マンガトリツカレ男2020/09/03ネタバレダンプカーバトル漫画スーパーくいしん坊の牛次郎とパチンカー血風録のたがわ靖之のコンビだったら確実に俺好みなはずで試し読みの時点でもむちゃくちゃ面白いので購入した。 あらすじにもある通り、ダンプドライバ―輪太と相棒の熱い仕事魂を描いた一作 黒崎工業とのダンプカーバトルはどれだけ砂利を運べるかが勝負なのだが、まあ黒崎工業のあくどい手が良い。強烈なライトで輪太の目潰し攻撃をしたり、走行中に砂利を巻いて攻撃をしたり、オイルを撒いたりとやりたい放題だ。ではこれから輪太の反撃が始まるかと思ったら終わった... 疾走編の次があるならはやく読みたい!!! ダンプ野郎~疾走編~たがわ靖之 牛次郎
マンガトリツカレ男2020/09/02魚で全て問題を解決主人公は老舗仲卸業者築地大藤の息子で自分の店で扱っている魚が具体的にどのように漁がされたり食べられたりするのを知るたびに日本全国を旅している。 江戸前の旬の原作者と俺の大好きなマッチョ★マックスの作者だから間違いなく面白いだろうと思いながら読んだが期待以上の面白さだった。魚のうまそうな描写、人間関係の問題を一緒に漁に出たり食事すれば解決するといういい感じの内容だった。 木村知夫の料理マンガの魚版を「旬魚礼讃」だとしたら肉版である「肉男(ニクダン)!!」も電子書籍になって欲しい 旬魚礼讃九十九森 木村知夫
マンガトリツカレ男2020/08/31人語を喋るサルvs人間ツーリングの最中に恋人が急病になり救急車で病院にいく途中にサルに邪魔をされ恋人は亡くなりおまけにサルに「マヌケ」と言われた男とサルの壮絶な戦いを描いたマンガ。登場するサルは人間の女性の欲情したりと会話ができたりスニーカーを履いたりと進化しまくりだし、主人公の武器はヌンチャクだし全編通して誤植なのかそれとも実際のリアルさを出すためにそうなっているかわからないがセリフの勢いはむちゃくちゃすごい。途中からサル側につく人間や人間側につくサルなども登場してずっとテンションの高いまま物語がすすんでいく。 続きが読めるものなら読みたい傑作です サルハンターツギノツギオ1わかる
マンガトリツカレ男2020/08/28名短編集表題作の「ハイエナ」と「処刑倶楽部」がお気にいり 「ハイエナ」はボクシングは強いが人気はなくむしろ嫌われているくらいの中年ボクサー「ハイエナ加尻」が主人公。対戦相手コーチにスピードはない、パワーはない、足は鈍足でスタミナとしつこさが取り柄と言われるくらい花がないが、試合の最中のシーンで独白の内容がよかった。試合相手の榊との対戦中に「榊 素質だけで勝てるなら・・・お、俺はとっくにボクサーやめてるよ」 この試合で引退する設定だったが、第二話があり復帰していたがそっちもよかった。 「処刑倶楽部」は原作なしなのかな。仕事として殺人を行う「処刑クラブ」の男が主人公。仕事としているため殺人が仕事の部門や掃除が専門の部署などに別れて仕事を遂行していく。秘密の仕事にわりには、表の仕事である新聞配達中にモデルガンを背負って配達のなかなか目立つことはしている。第一話より第二話の方が好きかな蘇る野獣ボクサー!!ハイエナほんまりう セルジオ関
マンガトリツカレ男2020/08/27実録ほのぼのカニコーセンというフレーズ...漫画家の沼田純がスーパーの鮮魚部で働いていた際の実録漫画の部分とチャンピオンのイベントレポートと短編が収録されている。 鮮魚部の固定メンバーとのやりとりも面白いが、たまに入ってくるバイトや異動してくる社員がだいたいやばい奴が多くていい。個人的には世間ではどうしようもない扱いになりそうな中年ヨシノさんのタフさを見習いたいところです。 この人の漫画好きなんだけどここ数年見かけていないのでまたどっかで連載して欲しい 行徳魚屋浪漫 スーパーバイトJ沼田純1わかる
マンガトリツカレ男2020/08/24小山ゆうの素晴らしさが凝縮されている短編集これに掲載されている「ワシとタカ」と「メーンエベント」はマジで何回読んでもいい。 「ワシとタカ」はタカはたった一人で亡き父親の教えを守り男らしい真の男になるため悪を倒す。悪といっても「タカ」が一方的に決めているの悪かどうかも怪しい。それに対抗して「ワシ」が同じようにタカの真似を続けるがこちらは悪かどうかの判別するしていない。ただ「タカ」に対抗したいだけで行動をする。 最終的に「タカ」と「ワシ」は大げんかをし「ワシ」の引越しにより別れることになるがこの二人だけにしか理解できない友情が書かれてむちゃくちゃ好き 「メーンエベント」はボクシングが題材だが「がんばれ元気」みたいな内容ではないし、おまけに主人公のボクシングの試合すらない。今日が引退試合の主人公にフォーカスを当てて控え室で今日がデビューの選手と試合前から過去の話などしながら進む。主人公のボクシングに全てをかけてきて、色々な事情があるなか引退試合をする事になる。ラスト1ページの全くセリフがないが顔だけで心情が理解できる。 小山ゆう短編集小山ゆう
マンガトリツカレ男2020/08/22ネタとしての方が有名ジャンルで言うとロック・ファンタジーと言えばいいのかな。 迷宮に安置された「最強の剣」を盗み出したアバルが「無敵の楯」ソードブレイカーを携えた勇者ルルドとの戦いに敗れ去った。しかしアバルの呪いによって、ルルドは赤ん坊の姿にされた上に記憶を封じられ、異世界である現代日本へと飛ばされたが呼びかけに応じて元の世界に戻る。 これだけ読むとほとんどファンタジーだけどなぜロックか言うと 「殺人上等(コロシジョートー)ー!オレらは無敵の“未成年”様だぜ!!」 「死ね死ね死ね死ね〜!憎たらしい人間どもめ〜!」 「燃えろ燃えろー!!殺せ殺せ殺せー!!」などの名言が飛び交い、 『宇崎ちゃんは遊びたい!』にもネタとして登場した「魔城ガッデム」やファンタジーからちょっと離れた感じだったりする。 アバルの7剣邪のデザインも独特でいい感じだったし、7剣邪のうち6剣邪はあっという間にいなくなったり最終的には盾じゃ無くなったりしたけど俺は好きで単行本発売日に買ったな。SWORD BREAKER梅澤春人1わかる
マンガトリツカレ男2020/08/21第二次世界大戦をベースにした短編漫画集まとめ戦場まんがシリーズ + ザ・コクピットシリーズ + ハードメタル + ケースハードがまとまっている短編集。ちゃんと確認していないけど重弾道シリーズも入っているのかな 大雑把な括りとして以下のような感じです。 戦場まんがシリーズ:「週刊少年サンデー」「COM」「プレイコミック」に掲載 ザ・コクピットシリーズ : ビッグコミックオリジナルに掲載 重弾道シリーズ: ザ・コクピットシリーズの後に不定期でビッグコミックに掲載 ハードメタル: ビッグコミックに掲載 ケースハード:ビッグゴールドに掲載 長い期間で少年誌から青年誌などのいろいろ雑誌で掲載していたので性描写があったりなかったり、絵の感じが全然違ったりする。 全シリーズ読んでるけど、やっぱり戦場まんがシリーズの「パイロットハンター」「スタンレーの魔女」「音速雷撃隊」「鉄の竜騎兵」が好きだな ザ・コクピット〔小学館文庫〕松本零士
マンガトリツカレ男2020/08/21読んでから気づいた内容はあらすじに全て書いてあったがプロの漫画家でありプロの草野球選手の「徳光康之」の草野球での話。この漫画で一番好きなのは漫画家チームと対決でビッグネームのオーラと超大物漫画家とぶつかった編集の末路、深夜のバッティングセンターでの出来事の話BAT DAYS徳光康之5わかる
マンガトリツカレ男2020/08/20現代的な母を訪ねて三千里...主人公が結は児童養護施設に預けられたところがスタートで、途中ホームレスの男、騙したトラック運転手、ホームレスの女性、難病を抱える息子とその母親、マスコミなどに助けられながら母を訪ねて日本各地を回る。この行動力はすごい。ハッピーエンドでよかったよ 10歳のホームレス宮城朗子
マンガトリツカレ男2020/08/19今の人気作家のインタビューが掲載されていた「もう、しませんから。」のシリーズだからだいぶ古いのかなと思ったら2年くらい前まで連載されていた。 「青野くんに触りたいから死にたい」の椎名うみや「ブルーピリオド」の山口つばさのインタビューなどが掲載されていたが中でも市川春子の話が一番面白かった。 もう、しませんから。~アフタヌーン激流編~西本英雄
マンガトリツカレ男2020/08/19面白さが説明が出来ない全然良い話もないしすごい感動する話あるわけではないが無茶苦茶面白い。絶妙な間と会話の繰り返しといえばいいのかな 特に好きなのは「隊長」生死に関わる重要な場面なのにかっこ悪い会話をさせようと考えられる作者はすごいな このマンガの短編を読みその後作者の後書きを読むとこのマンガの凄みがわかったような気がするトコトコ節いましろたかし2わかる
マンガトリツカレ男2020/08/18ロッククライマー 小西政継の有名になる前の話確かコミック・ギガで連載していてその当時は「ドシ・ドーシ」というタイトルだった。「ドシ・ドーシ」は所属する山岳会の合言葉のようなものです。 雑誌では完結しておらずこの単行本で完結したようだったが単行本にプレミアがついていて買いにくかったがKindleUnlimitedで読めたので読んだ。 小西政継の家庭事情/どのように山に魅せられていったかが丁寧に描かれている。一応区切りとしてマッターホルン北壁の冬季登攀に成功するまでが書いてあるがもっと続いて欲しかった。氷壁の達人神田たけ志
マンガトリツカレ男2020/08/18タイトルとあらすじで気になりすぎたタイトルの「懲役100年の女」とあらすじの同じ名前の「じゃがいも」が品種登録された年、「北あかり」は誕生したで気になった。 同じ名前の「じゃがいも」の情報がいるのかと思いながら読み始めたが展開が全く読めずに楽しめた。「北あかり」の生まれてから父親が「北あかり」を落としてしまって顔の骨が歪むところから、家族がアメリカ旅行中に殺され絶望してホテルの窓から飛び降り自殺をしたら死ねずに顔をぶつけてその怪我の治療で顔がすこし戻ったりと全く予想できない展開だった。伏線も回収してし面白かったが このマンガ「本当にあった女の人生ドラマ」という雑誌で連載されていたようだが本当にいるのか?懲役100年の女朝野いずみ
マンガトリツカレ男2020/08/18タイトルからは想像しにくい内容だった田舎の電報は戸を叩く -> 十打叩いたというシャレがタイトルになっている。内容としてはダメゴルファーの三吉の問題を謎の美女が解決策を授けていく。 全3巻となっているが一冊80ページぐらいなのであっというまに読めた。3巻の「愛妻打法」は小池一夫っぽさをすごい感じた田舎の電報かざま鋭二 小池一夫
マンガトリツカレ男2020/08/18いまいちのめり込めなかった...紅洋台高校ラグビー部を舞台にし、難病をからめた青春群像劇と言えば確かにそうだが、なんというか梶原一騎好きじゃないと読み切るのが難しいんじゃないかな... 港のマリーと千石の戦いの説明は梶原一騎だなとかいろいろ思うマンガだった。 「空手バカ一代」「男の星座」の梶原一騎と「風の大地」「霧島嵐児」のかざま鋭二は二人とも大好きだがこの二人が組むマンガはなんでか知らんけど二人が別で書いているマンガほど楽しめないのはなぜだろうか... 朝焼けの祈りかざま鋭二 梶原一騎
マンガトリツカレ男2020/08/15あまりに面白くてあっというまに読んでしまった主人公の田中麻里鈴はコネで一流企業に就職したけれど出身大学は三流がおまけにコネには力がない。入社してすれ違った男性社員に一目惚れして、その男性社員の近くにいくには「出世が一番」と助言されてから物語の本編がスタートする。 マンバにあったクチコミを見て気になって読んだが予想以上に面白い。あらすじの時点では合わないかもと思ったが最初のほうで「峯岸さん」で登場して出世するには話あたりから「これ面白くねーか?」と思い「夏目さん」「小野さん」「璃羅のよしえさん」あたりが登場した辺で確実にハマった。 配置転換などでいろいろ部署が変わるが個人的に特に好きなのが「ホワイトローズクラブ編」と「レディスシンクタンク出向編」 「ホワイトローズクラブ編」は始まりから結末までむちゃくちゃよかった。令和の景気の悪さでは絶対ありえなそうな事例だがバブルの頃にだったらあったかもしれない内容とそれに対する会社のやりかたが興味深かった。 「レディスシンクタンク出向編」は「峰岸さん」「高井さん」の間に挟まれてどっちかにつけば楽になるというのに最後の最後まで悩み抜いてあの結論をだしたのはすごい良い内容だった。 「総務部総務課山口六平太」の全体を見て最適化する会社員や「サラリーマン金太郎」のすごい会社員とも違うし、同じ女性が主人公の「この女に賭けろ」のような正統派キャリアでもない今まで俺がしらない路線の会社員マンガだった。 好きな登場人物は「峯岸さん」「小野さん」「高田さん」かな 悪女深見じゅん4わかる
マンガトリツカレ男2020/08/14俺は好きだけど元ネタがわかる人がもう少なそうだな あかつき戦闘隊/忍者武芸帳/おそ松くん/ハリスの風/ハレンチ学園/サイボーグ009/火の鳥/秘密探偵JA/包丁人味平/同棲時代はわかったけどその他はちょっとわからんかった。 このシリーズで聖闘士星矢とかハートカクテルのバージョンもあったと思うけど収録されていなかった。mahjong まんが王喜国雅彦
マンガトリツカレ男2020/08/13君にチェックイン!!国友やすゆき先生の遺稿のこのマンガの存在は知っていたがたまたま今回見かけてから買って読みました。 なんというかサイコーでした。「ダブル~背徳の隣人~」や「時男~愛は時空を超えて~」「ウタ★マロ~愛の旅人~」もすごいんですが、それと良い勝負いやそれ以上のポテンシャルを秘めて名作になりえたかもしれないのに途中で終わってマジで残念。俺の読む雑誌から国友やすゆき先生の連載が消えてからわかったんですがこの人マジで偉大でマンガ雑誌とかで重い話を読んだ後にこの人のマンガを読むと精神がニュートラルに戻って良い感じで雑誌というものを楽しめていたんだなとつくづく思ったりする。愛にチェックイン国友やすゆき
マンガトリツカレ男2020/08/13弘兼憲史短編集8 レオは負けない 表題作の「レオは負けない 」以外の方が好きかな。「ドラフト」と「隠れ鳶」はお気に入り。 「ドラフト」のようなヒューマニズムが溢れた漫画は何回読んでもいい 弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2020/08/12弘兼憲史短編集7 サンシャインロード作者本人が書いている通り「ヒューマニズムを描くにはどういうモチーフであろうと関係ないんだと思います」がわかる短編集 表題作の「サンシャインロード」と「監督日記」がむちゃくちゃ面白い。 試合後のトレーナーのセリフはマジでよかった。結局勝負ってのはこうじゃないと面白くない。この冷徹さも含めてやはり弘兼憲史の漫画は面白い弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2020/08/12弘兼憲史短編集6 私が愛した魔女魔女や超能力者やドラキュラなどの短編集。弘兼憲史の短編集を読めば読むほどネタの引き出しの多さの凄さに衝撃を受ける。あとスマートではない人間の仕草や描写やむちゃくちゃうまい気がする。この中だと「シクラメンのかほり」が好きかな。 俺が持ってる文庫版の帯では全6巻と書かれているけど9巻まで出ているんだな...弘兼憲史短編集弘兼憲史
マンガトリツカレ男2020/08/12やはりすごい俺好みの内容だった最近単行本で読み返したが単行本で読んだ方が数倍面白かった。百人の悪党集団を撲殺していくだけというシンプルな内容と全3巻というちょうどいい巻数で一気に読めた。続いて欲しかったと思う反面ここで終わったから良いという気もする百足-ムカデ-フクイタクミ1わかる
マンガトリツカレ男2020/08/11弘兼憲史短編集5 私の赤ちゃんSF短編集だった。 表題の「私の赤ちゃん」と「指定席」が面白かった。 「私の赤ちゃん」のオチが面白いんだがこれ日常の仕事でもありそうなミスだったし、「指定席」は冴えないサラリーマンのドッペルゲンガー現象により生活が一変するが、生活が一変する方法の再現性を考えたりして面白い。 一番好きなのは弘兼憲史の「自分はSFは好きなんだと、描きながら気が付きました。UFOは大好きですが、存在は全く信じていません。」のコメント 弘兼憲史短編集弘兼憲史