食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<3738394041>>心温まる駄菓子屋マンガほな、また明日! 東元starstarstarstarstarひさぴよ1970年代に流行った駄菓子類や遊びがたくさん登場する全18話のショートストーリー。 自分と世代は違いますが、駄菓子に通ってた頃のオモチャや駄菓子が沢山出てきてとても懐かしい気持ちになります。 ミニコーナーのコラムも充実しており、駄菓子情報がぎっしり詰まった一冊です。 駄菓子屋のもう一つの主役といえば子ども達ですが、この漫画に出てくる子たちは、怖いくらい自然に描かれています。お小遣いをやりくりして、考えながら遊んでる様子など本当にリアルで自分の思い出の記憶そのままでした。 ちなみに、作中で駄菓子が大好きな「かよちゃん」という女の子が登場します。東元先生は「ほな、また明日!」とは別の駄菓子屋マンガ「かよちゃんの駄菓子屋」を描かれてますが(現在、週刊漫画TIMESで連載中) 主人公の名前と雰囲気が似てますので、この子がベースとなっているのでは?と思ってます。天上天下唯我喰麺!ラーメン大百科 やまだ浩一hysysk実在する(した)店のラーメンを紹介する食マンガ。 弟子の「ガッパ旨か〜」と主人公の「天上天下唯我喰麺!」という決め台詞がしつこい。しつこいと思いながらも出てこないと寂しい。天上天下唯我喰麺を求めてしまっている自分がいる。さらに蘊蓄を述べたあとに「まさにラーメンの◯◯!」という無理矢理な例えをしてくれてお腹いっぱい。 10年以上前の作品だが、閉店してしまった店や、さらに成功してチェーン展開してる店まで、今読んでも発見がある。世界観はかなり好き魔女見習いの喫茶店 アマセケイ沼子オーナーが留守の間、ハーブティーが売りの喫茶店を任された魔女“見習い”の魔女子と、サポート役の猫・ニケの日々の話。インテリアや細かい装飾が凝っていて作者の強いこだわりが感じられます。 魔女子は慣れない接客もたどたどしく魔法もまだまだ半人前だけど、不器用ながらも工夫を凝らして自分なりに成長しようという姿勢が見ていて応援したくなります。 魔女子は本名じゃなくて見習いだからそう呼ばれていると書いてあったんですが、最後まで本名はわからぬまま。途中新キャラが出てきたりと展開に変化はあったんですが、本当はもう少し続いても良かったのかな?という終わり方だったのがすこし残念かな。残念じゃないよかわいいよ宅飲み残念乙女ズ コナリミサト野愛男女問わず酒を飲み過ぎる人は残念だけど、この3人は飲み過ぎてはいるけど暴れないし仲良しだしかわいいから残念じゃないよ! いちばん貧乏なてつ子がつまみや自宅を提供してるのがちょっと不思議だけど、ゆみみとグリっちが食材提供してあげたりしてるんだろうなきっと。ガス代とかの分ちょっと多めに出したりしてるんだろうなきっと。友達っていいな。 わたしは酒を飲む(飲まなくても)生と死について話したくなるのでこういう女子会はとてもかわいいし楽しそうでいいなあと思いました。貧乏つまみレシピもなかなか参考になりますね。 香川男子×長野女子の同棲、割と幸せ進行トナリはなにを食う人ぞ ほろよい ふじつか雪あうしぃ@カワイイマンガ前作『トナリはなにを食う人ぞ』で、見事恋を成就した元ズボラ女子・稲葉さん。社会人になり、料理男子の瀬戸君と同棲を始める本作、なかなか甘々です。 前作と比べ、お酒をがっつり飲んだり、エッチな攻防が繰り広げられたりと、オトナな内容多め。レシピも酒のつまみが増えつつ、作り置き・弁当・副菜等豊か。 何がいいって、稲葉さん一人頑張るわけじゃないところ。瀬戸君も自分の細かい性格を自覚して直し、お互いに生活をすり合わせ、感謝しあったりして、共に楽しく生活する。そんな二人を、素直に見習いたくなります。 一番盛り上がるイベントは、お互いの実家への帰省。食を含め互いの基盤を知ったり、親に認めてもらおうと頑張ったり。特に瀬戸君の実家・香川回は、地域の食、実家の家業や家族構成など、瀬戸君の背景が見えて人物像に深みが。私も長男だから、分かるよ〜。 安定している二人だけれど、実は物凄い偶然のご縁だと知っているから、こちらがこの二人にどえらく感情移入してしまう。おはようからおやすみまで生活を覗きながら、二人の奇跡の続きをいつまでも眺めていたい、そんな作品です。庶民的だが哲学的、個人的だが家族的でもある酒日記実在ゲキウマ地酒日記 須賀原洋行名無しグルメ漫画といえば登場人物、特に主人公は 食の見識や味覚、調理技術に優れていたり拘りがあったり、 なんて凄い人なんだ、と読者をうならせるのが普通。 ところがこの漫画の主人公・須賀原洋行先生(実在)は 素人っぽさに溢れている。 日本酒・地酒歴は何十年にも及ぶものの、 かつては日本酒なんか旨いと思わず好きでもなかった。 ところが「夏子の酒」を読んで日本酒に興味を持ち、 仕事と一石二鳥をかねるために酒肴漫画の企画を 編集部に持ち込み、毎回、色んな酒と自作の肴を 味わう漫画の連載を始めるという、見事なまでな庶民ぶり。 酒や肴の知識もテレビやネットで吸収し、 それをなんのてらいもためらいもなく漫画にしている。 「タモリ倶楽部でやっていたから美味いはず」とか。 酒や肴の好みや拘りもあっさり変わったりする。 純米酒主義から本醸造酒肯定に変化したりするし、 酒の肴としてのオデンにもこだわりがあったはずなのに、 漫画の「おせん」を読んで改めたりするし。 だがそれだけに、無駄にカタチやミエにとらわれない、 独特な感想や意見や表現が続出する。 正直、絵は個性的ではあるが上手いとは言い難い。 ギャグやオチも結構ベタだと想う。 しかし、他の漫画家先生では絶対に出せない味を しっかりと醸し出している。 酒のセレクトも独特だし、自作の肴も 手軽なものもあるが、かなり凝ったものまで作ったりしている。 グルメ漫画で酒の肴を描くなら、簡単お手軽で読者も 作ってみたくなるものとか、逆にそこまで絶対に 手間をかけられないと諦観する豪華で贅沢品を描くか、 どっちかになりそうなものだが、須賀原先生の肴は ワリと微妙に 「美味そうだし作れそうだけれど メンドクサイから作る気にならない」 といった感じのものが多い。 読者が漫画に求めるニーズを外しているような気もする。 だが、そのへんが須賀原先生の哲学的な部分で それがよく出ている漫画、という感じがした(笑)。 実在ニョーボのヨシエさんや 息子(連載当初は未成年)も話に加わってきて 好き放題に個性的な発言を連発し各話は進行する。 酒と肴がテーマの漫画のわりには楽しい家族漫画でもある。 須賀原先生らしい個性的な 「酒のある家族日記」漫画だと想う。週に一度と言わず何度でも自分にごほうびあげましょうよごほうびごはん こもとも子野愛 咲子ちゃん一生懸命でめちゃくちゃ大好きです。頑張って働いて週に一度ごほうびで美味しいものを食べることを楽しみにしているOLさんです。食べるのも作るのも外食も全力で楽しんでるのがいいし、食べてるときの幸せな表情がとにかく可愛いです。お花の髪飾りも眼鏡も可愛い。同僚の小湊さんも可愛い。 咲子ちゃんの可愛さは造形だけじゃなくて、一生懸命なところがよいんですよね。週に一度のごほうびごはん制度をはじめたきっかけのエピソードは、田舎から上京してきた頃や新社会人として就職したばっかりの頃のことを思い出してほろりときちゃいました。思わず応援したくなっちゃう女の子、それが咲子ちゃんなんです。 妹の友達のさつきちゃんをもてなすエピソードも好き、主任と梅干し割飲むエピソードも好き、優しくて人間味あふれるお話がいっぱいなんですね。 今日や明日が憂鬱なひとも、頑張ったあとは自分へのごほうびあげましょうね。そしたら咲子ちゃんみたいに優しくなれるはずなので。 明日の分もって作り置きしたお料理全部食べちゃうのも可愛い。わかるわかる。 あま〜〜〜〜い!スイーツ本部長 一ノ瀬櫂 佐々木善章名無し社内でも仕事が出来る男として有名な一ノ瀬本部長には誰にも知られていないもう一つの顔があった…それはスイーツ大好きな超甘党だということ!しかも自分で作ります!パティシェとしての腕も一流です!ちょっと甘いもの食べ過ぎなんじゃないか…マジで尿から糖でる5秒前だぞ…と思いつつも、あまりにも美味しそうに食べるので読んでると甘いもの食べたくなってきます。一ノ瀬本部長がスイーツ好きなおかげで殺人事件や強盗事件が未遂で終わるけど、一ノ瀬本部長には人助けした自覚がなく「早く家に帰ってスイーツ作りたい…」と思ってるところが面白いです。自分好みなギャグ漫画でした。webマンガ総選挙ランクイン!ダンピアのおいしい冒険 トマトスープさいろくwebマンガ総選挙で絵柄が独特で目を引いたこの子を読んでみた。 絵本のような穏やかな空気を持っているけど、主人公が乗っている船がやってることはプライベディア(仏語で言うとコルセア)つまり私掠船で、船を襲うのがお仕事なのでした。 主人公のダンピアがかわいいのがすごくポイントで、とろーんとした眠そうな目なのに色気があり、髪型と服装も相まってベルばらを想起させられた。 船団のメンバーも魅力的で、主要なメンバーは名前も出てくるので憶えていこうと思う。 2巻を待つ! クチコミ書いたのに消えちゃってたので何書いたか思い出しながら再投稿…二重になってたりしたらごめんなさい。おいピータン‼︎の好きなエピソードを語りたいおいピータン!! 伊藤理佐かしこたま〜に思い出すのは付き合った女に必ず冷やし中華を作らせる男の話。結局は色々凝ったものを作ろうとする子より家にある材料でパッパッと作っちゃった子の冷やし中華が一番美味しかったって話なんだけど、これを思い出す度に「今うちの冷蔵庫にあるもので冷やし中華作れるか?作れないか?」を考えてる。そして大体、無理!作れない!まず麺がない!ってなる。 こんな浪人生活ならしてみたい小倉アンのおいしい生活。 渡邉ポポ野愛こんなほんわかハッピーな浪人生活なら一生浪人していたい!! 秩父のでっかいお家で暮らす浪人生・小倉アンちゃんとその家族のほのぼの美味しい生活を描いた漫画です。 勉強の合間にハムを焼いたりお布団干したりねるねるねるね作ったり、いやむしろ勉強してなくない?と心配になるほどゆるゆる平和に過ごす姿に思わず心癒されます。 アンちゃんがゆるゆるなので他のキャラクターはしっかりしててもよさそうだけど、お母さんもほんわか無邪気なお嬢様だし、妹のノラちゃんはしっかりしてるけどアンちゃんと一緒に遊んだりお昼寝したりしてるし、家族みんなゆるゆるほのぼので可愛いんです。 何気にスタイル抜群のアンちゃんのサービスショットが随所に盛り込まれているんですが、セクシーっていうよりアンちゃんは無防備だなあという気持ちになるのでこれはこれでよいと思います。 お家で朝食バイキングはめちゃくちゃ楽しそうなのでいつかやってみたい!もしかしたらよつばとなんじゃないか極主夫道 おおのこうすけ名無し今更ながらに読みました。 極道×ヘルパー 極道×忍者 極道×医者 極道ものは面白い けど主夫か〜!と思って避けていたのですが読んだらめちゃくちゃハマってて面白い! なんですかこの極道と主夫のハマり様は! テンポもセリフも洗練されてる気がします。 今一冊読めるらしいのでぜひ美味しいご飯で明日への活力を広告会社、男子寮のおかずくん オトクニ野愛お仕事漫画×飯漫画って相性いいんですよね。ひと仕事頑張ったあとのご飯に活力をもらったり癒されたり、って大体の人類が皆共感できることだと思います。 あったかいご飯とお味噌汁があって、ご飯がすすむおかずがあって、箸休めまであったらもう絶対幸せ。ひとりごはんの日もほしいけど、やっぱり友達や仲間と一緒だとさらに幸せ。 ささやかだけどいっちばんうらやましくて、わかる〜が散りばめられていて、気づいたら心がホクホクしちゃうのがこの作品です。 会社の男子寮で週末にご飯持ち寄って仲良く食事をする姿があたたかくて可愛くて優しくて素晴らしいんです。みんなそれぞれバリバリ働いている様子も描かれているので、リラックスしてご飯食べてる姿が余計に愛おしくなります。 疲れたから明日は豚肉食べようかな、お味噌汁も作ろうかななんて、読んだらきっと明日への活力が湧くはずです。 背が低くて料理上手っておかずくん最強かわいいです。かわいい。かわいい。 生口島JKの釣り×自転車ライフ #1巻応援しまなみくるくる 多平優香あうしぃ@カワイイマンガ尾道市に属する生口島(いくちじま)に引っ越してきた自転車好きのみかは、釣りをしているみうと出会う。不思議な因縁で巡り合う二人が、釣りを通じて意気投合し、自転車×釣りに興じる日々のお話は、始終明るく楽しげ。 この明るさ、舞台の生口島にも要因がありそう。瀬戸内海に浮かぶこの島は、レモンの産地でサイクリングも盛ん。島全体で現代アートを展示していたりと、楽しそうな所。 海は美しく、釣りには最高のロケーション。みうの家の古い日本家屋の珍しさや島のちょっとした食習慣など面白い。そしてそれらを素直に楽しむみかに、次第に打ち解けて行くちょっと内向的なみうの関係性も、既にいい感じ!はいめしにしましょう 小林銅蟲yrsk独特の世界観(という言葉で言い表せるのかもわからない)を一般向けに分かりやすくし料理漫画の皮を被せた作品。 1話のスマホがどんどんエスカレートして煮詰まっていく、そんなネタばかりでてきます。 漫画のクチコミで触れるのは邪道かもしれませんが、この作品は小林先生のブログ(パル)とあわせて読むとより楽しめます。漫画内エピソードがこうして生まれたのかわかるし、何よりキロ単位のめしは見ていて楽しいので。 めしにしましょう連載後のダイエット本「やせましょう」もサクッと読めるので是非。 よかったですね。囲炉裏グルメ漫画だと!アリスさんちの囲炉裏端 キナミブンタ名無し1話目から囲炉裏で厚切りベーコンのサンドイッチ作っちゃうのか〜真似できないだけに羨ましさがすごい。 ちょっと猫のお寺の知恩さんを彷彿とさせるシチュエーション。今後が楽しみです。 出オチではない、正統ギャグ漫画極主夫道 おおのこうすけ六文銭ドラマ化ということで読んでみました。 タイトルをみた当初「極道×主夫」のギャップを狙った出オチ感が否めないと思っていましたが、5巻まで読んでそれが己の未熟さゆえの先入観だと痛感する。 ・・・普通におもしろい。 普通ってなんだよ、と思いますが、 この奇をてらった設定だけでなく、ギャグ漫画として普通に面白いということです。 1話1話テンポ良くて、5巻一瞬で解けました。 奥さんが、サバサバしてて、全く家事できないのもベタだけど魅力的。 まだ二人の馴れ初めが出てこないのですが、超気になるくらい魅力的。 そのうちでることを期待しちゃってます。 極端な設定なので、なんとなくドラマ映えしそうです。(ドラマみてないけど。)愛情溢れるご飯漫画ヒーローめし 石田敦子ナベテツマンガやアニメに登場するご飯が、物語よりも深く印象に残ったりすることもありますが、この漫画はそんなヒーロー達の「飯」にスポットを当てた作品です。 作品の石田先生がアニメーターとして活躍していた経験があり、作中で取り上げている作品への愛情を感じましたし、主人公二人の名前もカープファンらしいなあと。 面白いアイディアの作品でしたし、もっともっと色々なご飯を作って欲しかったなあと惜しんでいます。シャンパンよりフード入れたくなるお店夜のおねえさんは食べることばかり考えている FURICO 藤川よつ葉野愛すずちゃん可愛いと見せかけてアンジュも可愛い。すずちゃんも可愛い。可愛い女の子が美味しそうにごはん食べてたらもっと可愛い。 タイトルの通り、夜のおねえさんが美味しいご飯を食べるお話です。 食べるメニューは高級寿司やカレー、大衆中華に夜パフェなど多岐に渡り、それに付随するストーリーが意外としっかりしていて思わずちゃんと読んでしまいます。 夜のおねえさんだからこその悩みや葛藤、哲学や喜びが描かれているので、お仕事漫画的側面もあります。そこがこの作品のよいところ! 可愛いだけの飯漫画じゃないんです(可愛いだけの飯漫画も大好きだけど)。 美味しすぎないサンドイッチの話はぜひ読んでほしい。グッときます。 とにかく美味しいご飯を食べて前向こうって思える作品でした! すずちゃんは土山しげる先生「喰王」のくわもんさんのお店で働いたらナンバーワンになれそう。おでんイベントではりきるすずちゃん見てみたい。 やっぱりこういう感じの漫画は好きだな幸せ一貫 倉田よしみstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男人情味あふれる店で職人と客との関係で完結するグルメ漫画はやっぱり好きだ。 だいたい1話完結でいい話で終わるので読みやすいし面白い。ただラストでまだまだ続きそうな感じだったので全1巻で終わるとは... 「幸せ二貫」みたいな感じで2巻が出て欲しいJS×祖母(幽霊)のヒヤヒヤ料理! #1巻応援おるすばんごはん 王嶋環あうしぃ@カワイイマンガ小六の楓花は母と二人暮らし。忙しい母に代わって料理したいのに、母は火を使ってはダメと言う。しかし彼女には味方がいた。それは……お祖母ちゃん(幽霊)!火を使わずに、お祖母ちゃんの知恵で何が作れるかな? ○○○○○ 直火禁止という、一見困難な縛りが入る料理漫画。さらに楓花は料理テクがある訳でもなく、割と危なっかしい事もする。 そんな楓花を支え導くお祖母ちゃんは、割とサバサバ系のお方。行き当たりばったり、何とかなる!という強者の主婦力で、手持ちのカードで何とかする方法を楓花に教えていきます。 そしてテキトー流で楓花と楽しくやりながら、美味しさだけじゃない、料理に込める気持ちをそれとなく楓花に伝えていき、楓花は大切な事に気づいていく。 作るメニューも本格的ではなく、なんちゃってメニューや手がかからない物、それでいて優しいメニューが多く、ガッツリした男料理を作りがちな私には新鮮でした。 それにしてもこの作品、料理によってレシピがアバウト。だってお祖母ちゃん、材料も味付けも今ある物でドンドン変えていくんだもん……でもそんな感じで、料理の「現場力」を楓花と私達に伝えてくれるお祖母ちゃんの心意気が、胸に染みる作品でした。江戸前の旬の孫弟子のマンガ北の寿司姫 九十九森 さとう輝starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男江戸前の旬関連作品とは知らず読み始めたが開始数ページで旬が江戸前の伝説的な寿司職人として登場してそこで江戸前の旬関連作と知った。 努力する寿司の天才であるさくらが寿司修行をして最終的に大会に出るという内容。江戸前の旬を読んでいなくても楽しめるし「江戸前の旬」を知ってるとより楽しめるマンガだな 主人公と著者の成長の記録。目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごうnyae改めて全12巻通して読んでみて、これはひとりの大人の成長の記録だと思いました。ひとは、何歳になっても学び、成長できる。勇気をもらえる、本当に良い漫画です。 更にいうなら、著者の成長の記録でもあると思いました。単行本を読んでいないと分からない事なんですが、各話の終わりにおおひなた先生の手書きのあとがきページがあります(無いときもある)。その手書き文字が巻を重ねるほどに上手くなっていくのです。 振り返ってみると、とくに7巻からの進化が顕著です。これについてどこかで言及してるのかは分かりませんが、自然に上手くなっていったのか、なにかレッスンでも受けたのか、知りたいところです。 最後の方では「これ本当に手書きなのか?」と疑いたくなるほどの美文字です。 そんなところに注目して読んでみるのもいいかもしれません。1巻の表紙が泣きなが…肉女のススメ 小鳩ねねこ大トロ1巻の表紙が泣きながら肉食べててすごいなと思いました。焼肉食べ放題の回が平和で好きです。<<3738394041>>
1970年代に流行った駄菓子類や遊びがたくさん登場する全18話のショートストーリー。 自分と世代は違いますが、駄菓子に通ってた頃のオモチャや駄菓子が沢山出てきてとても懐かしい気持ちになります。 ミニコーナーのコラムも充実しており、駄菓子情報がぎっしり詰まった一冊です。 駄菓子屋のもう一つの主役といえば子ども達ですが、この漫画に出てくる子たちは、怖いくらい自然に描かれています。お小遣いをやりくりして、考えながら遊んでる様子など本当にリアルで自分の思い出の記憶そのままでした。 ちなみに、作中で駄菓子が大好きな「かよちゃん」という女の子が登場します。東元先生は「ほな、また明日!」とは別の駄菓子屋マンガ「かよちゃんの駄菓子屋」を描かれてますが(現在、週刊漫画TIMESで連載中) 主人公の名前と雰囲気が似てますので、この子がベースとなっているのでは?と思ってます。