白泉社マンガの感想・レビュー756件<<2122232425>>南風が吹き抜ける、眩しくて暖かい親子の話 #1巻応援髪を切りに来ました。 高橋しんnyae高橋しん先生の漫画を読むのはほぼ初めてですが、これを読んでズブっとはまりましたので他の作品も読まねば、という気持ちです。 主人公親子は、この沖縄の離島に何を求めてやってきたのか。 ふたりは移住ではなく「離島留学」として描かれている。 まずその「離島留学」というものの存在をちゃんと認識したのが最初の発見でした。驚いたのが、小学生の子供でも親元を離れてわざわざ来ているということ。なのでこのふたりのように親子でするのは滅多にないらしい。 離島留学、そうせざるを得ない事情がある子達のための措置なのか、あくまで本人の希望なのか。それに関しては2巻以降で深掘りするのかもしれません。 そしてこの主人公ふたり、独特な距離感がもう堪らない。とにかく真面目に真摯に生きてきた父・睦と言葉を発せない息子・一星。そんな一星くん、ここぞというときにだけ「お父さん!」とほっぺを赤くして言うんです…(か、可愛いすぎか〜!)。 表紙の絵になんとなくでも惹かれた人、その感覚は間違ってない。保証します!好き暁のヨナ 草凪みずほ名無しまだ完結してない漫画なので手は出してなかったのですが、試しに読んでみてハマってしまいました。どのキャラも格好良すぎる上に、性格が可愛くて惚れる…。設定は、私が大好きな小説とちょっと似てるな〜とは感じましたけど…。とにかくファンタジー&恋愛ものが好きなら今からでも読むことをおすすめします。泣ける人形師の夜 橘裕ななし一話完結型のオムニバスで「純粋な想い」を持ってる魂を人形に移し、一週間という時間を与えるお話。橘裕先生の作品としてはギャグも恋愛もない異色の作品です。どの話も切なくて心にグサッときたり、泣けてしまうような話ばかりです。救いの物語[カラー版]フルーツバスケット 高屋奈月名無し草摩家にまつわる呪いの話が主軸となっているがオカルト一辺倒ではなく、主人公の女子高生・本田透が登場人物をことごとく救っていく話。人にはそれぞれ事情があり、それぞれの抱える悩みをまるごと受け入れようとする透には、登場人物のみならず読者までもが救われ、癒やされる。聖人のような透にも、暗い感情やたった一人を想う気持ちがあるというのもまた一興。 どs系イケメンキャラ…高嶺と花 師走ゆきaicoどs系イケメンキャラ流行ってますよね。ドラマ見てないけど、漫画の方が実写より面白そうだな。実車だとちょっと浮世離れ感強そう。どこを切り取っても楽しい日常系ラブコメ #1巻応援恋に無駄口 福山リョウコsogor25仁科・葵・シロ・マヤの男子高校生4人が属するのは、様々な文化を検証していくという建前でくだらないことをただ駄弁っているだけの部活:無形文化遺産代行保存部、通称"無駄部"。まさにザ・日常系というような雰囲気の設定だけど、ちょっと他の作品と違う要素が1つ。作品の舞台はなんと元女子校!男子は高1だけでたったの10人!つまり彼らがちょっと校内を歩けば女子にぶつかり、そのときパンをくわえていようものならそのぶつかった衝撃がラブコメの波動となって作品全体に広がっていくことだってある。嘘だと思うならリンクから試し読みを読んでみてくださいな。ちょうどイケメンがパンくわえて美少女とぶつかる直前まで読めますから。 男子高校生たちがただ喋ってるだけの日常系作品として既に面白いけど、4人それぞれ別のエピソードが挟まって、そしてそれが様々に絡み合って群像劇のようになっていく、でもどこを切り取っても明るく楽しいラブコメ。シリアスの入り込む余地などない、誰にでも薦められる作品。 1巻まで読了。「ハチミツとクローバー」読み始めましたハチミツとクローバー 羽海野チカマリモ羽海野チカ先生の漫画は読んだことがなかったですが、巷で人気があるという認識は勿論あったので 死ぬ前に読まないとと思い、まずはハチクロから読み始めました。 気軽にコメントもらえると嬉しいです! ▽1巻感想 思ってたよりも時代が古い。小さい携帯を使っていたのに驚いた。 美大生というものは、課題に追われながら作品の制作をする日々を送っているかと思っていたけどこの漫画ではあまりそのような描写がない。はぐみちゃんも学生というよりかは独立したアーティストのようだなと思った。 登場人物もたくさん出てきて賑やか。まだそれぞれのキャラの表面しか見せてない感じなので、この先はもっと人間関係が複雑化してくのだろうか。恋愛描写はかなり清らか。 2巻読んだらまた書きます。 なんでこんなに名作なのか彼氏彼女の事情 津田雅美オムライスやたら周りにおすすめされたので読んでみた。雪野の完璧超人が見栄によるもの…というよくありそうな設定の先駆者だから有名なのかと思っていました。テンポ良く進む話と努力シーンがちゃんと描写されていて思わず雪野を応援したくなる。世代的にはマーマレード・ボーイなのかなぁ。面白かったです。おもしろいスキップ・ビート! 仲村佳樹なつ人間関係と恋愛模様がとても面白かった。くっつきそうでくっつかない2人のいじらしさがいい。女の子の演技がとても上手くなっていくのが好きです。思春期の恋愛の真理が…ゆびさきミルクティー 宮野ともちか野愛思春期の恋愛の真理がぜんぶ詰まっている。 相手を愛おしく思うような、大切に思うような、そんな恋愛なんて最初からできる訳がない。 自分の中にある理想像を誰かに押し付けて、こうであってほしい、こうやって愛してほしいという傲慢さを振りかざすような恋愛。性欲と憧憬と独占欲が入り混じってどろどろした薄暗い恋愛。 大人になんかなりたくないと思っていたけれど、大人になると楽になる部分もある。 由紀をクズだと笑えないし、左ちゃんも水面もそんな男やめなよなんて言えない。 みんな切実で愚かで一生懸命で愛おしい。 ラストシーンは賛否両論を呼んだようですが、わたしはとても好きです。どうしようもなくて美しい台詞だと思う。 大人になんかならないで。 まさに青春なまいきざかり。 ミユキ蜜蜂名無し現役でもそうじゃなくてものめり込める。主人公がちゃんと成長できる、王道な少女漫画。バスケのシーンは要勉強してほしい気持ちもあるけど、これは花ゆめだから、許されるかと。。。こんな人生歩んで見たかった!下剋上スキップ・ビート! 仲村佳樹バナナ女の子がどんどん可愛くなって有名な女優になるお話です。スカッとする部分や面白い部分がたくさんあり読むとつい笑ってしまいます。少女マンガの傑作ぼくの地球を守って 日渡早紀名無し通称「ぼく地球(ぼくたま)」こと「ぼくの地球を守って」は、輪廻転生によって現世と前世の狭間で揺れ動く主人公たちを描いた作品です。ただ、少女マンガなだけあり、愛憎がたっぷり盛り込まれていて、物語も面白いのですが、この愛憎劇がとてもたまらないですよね。ドキドキしてみていたのを覚えています。現世と前世の記憶がからみあう人間関係はとても面白く女性でも男性でもどちらでも楽しめる漫画となっていると思いました。当時中学生だったのですが、大人っぽい物語だと思って読んでいました。 からかい上手の高木さんがど直球だったらきっとこうなる日々是平坦 迂闊さいろく舞台と同じく共学だったので共感するとこもニユニユしちゃうとこもいっぱいある。 思い返せば自分の高校生活も今思えば割とこんなんだったし青春してた気がしてきた。私の周りも逸材がいっぱいいた。 この子達はいい大人にみんななってきっとみんな幸せであろう。 なんとなく「げんしけん」とか「あ~る」を思い出す雰囲気もあるけどもっともっとピュアでもっともっと普通で、村野くんのエスカレートぶりがニヤニヤしちゃう漫画です。主人公もヒロインも可愛い!うたかたダイアログ 稲井カオルむ平坦だけどセンスに溢れているこの漫画なんなんでしょう…! 宇多川くん最高に可愛くないですか? ドラッグストア店員ですがほぼ日常形ほのぼのラブコメなので癒されたい時に是非。ぽっちゃりマニアって本当にいるのかな?ぽちゃまに 平間要karinぽっちゃり女子が、ものすごい勇気をもらえる漫画。 努力して自分のことを大好きになった人は、人からも好かれる。これは真理なのかもしれない。 でも、なぜか感情移入しきれないのはなんでだろう。。。 このレベルでぽっちゃりマニアだという男子に、出会ったことがないからかも。 推しをみつけたい吸血鬼と愉快な仲間たち 羅川真里茂 木原音瀬大トロセクシーなイケメンたちの群像劇という感じで読んでいて楽しいです! 日本史の復習大奥 よしながふみビビリーヌ歴史モノながらそこまで内容は固すぎずテンポ良く読めます。 日本史の復習にもなりますし、読んで損ないです。2巻のお万の方編は泣けます…。♪3月のライオン♪一緒に語りましょー!3月のライオン 羽海野チカぴっぴいま、3巻を読んでるんですけど、 適正価格とエステー科学って似てない? のところでふきました(笑) 世界を分かつ戦争と禁断の恋キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 okama 細音啓 猫鍋蒼mampukuラノベ(とくに異世界ファンタジー)が描く恋ってめちゃくちゃロマンチックなのが多くて好きなんですよね。本作品もまさに、宿敵同士の禁断の恋!さながらロミオとジュリエット! 漫画版okama氏の絵も大変スタイリッシュで可愛ゆうございます。絵師ガチャSSRですね。アニメ化もとても楽しみです 「嘘つき」と名のつく恋愛マンガ面白いの法則嘘つきアンビバレンス イスズ兎来栄寿『悟れません』のイスズさんの新作です。 万年学年トップの男子と、彼がいるせいで万年2位のヒロイン。ちょっと『彼氏彼女の事情』を思い出す関係性ですが、ただこの作品においては男子の性格が「鬼の副会長」の異名を持つほどキツいのが特徴です。多くの女子には「叱られた〜い!」と人気なものの、ヒロインにとっては些細なミスにも厳しく当られ目の上のタンコブ。 しかし、ヒロインが校則で禁止されているバイトをする為に変装でギャルメイクをして働いている所にやってきた彼に、別人だと思って好意を持たれてしまう所から物語が大きく動き出します。普段はドSの鬼の副会長が、ギャル姿のヒロインからの喝を受けた時に見せる普段とのギャップ、しおらしい姿が面白いです。 紫のバラの人のように、別のもう一人の自分に好意を持たれている状態に複雑な想いを抱かずにはいられませんが、甘い時間を過ごしていく彼ら。正体を知る時はいつなのか、そしてその時の反応やいかに。 ニヤニヤと笑いながら、純粋に楽しく読めるラブコメです。初心者姉弟の、微妙な距離感。微熱空間 蒼樹うめあうしぃ@カワイイマンガ親の再婚で姉弟になる、亜麻音と直耶。きょうだいに過度な期待を抱く二人だったが……「思ってたのと違う!」初対面の異性と同じ屋根の下で過ごすドキドキと、家族としての距離感の双方を往き来する、悩める高校二年生の物語。 ----- 思春期の二人にとって、同い年の異性と「姉弟になる」は一大事。相手の呼び方ひとつとっても、なかなか前進せず、二話も話が作れてしまう。 二人は基本いい子なので、家族になろうと努力しつつも、相手を異性として意識する心に悩み、ジタバタする。 姉弟として時を共有し、互いの優しさを知り、家族としての信頼を深めるにつれて、却って相手への「別の」感情も募らせてしまう様が切ない。 この二人のままならなさに、亜麻音の親友・郁乃も加わり、事態は複雑になる。 亜麻音の隣は自分のものと思っていた郁乃。どんなに「親友」を積み重ねても、ポッと現れた男に一瞬で攫われてしまうことに、思い至った時……。 それぞれの苦悩が、二巻までで一通り提示され、振り回す亜麻音に、大人しく振り回される直耶という構図も定着して、安定の面白さ。 ここまで純粋に、恋愛未満のドキドキだけで構成されている作品も、最近では珍しいのでは? 初々しいラブが足りない、とお悩みのあなたに、今イチオシの作品だ。 三巻は2019年12月26日発売。ハマるのは今からでも、遅くない! 今読んでも面白い学園アリス 樋口橘オムライス青春時代の金字塔です。るかぴょんのことが好きで好きでたまらなかった、笑い有り涙ありの何でも展開だけれど、うまくまとまっていてさくさく読める漫画でした。動物好きのるかぴょんと動物のふれあいが可愛くて可愛くて今読んでも面白かったです。ポチる手が止まらない!暁のヨナ 草凪みずほむ友人が読んでるって言ってたので読んでみました 面白い! ヨナが決して後ろ向きになったりせず、自分で行動するので好感がもてます。 恋愛もちゃんとあるので胸キュンできます。 今8巻ですがポチる手が止まらない 少女漫画一気読みはやめられません!<<2122232425>>
高橋しん先生の漫画を読むのはほぼ初めてですが、これを読んでズブっとはまりましたので他の作品も読まねば、という気持ちです。 主人公親子は、この沖縄の離島に何を求めてやってきたのか。 ふたりは移住ではなく「離島留学」として描かれている。 まずその「離島留学」というものの存在をちゃんと認識したのが最初の発見でした。驚いたのが、小学生の子供でも親元を離れてわざわざ来ているということ。なのでこのふたりのように親子でするのは滅多にないらしい。 離島留学、そうせざるを得ない事情がある子達のための措置なのか、あくまで本人の希望なのか。それに関しては2巻以降で深掘りするのかもしれません。 そしてこの主人公ふたり、独特な距離感がもう堪らない。とにかく真面目に真摯に生きてきた父・睦と言葉を発せない息子・一星。そんな一星くん、ここぞというときにだけ「お父さん!」とほっぺを赤くして言うんです…(か、可愛いすぎか〜!)。 表紙の絵になんとなくでも惹かれた人、その感覚は間違ってない。保証します!