KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<9192939495>>天原ワールドでフェチの世界に引きずり込まれる異種族レビュアーズ 天原 masha名無しPixivで大人気『異種風俗クロスレビュー』がまさかの一般誌から漫画化。タイトルから「風俗」が抜けたのもそのため。至高の天原ワールドandフェチ全開の神作画が最高。これが次クるグルメ漫画かも!?ショートさんの日常ショートショートショートショートショートさん タカノンノ名無しままならない日常コメディ。正直これほど笑える漫画とは思ってなかった! クスッとというより、声出して笑いました。 クールで美しい表紙の絵と、実際のショートさんの日常との落差を楽しんでほしい。題材がクール数字で救う! 弱小国家 えかきびと 紅緒 長田信織mampuku人類史でも重要な転換点となった科学革命を、文明の遅れた異世界でも起こす。単にマヨネーズやスマホを持ち込んでひけらかすよりも建設的で好きです。 ただ、よく当たる拳銃がある、透明な窓ガラスがある、書き散らすほど紙がある、けれども数学はない……という独特の世界観に慣れるのが少しむずかしいですw 原作イラストの紅緒さん、ブレイクしつつあってよきですね。コミック版のほうの絵も、漫画としては多少荒削りではあるものの、非常に高い画力が伺えます。 数字を扱った作品ということで、天地明察や狼と香辛料のような名作めざして頑張って欲しいですこれを読んでからずっとファン放浪息子 志村貴子nyaeビーム連載当時に友達からすすめられて読み始めて、志村貴子先生のファンになったきっかけの作品です。 トランスジェンダーを扱った長編作のなかでも名作に入ると思う。 この可愛らしい表紙からはあまり想像できないほど、パートによっては読むのが辛くなるような部分もありました。それでも登場人物たちは年齢を重ねながら、色んな人と出会い、各々で視野を広げていくうちに「こっちが心配しなくてももう大丈夫だな」といった感じで手元から離れてくような感覚にもなりました。 ここからは細かい個人的な好みの話ですけど、主人公にとりんの姉・まほちゃんの彼氏の瀬谷くんがほんとイイです。まほちゃんが弟にはちょっときつく当たりがちで気が強いのに対し、瀬谷くんのイケメンなのに控えめで押しが弱い感じがたまらないんです。とにかく性格がいい。 もうひとりは千葉さん。千葉さんはたぶん放浪息子読者のなかでもかなり人気が高いキャラクターのはず。可愛くて強くてでも不器用で、そして可愛い。 もしこれから読むという方は瀬谷くんと千葉さんに注目してみてほしい。 全てのオタクに捧げる珠玉のギャグ漫画コミケ童話全集 おのでらさんたか第1巻の刊行前に「神おっさん」がバズってたのが懐かしい調べてみたらもう4年も前なんですね…時が経つの早すぎる(震え) https://twitter.com/onoderasan001/status/808743825464119296 コミケに向けて創作する人々の暮らしを童話(教訓話)を下敷きに描くこの作品は、タイトルや設定で流れが分かっていても予想外の角度から笑いが襲ってくるのがすごい! ジョジョが人間賛歌ならば、この作品はまさにオタク賛歌。 何度読んでも笑えるし、「創作する・鑑賞する楽しみがあるオタクの人生って最高だな」とメチャクチャハッピーな気持ちになれるのでオススメです!いくつもある『エウレカセブン』の物語のひとつ交響詩篇エウレカセブン ニュー・オーダー BONES 深山フギン 大野木寛ANAGUMA『エウレカセブン』が作品によってストーリーや世界観、キャラクターの設定が異なるちょいと厄介なシリーズなのはファンなら周知の事実。 『ニュー・オーダー』は元はTV版放送完結時のアニメイベントで「51話」として公開アフレコが行われたオリジナルストーリーの朗読劇です。 映像は本編の再編集で、物語はそのイベントのためだけに作られたものという、非常に特殊なコンテンツでした。(今となっては『エウレカ』の作り方として定着した方法な気もしますが) そんなスペシャルなストーリーのコミカライズが放送終了から7年後に刊行されるというのもシャレが利いています。なんと言っても再編集でなくすべて書き下ろしですからね…。 それだけでもファンなら読む価値アリです。 『ニュー・オーダー』はエウレカがすべてを手放していく物語です。 ニルヴァーシュとの出会い、ゲッコーステイトとの出会い、そしてレントンとの出会い…。思い出を手放していく過程は、コーラリアンとしての悲しい運命が本編よりも色濃く出ているんじゃないかなと思ったりします。 そんな悲しいストーリーでも、深山フギン先生の絵がかわいらしくて、読んでいると「あぁ、間違いなくエウレカの物語だ」という幸せな気持ちになってしまう。 ラストカットは本編に比肩する尊さだと個人的には感じています。 『エウレカセブン』は沢山の物語がある分、何度でも楽しめるボリューム満点のコンテンツだと自分は思っていいます。 この『ニュー・オーダー』のコミックも、その厚みを増す役目を十二分に果たしてくれていますよ。謎解きとリョナの二重生活…!プロメテウスの枷鎖 藤也卓巳ななしアマゾンでたまたま見つけ、格好いいタイトルと表紙に惹かれて読んでみたらフェチが詰まったすごい作品だった。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/295193/82f78b74-f20b-4d11-95ae-594f6d022d41.jpg 人に火を与えた罪で三万年間、昼の間は臓物を啄まれているギリシャ神話の神・プロメテウスが主人公。夜だけはその刑から逃れることができるが、夜は夜で自分に罰を与えたゼウスと共に、時を超えて人間が起こした事件の謎解きをするというお話。 正直表紙の美しさに比べると本編はそれほど美しいと思わなかったけれど、毎回毎回、見た目がショタのゼウスに内臓をグチャグチャかき回されるプロメテウスがとにかく性癖に刺さります。 なんで神様が乙女ゲーのキャラとかホストみたいな格好してるのか…と内心思わなくもないので、いつか説明があるといいな。 休載があまりにも惜しい名コミカライズ…沙門空海唐の国にて鬼と宴す 夢枕獏 大西実生子たか偶然このコミカライズを知り、美麗な表紙に惹かれて読んでみた作品。1巻の発売が2013年とのことで一体どういうことか調べると、連載先のサムライエースが休刊となったタイミングで休載。映画化に合わせて再開予定だったとのこと。 https://natalie.mu/comic/news/106687 が、結局その後発売されたのは映画のコミカライズ 「空海 -KU-KAI- (夢枕獏/睦月れい 全2巻)」だった…という流れのもよう。(もっと経緯に詳しい方がいらしたら是非教えて下さい) **スタイリッシュさと色気・生々しさを兼ね備えた線のタッチが好き。**背景や衣装も史実に基づいた説得力のある描写がされているところもいい! また、硬派で一辺倒の落ち着いた語り方をするのではなく、コメディシーンでは漫画らしいデフォルメも使われていて、読んでいてすごく楽しかった…! 最近は「リアリティライン」という言葉もあるけれど、硬派な世界観を壊さない絶妙な加減で漫画っぽさが加えられていて本当にすごいと思う。 逸勢と空海、2人の心の動きも本当に丁寧に描かれていて、作品世界にガッツリのめり込むことができました。叶うなら何らかの形で、一応の完結に持っていってほしい作品です。 (画像は1話の扉絵。これだけで期待しかないし、期待通り最高の本編だった)主人公の考え方が幼なすぎてダメジョのルームシェア ハルタミミ名無し危なっかしくて見ていられない。まだ序盤だからか。そのうちしっかりしてくるのだろうか。なんで途中から急激にエロくなったのか?駆除人 浅川圭司 花黒子 KT2名無し序盤の淡々と仕事する感じが良かったのに… JKの体で義理の弟と…史上最高に奇妙な三角関係!!今度会ったら××しようか 飯田ヨネ名無し※ネタバレを含むクチコミです。民俗学とか都市伝説が好きな人にはたまらないとでんか 大塚英志 樹生ナトマウナケア秋の夜長はやっぱりサスペンス、と思い立って探したらひっかかったのがこの作品。とでんか=とでん課=都伝課=都市伝説課って伝わりにくいタイトルだな、表紙も狙い過ぎ、と第一印象は良くなかったですが、ページをめくったら意外やこれがツボを突かれまくりでした。民俗学を専攻していたことがきっかけで都職員として働くことになった月極(つきぎわ)。しかしその職場は都市伝説問題を処理する課だった…という内容。冒頭から普通に出てくるのは口裂け女に人面犬、ダルマ男など伝説の怪人たち。そして起きる事件も怪人赤マント、リトルグリーンマン、神隠しといった新旧の都市伝説をモチーフにしたもの。さらに小ネタで噂の広がり方の実験や、都市伝説風の病気、謎の映像などを解説してくれる。その手の話が好きな人にはたまらないでしょ? しかも一見コメディタッチな構成ながら、裏サイトや戸籍売買などの情報を絡めてあるので、妙に納得できる話になっているのがニクい。毎日欠かさず東京スポーツを愛読している私にとって、ホント楽しく読める作品です。そのうちゴム人間も出るかな?近年稀に見る男気のある女性主人公マイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカさいろく1巻半分もいってないのに泣いてしまった。こういうキャラ好きだなぁ、いい。 何処と無くミナレさん(「波よ聞いてくれ」より)みたいな感じもあり、でも高橋ツトムみたいなとこもあり、それでいて安野モヨコのようなとこもあっていい。 いい。シンプルに主人公の想いと語りもとても強く悲しく深く刺さってくる。 遂に現れた「クトゥルフ」の真骨頂クトゥルフの呼び声 ラヴクラフト傑作集 田邊剛 H・P・ラヴクラフト兎来栄寿これまでも、『闇に這う者』や『狂気の山脈にて』など、クトゥルフ神話体系の様々な作品をコミカライズしてきた田辺剛さん。今回、満を持してクトゥルフの代表作である『クトゥルフの呼び声』が描かれました! 今までの作品も良かったですが、本作は集大成とも言える素晴らしいクオリティでした。以前よりも絵のクオリティも更に上がっており、邪神の禍々しき神々しさ、宇宙的恐怖のヴィジュアル化を見事に成し遂げていると言えるでしょう。 星を渡る邪神の一枚絵の美しさなどは堪りません。 純粋に一つのホラーマンガとしても楽しめますし、クトゥルフ神話に興味があるという方もこのマンガから入ってまったく問題ありません。 紙の本の重みとインクの匂いがまた世界観を補強してくれています。田辺剛さんには今後もクトゥルフをマンガ化して欲しいと願ってしまう一冊です。IT系社畜あるあるで共感の嵐いきのこれ! 社畜ちゃん ビタワン 結うき。六文銭IT系の会社でSE・で働いたことある人は、共感できる作品ではないでしょうか。 逆に、ネタがリアルすぎて笑えない、なんてことも。 やりがいのある仕事→サビ残、休日出勤、土壇場の仕様変更 実力主義→大量採用、大量離職 高収入→時給になおすと実際は? …うっ、頭が。ラクして稼げる仕事なんてないんでしょう。 社畜ちゃんの頑張っている姿に勇気をもらい自分も頑張ろうと、謎の元気をもらえます。 また、巻末にはプログラミングをやってみようのコーナーもあり、プログラミングはよくわからないけど興味があるって人も楽しめるようになってます。(しかし、ここまで地獄をみせておいて啓蒙していくスタイルに、社畜の鑑を感じます。) なんとなく、アニメ映えしそうな作品。緊迫感ある独裁国家サスペンス #1巻応援ぼくのツアーリ 草下シンヤ 姫野ユウマ名無し独裁国家の後継者争いがテーマ。 おそらく『カラマーゾフの兄弟』を下敷きにしているんじゃないかな…と思うんですが、正直どう物語が転んでいくのか予想つかないです。 主人公である冷血非道の将校ユーリィはなぜか被迫害民族の孤児リューにだけ愛情を注いでいて、これがどこまでがポーズでどこまでが本心なのかわからないのが不気味。(それに「萌える」っていうひとは沢山居そう) 殺伐とした乾いた世界観が展開される中、無邪気なリューをめぐるパートはいいコントラストになっていてメリハリが付いてます。 1巻の時点ではユーリィとリューを結ぶ関係性も謎に包まれたままなので、読者としてははやくそこを見せてくれ!という気持ちになっちゃいますが、ユーリィの底知れなさで魅せていくタイプの作品だと思うのでなかなかうまく焦らされる。 本格的な政争が始まるのは次巻以降だと思いますが、クローズドな世界で繰り広げられる権力闘争が好きな人にはきっとハマるはずです! まんがでよくわかる!公務員のおしごとわたし、公僕でがんばってました。 古林海月starstarstarstarstarひさぴよ作者の古林海月先生が1993年〜2002年まで、県職員として働いた実体験を描いた漫画です。 最近のお役所では、非正規職員の雇用が増加し、全体の半分近くを占めているそうですから、職場事情は変化していると思いますが、それでも末端公務員の仕事の大変さは、時代に関係なく、そんなに変わらないのかもしれない…と読んでて思いました。あと公務員と聞くと、長年勤めているイメージありますけど、意外と転職も多いのだとか。 作者は、さまざまな課を経験していく中で、生活保護のケースワーカーとなり、精神的にも肉体的にも負担の大きな仕事のため身体を壊していきます。 |彡サッ(あわせて読みたい →『健康で文化的な最低限度の生活』) そして、ある事をきっかけにプロの漫画家を目指すことになるのです…。 最終章では、退職してから漫画家デビューするまでの自伝的なエピソードとなっており、これはこれでとても面白いお話。 ちなみに漫画家エピソードの中で、デビュー作の話が出てくるものの、この本には収録されていません。デビュー作の読切は「米吐き娘」の巻末に収録されていますので、もし読みたい方はそちらをどうぞ。 話が逸れましたが、この漫画が伝えているものは「公務員は決して楽な仕事ばかりではない」という点と、言われなき公務員バッシングに対しての憤りも結構込められているのではないかなあ。じわっ夢中さ、きみに。 和山やま222温度低めでシュールなおもしろさがじわじわくる。ニヤつく。 死んだ魚のような目がたまりません。 林くんと二階堂くんに夢中です。 もうずっとやりとり見ていたい。 人物とそれ以外のバランスが上手くて、 細かい部分もとても丁寧に描かれていて、 なんか得した気分になる。 次作も楽しみ!!女も男もためになる生理ちゃん 小山健222生理ちゃんかわいい。 性欲くんと童貞くんのゲスさも好き。 1冊まるまる彼らの作品を読みたいぐらい。 出てくるキャラクターがゆるかわで線が好き。 2巻「小学生と生理ちゃん」 分けられてしまった道がまた交わって、理解し合えればいいなと思った。 いじめや不妊、「人様に迷惑かけない」という呪縛についてや、「わたし」について、生理を交えながらも広いテーマをも含んでいて、読んだあとすこし心が軽くなる。 共感するところも多い。 これは読むべき!ふしぎの国のバード 佐々大河むバードさんと言う外国人が昔の日本を旅する漫画 バードが異質な感じに見えるかと思いきや、自分たちが住んでる日本の方が異国に見えるんですよね〜! 2020年からすれば大昔の日本は異国、不思議の国! 進んだ西洋文化の方が今の日本に近しいのかもしれません バードさんが外国人だけどすごく優しい人だから異国の地でも好かれるんでしょうね 今人におすすめしたい漫画にこれ挙げます! バードさんの翻訳担当、イトーとの関係も見逃せませんキャスバル=シャアのミッシングリンク機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和 矢立肇 富野由悠季 大河原邦男あうしぃ@カワイイマンガ宇宙世紀0080年1月1日、連邦とジオン公国の間に終戦協定が結ばれた……とのことで、1月1日は(ガノタ的には…)一年戦争終戦記念日です。ここでは最新の戦史としての『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の見所をご紹介します。 まず、前のさいろくさんのレビューの通り、現代にこの物語を、丁寧な解釈で蘇らせて下さった事が有難いですよね! ジオンにも真っ当な大人(ドズル・ザビやランバ・ラル)がいる一方、 連邦にだって阿呆な士官もいる。『THE ORIGIN』では、敵味方関係なく、様々な大人達が紡いでいる大小の物語を、余す所無く丁寧に纏め上げています。 アムロ・レイとホワイトベース隊中心史観だったアニメの1stガンダム。『THE ORIGIN』はそこに沢山の、別視点からの物語を加えることで、ジオン建国から一年戦争終結までの歴史の全体像を、偏り無く記述した戦史として、新たな発見が沢山ある作品となっているのです。 (偉そうな割に功績がよく分からなかった、マ・クベやレビルの活躍なども面白いですね) そこを踏まえて、敢えて一点。この物語が、ガンダム史の重要人物でありながら、謎の多い「シャア・アズナブル」の欠けていた部分を、沢山のページを割いて埋めている点を、紹介しておきたいのです。 ジオン建国の祖、ジオン・ズム・ダイクンの息子、キャスバル・レム・ダイクン。彼は名を変え、ジオン軍のパイロット・赤い彗星のシャアとして出世し、公国を私物化するザビ家に接近します。 それにしても、彼はどうやってジオンの亡き後、ザビ家の監視から逃れたのか。そしてシャア・アズナブルの名の由来とは……。 更にはガルマ・ザビとの友情の日々から、シャアが仮面を被る迄、卓越したMS使いの理由からララァ・スンとの出会い等々、様々な秘密が破綻なく描かれ、その後の彼の行動原理がしっくりくるようになっています。 キャスバル(シャア)は、人として真っ当な理想を持ちながらも、それを先鋭化させ、人に本心を露わさず孤立し、そして力がありながら、誰も幸せにしませんでした。 その後のZや逆襲のシャアにまで通じる、彼の哀しみの源泉……命懸けの日々の中で理想とプライドを保ちつつ、歪んでいく過程が、この作品ではじめて描かれているのです。 是非若いキャスバル(シャア)の真っ直ぐな冒険と、そこに潜む哀しみを、ご一読いただきたい!人間の記憶を舞台にしたサイキック・サスペンスペット リマスター・エディション 三宅乱丈名無し「これを読んで人生が変わった」と言っている人がいたので気になってた作品。初めて読む三宅乱丈作品としてもオススメできると思います。 人間の記憶には「ヤマ」と「タニ」がある。その人を支え続ける記憶が作った「ヤマ」と呼ばれる場所と、その人を痛め続ける記憶が作った「タニ」と呼ばれる場所。他人の脳内に潜り込み、この二つの場所を操作する能力を持つ者は「ペット」と呼ばれ、彼らの力は組織によって悪用されていた。 ペットになれるのは現実社会に適応できないようなヤマもタニも持たない子供達で、その素質を見抜けるのはペットとしての能力を持つ者だけであり、自分のヤマを共有するので絆は深くなり、親子のような関係でもある。 ヤマとタニというオリジナルな発想も、ペット同士の複雑な人間関係や心理描写も、めちゃくちゃ面白くて夢中で読んでしまう。2020年1月からアニメも放送されるので楽しみにしている。 キャラが立っている 仏像だけに仏像のまち 蒼木雅彦名無し勉学に励みたいゴク普通の高校生・空人。 死んだ父親が仏像専門の彫刻家・仏師だったため、 仏が見えるようになった。 実は仏像にはそれぞれ仏様が潜んでおり、 時に仏像から抜け出し世の中を徘徊しているのだ。 そして仏が見える空人のところに頻繁に遊びに来るようになる。 心配性な如来、マイペースな菩薩、負けず嫌いの帝釈天、 etc・・。 仏様なのになぜか煩悩とハタ迷惑の塊のようなヤツらに 空人は勉強の邪魔ばかりされる。 ゲーセンや回転寿司、スキーや海水浴等につき合わされ 勉強をする時間はなくなり上手くなるのはツッコミばかり。 初めて仏様に救われたのは第一巻130ページ(笑) 別の意味で悟りを開きそうになる空人。 信ずるものは救われるのか・・。 タイトルで損している!青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 鴨志田一 七宮つぐ実 溝口ケージmampuku「涼宮ハルヒ」に代表されるSFラノベやライト文芸、あるいは「君の名は。」や「打ち上げ花火」、「時かけ」のようなジュブナイルが好きな人はきっと刺さると思います。そしてこれらの挙げた名作たちにも引けを取らないと自信を持っておすすめできる素晴らしい作品です。 普段小説が原作の場合、小説を手に取るのをおすすめするのですが、アニメの出来が非常によく、漫画も悪くないので、原作に手を出す前に漫画を手に取るのもよいかと<<9192939495>>
Pixivで大人気『異種風俗クロスレビュー』がまさかの一般誌から漫画化。タイトルから「風俗」が抜けたのもそのため。至高の天原ワールドandフェチ全開の神作画が最高。これが次クるグルメ漫画かも!?