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地上では対立の続く2つの民族 地下では秘宝を探しに手を差し伸べあえるのか !?  主人公ニリは子供の頃、神童と呼ばれるほど物事を覚えるのが早い子供であった。考古学者であった父親の発掘を手伝いながら、神がモーゼに与えたという十の戒律が刻まれた石板が入った「契約の箱」のありかを示す碑文の読み方を覚えてしまったのだ。親子二人で幻の「契約の箱」を探し続けていたが、パレスチナでは民衆蜂起(インティファーダ)が起きてしまい一旦は発掘を断念。しかし、諦めきれない二人は、いずれ治安が落ち着いたら…と願ったのであった。その後 、父親は認知症を患い、親子で「契約の箱」の発掘をするという夢はさらに遠ざかってしまい…。  大人になったニリは考古学者になることもなく、今はシングルマザーとして子育てをしている。一方、認知症が進んだ父親は、フィリピン人の介護士のサポートを受けながら生活をする。そんなある日、ニリはひょんなことから、馴染みの骨董品コレクターのアブロフが、コレクションの全てを、父親の元部下ラフィの大学に引き渡すことを知った。その中には、親子で読んでいたあの碑文も!!! ニリはラフィより先に「契約の箱」を見つけ、父親の名誉を取り戻そうと奮闘する。  ニリと息子が「契約の箱」の発掘をする場所は、第三次中東戦争(1967年)以来、イスラエルが占領する被占領パレスチナのヨルダン川西岸地区。そこには、ニリの弟で考古学者のブロッシや父親の元部下ラフィ、ユダヤ系入植者グループ、パレスチナ人兄弟などが、ニリ同様に秘宝「契約の箱」の発掘を目指し、時に出し抜き合い、時に手を貸し合う。現実の世界では出会うことのないユダヤ人とパレスチナ人の融和の可能性を描いた渾身の一作!(イスラエルでのヘブライ語版はKeter Booksより2020年9月に出版)

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