集英社マンガの感想・レビュー5008件<<149150151152153>>桂正和先生の描く女性の美しさは必見!ZETMAN 桂正和名無し桂正和先生と言えば「電影少女」や「I"s 」などのちょっとエッチな作品で少年たちに夢をみせてくれましたが、 「ZETMAN」は少年誌では描写できない性描写や暴力表現を取り入れており当時の反響は物凄いものでした。 それでありながらストーリー展開は「善」と「悪」を徹底しています。 さすがは漫画界の巨匠の力作といったところです。 あくまで個人的な考察ですが、「ZETMAN」は作者自身が「本当に書きたかった作品」だったのだと思っています。 そうじゃないとここまで力の入った作品は完成しなかったと断言できます。早く続きが読みたい#1巻応援フールズ 皿池篤志ナベテツ前作「レイチェル・ダイアル」と出会った時にも出会いに感謝したんですが、GJむちゃで新連載開始の報に触れて、とても楽しみにしていた作品です。 連載開始から単行本が発売されるまで、結構時間がかかっているなあと思ったりもしたのですが、1・2巻を同時に手にして、一気呵成に読み、納得しました。この作品は同時に発売すべきだし、単行本を届けてくれた作者・編集者に感謝しました。 「バカ」になってしまう…。その言葉が非情に重たい意味を持つ作品なんですが、SFとしての面白さもあり、また昨今の社会-異分子に対する排除-の風潮とも重なり、軽やかなタッチで多面的な作品を描く作者の実力が遺憾なく発揮されています。 未読の方に胸をはって勧められる傑作だと断言しますし、欲深い感想ですが、3巻が今から楽しみです。キュンキュンします。…こっちにおいでよ。 Mariaaicoキュンキュンします。複雑な設定ながら、キュンキュンするどころの描写や背景はすごくて、読んでて止まらない。そして絵が綺麗で、未成熟に引きつづき読んでみて、Mariaさんの漫画好きだなってこの作品で気づきました。生活がだらしない女×性にだらしない女!!だらしない女 三浦コズミ名無しまさか「だらしない」って登場キャラ二人ともにかかってるとはね… とくにキュンとするような展開はなかったけど、コメディとして面白かったので好きです。聖さん、大人しい顔して手練れやな…やっぱり女子校って最高!女子校に転校しました! 藤田かくじ名無し拳でコミュニケーション!ツッコミは頭突きで!!転校初日にチャンピオンベルトゲット!!! 今月のウルジャンに載ってた読切の中で一番好きですね〜 百合好きよりも、プロレス好きに読んでほしい。こらこら…舞先輩は淫らじゃない 安田剛助名無し舞先輩ったら、最初は無表情で近づきがたい雰囲気出しといてまったくもう。8ページ目でいっきに好きになっちゃったよ 攻めに攻めた結果、飛行機ポーズになっちゃったのかわいい。こういうオチ好きまひろちゃんの隠し事 あめみくろ名無しネタバレしたくない内容なので言えることは限られますが… 短いページ数のなかにあっという驚く仕掛けがあって感心しました。 見えてるものだけが真実じゃないってことですね。 まひろちゃんと「ボク」のふたりがこの先どうなるのか、気になってしまう。 短所は長所デカワンコ 森本梢子名無し主人公の花森一子は、人間離れした嗅覚をもつ女の子。彼女の特性ゆえ学校で悲しい思いをしたが、サンタのおじさんの言葉で自分の夢を見つけたエピソードは心が温まりました。自分が思う短所は、考え方次第で自分の長所になりうるという、読者に対するメッセージとも感じ取ることができ、真っ直ぐな一子からも元気をもらえます。人でありグールでもある少年の物語東京喰種トーキョーグール リマスター版 石田スイ名無しトーキョーグールに出てくるグールには人間を餌としか見ていない者たちと、人間と共存しようとしているグループに分かれています。主人公のカネキは後者に分類されます。 カネキはとても気の弱い少年ですが、ヒロインであるトーカを追い抜く戦闘能力とメンタルの強さ、知性、敵対しているグールたちの信頼を得るカリスマ性...最強のグールへと成長してく姿が読者の心を鷲掴みにして離しません。 巻末で作品中にでてきたちょっとしたグールの話がギャグテイストで書かれていて少しほっとしました。そんなギャップも好きです。 漫画が好きな人はもちろんのこと、大人にも読んでほしい近代バトル漫画の名作です。 ディストピアファンタジーがジャンプでスタート!約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか名無し※ネタバレを含むクチコミです。JIN-仁-を読まずして仁を語るなかれJIN―仁― 村上もとか名無し漫画をTVドラマにする際に、プロデューサーが原作にどんなアレンジを加えドラマ化するかを楽しみしている私ですが、この「JIN-仁-」に関してあえて勝敗を付けるならば、人物設定がシンプルであり分かり易く気軽に読める漫画の方に軍配を上げます。 南方先生もドラマに主演した大沢たかおさんみたいにカッコ良過ぎず、身近に感じられます。いずれにしろ抜群に面白い漫画である事は間違いないから読まない手はないですよ。ドラマを見ていたけど漫画は読んでいないというのはもったいないです。ゆずゆちゃんが可愛いすぎる!!愛してるぜベイベ★★ 槙ようこ名無し学校で大人気のイケメン結平くんが、保育園児のゆずゆちゃんを母親代わりとなって面倒を見ていく漫画です。見どころは、やはりゆずゆちゃんの可愛らしい姿です!こんな子どもがいたら私も可愛がりたいなってつい思っちゃいます。また、結平くんが愛情深くゆずゆちゃんの面倒を見ることで、2人の関係が深くなっていくところも素敵です。遠藤達哉と私と20年四方遊戯 遠藤達哉短編集 遠藤達哉六文銭遠藤達哉と私の出会いは忘れもしない20年前。 ジャンプの読み切りで掲載された『月華美刃』を読んでからだ。 その新人離れした画力と、スタイリッシュで魅力的なキャラクター、困難に立ち向かう主人公という王道な作風に圧倒され、新たなジャンプの夜明けを感じ、この作家の可能性に期待しまくりだったのです。 続く読み切り連載『WITCH CRAZE』も読み、その期待が確信にかわる。 この作家、絶対くるぞ! (2000年秋) ・・・こなかった。全然、こなかった。 その間、数本の読み切りと、ジャンプスクエアなどで『TISTA』や『月華美刃』(読み切りの連載版)の連載はあったが、お世辞にもヒットにつながらなかった。 悪く言えば、打ち切りだ。 自分の価値観と世間の価値観がズレることは多々ありますが、どこを切っても「嫌われない作風」なのに、この作家がヒットしないことで、自分の審美眼を疑うどころか、人格を否定されたような気持ちに打ち倒されました(言い過ぎ) その後、連載はおろか読み切りの発表スピードが遅れるたびに、作家生命の危機を感じていたが、昨年2019年『SPY×FAMILY』がジャンプ+で大ヒットした。 100万部突破、各賞受賞。 もうね、この大ヒットに、わたくし、膝から崩れ落ちましたよ。 俺は前から目をつけてたぜ~、なんてチープなことを言いたいのではないのです。 心の底から応援していた一人の作家が、長い年月をかけて大成したことが、ただ、ただ、嬉しいのです。 (消えていった人もたくさんいるので) 諦めなければ、いつか必ず報われるというのを魂レベルで理解できました。 20年…20年も続けられるもの、何かありますか?って話なんです。 そんな1作家ファンとして言いたいことは、どうか他の作品も知って欲しいということだけです。 この短編集は、その後続く作品たちの「魅力の原点」が詰まっております。 他の作品からこの作家を気に入った方はこちらを読んでも全く損はありません。 初期作の短編集ですが、ハイセンスな世界観、笑いあり、シリアスありの遠藤達哉ワールドをビンビンに感じる1冊です。しょうたもさなちゃん…恋染紅葉 坂本次郎 ミウラタダヒロaicoしょうたもさなちゃんもゆいちゃんもみんなピュアでかわいいーー!!!!青春って感じの恋愛模様が大人になって読むととても甘酸っぱくて素敵だなって懐かしめます。リーダーとはキングダム 原泰久名無し以前から友人から勧められたのもあって読んでみました。 1巻を読んだだけで人気の理由がわかった気がします。主人公が下僕の身でありながら大きな夢を持っていることに、感動しました。私たちは普段言われた事をやったり、失敗を恐れながら生きていますが、そんな中この漫画を読んで私もの中で何か少し変わった気がします。敗者復活の戦戦乱FREAKS 肥田野健太郎 矢部駿名無し「ジガ -ZIGA-」好きだったので、読切でジャンプに戻ってきてくれて嬉しい。相変わらず、この人の描くクリーチャー絵はグロ格好いいわ。侍はわかりやすい性格で、良い相棒キャラだとお思うが、少年の方はミステリアスすぎるというか、各場面で性格が若干変わるんでもう少し安定してほしかった。野良犬についても死なすにはもったいないキャラだと思うので、仲間にしてやってほしいな〜。本誌連載となれば戦国モノで他の作品と被ることはないし、いまのジャンプでイケると思うのだが。「今日の吉川っち」以外も面白いアナーキー・イン・ザ・JK 位置原光ZSkyWalkerアオハルに載っていたのを何度か見かけていて、あまりにもあの単眼の吉川さんが目立っていたもので、その印象がとにかく強い作家さんだったんですが、単行本を読んでみるとじつに多様な作品を描いていたことに驚いた次第です。 そして吉川さん以外のキャラももれなく変だったということに気付けました。 全体的に共通してるのが下ネタギャグであるということ。時にはふざけて、時には真面目に盛り上がってますが、だいたいが高校生の雑談の延長という感じなので、「こいつらアホだなー…」と笑えます。自信過剰のプレイボーイと純粋無垢なお嬢様の恋この恋は実らない 武富智名無しどんな女の子も虜にする超プレイボーイの輝(ひかる)が一目惚れした相手は純粋無垢なお嬢様。そんなことはから物語は始まります。さて、この恋はハッピーエンディングを迎えるのでしょうか? それとも題名通り「この恋は実らない」のか? 巻頭の輝の遊び人ぶり、自信過剰ぶりに「なんていけ好かないヤツ!」と反感すら覚え、一目惚れの相手、百合子さんと急接近した時には、輝の親友である白河くん同様「百合子さん、逃げてー!」と叫びたくなりましたが、本当に恋する気持ちを知った輝が見せる純情な部分や不器用さに、次第に2人を応援する気持ちになっていきました。 輝に惹かれていく百合子さんの純粋さや可愛らしさも、輝の一途さも、とても愛おしくて、最後までかなり感情移入して読んでしまいました。 少女漫画のようですが、カテゴリーでは青年漫画。綺麗事だけじゃ終わらない展開もあるのは、青年漫画だからでしょうか。でも、そういう場面があるからこそ、この作品は生き生きとして、読者により魅力を感じさせるようです。画が美人な一方でバカらしくて笑える!ボンボン坂高校演劇部 高橋ゆたか名無しもう20年前の漫画ですが、今でもプッとくだらなさに笑えます。それでいて、適当な画では無く美人な生徒はしっかり美しく描写されており、画としても楽しめる内容です。ちなみに、演劇部を舞台とする漫画ですが、演劇に関わる勉強は出来ませんので、そこは期待しないように・・・今なら確実にアウトっぽい気がするふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん 徳弘正也マンガトリツカレ男「狂四郎2030」/「新ジャングルの王者ターちゃん」の徳弘正也の刑事物 すごい昔に読んで覚えているのが「ケンちゃん」のケツの穴に「六法全書」か「百科事典」が入るというネタだけだった。 今日読み直したが開始からまあ今の基準だったら色々アウトだなと思う。ただやはりただ下品なだけではなく、俺の好きな感じの人情話があったり主人公の成長があったりとそんな嫌な感じはなかった。 今回の発見はアメリカからきた刑事の名前が「リーヘイニー」だったがこれ「ミスターオリンピア」を8連覇した伝説のボディビルダーからとったんだなということがわかった。 やっぱりこの作者はボディビルが好きなんだな。 ちょっとエッチでセクシーなラブコメ漫画の名作プリティ フェイス 叶恭弘ヒロナカ交通事故に遭った高校生で空手の猛者の主人公・乱堂政が、1年後に好きな女の子の顔になっていたというハチャメチャな設定が秀悦。ギャグセンス、ちょっとエッチでセクシーなシーンが魅力的で、この作品のキャラは時代を超えても可愛いと思えます。ラブコメディ漫画の新境地を開拓した名作。ダークな世界観が面白い!DINER ダイナー 河合孝典 平山夢明名無し映画化もされたのも記憶に新しい作品です。設定は殺し屋が集まる食堂を舞台にした作品で、食堂の名前が「ダイナー」です。そこに集まる殺し屋は全員クセが強すぎる危ない人物ばかりで読んでいて飽きません。 バイオレンス要素が強すぎる作品なので暴力シーンが苦手な方にはお勧めできません!でも面白いです!!これはどっちで読んだら良いんだ…いやもうどっちでもいい!!!!【合本版】一ノ瀬くんは興奮できない 小夏む性別逆転ものは多々あれどだいたいどっちかで終わるしどっちかでカップルになって落ち着くんですよね。 これは…これはどっちだーー!!!!! 最初少女漫画として読んでました。 当然性別の問題になるとどちらを「選択」するのかみんなにバレたらどうしようという「秘密」をもっていてオイシイ展開になるんですけど…。 もう後半どっちでも良いんじゃないか、と!!もう性別なんてどっちでも良いんじゃないかと!弱い部分を見せ合えて、情けない部分を晒せて、互いの価値を肯定しあえば性別なんてものはどうでも良いんですよ! っていうことだと思います!いろんな感想がありそうな、桂正和新作読み切りおかえり 桂正和 吉田恵里香名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<149150151152153>>
桂正和先生と言えば「電影少女」や「I"s 」などのちょっとエッチな作品で少年たちに夢をみせてくれましたが、 「ZETMAN」は少年誌では描写できない性描写や暴力表現を取り入れており当時の反響は物凄いものでした。 それでありながらストーリー展開は「善」と「悪」を徹底しています。 さすがは漫画界の巨匠の力作といったところです。 あくまで個人的な考察ですが、「ZETMAN」は作者自身が「本当に書きたかった作品」だったのだと思っています。 そうじゃないとここまで力の入った作品は完成しなかったと断言できます。