新潮社マンガの感想・レビュー531件<<1819202122>>テンポ良すぎ!極主夫道 おおのこうすけ猫あるく極道から主夫になった主人公のドタバタ奮闘っぷりに癒されながら笑わされちゃいます! ど天然の主夫ヤクザにツッコミながら読んでたらあっという間に1冊読み終わっちゃった! 相性あるよね~♪マンガに、編集って必要ですか? 青木U平名無し仕事には、‘’人‘’が必要。 その人によって、人生が変わると言っていい。 出会いによって、刺激を受け、生産性も上がるが、相性がある。 それを我慢しなきゃどうにもならないこともあるが、全てを第一印象だけで図ってはならない。 年齢を重ねてくると、感覚的なものが備わってきてうまく立ち回れるようになるが、漫画家と編集担当者は、1対1の関係でなかなか逃れられない。 出てくる登場人物が、皆個性的で、面白い。 私的には、妻のあずみさんがかっこよくて好き♪ 早く続きが読みたい!!と思わせてくれる作品。BLの世界に秩序などない絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 紺吉さいろくめちゃくちゃ面白い。なんだこれ。 BLは多少嗜んでおりましたがいろんなパターンがあることを改めて知ると共に恋に落ちすぎて笑いが止まらない。 好き。本当に読んで良かった。兎が二匹 山うたPom 率直な感想はこんなに心を打たれて涙するとは思わなかった。 400年近く生き続けていて、嫌なことを思い出してばかりいて死を望んでいる不老不死の女の子すずと、同居人サク。 これは言葉で表すことのできない深い愛の話。 自分が不老不死だったらと考えると、想像もできないけれど、読了後伝わってきたのは生きることの大切さ、素晴らしさ、苦しさ、何よりも人間は必ず老いていくということ。 最終話までギュッと色濃く描かれていて本当に読んで良かったと思えた素晴らしい作品でした。いい時間の使い方大家さんと僕 矢部太郎starstarstarstarstar干し芋大家さんといると時間がゆっくりと流れる。 なんて素敵なことでしょう。 毎日時間に追われ、やらなきゃならない事をバタバタと感情もなくやり過ごしている私には、この本を読むだけでもゆったりとした時間を分けてもらえた気分です。 大家さんも矢部さんと出会えて幸せでしたね。 家の道を挟んだ前のおばあちゃんも雨が降ってきたら、わざわざドアホンで『洗濯物が濡れますよ!』と教えてくれます。 「エリア51」に無いものは無いエリア51 久正人ANAGUMA「あったらいいな」って思うものが描いてある物語が好きです。 自分が子供のころはまだ超常現象ブームの残り火が輝いていて、中学生の時にX-FILESをCS放送で追っかけて観たのは人生におけるひとつの原体験です。 UFO、UMA、超能力、心霊、都市伝説…。 存在するかわからないけど「あったらいいな」と思うとドキドキが止まらなくなる。 『エリア51』にはそれが「ある」のです。 ショボいオバケから全能の神々に至るまで、この世界にポンと現れたらこんな感じかもしれない。超常特区エリア51の中では彼らは異質なモノでありながらも、とても身近で親密な隣人として存在しているのです。 探偵マッコイと相棒のキシローのコンビは、そんな異常が日常となった世界をタフに生き抜いています。 奇妙な住人たちのあいだをドタバタ走り回りながら、とんでもない存在と当たり前に渡り合う…夢見た光景に心躍らずにはいられません。 全巻通して「次は何が見れるんだろう」というワクワクが途切れることはないでしょう。 エリア51には「あったらいいな」と思う、あらゆるものが「ある」のですから。最高すぎる青春部活マンガザッドランナー カサハラテツローstarstarstarstarstarnyaeアトム ザ・ビギニングでおなじみカサハラテツロー先生の超絶傑作青春ラブコメ部活マンガ。個人的にはカサハラ作品でダントツ面白いと思っています。 部活と言っても、架空のスポーツ“XAD”を題材にしてます。 メカニックデザインに定評があるカサハラ先生の、遊び心と高い説得力により表現されたXADのマシンのビジュアル。この素晴らしさは中身を読まなくてもわかる人にはわかる。 更に、XADが走る姿を見れば「この漫画はあれだ、最高だ」というのを瞬時に判断できるはず。 本当は会う人会う人全員におすすめしたいほどなんですが、残念ながらちょっと中途半端な終わり方をしてしまってるんです…終わってしまってこんなに悲しかった漫画は他にないかもしれない。 主人公は心優しきピュア少年、ポテチ(愛称)。ポテチが恋するのは並外れた身体能力を持つ少女、小梅(実家はヤクザ)。 ポテチの親友マッキーや、顧問の白鳥先生、小梅の双子の妹たちや、他校のライバルなど愛すべき魅力的なキャラクターの宝庫なのもこの漫画の魅力です。 ああ、できることなら人類すべてに読んでほしい。 アニメ化とか向いてると思いますよ。先輩の袴の下がとにかく気になる先輩、パンツはいてますか? 西島黎名無し天才剣道女子・三鷹雪乃ちゃんは、同じ剣道部の藤倉先輩が「パンツを履く派か、履かない派なのか」がとにかく気になる!!! 自分は剣道に詳しくないので知らなかったのですが、男性は道着を身につける際、下着を履くと非常に蒸れるため、履かないことも普通にあるんだそうです。そ、そうなんだ… 1話では、試合中に藤倉先輩がパンポジを直しているように見えたことから集中力を切らしてしまい無敵の三鷹さんは一本取られてしまう。相当なショックを受けたかと思いきや、そっちのショックではなく藤倉先輩にはパンツを履いていてほしくなかった自分がいたことに気づいたのだった。こういうのを読みたかったんだよ「子供を殺してください」という親たち 鈴木マサカズ 押川剛やむちゃタイトルからして、子供が手に負えなくなった親の話って思ってしまうけど、子供は親の影響下で育つってことも忘れちゃいけないよね。 親も対処できなくなった子を専門施設に入れたり、行政や医療機関との仲介役となるトキワ保健事務所。ここの押川という人物が原作者で、ノンフィクションで構成されているというのが本当に驚き。タブー視されがちな精神疾患の世界、こうして「漫画」というエンターテイメントとして拡がるのは、興味本位であっても良いことなんじゃないでしょうか。こうゆうことあるある!いつかティファニーで朝食を マキヒロチPom 4人のアラサー女子の生きざまが忠実に描かれていて、共感できる箇所多数あり、とても読みやすかった。 可愛らしい家に一冊置いておきたい…寿司ガール 安田弘之名無しタイトル通り寿司ガール! イクラとかバラバラになったら簡単に死んでしまうという変なとこリアルでシュールだけどこういう可愛い存在現れて欲しいと思ってしまう! 寿司の話でなく寿司ガールの皿を手に取ってしまった女子の話なんですが好きな感じでした。 その寿司だったらこういう背景で…っていうのが、魚由来のものが一つもないのですがどの寿司ガールも可愛い!! なんか働く女子のトイレに一冊あってたまに読んで癒されたいです。日常系好きとしてはTOP3に入る働かないふたり 吉田覚starstarstarstarstarさいろくジャンルがわからないけどゆるーい日常が過ぎていくだけのほのぼのマンガ。 たとえば「よつばと!」とか、「ハクメイとミコチ」「ぼのぼの」とか。 後者2つは動物が主人公だったりファンタジーだったりだけど彼らの日常生活がほのぼの描かれていく物語。 こういうのはなんていうジャンルなんでしょう?なんかしっくりくるの教えてエラい人。 そしてそんなそれ系マンガが大好きな私の近年お気に入りTOP3に入るのがこれ。 キャラが立ってきてからが本当に良いし、なんで働かないのかお兄ちゃんの方はなんとなくわかってきたりして(妹が働かないのもお兄ちゃんが自分のせいにしてそうだけど)とてもほのぼーのしているのに深いとこもあったりして、お隣さんや兄の友人のリーマンもアホだったりストーカー気質だったりするけど結果として二人が丸く収めている。 なんかうまくいえないけどゴルゴより続いてほしいと思うぐらい好き。朝食女子たちのこれから…いつかティファニーで朝食を マキヒロチ名無し※ネタバレを含むクチコミです。離島スローライフ×SFという不思議な組み合わせマグネット島通信 伊藤正臣sogor25翻訳家の本山田が移住してきたのは自然豊かな離島・磁辺島。彼が島で出会ったもの、それは島に流れる緩やかな時間、心優しい島民とのふれあい、空から降る謎の金属片、そして道端に置かれたネコの像に消えるお供え物…アレ、なんか変だぞ!? そんな自然豊かな島でのスローライフとちょっとだけ不思議なSFとの組み合わせ。それらが島の人々の人間関係、そして翻訳家である本山田というピースと組み合わさることで1つの大きな物語を生み出していく。 それでも作品全体からはほのぼのとした雰囲気が滲み出ている。伊藤正臣さんの絵柄も相まって、しっかりSF要素がありながら穏やかな空気感が広がる不思議な作品。 ちなみに単行本は新潮社のバンチコミックスから出版されていますが、元々はジヘンというWEBマンガ誌で掲載されていた作品。島の名前もここから来てるのかなーとかいろいろ思いを巡らせながら読んでも楽しい作品。 全3巻読了ただのグルメ漫画じゃない『お土産漫画』おもたせしました。 うめにわか誰にどういうシチュエーションで持っていくかまで考えられているため、ただのグルメ漫画でなく、きちんとした「お土産漫画」として成立している。お土産にまつわる雑学なども面白い。個人的にはニッチな文学の話も興味深かった。もっともっと読みたかったが、三巻完結。まぁ腹八分目がちょうどいいということだろう。なんだこのカオスは怨霊採集 永吉武名無しキャラのクセ強…幽霊を愛して収集する謎の女・ミカ、狂っている…いうなれば「怨霊にストーカーする女」という感じでしょうか。 なんか先がありそうなのに読切なのかー。もっとそれぞれのキャラを掘り下げてほしいので続編希望します! eスポーツ好き必見!天才たちの闘いがいま始まる!東京トイボクシーズ うめ名無しうめ先生の新作『東京トイボクシーズ』の舞台は、高校のeスポーツ課! 天才ゲーマーの少年と、彼をとりまく大人たちの思惑が絡み合い、序盤からワクワクがとまらない! 最新のeスポーツについても勉強になりますよ! (冒頭に出てくる頭の固そうなおじさんを反面教師にしたいところ……)表紙で損をしてるロジカとラッカセイ 紀ノ目マンガトリツカレ男表紙を見て読んでなかったけどそんな理由で読まなかったのをちょっと後悔したくらい良いマンガだった。最初は謎も多かったが伏線も回収してすごい良い終わり方だった。 ロジカが野球好きの某キャラクターに似ていると思う個人的に2019年ベストエッセイ漫画です嫁はBL漫画家 車戸亮太名無しタイトル通りのエッセイ漫画なのですが、奥さんのキャラがすごく楽しくて大好きです。旦那さんである車戸亮太先生がハードなBLネタに冷静につっこんだり、Hなポーズモデルの協力をしていたり、2人のやり取りも微笑ましいです。BLに興味がない人でも結婚エッセイやマンガ家漫画として面白いと思います。最新話エピソードでの車戸先生渾身のプロポーズに対する奥さまの返しがさすがでした。ステキなご夫婦ですね!憧れます。とにかく泣ける、70歳はじめての子育てと終活。セブンティドリームズ タイム涼介名無しセブンティウイザンを最後まで読んでなかった者ですが(すみません)、続編が連載されていて驚きました。3人共元気そうで本当に良かった。 もう愛が、愛が溢れてしょうがないですねこの漫画は。溢れる涙もキラキラ輝いてるしで、眩しいったら。 未来ちゃんを授かってからこの夫婦は明らかに絆も深まって、活力がみなぎってる。 ただ、こんどはお父さんに癌が…今度こそ最後まで見届けたい。 キャラも物語も素敵ロジカとラッカセイ 紀ノ目さいろく読み始めた頃はノリというか空気感が『宇宙家族カールビンソン』に似てて好きだなと思っていた。 人間らしく、見た目も中身もちゃんとちょっとずつ成長してくラッカを見ているとコロナちゃん(カールビンソンの)も成長していってほしかったなと…別の感想になってしまった。 構図も割とキレイで近めに描かれていてキャラの小柄な感じが伝わる。なんかゲームっぽさというか一定の距離も感じるけど。 ともかく好きでしたーって書きたかった! 私はコレ好き。美しくまとまった全3巻ロジカとラッカセイ 紀ノ目名無し全3巻 読後感は最高です。 各話、若干の含みを持った終わり方ですが、話と話の間のイラストで心を救われ 最終的に、コレ以上の締め方は無いんじゃないか?というぐらい完璧に綺麗にまとまっています。 読む人を選ぶ本が増える中、コレはどんな人にもオススメ出来る作品だと思います。精神疾患を患った子供たちをもつ親「子供を殺してください」という親たち 鈴木マサカズ 押川剛地獄の田中ショッキングなタイトルだが実話をもとにした深刻な話。精神疾患を患った子供を持つ親からの相談を受けて、子供を病院などの医療と結びつける仕事を請け負うトキワ精神保健事務所の話。 統合失調症やアルコール中毒が家庭を壊していく姿は真に迫っていてとても恐ろしい。ただ、「恐ろしい子供達」として子供を加害者、親を被害者と一方的な関係にしてしまうのではなく、子供が精神疾患を患った経緯にきちんと目を向けている点が素晴らしい。 登場する押川さんは原作者であり、トキワ精神保健事務所を立ち上げ活動している本人でもある。これ生きるがテーマの話だと思います死役所 あずみきしむ以前きゃりーぱみゅぱみゅさんのツイートを見て読み始めたマンガ。 みんな死ぬし、役所にくるみんな死んでるのでどの話もかなり重いのですが、死ぬ話を書くと必然的に生きる話を書いてることになる気がします。どの人も必死に生きた人生の話が描かれてる気がして、私の場合ですがボロッボロに泣きました。特に漫才の二人組の話とか泣きました。死んだままの姿で役所にくるので映像化とかメディア化された場合グロいじゃん!と言われて敬遠されそうなのですが、漫画ではそこまで写実的に描かれてはいません。 読む人選ぶのかもしれませんが泣くので読んでみて…<<1819202122>>
極道から主夫になった主人公のドタバタ奮闘っぷりに癒されながら笑わされちゃいます! ど天然の主夫ヤクザにツッコミながら読んでたらあっという間に1冊読み終わっちゃった!