漫画誌「キーホルダー」(POTATO PRESS刊)掲載
神引きのモナーク
ソシャゲのガチャのようなチート能力を持った主人公が異世界にやってきて頑張るお話です。 『ニセモノの錬金術師』(https://www.amazon.co.jp/dp/B09T5KLJ2Q)と世界観を同じくする漫画です。
東京だけに上陸する怪獣の群れを迎撃するために作られた女子高生型巨大ロボットのレミファちゃん。彼女とパイロットの小学生ショウちゃんやクラスメイトとの日常を描きつつ冗談みたいな超巨大怪獣に立ち向かう姿を描いた少し切ないスーパーエンタテイメントロボットコメディ
妖精公団の終わり
高校で民俗学部に所属する利根梨子。彼女は霊感の強い後輩の西条から傍らに妖精のようなものが見えると言われ驚くが程なく自らも妖精の姿を認知出来るようになる。そして同様に妖精が見えるという祖母やオカルト好きの民俗学部の面々と共にケルトの妖精や土地神をめぐる騒動に巻き込まれていくのであった。モノレールが行き交う町の取り壊し寸前の団地を舞台にしたちょっと切ない日常ファンタジー。本文86P
『聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました~力を解放したので国が平和になってきましたが元の国まで加護は届きませんよ~』のタテコミ版が連載開始! 聖女リーシャは、婚約者のバーズーデン国王ダルエストに、新しい婚約者ができたからという理由で突然国から追放されてしまう。 そんなリーシャを助けたのは、隣国メートポリスの国王ラオウハルトだった。 リーシャは助けてくれたお礼にと、聖女の力で荒れていたメートポリスを復興していく。次第にラオウハルトは、国のため尽力する健気なリーシャに惹かれていくのであった…。 一方で、聖女の力を失ったバーズーデン国は、日に日に様子がおかしくなり――!?
漫画誌「キーホルダー」第1号テーマ「本」に掲載された、『ぷらせぼくらぶ』や『心臓』の奥田亜紀子先生の新作読切。 https://x.com/akikookuda6/status/1799269009067831583 https://www.folkbookstore.com/?pid=180925589 電子版は無いので「キーホルダー」を買うしか読む方法ないのもまたいいですね。 数年ぶりに会った大人の女性二人。柊さんと遠嶋さんは高校時代からの付き合いだ。 当時、中学時代の友人を介して知り合った小説が趣味な二人は、帰り際にお互いもっと話したいと思い、その日のうちに意気投合。そんな頃から何年も経って、お互い結婚もして、子供も出来たり。 互いの事情に気を遣い合いながらも、それでも散歩しながら出逢った頃のように楽しく話す二人。この二人がいればいつでもあの頃には戻れるけど、当然周囲の環境も変わってるから時間の終わりもあり、現実に引き戻される。 あの頃もよかったし、お互いいろいろ変わったいまもいいんじゃない?と思わせてくれる素晴らしい読切でした。 やっぱり僕は奥田亜紀子先生に絶大な信頼を寄せているみたいで、今回も間違いなかった。大好きです。時間の経過や気持ちの拠り所、ここで起きていないこと、心の繊細で深いところまで描いていて最高でした。 大阪在住だったら『キーホルダー』展に行きたかったな。 7/15までやってるとのことなので、行ける方はぜひ。