のーどうでいず
高校生のさとみちゃんを中心に、中学生&小学生の4人の女の子たちが夏休みの野山を駆け回ったり、川魚を釣ったり、ショッピングモールに遠征したりします。『ヴィンランド・サガ』と『プラネテス』で《人間》と《自然・宇宙》が対峙する極限状態を描いた幸村誠が、まさかの大絶賛!『グッバイエバーグリーン』のせきはん(大森しんや)が描くご近所のんびりアウトドアが始まりました♪
東京自転車少女。
東京に過剰な憧れを抱き上京した天然少女・島野いるか。出会った仲間から「東京を自転車でぶらぶらする」謎の部活に誘われて……?
草食系男子VS肉食系悪魔傭兵ギルドに属するテオ・アスペルは、弱すぎるゆえに、 色々なパーティに入ったり追い出されたりを繰り返していた。強くなろうと思い、なんでも願いを叶えてくれるという悪魔を召喚することにするが……。草食系な男子と肉食系な悪魔が、幸せに暮らしていくちょっとエッチな(?)物語――。
異世界で開催される、魔物・妖怪・メカなど様々な時空を代表するショボい者たち同士の凄惨な最弱決定トーナメント。人生を逃げ続けてきたダメさを買われ呼ばれた会社員・吉澤ヒトム、さすがにここからは逃げられない…? いや、それでも俺は逃げる!!最弱仲間を集めて、ショボ過ぎ特殊能力で逃げきれ!『ノブナガン』の久正人原作・新鋭KRSGとのタッグで描く、最弱者達の異世界逃走サバイバル!!
領地は広い。民はいない。長きに渡る戦争での活躍から“救国の英雄”と称された男・ディアス。彼に与えられた報酬は、広大な領地――のみであった。現地に暮らす鬼人族の少女・アルナーと出会った彼は、領主として第二の人生を歩み始める。アース・スターノベルの人気作をハンティングアクションの気鋭・ユンボが豪快に描き出す!注目のスローライフファンタジーが満を持して刊行です!!
二度目の勇者、大賢者の孫、不死身の吸血鬼――あらゆる能力者(チート持ち)が即死する……!?「ねえ! 起きてってば! ねえ!!」修学旅行中の高校二年生、高遠夜霧は、移動中のバスで気持ちよく寝ていたところを、クラスメイトの美少女、壇ノ浦知千佳に起こされた。しかし、甘酸っぱい展開にはならず、目を覚ました夜霧に見えたのは、半壊したバスと床に横たわる複数の死体、そして目の前で“何か”にくし刺しにされて死にかけているクラスメイトの姿だった――――!!
エレベーターに閉じ込め・ゴミ箱に突っ込む・終電を逃す…異様に高い危機管理意識を持つ女子高生・日比乃備は、持ち前の知識と判断力でいつでも日常に潜むピンチをシミュレートして危機管理!…のはずが旺盛な想像力で全部やらしい妄想に!! そしてピンチの時はなぜかいつもそばにいる百合川さんに体を狙われてる!?
ルーツビア
おさけ呑むべし、酒のむべし♪ビール好きOLのすずが友人たちとたまにひとりで、そして時には見知らぬお客さんとグラスを傾ける。ニコニコ静画で400万再生突破のほろ酔いお酒漫画『ルーツビア』、100ページ超の完全新作を加えて登場です。
クロボーズ
時間も、場所も、遠く離れた見知らぬ場所で、真の孤独に陥ってしまった一人のアフリカ系ボクサー、ヤーボ・モーガン。悲劇に襲われる直前、ヤーボは幸せの絶頂にいた。貧乏のどん底で描いたプロボクシングのチャンピオンになる夢を、家族の支えによって手に入れた。その証であるチャンピオンベルトを手にした瞬間、ヤーボは強烈な頭痛にさいなまれ、意識が遠のく…。ヤーボが目を覚ましたのは戦場(いくさば)だった。飛び交う矢、火花散らす刀、血しぶき、悲鳴、…そしてサムライ。なぜかヤーボは遠い日本の戦国時代に試合後の姿そのままで現れてしまったのだった――。
寂れた駅前、荒ぶるDQN…冴えない地元が好きになれない女子高生室町花子はある日、ひょんなことからクラスの問題児・佐橋風夏に自転車ごと連れ去られる。辿り着いた先は…サッカースタジアム!?
異形の吸血鬼・金魚鉢男。彼は頭部が金魚鉢で、雨上がりに現れ、人の生き血をすする。吸われた人間は、ほどなく金魚になってしまう。これを阻止できるのは、スクール水着がユニフォームの通称“血潜り”と呼ばれる少女のみ。男子高校生・昊介(こうすけ)は、血潜りの林檎ちゃんとともに金魚鉢男に立ち向かう!
魔王様のために中ボスを育てます!! 育成型RPG風学園ファンタジーコメディ! 日々力をつける勇者に対抗すべく魔界初の中ボス養成機関を設立。魔王に忠誠を尽くす女教官が己の才覚を生かしすぎてとんでもない学校になっちゃった!?
「ポンポン山美人姉妹」の姉・高校生のさとみは、タナゴオタクだった!胴長姿で水路に入っていくさとみに、妹のともえも、近所の純とはなこも、呆れ顔。オシャレもしたいけれど、まだまだ外遊びも楽しい!そんな女の子達の自然観察&アウトドア系夏休みを、フルカラーでどうぞ。 ----- 作者のせきはん(大森しんや)先生は、例えば古いバイクに跨る女の子の『グッバイエバーグリーン』、旧車のレストアを学ぶ女の子達の『ぜっしゃか!』など、ノスタルジーに消えてしまいそうな物を若い感性が再評価する、という物語を描かれる。 『のーどうでいず』の場合は、都市化を免れている田園風景を、若者が慈しみ楽しむ様子が瑞々しく描かれている。取り敢えず自然は豊かで、子供達も先のことを考えず、今を目一杯楽しんでいて、ゆるく楽しめる。 この作品が全編カラーで描かれているのは、恐らく、タナゴを描くためであろう。幾度か出てくるタナゴの、虹色の体色は本当に美しい(現実のタナゴも全く同じように美しい)。これを求めるさとみの感覚は、宝石探しのようなもの、なのかもしれない。 青空と緑の自然美に、女の子達の色とりどりの服がアクセントになっていて、単調にならない。色調を明るく、淡めに統一しているので、目に優しく、楽しげながらも、ちょっと色褪せたノスタルジーも感じられる。 優しい色彩の中を溌剌と遊ぶ女の子達に、こちらも元気を貰えるこの作品。1巻で止まっているのが勿体ない。 タナゴ釣りの仕掛けの、精緻な細工の話など出来ないだろうか。さいたま水族館やムサシトミヨの話なんかも見たい。 今後に期待しては、いけないだろうか……。