同じく最後は『えっ』でした。
ただ、最後の明は幽霊だったのかな、とか、
病室での「おかえり」もどっち意味でのおかえりなのか、どちらが言った(思った)おかえりなのか、色々考えてモヤモヤして終わりました。
確かに金髪ちゃんには報われてほしかった。
同じく最後は『えっ』でした。
ただ、最後の明は幽霊だったのかな、とか、
病室での「おかえり」もどっち意味でのおかえりなのか、どちらが言った(思った)おかえりなのか、色々考えてモヤモヤして終わりました。
確かに金髪ちゃんには報われてほしかった。
そうなんです。
あの病室での「おかえり」は、弟のところに帰りな(=死)という意味だと思ったので、最後びっくりしたんですよね。1回読み終わったあと、何回か読み直して、最後のは幽霊じゃない可能性もあるかもなあと思い、モヤッとしました笑
主人公の帰るべきは明の部屋だと、私は解釈しました。
設定はショートミステリー詰め込みすぎ感はあるものの、逆に想像する余地はたくさん広がった。
主人公が実は死人とか。リングに「おかえり」だったのかもとか。人工呼吸器に手をかけるとか。
見開きで忙しいコマ割りでのにゃほにゃほ、桂先生さすがです。今回は読み切りだけに全く焦らさない。
主人公はだらしないけど、悪いのは明。面識ないだろ。弟と勘違いしてる生霊のくせに悪質。どこにつれていくねん!
なるほど、もう主人公の居場所はリングの上ではなく、明の部屋になったということですね。
たしかに解釈がいろいろできるのって面白いですよね!主人公が実は死人…その線は思いつかなかったなー。あとは明は兄だとわかっていながら弟と勘違いしているふりをしてた、とか。生霊にそこまでのことが出来るのか?というのもあるが。
焦らしなしのにゃほにゃほ(笑)、さすがでしたね!
牡丹灯籠?
結局、みんな古典に帰って行くんですね。
牡丹灯篭ってなんだっけと思って調べたら、まるっきりこれでした
双子で片方死んだ始まりで最初「え?タッチ?」ってなったけど違った
面白かったけどなんかモヤモヤ…ハッピーエンドが描きたかったのかバッドエンドが描きたかったのか
でもすごいなと思うのは桂正和の絵柄めちゃめちゃ今風になってません?
今風の絵柄目が大きめで男子も童顔なんですが、桂正和もそういう感じに描いててすげーな、と
あんまり明るい話じゃないね。
本来なら 明の真実を知って 自分の本来変えるべき場所=リングに戻るのがハッピーエンド でも実際戻ったのは明の元 つまりこれはバッドエンドやね。
金髪ちゃんは生きてる象徴 明は死んでる象徴(幽霊)
金髪ちゃんは現実の象徴 明はファンタジーの象徴(幽霊)
主人公は最初の時点で夢を失い生きていながら死んでるような状態だった
そこに同じように恋人を失い主人公をかつての恋人と勘違いした生きていながら死んでるような状態の明と出会い二人は一緒になったというダーク恋愛物語ってところかね
まぁ二人は永遠にあの部屋でイチャラブし続けるという意味ではダークハッピーエンドといえなくはない。
本来行くべき場所である 明はコウジのもとへ 主人公はリングのもとへひとときもどるが、結局明を手にかけたのは明の誘導によるもので、主人公はその一線を越えることで明と結ばれるという なんとも後ろ向きな物語。
最後の明は、事故にあった時の格好をしているし霊であることは間違いないだろうね。
結局主人公は、ボクシングで勝つということに生きがいを見いだせなくなってしまい、死んだ弟の身代わりとして一生明と生きていく方を選んだということかな、と思った。
なるほどな…みんなの考察すごい頷きながら読んでるわ。
オチはたしかに明の亡霊だと考えるとしっくり来る。
最初に読んだときは、「呼吸器に手をかけようとしてやめて、その後奇跡的に回復した」のかと思って、でもそれだと不穏な終わり方がおかしいよな…と悩んでた。
メリバはやはり美しいな…。
いわゆるメリバってやつでしょ。はたから見るとバッドエンドだけど、当人は幸せってオチ。
絵柄、言われてみればたしかに。桂先生らしさはそのままで、今見て違和感がないようブラッシュアップされてるのメチャクチャすごいわ
世にも奇妙な物語でありそうだな~と
結末は読み手に委ねますよと
あの音楽と、タモさんの「おかえりは、誰への言葉だったんでしょう」みたいなの幻視したw
このサイトの感想を鑑みて読み直したら
主人公と弟と明は同時に倒れた。
弟のみ即死。主人公と明は意識不明。
意識不明の中で2人が出会う。
明が先立つ。(病院での「おかえり」描写)
主人公、リングの上(現実社会)ではなく
明が待つ世界(死後)が行くべき所と覚悟する。
上記の様な、最高にバットエンド解釈を描いてしまいました。
確かに兄弟が同時に倒れたことに意味がありそうだと思って読み返したりもした。
結局は兄が自分ひとりで「自分だけ現実に戻るわけにはいかない」と判断したか、もしくは明が兄だけ助かることを許さなかった、という解釈もできるかな、と。
メリーバッドエンドという言葉もあるんですねー。勉強になる。
あーやっぱ、死後の世界が行くべきところって思って最後向かって行ってるのか〜?
メリバ…確かにメリバですね…
ヤングジャンプ創刊40周年フィナーレ企画 桂正和待望のストレンジラブ・ストーリー66P! はぐれてしまった二つの心と躰。重なり合うような、すれ違うような——。(週刊ヤングジャンプ2020年26号)