ゆゆゆ
ゆゆゆ
2023/02/21
ネタバレ
みかんのほうのシャーマンキング
カタカナ表記のこちらは集英社版。 「マンキン」の略称で愛されたものの、だんだんとジャンプ本誌では後ろの方への連載が続くようになってしまい、再び盛り返すかと思ったら突如の最終話。 見開きにひろがるプリンセス・ハオ。 さっきまで戦っていた強敵を、突然のプリンセス扱い。 回想シーンかと思えば、葉くんのもつ剣に突き刺さったミカンとキャラクター勢ぞろい。 ―――完。 終わりのインパクトは強かった。 後日、ミカン≒未完の掛詞と知り、プリンセス・ハオについてわかったような、わからなかったような‥。 あの当時、葉くんのような、ゆる〜い主人公はめずらしかった。 (まんたくんが主人公かと思ったこともあるけど、講談社版やアニメ版で主人公が麻倉葉といわれているから、こちらも葉くんが主人公なんだろう) ゆるいけど強い。嫁もいる。ビジュアルもよし。 横にいる、等身大の我々のような、まんたくんが持っていないものづくしのキャラクターに憧れたのを覚えている。 講談社版は、あの当時打ち切りに泣いた読者が偉くなって移籍先で書いてもらったのだろうか。 詳細はわからないけど、アルファベット表記の完全版は好評で、さらにアニメ化もして、これまた好評で、なんか良かったなと作品タイトルを見るたびに思う。
ゆゆゆ
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2023/02/17
ネタバレ
第二話の衝撃
第一話で、推しをけなされて怒る海夢(マリン)に友達が言った「それ系の話、うちらわかんねーって。アハハ」の一言。 「きもちわるー」とかでなく、笑って流して、相手の趣味を否定しない。 ギャルの人付き合いの上手さと心の広さを思い知った。 思えばそれは、海夢は新菜(わかな)の趣味を受け入れ、物語が進むことを示していたのかもしれない。 一話目を読み終えたら、ヌルヌル女学園とか、乳袋とか、衝撃ワード連発の第二話。 同じ漫画ですよね? 衝撃から立ち直って読めば、若者らしいやりとりがあったり、微笑ましいストーリー。 この第二話で海夢が言った「好きなものに男とか女とかって関係なくない?」というのがこの漫画の骨子らしい。すばらしい考え方。 雫たんの衣装とメイクをして、雰囲気が変わった海夢ちゃんはとてもかわいかった。 コスプレイヤーさんはその人になりたくて変身するのかとしみじみ理解した。 アニメもまだ見ていないものの、のんびり読み始めた本作。露出が高いアニメグッズの印象に引きづられていたけど、なかなか良い漫画だと思う。 好きなことを好きな人たちと楽しめるって、至極の時間だよね。 好きなことにはたしかに性別は関係ないよね。 そして、コスプレ姿ははかわいいね!
ゆゆゆ
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2023/02/12
個性的な高校生(年齢超過気味)による学園マンガ
あれは西暦2000年頃。 親が購読している週刊ヤングマガジンをペラペラと読んでいたら、絵柄やらストーリーやら雰囲気やら、ものすごく好みの漫画家さんを見つけてしまった。 迫力のある、線の太いかっこいいイラストと、早すぎると思える怒涛の展開。 高校を舞台にした、エログロバイオレンス? 上等上等。 どうしてこんなおもしろいマンガに気づかなかったんだろうと読み始めて2-3週後、「極東学園天国」は打ち切りで終了した。 なんでだようう!!!とコミックス最終巻まで買い揃え、最終話のその先を読んで、感動と終わりの早さに泣いた。 早すぎる展開はそのせいだったのか。 私が読み始める何話か前に人気が出てきて、もう少し早ければ打ち切りはなかったかもしれないと、作者がなにかに書いていたのを覚えている。 日本橋ヨヲコ先生の作品に登場するキャラクターはその後の連載作品でしれっと出演してくるので、いろいろな作品を読めば読むほど「おお、あの人が!」となるのが魅力の一つ。 ちなみに、私もこの作品はずっと好きです。 https://twitter.com/yowoko/status/1616086383629852673