父が海外赴任中の裕也は、高校生ながらに一人暮らし。気楽な毎日を送っていた裕也だが、郵便受けの中に捨てられていたピンク色の子猫を拾ったことで、そんな平凡な毎日は終わりを告げる。ぴんくと名付けた子猫は、なんと人間に変身できる猫だったのだ!だんなさまが大好きなぴんくの巻き起こす大騒動、裕也とぴんくの騒がしい日常がはじまった!!
アクター
無名の大衆演劇の女形から、超大作映画『ジーザス・クライスト』の主役への大抜擢を受けたキララ。彼の常識破りの演技は、ヘタながらも心の芯をゆさぶり注目の的となっていく。一方、ニューヨークで修行をしたスターの中条達彦は、主役を下ろされ脇役にまわされる。中条は、プライドと実力にかけて、キララを認めることができない。アクターたちの熱き火花が散り、輝きがスクリーンを彩る!!
いきなりSF
ある日転校してきた近藤君。彼の目はあるかないか分からないくらいのものだった。そんな近藤君のことは気にもとめていなかった広瀬だったが、愛しの山下君の方を見ると席順のせいで近藤君が視界に入ってしまう。何度も山下君の方を見ていると、だんだん近藤君の方が気になってきた…。しかしその理由は…!? ▼目次 いきなりSF なんなんなんだっ
ごく普通の女子高生・川田は、転校先の学校の生徒会長・澤口に「君はただもんじゃないね」とすれ違いざまに言われる。意味の分からなかった川田だったが、その噂はまたたく間に学校中に広まり、川田のやることなすこと全てが「ただ者ではない」言動として受け止められてしまい…!? ▼目次 私はただものじゃない 柳の下に牛がいる 私にぶつかるんじゃない
よろしく春一番
甲子園いくんじゃー! 屋久島にある小さな宮之浦地域。ここに高野連にも加盟していない屋久島海峰高校野球部があり、ここに在籍する1年、帝太陽は夏の甲子園に行く準備をしていた。パワーと持久力なら誰にも負けない、だけどここの部員のやる気のなさったら…。甲子園で霊山高校のエース皇の姿をみて感動した太陽は、屋久島へ戻り、甲子園出場に向けて、キャッチャーで親友の万斗、野生感溢れる一斗と共に始動する。そこに、太陽とイトコでもある、種子島烈嵐高校の局直次郎がやってきた。甲子園に行くには倒さねばならぬ相手、県内屈指の強豪高に太陽たち海峰高校は寄せ集めのメンバーで挑む!今熱い戦いが始まろうとしていた…! 中島徳博先生がお贈りする、熱き男たちが繰り広げるスポ根・野球コミックの傑作、第1巻(全2巻)!!
日本中のファミコン好き少年たちの心をわしづかみにした、ゲームマンガ! 当時流行したゲームタイトルも懐かしい、名作。実在しない「裏技」には、連載時から話題騒然! スパルタンXで、シ、シルビアがおそってきたーーっ!!
1976年の中国安陽・候家荘で見つかった殷代の墳墓跡から巨大な銅像が掘り出された。額に燭台のようなものをいただいた巨人の顔のように見える。中国共産党の権力者・江青の甥にあたる珍鬼は、権力を盾に巨人の頭を運び出させようとするが、クレーンでつり上げても動かない。大雨の晩、たまたま迷い込んだ少女・愛愛が巨人像の燭台に火をともすと、像の眼が開き、埋もれていた胴体が動き出した!
東西テレビの13号スタジオを使うときには、必ずダメタレント・根沖トロ子をつかわなければならない…!? じつは13号スタジオには、「ブッキラ」という妖怪が住み着いているのだ! カワイイ子供の妖怪・ブッキラが巻き起こすホラーコメディ第1弾!
あこがれ冒険者
小松崎美夜(こまつざき・みや)、14歳。愛称ミィ。将来の夢は、大好きな一馬(かずま)と世界中を探検すること。ある日、アメリカに留学中の一馬が突如帰国した。ミィへのお土産として渡されたのが、宝のありかが刻まれたグリフィンのメダル。でもそれを手にしたときから、ミィの周辺はキナくさいムードがたちこめてきた──。メダルの謎を追って難敵に立ち向かうミィのアドベンチャー・ミステリーツアー、第1巻【復刻版】!
DAYS
2度に渡る外人タレント興業の不入りで3億5千万もの借金を抱えた馬渡真助(まわたり・しんすけ)は、一切の家財道具を売り払って夜逃げしようとしていた。その時、彼の婚約者だと名乗る謎の美女がやってきて、結婚の約束どころか彼女の名前すら思い出せない真助だったが、失うものは何もないという気持ちから謎の美女とともに逃亡生活を……!?
春ウララ
飯盛山学園高等部2年の小林と関根は野球部の落ちこぼれ。その2人が何と女子野球部に入ることに!? しかも女子寮住まいを余儀なくされる。女性への関心は人並み以上に強い。だが2人には悲しい宿命があった。小林は極度の早漏で、興奮すると関根は多量の鼻血を噴出する。前途は洋々、それとも多難…!?
天才の所業。読んでると目が点になる。近藤くんのおめめ以上に点になっちゃう。 一応タイトルにあるようにSFちっくな不思議なお話ばかりなんですが、SF的な不思議よりも不条理でナンセンスで「何の話してんの…?」的な不思議のほうが強いです。 目が点しかない近藤くんの目にまつわる秘密を知っててんやわんやする話とか、給食早食いしたりテニス部の元エースを救う話とか、なんか真面目に説明したらわけわかんなくてニヤニヤしちゃう話ばかりです。 ストーリー性とかオチとか教訓はまったくなく、ひたすらバカバカしくて面白いです。 時代を感じる少女漫画の絵柄がバカバカしさを更に引き立てて最高です。 作者の都合だの漫画の展開だのを匂わせるメタ的ボケが多いのも味わい深いです。 やっぱり桐島いつみ先生は天才。さすがおもしろの悪魔に魂を売っただけある。 今は何をしておられるのでしょう…ちゃんとお風呂入ってるかな…