小学館マンガの感想・レビュー4596件<<166167168169170>>漫画家あるあるが満載の漫画家マンガ。小光先生の次回作にご期待ください。 水口尚樹名無し漫画家あるあるが満載の漫画家マンガです。幸村誠先生が「ボクのことを描いてる!」と帯に書いたほどリアルなようです。いつ読んでも100%の面白さを味わえて、いつも同じところで同じように笑ってしまいます。ファンレターにお返しをする回が最高です。早乙女選手、ひたかくすよりもこっちの方が好きじゅくじゅく 水口尚樹霧兵衛良かった点 ・全編通して熟女ギャグ漫画を通しているし最終回も良かった 総評 主人公が「熟」の漢字で興奮するのを見て、山上たつひこの「半田溶助女狩り」の「娘」の漢字で興奮するシーンを思い出したぜ 早乙女選手、ひたかくすもいいけどこういう方が好き。またギャグ漫画を書いて欲しい 給食の時間に牛乳イッキしたよねいっきのみ 日𠮷ゆい子starstarstarstarstarひさぴよ小学生にとってプライドを懸けた戦いである「牛乳のいっきのみ」をモチーフにした短編読切。 最強の敵、よっしゃん(男子)を倒すために、ゆりっぺ(女子)があの手この手で挑むけど…。 10pと短い物語の中で、子ども時代の気持ちや、給食での思い出を呼び起こしてくれるような力を持った、良い読切でした。 温かみあるタッチの絵に、活き活きとした関西のしゃべくりがハマってた。7巻良かった!デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにおstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)かわいらしいキャラクターやSFの皮を被った現代社会・政治・大衆のあり方を皮肉った感じの作品なのかなーと思ってずっと読んでいたんだけど、7巻のラストらへんで思っていたよりしっかりSFなワードが出てきたりグッとくる展開になってきて、クライマックス?に向けてグググッと盛り上がっててめっちゃいいじゃん!になってる。 でもその読者サービスともいえる気持ちのいい展開も、やっぱ無しでしたーとすかされてしまう可能性もあるので期待しすぎないようにしないと・・。 あと、扉絵のひとつにキャラをリアルな画風で描いたやつがあって、ちょうどキモくて良かった! そうだよなー、こんなファンシーな漫画っぽい見た目のやつ現実にいたらこうなっちゃうよなという良い残念感だった。 スペリオール連載陣の中で一番好きだった味いちもんめ 食べて・描く! 漫画家食紀行 あべ善太 倉田よしみ霧兵衛よかった点 ・俺の好きな作家ばかり取り上げてくれて毎回すごい楽しみだった。 ・特に谷口ジロー/小山ゆう/土山しげる/高橋留美子回が好き 総評 ・もっと続けて欲しかった.. 死ぬことは恋の終わりではない10万分の1 宮坂香帆名無し※ネタバレを含むクチコミです。カワイイもしもし、てるみです。 水沢悦子やむちゃ可愛らしくてほのぼの~とした絵の割に、けっこう頻繁に下ネタをぶっこんでくるところが新鮮ですね。 ガラケーが好き、そしてすぐ検索する奴とスマホが嫌いな私にはてるみさんの気持ちがよ~くわかります。だから「ビビン!」と反応するてるみさんのリボンも好きです。 あとくろちゃんという謎動物がいるのですが、フルカラーのおかげで質感がすべすべしていそうでありモチモチしているかもしれないという本当に触ってみたいキャラクターに仕上がってます。 昔読んだことあるシリーズ私の…メガネ君 すもと亜夢名無し幼い頃読んでいました。京都マンガミュージアムで見かけたので懐かしくなって久しぶりに読んでみました。 自分が成長してしまっているので、内容に共感したりはできなかったんですが、ちょっとメガネくんが「坂本ですが?」の坂本くんに見える時があって何とも言えない気持ちになりました。導入が長すぎる傑作アイアムアヒーロー 花沢健吾豚野郎導入があまりにも長いパニックホラー漫画。 一巻はほぼパニックホラーしてない。 暗い日常。と思いきや、そこからはノンストップで展開する怒涛のアクション。 セリフも少ないので漫喫で一気に読むのに特に向いてる。トライアスロンの短編集10月の満月に一番近い土曜日 石渡治霧兵衛良かった点 ・トライアスロンの勝負だけではなく、人生をより楽しむためのトライアスロンがテーマで面白い 総評 ・なんでこんな覚えにくいタイトルになってるというのが本編を読めばわかる ・トライアスロンの始まりが思ってたより適当な感じのが知れて良かった 主人公がギャグ扱いされるけど風の大地 かざま鋭二 坂田信弘starstarstarstarstarマンガトリツカレ男俺は好きだよ。 宇賀神さんが生きてた頃やチッタと組んで呂西釣と勝負してた頃はマジで名作ゴルフ漫画 結構ニマニマしてしまう結婚ラブコメトニカクカワイイ 畑健二郎starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)『ハヤテのごとく!』畑健二郎先生の最新作。 「星空」と書いて「ナサ」と読む、全国模試1位で勉強ができる主人公がある雪の日に出会った謎の美少女・司に一目惚れしその場で告白するが、結果、返ってきたのは「結婚してくれたら、付き合ってあげる」だった。それから数年、彼女は探してもどこにも見つからず、学校も辞め仕事ばっかりするナサが18歳になったとき、彼女は家に訪れる。 運命的な出会いと結婚から始まるラブコメディというなかなか見ない形だ。 現代で圧倒的に多いのは恋愛結婚。 出会って、関係性を築いて、分かり合い、結婚する。 しかし、かつてはお見合い結婚が主流だった。 まず結婚し、お互い徐々に距離を縮め合う。 『トニカクカワイイ』はこれの合わせ技だ。 恋愛結婚の方が離婚率は高いらしい。 その理由としては、恋愛結婚だとまず好きになったらいいところしか見えない状態からスタートし、結婚しダメなところも露呈していきどんどん幻滅し印象はマイナスになっていく。 お見合い結婚だと、半ば強制的な結婚なので悪いところがあっても諦められるし、いいところがあればむしろラッキーで加点式だから基本的にプラスになっていくらしい。 となれば、この出会いは、きっといいとこどりに違いない。 運命的な出会いで一目惚れで恋をして、即結婚。 個人情報すら分からない探り探りの状態からの結婚と恋愛の同時スタート。 ダメなところがあれば愛おしいし、いいところがあれば超ラッキーだ。 超加点方式、ずっとボーナスタイム。 そんな二人が見つ合って顔を赤らめている様子はたまらなくニマニマしてしまうのだ。 それだけだと少し物足りなく感じてしまうかもしれないが、1話目からどうやら司ちゃんが普通の人間じゃない様子が描かれる。 それがいい。 でも、主人公のナサは恋は盲目状態なので気づいていない。 司ちゃんの見た目にそぐわず大人っぽい様子、よく画面に入り込む月、言葉遣い、知恵。 そういうことなのかなー。と思いを巡らせている隙をついてイチャイチャしてくるのでニマニマしてしまう。 伏線や裏設定らしきものを小出しにしてくるのでそれも楽しみだし、二人の生活が上手くいってくれと願ってもしまうし、それとは関係なくいろんな引き出しから小ネタを放り込んでくるので楽しい。 今後もゆったり構えて読んでいこうと思う。現代版「定年退食」と言えばいいのかTEMPEST 浅野いにお名無し藤子・F・不二雄の「定年退食」を現代版にした感じの短編だった。 好みはあるかもしれないが俺は好き すごい面白い辺獄のシュヴェスタ 竹良実やむちゃこれすごい面白かったです。 16世紀ローマ、魔女狩りによって親を亡くした、「魔女の子」を集めた修道院が舞台。 「魔女狩り」と「修道院」というワード自体すごい魅力的でつい手にとってしまったけど読んで良かった~。閉ざされた空間での秘密めいた雰囲気とか、とても素敵でした。あと主人公のぶれない強さとか女の友情も。 復讐劇だけど、感情的にならず頭を使って冷静に動くのが呼んでいて楽しめるところです。やるときはやるのも潔くて好感がもてます。そういえばアニメ化してたんだっけ電波教師 東毅mampuku型破りなオタク教師が問題児だらけの学校を立て直していく話だと思っていたらいつのまにかバトル漫画になっていた漫画。 妹のビジュアルやその他の設定などは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を強く意識しているようにも見えます。同じ白衣着たオタクが主人公のシュタゲを見ていると一昔前のアキバが舞台なので古いな~懐かしいな~と思う場面が多いのですが、電波教師も将来そうなってそうな気がしますとんでもないこぐまのケーキ屋さん カメントツやむちゃとんでもない…可愛さ…… だって初めの1ページの四コマで、しばらく眺めていられるし、ページめくるのがもったいないくらいです… どのページを開いても…かわいい… もう、あざといかそうでないかみたいな次元じゃないんですねこれは。 ポスカで描いているとは信じられない緻密で計算しつくされた表情…あっやっぱり計算されてる 大人がにやけてしまうおちゃめさ?みたいなユーモア?とにかくこの本は癒しです。 悲しいお別れホスピタル 沖田×華大トロ当然ですがほとんどが悲しいお話なので読むと泣いてしまいそうになります。 看護師は大変ですね。ユニコーンってなにポーの一族 ユニコーン 萩尾望都大トロ※ネタバレを含むクチコミです。大雑把だけれど真剣という超異色プロレス漫画。明日が見えないのは被っている仮面のせいなのか?アグネス仮面 ヒラマツ・ミノル名無し※ネタバレを含むクチコミです。 なんだか分からんがお金が入ってひたすら旅する話さすらいくん 藤子不二雄(A)名無し冒頭の作者の文章がすごく面白い。ああいう一時の気の迷いで人生が変わってしまうことの恐ろしさや、色んな選択肢を経て今がある奇跡を、AもFも作品の中でよく書いている気がする。 基本的にはトホホって感じで嫌な目に遭う話が多いし、今の価値観からするとアウトな表現も多い(割とパターンが決まっちゃってる)。日本中を旅するという設定は好きなので、もうちょっと街の面白さとか旅情を誘う方向(久住昌之/谷口ジロー的な?)だったらなーと思う。けどこのくだらなさは好きだよ。「面白い山岳漫画は」と聞かれたらこれをすすめる岳人列伝 村上もとか霧兵衛良かった点 ・どれも面白い短編で特に好きなのは「裸足の壁」「吹雪」「K2」 総評 ・石塚真一の「岳」谷口ジローの「神々の山嶺」など名作山岳漫画はいろいろあるけどこれを一番読み返しているかもしれない。短編集というのもあるけどね。スペリオールの新人Who am i? 根本拓実starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)前にスペリオールに載っていた読切『進め!!ドンギャンベン』もじわじわフツフツと込み上げるパッションと静寂があって良かったが、今回掲載されたこの『Who am i?』はより洗練されたように感じた。 何も感じず何も考えず生きてきた人が唐突に気づき、突きつけられた「人生」。 焦りまくるに決まってる。 馬鹿や秀才や不良、誰しもがそれなりに自分の将来を考えてそいつらなりに何かしらの行動を取っている。 そこで思い悩んだ末に主人公が取った行動とは・・。 いい。 実にいい。 読切サイズのコンパクトさでここまでスピード感と溜めたフラストレーションの爆発、ぶっ飛んだ覚悟、パッションを見せつけられるなんて素晴らしい! 新井英樹を彷彿させる何かがある。 早く連載を読みたい! 惚れる! 全4巻でさくっと読める!エンジェル・ハント おおばやしみゆき大トロ小学生の頃ちゃおっ子だったので読んでました。 ラストがとてもいい作品です。毒親サイコホラーここに極まる血の轍 押見修造starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)押見修造の最新作。 男子中学生の主人公に対して過保護すぎる母親(美魔女)が、彼に強く関わってくる周囲の人物(いとこや同級生女子)を「私だけいればいい」とばかりに排除し、「自分だけを頼り必要とするかわいい私の息子」を病的に保とうとする。たとえ結果的にその行動が常軌を逸していても・・。 雑誌スペリオールで連載を追ってるんですが、ほぼ毎回毎話「ひぃぃぃいいっ・・!!」って言いながら読んでます。 これが、超楽しい。はー、好き。 もうほんとヤバおもろいんですが、人間による静かな恐怖の感情をこれでもかと煽ってくる迫力ある演出は押見先生、ここにきて明らかに次の次元に突き抜けてます。 ページめくるごとに不穏さが増していってゾックゾクします。 ジャンル的にはサイコホラーにでもなるんでしょうか。 いや、でもただの毒親っちゃ毒親なだけだし・・。 『血の轍』を読んだ印象だけで言うなら顔、そして影、からの顔、さらに影、極めつけの大ゴマ顔ドアップ、唇、くちびる!です。 そして読んでいるとなぜか母親の声が実際に聴こえてくるようなんです。 吐息がかかるくらい近く耳元でささやくような、呼吸音さえも聴こえるような少し低音も混じるくらいの、いいヘッドホンで映画観たときのような立体感ある声が。 なんなんでしょう、この生々しい不思議体験。 そして母親ですが、そこに居るのは母親でありながら一人の女なんですよ。 「女」をなぜか感じさせてしまうエロティシズムみたいなものがねっとり漂っているんです。 母親なのに!悔しい!! 『クレヨンしんちゃん』のみさえに母は感じてもエロさは感じたことないのに! 息子をどうしたいんだよちくしょう! まあでもよく聞きますよね、母にとって息子も一人の男だからそれを奪う何かに嫉妬してしまうみたいな話。 この話はきっとそれが振り切ってるだけなんです。 この漫画がいいのは、母親がただの化物に成り下がっていないところ。 なにか、そうしていなければ自分自身を保てないほどの何かがおそらく過去にあったんだろう、ということが随所に垣間見える悲しきモンスターなのです。 もしかしたら止めてくれる誰かを待っているかもしれませんし、それこそが救いになるのかもしれません。 まだ3巻。 今後どうなっていくのか、ひーひー言いながら生暖かい視線で見守っていきたいところです。<<166167168169170>>
漫画家あるあるが満載の漫画家マンガです。幸村誠先生が「ボクのことを描いてる!」と帯に書いたほどリアルなようです。いつ読んでも100%の面白さを味わえて、いつも同じところで同じように笑ってしまいます。ファンレターにお返しをする回が最高です。