャナ?五智如来?の設定がほとんど理解できないのと説明文の多さに迷いながら読み終わった。 大神魔王パズスのインパクトだけはすごかったがなんでこれを覚えていなかったんだろう... 騎乗愛ライドンキング 馬場康誌名無しライドンキングは、とある国の大統領が銅像の下敷きになって、そこから異世界に迷い込み、いろんなものへの騎乗愛を楽しむというストーリーです。しかし異世界転生する主人公のプルチノフがどう見ても日本の北のほうにあるめちゃくちゃでかい国の大統領をモデルとしており、あらゆる格闘技を活かしてピンチを乗り越えていくというギャグ漫画でした。異世界転生ものでこういった趣向のものは見たことがないので新鮮でした。<<116117118119120>>
読んでいてかなり重い内容だったが面白くて一気に読んでしまった。確かにサクセスストーリーなのかもしれないが、そこに至るまでの壮絶な人生は、目を覆うものばかり。でもこんな人生もアリといえばアリなのかもしれない。実話を元にしているそうで、調べてみたら主人公がほぼ同世代で勝手に親近感が湧き、応援したくなった。 自分だったらこんな人生を歩んでいるうちに、そのまま自暴自棄になってしまっただろうと思う。 瑠美お姉さんの先輩のマコトさんがカッコ良い。麻雀のルールを知らない私でも十分楽しめました。 麻雀を題材とした漫画は多いですが、これほどまでにヒロインが可愛い作品があったとは知らなかった。