ラグビーもF1も牛丼だって大好きな女の子と清楚で優しくてエリート高校に通うお嬢様、どちらがお好み――!?毎朝バスに乗り合わせる可愛らしい女の子に憧れている熱血ラガーマンの太一。彼女・恵子の鞄を届けたことから、太一と彼の親友・眞生は彼女と知り合うことになった――!!喜ぶ太一だったが、太一を想い続ける眞生は複雑な心境で……。太一の気持ちは眞生と恵子のどちらに傾くのか――!?ちょっぴりビターなさわやかラブ4連発!!
無精卵
私ね、思うのよ。もしかしたら女って、男なんかがいなくても卵を産めるのじゃないかって――。不倫の子を宿してしまった亨子。子供をおろすため産婦人科の病院に来た亨子は、昔の友人・芳恵に偶然再会し、彼女の家を訪れる。報われない恋に溺れる亨子は、幸せそのものの芳恵の生活を見て、嫉妬心が芽生えるのだが……。――表題作ほか、「蒼ざめた炎」「疑惑」など、短編4作も収録。
珠美の父親からの電話に洋が出て、同棲してることがバレた。それがきっかけで、珠美は洋と大ゲンカ。そのあとひとりになった珠美は、ふと、子供に戻れたらと思う。ところが、翌朝、本当に子供に戻ってしまい…!?収録作品:無邪気なジュリエット/カステラ/STREETマドンナ/校庭/MARKET午後6時
ベイビーブルー
【劇場版“潔く柔く”で高校生のカンナが読んでいた!?】須藤晴美は中学生。自分のまわりのあらゆることが気にくわない。担任はサイアクだし、冬休みは講習があるし、ねーちゃんの男は足がデカイ…。表題作「ベイビーブルー」の他に、不登校の江口と実の友情物語・「10年も20年も」も収録。
尾上龍三郎、10歳。料理、洗濯、なんでもできるしっかり者の小学生。高台にある大きな家に、元女優の美人なママと2人暮らし。お嬢様育ちでわがままなママは贅沢が大好き。でも家にはお金がなく、ママは家の骨董品を売っては贅沢を。そして龍三郎がガールフレンドのリエちゃんからのあずかりものの指輪まで、骨董屋に売ってしまう始末。龍三郎はあわてて取り戻そうとするが、時すでに遅し。腹を立てる龍三郎にママは一言「盗めばいいんじゃない」とドロボウ宣言!不器用なママにはまかせられないと、龍三郎も盗みにいくのだが…!?●収録作品ボクが泥棒になった理由/パパが泥棒になった理由/ボクが王様になった理由/ボクが幽霊になった理由
パオ・夢の玉手箱
天狐と人のハーフパオは、人として生きるか、狐として生きるかの『選びの旅』に。竜族の長沙王、昔なじみのアリューシャもからみ、パオの旅は混乱模様!?安孫子三和の中華風不思議的冒険奇談堂々開幕。アリューシャとの出会いを描いた『せきれい亭の贈り物』を同時収録。
ときには愚かに
大学時代から仲のよかった、珠々美と透子と厚樹。社会へ出て珠々美と厚樹は恋人同士になったんだけど…。その昔、厚樹と透子が何やら関係があったみたいで…!?収録作品:ときには愚かに/雨より熱く/野性の処女(おとめ)
『あたしンち』が大人気のけらえいこが描く、元祖結婚コミックエッセイ『セキララ』シリーズがついに登場! 『セキララ結婚生活』新装版 『たたかうお嫁さま』新装版 『いっしょにスー パー』新装版 『7年目のセキララ結婚生活』の4冊同時配信! 『セキララ結婚生活』新装版は、うれしはずかし新婚生活編。甘いはずの新婚生活は、ひと様にお見せできない問題がいっぱいだっ た!?
琴線歌
妃出子は隣に住む恭助が大好き!でも、恭助ったら妃出子の気持ちちっともわかってくれなくて…。心の奥に秘めている熱い思いに気づいてほしい!!収録作品:琴線歌/YES/サンセット・モーテル/なりゆき芝居
【血がつながってないなんて!?】有希は、カッコイイ2人の兄に囲まれて幸せな毎日を過ごしていた。しかし、両親の事故がきっかけで3人とも実の兄妹ではないと知らされ、パニックに!それ以降、有希は兄たちを変に意識してしまう。イジワルな薫兄とは違って、いつもやさしい徹兄に惹かれていくが…。兄妹のスキャンダル・ラブコメディ第1巻。
意地悪
「すべての人間に、愛はおしみなく全人類にそそぎ尽くしたい」……!?誰にでもすぐに気のあるそぶりを見せる香津美は、大学でちょっとした有名人。そんな香津美に、“恋人”のるりはちょっとうんざりしている。そんななか、バイト先のさみしそうな人妻に同情した香津美は、自分の態度が災いして恐ろしい経験をすることになってしまい……。男女の複雑でビミョーな関係を描いた全6編のオムニバス!!
「奇抜な設定や、非現実的なものばかり描いていたので、その反動から“普通”の女の子の“普通”の恋のお話をつくりました。とても新鮮な気持ちで、楽しみながら描くことができました」と池野先生。中学2年生の仲良し三人組、それぞれのファースト・ラブ!!
小学生の頃から「セキララ」シリーズを愛読しておりました。別に結婚に憧れがあるから読んでいる訳ではなくて、子供でも共感できるあるあるネタがたくさんあって楽しかったんだと思います。あらすじにも元祖結婚エッセイと書かれていて、確かにそれについて描かれてるんだけど…それだけではくくれない面白さがあるんですよね。簡単に言っちゃうとけらえいこ先生の人間観察力がズバ抜けているということなんですが。結婚して一緒に暮らし始めて見えてきたお互いのあれこれを描いていても、夫だから妻だからって感じはあまりないですね。でも「オット」「ツマ」の呼び方は発明だと思ってます。機会があれば真似したいです。