ミス・リトルグレイ

よくわからんけど絵はかわいい

ミス・リトルグレイ 穂高汐
名無し

お洒落なタイトルだな〜と読み始めたら中身はバリバリ「異世界転生(女性向け)」テンプレでびっくりした。 それでなんか思ってたのと違うし2話以降1回のページ数少ないし物足りないしで、いったんは読むのをやめたのですが、あらためて11話までまとめて読んでみました。 が、やっぱよくわかなんなかったです。 貴族とか寄宿学校とかギャグとか、魅力的な要素は入ってるのに全部イマイチ中途半端な感じ。 ある意味マッシュルもテンプレというか露骨にハリ○タパロだけどきっちりギャグに特化して振り切ってて、マッシュのあのジワジワくるローテンションと脳筋ムーブが面白いから楽しく読める。 けどこっちは何が魅力でどこに着目すべきなのかぼやけてる感じ(ちょいちょい出てくる漫画ネタとかネットミームは面白いけ) あと主人公に「大往生したい」という漠然とした目標以外に物語の目的がないうえに、話がふわっとぬるっと進んでくのが特に苦手。 「そういやなんで今こうなってんだ…?」と思い返してもまった頭になにも残ってない。 わざわざジャンプ+でやるからには、普通の女性向け異世界転生とは一味違う捻りの効いた展開になるはずなので見守りたいなと思います。 https://twitter.com/shio_hodaka/status/1411702338767622148?s=20

ボーダレスネーム

"夢"も"現実"もしっかり見つめて #1巻応援

ボーダレスネーム 谷中分室
sogor25
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広告代理店で働く31歳の女性・片山津亜生(かたやまづ あお)は、かつてはマンガ家になることを夢見ていたのですが、ある出来事からその夢を諦め、就職してキャリアを重ねるうちに、仕事を"上手くやる"ことを覚え、忙しくも平穏な日々を過ごしていました。 そんなある日、マンガ雑誌の50周年の広告の仕事を依頼されたことで、彼女が"マンガを描くこと"への思いを再燃させる、という物語です。 かつて諦めた夢を再び追い始めるという物語ではあるんですが、この作品は主人公の亜生が夢に一直線に邁進するのではなく、仕事を続けながら少しずつマンガを描き始めるという形で物語が進みます。 そのため、彼女が仕事に対して向き合っていく姿と諦めていたマンガに対して再び向き合おうとする姿、異なる2つの熱量の両方を1つの物語の中で描いている作品であり、今夢を追っている人、仕事を頑張っている人、どちらにも刺さる内容になっています。 この作品はどちらかといえば女性向けの作品として描かれてるように思うのですが、連載されているのが集英社のジャンプ+で、そういう意味ではジャンプ本誌のキーワードである「友情・努力・勝利」をそのまま引き継いで描いている作品のように感じました。 1巻まで読了

WHO I AM ―これが自分だ!という輝き―

パラ選手たちの物語!!ドキュメンタリーをコミカライズ

WHO I AM ―これが自分だ!という輝き― 冨澤浩気
たか
たか

あらすじにもある通り、世界のトップで活躍するパラアスリートたちのドキュメンタリードラマをコミカライズした作品。2018年47号よりシリーズ連載としてヤンジャンで不定期に掲載され、今週の2019年25号には第5話が掲載されています。   「WHO I AM 〜これが自分だ!という輝き〜」 https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156636902033   「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」 https://www.wowow.co.jp/sports/whoiam/   1〜3話は**ライリー・バット**の物語(ウィルチェアラグビー/オーストラリア)、4話からは**サフェト・アリバシッチ**(シッティングバレーボール/ボスニア・ヘルツェゴビナ)の物語。 平和なオーストラリアに先天的に障害を抱えて生まれたライリーと、紛争地域で後天的に障害を負ったサフェト。障害を取り巻く背景が全く異なる2人ですが、どちらもドラマチックで引き込まれました。 サフェト編ですごく印象に残ったのが、「紛争地域では障害者が増え続けている」こと、「障害者にはリハビリ(パラスポーツ)が必要」ということ。当たり前すぎることなのですが、自分はそのことを自覚していませんでした。 連載が何回まであるのか不明ですが、キービジュアルにはフェンシング選手とゴールボール選手も描かれているので、ぜひ彼らの物語も読んでみたいです…!