父親の転勤で突然アラスカに!英語のえの字も知らずに、現地の学校に入学すると、そこには、中国、スペイン、メキシコ、世界中からやってきた英語が苦手な友達がいっぱいいた!日本と世界のカルチャーギャップを描いた書き下ろしエッセイ。
愛ちゃんを捜して
行方不明になった飼い猫の「愛ちゃん」を捜す、作者の体験をもとに近所の人との触れ合い、猫と作者とのつながりを描いた表題作を中心に、猫の物語を収録。社会派のストーリーテラーが描く猫と人の物語。
不規則な生活をおくっていたイラストレーターゆづきいづるが健康的な体を取り戻すためにウォーキングに初挑戦。しかしながら意志の弱さと様々な誘惑に四苦八苦、煩悩に負けてあっちいったりこっちいったり…。ぷらぷら歩きながらも最終目標は東京タワー!ダイエットを目指す読者必見新連載コミックエッセイ!
たつめ神龍記
時は平安末期、京に現れた妖怪たちの群れ。その妖怪たちと戦う一人の少女。少女の名はたつめ。たつめの右手には竜が潜み、この竜とともに妖怪と戦う運命を背負う。このたつめを助ける男、源義経。二人の運命やいかに。
見送りの後で
「夢幻館」に掲載された新作の短編を4編収録したもの。今回は昭和30年代から40年代にかけて。高度成長に沸く日本社会。その時代を生きる子どもたち、大人たち、そして学生たち。同時代を生きた作家が彼らの青春群像を穏やかな視点で描く。
「明日から、もう来なくていいよ」。草食サラリーマンのぼくがある日突然クビになった。すぐに再就職できると思いきや、バイトの面接に落ち続け、自信喪失。貯金を切り崩し、ネットにはまり、プチひきこもりになりつつある僕の将来は、いったいどうなる!?じんわりと感動を呼ぶ、働く意味を問いかけるコミック。
取っちゃえ!ブラジャー!食っちゃえ!恐怖のシチュー!買っちゃえ!この本!!約1年かけて各国の学生たちと世界を回った経験を持つタコちゃん(著者)の青春コミック・エッセイ!!
TONO初期作品集コミカル・ファンタジー食用人魚の養殖に成功したアズマ博士。“人魚”を護ろうとするメルヘン同好会の抗議にも動じない博士には夢中になっている夢の生き物とは!?ムーヴ/カメレオン/潮のささやき/花ばかりの王国/ナバナバパラダイス1/ナバナバパラダイス2/ききたがり/柄/かりそめの旅/博士の魚たち/お姫さまの竜/コチコチのかわいこちゃん/約束/歌うたいの記/学校ちゃちゃちゃ!/パシェットの息子を収録。
漫画家秋本尚美の友人が現代医療では治療法のない癌によってこの世を去った。余命半年をつげられながらも懸命に生きるために行動を起こす彼女…。マクロビオティックを勧める母親、エビデンスのない治療をしてくれる病院を紹介してくれる元彼…彼女にかかわる人々が彼女に生き続けてもらうために動き始める。闘病と死を通して生きること、癌で死ぬということ、さじを投げられた患者として病院に望むことなどを浮き彫りにするエッセイコミック。
現金収入10万円で田舎でのんびり生活!?ストレスだらけの都会暮らしに見切りをつけて……とはいうものの、いったいどうしたらリアルに田舎暮らしができるのか?実際に縁もゆかりもない「田舎」に移住した独身女子の日常生活と、実現するためのノウハウが満載。
「ネムキ」本誌でも人気の高い実力派作家の待望の短編作品集!オリジナル作品としては初のコミックス。コミカルでちょっと残酷、シニカルでほろりと泣かせるイノカワワールドへようこそ!「○○○○の缶詰」「リコーダー」ほか収録。
樹村みのりという作家の存在を今日まで知らなかったけど読んでみるとすごく面白い。Kindle Unlimitedやスキマでも無料で読めるし電子書籍になってるものは全部読むことにしようと思う。なんで知る人ぞ知る作家になっちゃってるんだろう。ちょっと勿体なさ過ぎですね。どんな漫画でも面白ければ読むっていう漫画好きな人にはぜひ一読して頂きたい。間違いなく良さを分かってもらえる…はず。 表題作の『見送りの後で』は81歳の母親を看取った女性の話です。いつかは誰だって親を亡くすということを経験しなければいけない訳ですが、どんな人も時間をかけて喪失と向き合って乗り越えていくんだよって教えてくれます。そこに押し付けがましさがないんです。優しさと誠実さがあるんです。他に収録されてる短編も「人が生きるということ」がテーマなのかな。とにかく良作ばかりです。