かみながしじま ~輪廻の巫女~
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あらすじ

生き残れ、少女たち――!! 女子高校生・天音みこは地元でも有名な美人巫女。ある日、不審な交通事故に遭い目を覚ますと、そこは異形の怪物が徘徊する世界に一変していた…!! 襲い来る怪物たちの恐怖!! しかし世界の謎を解き明かすため、みこは絶望の世界に歩み出す。生存する他の少女たちと協力し、絶海の孤島からの脱出を目指すパニックホラーアクション!! 日本海に浮かぶ小さな島で、巫女として暮らす女子高生・天音みこ。文化祭の前日、本土に向かう途中で不審な自動車事故に遭い、目を覚ますと車内にいた筈の父と弟の姿は消えていた。そこでみこが出くわしたのは、人の形をした怪物たち! 逃げ込んだ先で出会った美少女・楠美萌と共に、みこは避難先の学校へと向かうが……。怪物たちが襲い来る世界で、少女たちは無事生き延びることができるのか――!?

水越くんは沸騰したくないのに
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あらすじ

【2023/6/6(火)~2023/6/12(月)期間限定配信・先行試し読み版】クールな水の亜人「水越くん」は最近できた彼女「熱海さん」の可愛さにいつもドキドキ…。でもドキドキすると沸騰しちゃって彼女が火傷してしまう!? 彼女を守るためクールなふりを続ける水越くんは、平静を保ち続けることができるのか!? ※本コンテンツは【2023/6/13(火)】発売予定の「水越くんは沸騰したくないのに(1)」冒頭5話分を収録したものです。

かくかく せんにひゃくねんまえのはる
赫赫 一二〇〇年前の春
1巻を試し読み
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あらすじ

現在からおよそ一二〇〇年前、後に時代の英雄<征夷大将軍>坂上田村麻呂と手をとる貴族の青年山部王、不思議な力を持つ謎の少年アカ、彼らとの出会いが田村麻呂の運命を変える。躍動感あふれるタッチで描く、BL歴史ロマン開幕!

征夷大将軍と蝦夷のロミジュリ #1巻応援

『東京心中』や『ジドリの女王』で知られるトウテムポールさんが歴史マンガ、しかも戦国や幕末などタレント揃いの時代ではなく奈良時代の坂上田村麻呂を描いていくという挑戦的な内容には期待に胸が躍りました。 なお、BLレーベルで出されており公称も歴史BLではありますが、少なくとも1巻の時点では男性同士で抱擁し合う程度でむしろ歴史マンガとしての趣が断然強いので、男性でも抵抗なく読めるでしょう。 阿倍内親王=孝謙天皇が寵愛した僧侶・道鏡が完全なイケメンとして髪の毛フサフサで描かれていたり、少しだけファンタジー要素も出てきたりしますが、基本的には史実に忠実なドラマを描こうとしているのが伝わってきます。 権力闘争が激しい時代において後の桓武天皇である山部王と、幼少期の坂上田村麻呂である利仁の国を良くして民を助けたいという志を同じくするふたりの出逢いから歴史が動き出していきます。 利仁は他人のために自分のものを躊躇なく分け与える清廉な心を持っていますが、優婆塞の老人に「本当に人を助けたことがあるかい?」「それは自分の力ではなく与えられたものではなかったかい?」と問われるシーンがとても良いです。理想だけでも、力だけでも、世界を良くすることはできないという厳しい現実を受け入れながら彼はどのように成長して行くのか。 更に、その優婆塞との暮らしの中で農耕や麻を使った布作り、ヘクソカズラの実を用いた調薬など当時の庶民の暮らしぶりが丁寧に描かれていくところは学びもあります。 今後の描写次第では学級文庫に置くには難しいかもしれませんが、奈良時代の歴史を学ぶ際に読んでおけば解像度が一段高まること間違いなしの良質な歴史マンガです。 なお、坂上田村麻呂といえば征夷大将軍であり蝦夷の征伐を成し遂げたことで有名ですが、彼はそのときの好敵手に対して敵味方を越えた友情があったという話もあります。BLという題材においては非常にうってつけの関係性であり、良い種の蒔かれたその部分が今後どのようにエモーショナルに描かれて行くのかは本作の最大の焦点で非常に楽しみです。

兎来栄寿
兎来栄寿
殺っちゃえ!! 宇喜多さん
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あらすじ

戦国時代──大名たちの間でも非道さから 戦国三大梟雄と呼ばれ忌み嫌われてきた男「宇喜多直家」。その策謀と暗殺にまみれた最恐の男の素顔と生き様をコミカルに描く!!

こういう強さも、ある #1巻応援

松永久秀、斎藤道三と並び戦国三大梟雄と称される宇喜多直家を描いた戦国4コママンガです。 かわいらしい絵ながら、内容はしっかりとしていることに定評のある重野なおきさん。「梟雄」と呼ばれた男の激烈な生き様を、多分にギャグも交えながらもシリアスに描いていきます。普通に劇画で描かれるとエグい内容になりそうなところですが、重野さんの絵だからこそ重くなりすぎません。ただ、戦国時代の凄惨さもしっかりと感じさせてくれる絶妙なバランスです。 なお、作者自身の注釈がありますが「宇喜多直家については『備前軍記』という軍記物が元となっており真偽不明の部分も多いのであくまで物語として楽しんでください」とのこと。実際、他の戦国三大梟雄についても近年の研究によればそこまで残忍でもなかったということが明らかになってきているそうです。歴史の授業で習うことも少しずつ変わっていきますし、その辺りも逆に醍醐味ですね。 ダメ人間である興家と、豪傑な母親の間に生まれた直家の人生は、大きな没落から始まります。そこから這い上がっていく様は、まさに下剋上のお手本でありドラマチックです。 後に彼と激しく鎬を削ることになる浦上宗景は、「酒宴大好き!宗景さん」というサブタイトルのスピンオフを出してもいいくらいのウェイ感全開面白パリピ兄ちゃん。しかしそんな表の顔の下に、たまに鋭く強かな眼光が宿るいいキャラとなっています。 祖父の仇敵と絶妙な距離感を保ったり、妻の父親を殺す命を受けたりと乱世らしい選択を迫られることの連続の中で少しずつ成長していく直家は、立派で魅力的な主人公です。一風変わった節約術など、治世部分にも面白さが色々とあります。 普通の歴史ものが苦手な人でも、少し違った毛色で楽しめるかもしれません。

兎来栄寿
兎来栄寿