双葉社マンガの感想・レビュー930件<<56789>>ハンター錠二ガチ恋勢より愛をこめて流浪のグルメ 東北めし 土山しげる野愛土山しげる先生の漫画を一作でも読んだことがあるもしくはインターネット大好き好きマンなら絶対にハンター錠二のことを知っているはず。そして、ハンター錠二のことを笑うひとはいてもハンター錠二のことを嫌う人間はいないはず。嫌いって言ってる人はたぶんOKFFの人です(喰いしん坊!参照)。 そんなハンター錠二がつかず離れずの距離感で東北のうまいものを紹介してくれるのが流浪のグルメ。ハンター錠二と出会う人達はハンター錠二がハンター錠二であることを知りません。 なんかよくわかんないけどグルメで説得力があってテンガロンハットにサングラスの謎の男として出会うのです。 飯を死ぬほど大量に食う訳でも箸を両手に麺を食う訳でもないハンター錠二、なんかいいんです。大食い甲子園のときのコーチ姿もよかったけど、姫トラお京とのやりとりにリアコ味すら感じるんですよ…恥ずかしながら…!! そんな冗談はどうでもよくて(6割5分ガチだけど)東北は本当に美味しいものがたくさんあるので、グルメガイドブックとして読んでも参考になると思います。 魚も肉も野菜も美味しいし、B級グルメや甘いものも魅力的なものたくさんあります。 旅行なんて難しい状況ですが、お取り寄せなんかも盛んな時代ですから!! 漫画読みながら東北の美味しいものを食べればハンター錠二のリアコ味をあなたも感じられるはず…です。「ネオ・ボーダー」読んでみたネオ・ボーダー ひじかた憂峰 たなか亜希夫かしこ続編というよりセルフオマージュのような作品なんですね。舞台をあえて平安時代にしているのにも意図があるんだろうけど、自分に学がないのであまりよく分からなかった…。平安時代なのに違和感なくコンビニに行ったり、大塚愛のさくらんぼが歌われてるのは面白かったです。「迷走王 ボーダー」を読み終えたばかりだったので絵柄の違いには戸惑いましたが、蜂須賀・久保田・木村の3人がつるんでる空気感は変わってなかったので安心しました。主人公の気持ちの移り変わりが美しい泣かない女はいない 小玉ユキ 長嶋有starstarstarstarstarnyae起きてる出来事はいたって平凡で大きな衝撃もなければ喜びもないけれど、3話のショートストーリーに分かれていることで時間の流れと主人公の心の変化がわかりやすくなっていて入り込んでしまった。なので桶川さんちょっといいなって思ったし最後の桶川さんの一言はにはそれなりにダメージを受けてしまった 悲し…エルフの奥さんかわいい未亡人エルフの金森さん さねすえstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ未亡人の500歳超えのエルフのお姉さん?と、高校生の主人公が異種間や年季の違いに悪戦苦闘しながらも、どんどんと仲が深まっていくのを観るラブコメ エルフお姉さんが可愛らしくも年相応の言動とのギャップがあり、ひたすらお姉さんが可愛い 今後の展開でこのカップルがどうなっていくのかが楽しみ良い作品でした 王道かつスタイリッシュな階層社会SF #読切応援ハンドシェイク 詩譜人starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。「迷走王 ボーダー」読んでみた迷走王 ボーダー たなか亜希夫 狩撫麻礼starstarstarstarstar_borderかしこ※ネタバレを含むクチコミです。人の心って難しい。#1巻応援保健師がきた 埜納タオstarstarstarstarstar_borderPom 保健師さんの仕事って、看護師資格も持っているとは。 名前は知っていたけど、仕事内容まではこの漫画を読むまで分からなかった。 世の中、まだまだ知らないことだらけです。 一花ちゃん初め、保健師さん達が相手の抱えている問題を懸命に解決しようとする姿勢や行動や、特にかける言葉(時に厳しい)が心に染みる。 しかしプライベートな所に突っ込んでいくので、とても大変な仕事何だろうと想像します。 一花ちゃん保健師としての成長過程も楽しみにしています。 多様化した現代における「保健師」という仕事 #1巻応援保健師がきた 埜納タオstarstarstarstarstar_border兎来栄寿前作は『夜明けの図書館』でレファレンスサービスの仕事を描いていた埜納タオさんが、今回描くのは保健師の仕事。どちらも、知っているようで知らない世界の事情を見せてくれます。 少子高齢化が急速に進み家族のあり方が変わって、孤立死の問題など新たな健康課題が複雑化・多様化しています。そうした状況の中で、従来の住民に身近なサービスに加えて専門性の高い業務や健康施策の推進にあたっての企画調整など、幅広く活動しているのが保健師です。 保健師の中にも地域の保健所や市役所で働く「行政保健師」、企業の医務室や健康相談部で働く「産業保健師」、小中学校などで働く「学校保健師」などの種類がありますが、本作は行政保健師を描いた作品となっています。 瀬戸内を臨む小さな町を舞台に、22歳の新米保健師である三御一花(さんごいちか)が主人公として、実地指導者(プリセプター)である七海さやかに鞭撻を受けながら奮闘していきます。 元々は陸上をやっていた一花ですが、ずっと補欠であり、しかしそのときに人を応援する歓びに目覚めたことで全力で誰かを助けることを職業にしたという動機付けは共感しやすく、物語に入っていきやすい要因となっています。 ただ、現代の保健師の仕事は非常に困難も多いであろうことが、さまざまなケースを読んでいて強く伝わってきます。 たとえば、子育て中の親御さんに対しては、子供に何かがあるという事実の指摘だけでも「自分に何か問題があって責められているのか?」というように感じられることが多いので、言い方に細心の注意を払わねばならないといったこと。「相手に何を伝えたかではなく『どう伝わったか』がすべて」というのは、保健師の仕事に限らずあらゆる場面で言えることだなあと他山の石となります。 対人間の仕事なので、マニュアルやセオリーが通じないパターンはいくらでもあります。しかし、そうした中でも 「誰一人取りこぼさない」 「予防で救える命を死なせない」 という上司の七海に教わった心構えの下で、ときに失敗をしながらも前に進んでいく一花を読者としても応援したくなります。 その人らしい生き方の支援をしていくという保健師の仕事のあり方を見てみたい方、埜納タオさんの素朴で温かな人間ドラマに触れたい方にお薦めです。引き抜き先はダンジョンの中の人ダンジョンの中のひと 双見酔starstarstarstarstar_borderゆゆゆセリフが少なくモノローグが多いせいだろうか。 一見、淡々とした感じがする漫画だ。 中身は想定外な事象が連発。 ダンジョンで働くことになった、ダンジョンを探索していたシーフの少女・クレイ。 探索期間は10年。 何歳から潜っているんだろう。 ダンジョンの裏側(運営事情)と、父親の探索と。 どちらも興味深く、ストーリーは進んでいく。 クレイ視点なのでつい忘れてしまうのだけども、クレイもかなりを超えた手練れ。 周りからの評価は高いのに、そう思いきれないのはクレイがベラのように規定外に強いわけでなく、その強さも父親譲りのおかしな鍛錬の成果だと知っているから。 あとはやっぱりクレイ視点だからだろう。 この子、すごく強い。 モンスターが喋ること、ダンジョンはよくわからない仕組みで動いていること、それらに悩みつつ運営手伝いをするクレイ。 この漫画が持つ独特の雰囲気がとても良い。 エロという無限の海の広さと深さ #1巻応援あのエロい映画なんだっけ? 鈴木健也starstarstarstarstar兎来栄寿『おしえて! ギャル子ちゃん』の鈴木健也さんによる傑作短編です。 「映画の中のエロ」というテーマを軸に、何の映画だったかは覚えていないものの断片的なキーワードを入力することでその映画を推測して当ててくれるサイト、そしてそのユーザーを巡る物語となっています。 皆さんは、まだ無垢な子供のころにうっかり観てしまい強烈に胸に刻まれたシーンはあるでしょうか。私も映画の名前は解りませんが未就学児だったころに観たシーンが今でも脳裏に焼き付いています。マンガでも同様のことは起こりがちですよね。 「人によってエロいと感じるものは違う」 「そもそもエロいとは何か」 という深淵にも光が当てられていきます。 その結果、最初は胸の大きな女性が出てくる映画だけを登録するユーザー(おっぱいは大きければ大きいほどいいが貴賤はないという哲学の持ち主)や、顔も体も良い男が最高として上質な裸の男が出てくる映画ばかり登録する女子高生(自称:皇帝のような暮らし)など比較的メジャーな性癖の持ち主が登場しますが、女性に金玉が蹴られているシーンのある映画だけを選出する老女を始め段々とコアな性癖の持ち主が登場してきます。 そういった作品を観たことでそんな性癖になったのか、あるいは、元からあった性癖がそれをきっかけに掘り起こされたのか。鶏と卵のどちらが先かはわかりませんが……ともあれ世界に存在する多様性の趣深さを短い中でも感じられる作品です。 それに加えて最後には謎の感動もあり、ワンコインかつ短時間で読める短編としては高い満足度を得られます。 広く薦めることはできないけどワニになりたい 天野夏矩名無し扉ページ下部にある注意書きは必ず読んだほうがいいです。ちょっと字が小さすぎますが…^^; 自傷描写がしっかり出てくるのでおすすめとは言いづらいけど、マンガとしてはとても良かったと思いました。ワニを信仰する部族?を例に出して、自分で自分につけた傷痕を生きようとした証として残すという考えにさせたアヤさんの説得力。2人が出会えてよかった。こう言っちゃなんだけど見ようによってはリストカットの傷跡はきれいな模様にも見える。これもかっこいい母親猛スピードで母は 島田虎之介 長嶋有名無し一見すると子供を置いてきぼりにしているように思えるけど、母は母のペース、息子は息子のペースで生きているとも言える。きっと息子はそんな母親のことを少なからず誇らしいと思っていそうだし、母親も息子のことを対等にひとりの人間として尊重しているようにみえた。画力凄まじい黒魔無双【コミックス版】 石澤寛伎starstarstarstarstar塩分最高あまりにも画力高すぎて…ま、漫画…⁉ 神絵師のイラスト集を見ているような気分です。 ヒェー…!!このクオリティでいくんすか…!? 台詞まわしや演出も格好良くて、これからも楽しみです! ママって大変、すごく分かる長男・次男・三男・夫よ 早く大人になってくれ!!(震え声) たちばなかおるstarstarstarstarstarこめつぶ奮闘記を面白おかしくかける作者さんは素晴らしい~。 男子三兄弟のそれぞれの個性が面白く描かれていてとても読み応えがありました。 このご家族は起きた出来事をなんでもプラスに面白く変えていく才能の持ち主で、素敵な家族。 明るく過ごしていていいな~と思いました。 実際にこんな日常だったら大変なんでしょうけど、見てるだけで幸せそうです。タイトルで怖がらずに読んでみてうつ病になってマンガが描けなくなりました 相原コージstarstarstarstarstarかしこwebアクションで最新話がアップされると欠かさず読んでます。当初は心配の気持ちが大きかったんですが、Twitterなどで元気な相原コージ先生をお見かけする今となってはストレートに面白さを味わえるようになりました。先日久しぶりに単行本を読み返した時は、1話目のドアノブに首を吊ってるシーンで初見と同じように度肝を抜かれながらも声を出して笑ってる自分がいました。エッセイ漫画でも作風がいつものまんまですね。おそらくご自身の体調に合わせて通常よりコマやセリフが大きく描かれてるんだと思いますが、それが個人的にも読みやすく感じられました。タイトルで怖がらずに読んでみて欲しいオススメの一冊です。長嶋有(ブルボン小林)原作小説、同名小説の外伝マンガ #読切応援ぼくは落ち着きがない 衿沢世衣子 長嶋有名無し世間知らずなもので、長嶋有という作家が大江健三郎賞受や芥川賞を受賞していることも、別名がブルボン小林なことも(こっちの名前はちょっとだけ聞いたことある)知らず、衿沢世衣子先生の読み切りとして読みました。調べてみたらそもそも原作の装丁画を衿沢世衣子先生が担当されていました。 作中で女子高生がガラケーを使ってると思ったら、小説が連載されていたのは2000年代末で、当時の世界観のまま新規に外伝が描かれているようです。 図書部と文芸部と図書委員が図書室の中で繊細なパワーバランスを保っている学校のお話。 本作は図書委員派閥に属するの女子・能見さんの視点で描かれる全3話の読切で、彼女が主人公に選ばれたのは原作者が思い入れのあるキャラだったからとのこと。 全3話で能見さんがカウンター越しに見ている図書室での日常をランダムに切り取っていて、そのざっくばらんな感じが心地よかったです。 知らない学校の知らない子たちの繊細微妙な人間関係を完全なる部外者として覗き見してる感じが気楽で楽しくもあり、懐かしくもありました。 島さんの人柄にほっとします。島さん 川野ようぶんどうstarstarstarstarstarこめつぶ1話がテンポ良く読みやすいです。 登場人物には人間味があり、コンビニの仕事もかなりリアリティに描かれています。 島さん訳ありなのかな・・・ 設定は、夜間コンビニですが、働いたことがある人なら共感できるであろう仕事のあるあるや人間模様が見どころ。 現代社会の人間関係の難しさも色々描かれていて、それを島さんの人柄で解決していくストーリーが本当に気持ち良くてハマりました。子供や若者やお年寄りにも心から寄り添えるような島さんの人柄にあこがれます。26歳と66歳のクロスロードブルース #1巻応援ブルーブルーそしてブルース 榎屋克優兎来栄寿『日々ロック』の榎屋克優さんが、ブルースを描く。それだけで事件ですし、熱いものがこみ上げてきます。 忌野清志郎と甲本ヒロトを愛していて「ブルースはどちらかというと古臭い」「ビートルズやストーンズの方がかっこいい」と思っていたという榎屋さん。ですが、この作品を描くにあたってブルースを聴いてみたらどハマりしてしまったそう。 そもそも、作中でも語られる通りロックのルーツもブルースですからね。必然的な帰着なのかもしれません。私自身も元々はロックが大好きでしたが、ジャズやブルースをこよなく愛する親族の影響で有名どころは聴いてきています。ブルースにはブルースの、また違った良さがありますよね。 本作では第1話「Change My Way」からサブタイトルがブルースの有名楽曲名となっています。ブルースに馴染みのない方も、まずはこのサブタイトルになっている曲辺りから聴いてみると良いのではないでしょうか(第2話の「Everything's Gonna Be Alright」は検索するとSweetboxの方が先に出ると思いますが、Muddy Watersの方でしょう)。 本題の作品内容は、26歳の健康食品会社の営業である田中が十字路で悪魔に40年の寿命と引き換えに「ブルースマンになりたい」という願いを叶えてもらう契約することで、憧れの66歳のブルース奏者である仲村弦と入れ替わってしまうというものです。27歳で逝去した伝説のブルース歌手ロバート・ジョンソンのクロスロード伝説に擬えているのは言うまでもないですね。 ただ、ロバート・ジョンソンは恐るべきギターの腕前を手に入れましたが、田中はさしてギターも上手くないまま弦と入れ替わってしまったことで、むしろ苦労します。 通常、転生モノや入れ替わりモノだと、元の体での経験や知識を活かして無双したり、あるいは替わった先の体の超絶技能を駆使する展開だったりが多いですが、田中はその逆を行っているのが面白いところです。もし自分が推しに転生したらと想像すると、恐れ多すぎて慄きまともに動けないことでしょう。田中の苦労は察するに余りあります。 一方、元の田中の体には弦が入り、ミュージシャンとして自由を謳歌してきた人生から一転して毎日満員電車に乗って出勤するサラリーマンとしての生活をスタートします。弦が未経験ながら持ち前のコミュニケーション能力で見事に営業の仕事を行うシーンでは、アンドリュー・カーネギーを思い出しました。このふたりの入れ替わり生活の対照的な様、それでも根底にある音楽の楽しさや素晴らしさが読んでいて心に響きます。 3月に発売した『メゾン・ド・レインボー』などでも顕著でしたが、榎屋さんの描くキャラクターたちの何とも言えない人間臭さや温かみが心地良く、随所で利いています。人生のどこかで交差したことがあるようにも感じられるサブキャラクターたちもとても魅力的で、ふたりと彼らの関係性も見どころのひとつとなっています。会社のメンバーとのカラオケのシーンや、ボトルネック奏法のシーン、京都の一幕など好きな良いシーンがたくさんあります。音楽が絡むシーンの熱量は流石です。 物語の行く末は開幕1ページ目で暗示されており、まさに憂歌の様相を感じさせていますが、40年の寿命を捧げた田中と40歳差の弦は果たしてこれからどうなっていくのか。 ウイスキーと音楽と一緒に嗜めば、良い夜になること請け合いの作品です。中世の戦争乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 大西巷一starstarstarstarstar_borderゆゆゆかわいい女の子たちによる聖歌隊。 対して、戦争だからそういうものだとはいえ、残虐なシーンがごろごろ。 彼らの論理や倫理としては間違っていないとはいえ、今とは異なるため読み続けていると、ズーンと沈んできます。 シャールカが落ち込むのを見て、そうなるよねと同調したり。。 歴史ものでしばしば先が気になってやってしまうネタバレとして、フス戦争を調べました。 勝ったのか、負けたのか、なんだこれは。 いや勝ち負けでなく、歴史は変わったのかが重要か。 盛大なネタバレ覚悟でフス戦争について読んだのに、『乙女戦争』という漫画としては無傷でした。 ちなみに先に、チェコの伝説『乙女戦争』を読んでいたら人名に馴染みがあるものの内容が違って混乱するところでした。 この作品は、フス戦争とチェコの伝説をかけ合わせた物語だったんですね。 なお、冒頭で残虐なシーンと書きましたが、時代を考えると日本は応仁の乱前後。 日本も日本で、彼らなりのルールがあるものの、ヒャッハーな世界です。 世界的にそういうものだったのかもしれません。 現在、Kindle Unlimitedで全巻無料で読めるみたいです。 タイトルだけ知ってたなと言う方には良い機会だと思います。 良設定のシブいサスペンスだが竜頭蛇尾感が否めずオールド・ボーイ 嶺岸信明 土屋ガロン名無し韓国映画版のは気持ち悪さを覚えて嫌だけどオチ部分で厚みの 必要性には賛同出来てしまうのが。 ルーズ戦記というサブタイそのままグダグダ引っ張りまくった 末にこれでは物足りないなと。 このオチなら巻数を減らして短くまとめていれば納得度も上がった 気がする。 じじいかっこいいスピードキング72 池田マコト名無し飲んだくれ、おいぼれ、昼間から飲酒の終わったキングが人ヒーローに返り咲く話 シンプルだけど好きでした! じじい良い人すぎるよ…ミスミソウ完全版に収録描き下ろし前日譚 ミスミソウ 押切蓮介名無しミスミソウ無印と完全版どちらを買うか迷っている人のために書いておくと、「ミスミソウ 完全版」には、描き下ろしの前日譚とエピローグが収録されてるので、そちらを買う方が良いと思う https://manba.co.jp/boards/86103 待望の新作それでも天使のままで 小骨トモnyaeどうやら「小林くんシリーズ」というものがあるらしい。でも多分同一人物とは違う、と思うんだよな…。 今回の小林くん(今回の?)は根暗で地味で汗っかき、おまけにオリジナルのエロ漫画を描くのが趣味の少年。そのマンガが同級生の地味系女子・ワタナベさんに見つかるも、意外と興味津々に読んでくれるが…という話です。無知で純粋キャラだから影でなに言ってもわからんだろうと思っていても案外本人はしっかりわかってるってことありますよね。天使って褒め言葉として使うけど、言われた本人はどんな気分でしょうね。困りますよね。ワタナベさんの将来が気になる。しょうもなすぎるたたかいのきろくに笑ってしまう!たたかいのきろく 小田扉吉川きっちょむ(芸人)「たたかい」とは得てして始まりはしょうもないものである。 小田扉先生の新作は最高に面白く1話だけで大好きになりました! 読んでいくと引き込まれてじわじわ面白さが込み上げてくるタイプの良さでした! https://comic-action.com/episode/4856001361536031451 これは「戦い」でも「闘い」でもなく、「たたかい」というひらがなにひらいているのがなんとも力が抜けて気持ちのいいニュアンスになってていいですね! さまざまな「たたかい」の「きろく」を描いていくこちらの漫画。 第1話から、わー!っと万歳したくなるほど楽しかったです! 「きろく」なので、あくまで時系列と起こった事象を淡々とマジメに追っていきます。 争いの種にはなっているものの、非常にしょうもなくてそれを語るほどのことなのか、という部分にもしっかりマジメにフォーカスしてるもんだからあまりにふざけていて馬鹿らしくて笑っちゃいました!でもあくまで「きろく」なんですね! そこに「たたかい」があるから「きろく」してるだけなんです! 人類が生きていくうえで絶対に「きろく」しなくていいことなのに! でも二つの立場があって意見が割れて互いに対してのさまざまな感情が積み重なったらそのとき事件が起きるわけですが、そこのそれは放っといてあげてというレベルまで詳細に掘ってくれてるので最高でした。 これが「きろく」するということなんですね! 早く2話が読みたいです!!<<56789>>
土山しげる先生の漫画を一作でも読んだことがあるもしくはインターネット大好き好きマンなら絶対にハンター錠二のことを知っているはず。そして、ハンター錠二のことを笑うひとはいてもハンター錠二のことを嫌う人間はいないはず。嫌いって言ってる人はたぶんOKFFの人です(喰いしん坊!参照)。 そんなハンター錠二がつかず離れずの距離感で東北のうまいものを紹介してくれるのが流浪のグルメ。ハンター錠二と出会う人達はハンター錠二がハンター錠二であることを知りません。 なんかよくわかんないけどグルメで説得力があってテンガロンハットにサングラスの謎の男として出会うのです。 飯を死ぬほど大量に食う訳でも箸を両手に麺を食う訳でもないハンター錠二、なんかいいんです。大食い甲子園のときのコーチ姿もよかったけど、姫トラお京とのやりとりにリアコ味すら感じるんですよ…恥ずかしながら…!! そんな冗談はどうでもよくて(6割5分ガチだけど)東北は本当に美味しいものがたくさんあるので、グルメガイドブックとして読んでも参考になると思います。 魚も肉も野菜も美味しいし、B級グルメや甘いものも魅力的なものたくさんあります。 旅行なんて難しい状況ですが、お取り寄せなんかも盛んな時代ですから!! 漫画読みながら東北の美味しいものを食べればハンター錠二のリアコ味をあなたも感じられるはず…です。