アメリカン・コミックス界のカリスマ、フランク・ミラーによるスタイリッシュなハードボイルド・コミックの名作『シン・シティ』。全7巻におよぶ原書を4冊にまとめた日本版単行本シリーズがいよいよ刊行開始。アイズナー賞、ハーヴェイ賞などをコミック界の各賞を総なめにした傑作の全貌がついに明らかになる! 第1巻となる本書には2005年の映画『シン・シティ』の原作の一つである『ハード・グッドバイ』、2014年8月全米公開予定の続編『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題)』の原作となる同名作を収録
若きヒーローたちのチーム、チャンピオンズ結成!ヒーローたちの内戦が激化する最中、アベンジャーズの大人たちの正義に疑問を持った若きヒーロー、ミズ・マーベル。彼女はヒーロー仲間のノヴァ、マイルス・モラレスことスパイダーマンを連れてアベンジャーズを脱退。さらにアマデウス・チョことハルクとヴィヴ・ヴィジョンを仲間に加え、新たなヒーローチーム、チャンピオンズを結成する! 大人たちにとらわれず、自分たちのやり方で世界を変えようと決意するチャンピオンズ。チーム内の交流を深める最中、彼らの前に時空を越えてやってきた若きサイクロップスが現れて…… ? 若きヒーローたちは世界をより良い方向へと変えることが出来るのか? チャンピオンズの戦いがいま始まる! ●収録作品●”Champions(2016)” #1-6
闇の国々
〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。ある日突然増殖しはじめた謎の立方体に翻弄される人々を描く『狂騒のユルビカンド』、巨大な塔の秘密をめぐる冒険から、数奇な運命へと導かれる男を描く『塔』、未知の天文現象により、体が斜めに傾いてしまった少女の半生を描く『傾いた少女』、傑作と名高い選りすぐりの3作品を収録した歴史的名作シリーズの初邦訳。メビウス、エンキ・ビラルと並び、BD界の三大巨匠と称されるスクイテンが、ついに日本上陸。繊細な描線、計算されつくされた構図、あらゆる芸術のエッセンスを詰め込んだBD芸術の真骨頂! 第16回文化庁メディア芸術祭大賞受賞作品。
時空を超えて征服を続ける宇宙の支配者、カーン参上!時空を旅するタイムトラベラーにして、アベンジャーズと幾度も戦ってきた征服者であるカーン(本名:ナサニエル・リチャーズ)。彼は時に宇宙の支配者、時に古代エジプトのファラオ、そして時にはヒーローとして、あらゆる時間の中でいくつもの人生を生きてきた。多面性を持つカーンの人物像に関してひとつだけ言えるのは、時間の流れなど彼にとって何の意味も為さないということである。2023年2月公開の映画『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』に登場して話題をさらうこと必至。噂の大物ヴィランを主役に据えたコミックがベールを脱ぐ!●収録作品●『Kang The Conqueror (2021)』 #1-5© 2023 MARVEL
神秘の王国ワカンダ、そしてブラックパンサーの歴史を紐解く!アズーリ、ティチャカ、スヤン……ワカンダの王は、何世代にもわたりブラックパンサーとして、この神秘の国を守護してきた。アズーリ王とキャプテン・アメリカの出会いと友情、ティチャカ王の波乱に満ちた治世、そして世界に衝撃を与えたワカンダの先進科学技術……。王位を継承した若きティチャラは、王国の未来と彼自身の運命にいかにして向き合うのか? あなたの知らないブラックパンサーの物語が今明かされる!●収録作品●『Rise Of The Black Panther』#1-6© 2022 MARVEL
ちこまる
床の薄いアパートに住む、ちょっぴり泣き虫でちょっぴり抜けているハムスターの「ちこまる」。TwitterなどSNSで公開されたマンガは総ビュー数1億突破! そんな人気のエピソードやイラストを中心に、ここでしか読むことができない描き下ろしを加えた大ボリュームで初のコミックス化。ちこまるの友だち紹介やイラストメイキング、ちこまるのお部屋紹介などファンなら知りたい初公開の情報も多数掲載!
スーパーヒーロー・コミックの枠を超えたスーパーヒーロー・コミック、日本初上陸!世界的大ヒットを記録した映画『アベンジャーズ』(2012)で一躍注目を浴びた”ホークアイ”ことクリント・バートン。叩き上げのヒーローである彼が守るものは「正義」と……「屋上での美味いバーベキュー」だった!? ヤングアベンジャーズの一員ケイト・ビショップを巻き込んで、地球最強のヒーローの休日に何かが起こる!さらに、クリントとケイトの初邂逅を描いた『ヤング・アベンジャーズ・プレゼンツ』#6も同時収録。彼女は学ぶ――「ただ欲しがること」と「自分で勝ち取ること」には、天と地ほどの違いがあると……。クリントとケイト、二人のホークアイが集まれば、トラブルも倍増する!? 日本初上陸の”マーベル・ナウ!” 最新作を堪能あれ! 『イモータル・アイアンフィスト』の名コンビ、マット・フラクションとデイビット・アジャがお届けする、マーベル・ユニバースきっての弓の使い手の新たな冒険譚。アイズナー&ハーベイ、2大コミック賞を制覇した“いまもっとも読むべき海外コミックス”が早くも登場!●収録作品●『HAWKEYE』#1-5『YOUNG AVENGERS PRESENTS』#6©2021 MARVEL
究極の選択を迫られるも、残された時間はあと一日しかない……。あなたならどうする?人生において最も大切な人、あなたをずっと支え続けてくれた人が、病院のベッドで生死の境をさまよっている。あなたを狙った銃弾が、その女性の体を貫いたのだ。しかも、人生における悲劇はこれが最初ではない。あなたの周囲にいる人たちは、災難、狂気、他殺といった非行な出来事に次々と見舞われてきた。これらの不幸の原因は、あなた自身にある。あなたという存在、あなた自身の人生がすべての元凶なのだ。愛する人を救える力があるのだが、その為には大きな犠牲を払わなければならないとしたら、あなたはどうするだろう? スパイダーマンの選択はここにある……。全米のコミックファンを驚愕の渦に巻き込んだ事件「ワン・モア・デイ」。何が衝撃で、何が問題作なのか……あなたの目でぜひ確かめてほしい。すべてが消されていく……これは一つの”スパイダーマン:エピソード0”である。●収録作品●『AMAZING SPIDER-MAN』#544-545『SENSATIONAL SPIDER-MAN』#41『FRIENDLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN』#24『MARVEL SPOTLIGHT:SPIDER-MAN₋ONE MORE DAY/BRAND NEW DAY』©2021 MARVEL
スパイダーメン
ピーター・パーカー×マイルズ・モラレス! 異なる次元のスパイダーマンたちが邂逅する!N.Y.の”親愛なる隣人”ことスパイダーマンは、今日も今日とて、犯罪と戦っていた。不気味な科学技術を駆使するヴィラン、ミステリオとの乱闘の果てに、ピーター・パーカーはアルティメット・ユニバースへ飛ばされてしまう。そこで彼が出会ったのは、別次元のヒーローチーム、アルティメッツともう一人のスパイダーマン、マイルズ・モラレスだった! 彼らの協力を得つつ、ミステリオの次元を超えた攻撃を迎え撃つピーターだが……はたして彼は、邪悪なヴィランを撃退し、元の次元に戻ることができるのか?●収録作品●『SPIDER-MEN』#1-5
注目度ナンバー1の異色ヴィラン・コメディ、まさかの日本上陸!打倒スパイダーマンを誓う新シニスター・シックスのメンバー、ブーメラン、ショッカー、オーバードライブ、スピードデーモン、そしてビートル。彼らはヒーローでもなければ愛すべき悪党でもない、単なる嘘つきで小狡いヴィランだ。保釈金をせしめ、刑務所から保釈されたブーメランは、仲間たちにとある計画を持ちかける。それは、かつて巨大な犯罪組織のリーダーだったシルバーメインのサイボーグの頭部を盗み出し、組織を意のままに操ること! しかし、それにはとんでもない困難が待ち構えていて……? 負け組スーパーヴィランが巻き起こす抱腹絶倒のドタバタ劇! ●収録作品●“THE SUPERIOR FOES OF SPIDER_MAN” #1_6
マーベル・ミャオ
マーベル・ユニバースに空前のネコブーム到来!?本作『マーベル・ミャオ』の主人公は、あのキャプテン・マーベルの飼い猫チューイ! マーベルの公式instagramに突如アップされ、注目を浴びた話題のコマ漫画『マーベル・ミャオ』が、ほぼ全編描き下ろし&日本オリジナル編集で、ついに単行本になりました! スパイダーマン、アイアンマンなどのおなじみのヒーローたちから、サノス、ギャラクタスなどのこわもてヴィラン、タスクマスター、デッドプールなど人気の個性派キャラまで! 気まぐれキャットに翻弄されるマーベル・ヒーローたちの新たな魅力がたっぷり詰まった一冊です。【本書に登場するキャラクター】キャプテン・マーベル/アイアンマン/キャプテン・アメリカ&バッキー・バーンズ/ソー&ロキ/ホークアイ&ブラック・ウィドウ&ニック・フューリー/ハルク/X-MEN(ウルヴァリン、サイクロップス、ジーン・グレイ、プロフェッサーX、マグニートー他多数)/ムーンナイト/タスクマスター/ゴーストライダー/シルバーサーファー/ギャラクタス&ギャラクタ/インヒューマンズ/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/サノス/ミズ・マーベル/デアデビル/ドクター・ストレンジ/デッドプール/グウェンプール/カーネイジ&ヴェノム/スパイダーマン
アメコミ界において、フランク・ミラーの影響力が絶大だったのは言うまでもない。それは海を超え、この日本においても同じだ。特に松本大洋の初期の絵柄は明らかな影響が見受けられる。 では、なぜフランク・ミラーの作品が海を越えることが出来たのか?それは、このシンシティという余りに男臭く、色気のあるハードボイルドな物語が、誰もが見れば一発で認識できる程の鋭い暴力的な線と、強い白と黒のコントラストで描かれているからである。 不幸なのは色彩の無い日本の漫画から、この絵柄が出てこなかったことである。 1巻から4巻にかけて線からどんどん面的な絵柄になっていくフランク・ミラーの実験もまた面白い。かなりギリギリまで攻めている。