マンガトリツカレ男2021/02/02壮絶なラストだった北斗一生の身の回りでオカルトな現象が起き始めるとことから始まる。最初の方はそんなに面白い感じはしなかったけど宇宙とコンタクトするためのコンタクト・マンとして選ばれたあたりから一気に面白くなった。見るからに胡散臭いUFO研究家のキャンサー白鳥やノストラダムスや宇宙人の話は出たり、1970年代のネタが大量にあり一気に読んでしまった。ちょっと考えればなんなのこれと思えたりもするがその思考をさせない感じで一気に進む漫画はやっぱりいい。 途中までハッピーエンドになるかなと思っていたが予想上に展開にすごいな。これは「つのだじろう」の他の漫画も読むしかないという気分にさせられたよ メギドの火つのだじろう
マンガトリツカレ男2021/01/312020年読んだ漫画の中でも特にすきだな前作の「みちくさ日記」も好きでしたが今回のはより面白かった。バイトの話もいいですが特に好きなのは「人のいない和室の絵をかく無職のおじさん」との絡みかな。 あとこの作者のちばてつやへの思い/尊敬/敬愛ほど素晴らしいのはあんまり見たことがない。 ちばてつや賞の受賞作もいつか単行本に入れて欲しい。 よりみち日記道草晴子1わかる
マンガトリツカレ男2021/01/31テレビ局の表と裏の話だけではないテレビ界で色々な駆け引きをしながら謎の女、天宮詩織が「電波の城」であるTV局の頂点を目材していく物語を天宮詩織の近いところにいた真摯なジャーナリストである谷口ハジメの回想録という形で進んでいく。 最初の方はTV局での女性同士の戦いがメインで天宮詩織が問題に対処しながら徐々にTV局での主導権を握っていくことになる少しづつ天宮詩織の過去が小出しになっていき謎は深まっていく。中盤からTV/ジャーナリストの未来と天宮詩織の過去が並行して進んでいくが途中から天宮詩織の過去にとって重要な宗教団体などが絡んでくる。この宗教団体は80年代後半から90年代を生きていた人に忘れられない某宗教や、ジム・ジョーンズの人民寺院を思い出させる内容だった。 天宮詩織の過去を知ろうとするジャーナリスト、関係者同士の意図していない繋がり、最愛の父の病状などが絡み合って伏線を回収しながら最終回に向かっていく。 最初からこういう最後を考えて進んでいたかどうかはわからないが、天宮詩織に起きる出来事の順番が少し違うだけでも全く違うラストが想像もできた。この終わり方はある意味納得できるから好きかな 電波の城細野不二彦
マンガトリツカレ男2021/01/27最高の気分で寝れそうなマンガ寝る前に何気なく読んだら最高の気分で寝ることが出来そうな短編ばかりだった。「異常に強い男」「トランプ麻雀」「超人間とC体験」「秘密兵器は背番号42」「競輪必勝法」を収録。とあるが特に好きなのは無茶苦茶な訳のわからなさがある「超人間とC体験」といとこ同士の腐れ縁が続いていく「競輪必勝法」だな 人間必勝法山松ゆうきち 能登廉
マンガトリツカレ男2021/01/24まさに創業社長物語だな牛次郎/川本コオのコンビの会社マンガで過去に「鯨魂」を読んでいて面白いことは知っていたので読んでみた。タイトルの通り、猪狩功が終戦後の焼け野原から商売を始め、色々な困難を克服しながら着実に事業を伸ばしていく話 かなり強引な部分もあるが全5巻で短く読みやすい。5巻中盤までは猪狩功の信念を元に事業での問題を解決しながら成功していくがそれ以降の急激な展開も含めて創業社長物語なんだなと思う。 創業社長牛次郎 川本コオ
マンガトリツカレ男2021/01/23噂に名高い「ばちあたり麻雀」がやっと読めた収録されている「中年死刑囚」「ぞうりばきのランナー」「一本書きの久仁ちゃん」「整形」「少年Z」どれも面白いがやっぱり「ばちあたり麻雀」が一番よかった。 知ったきっかけは「聖☆おにいさん」が不謹慎だという話をみている最中にこれが不謹慎だったら山松ゆうきちの麻雀マンガの方がやばいぞというのをみて気になっていた。 内容は1995年の第三次世界大戦後、世界中は荒廃したが神はこの惨状を見捨てておらず、イエスとマホメットと孔子とブッダが復活をして第三次世界大戦の被害を受けなかった日本でくるがいまいちうまく布教ができない。お互いの存在が邪魔なので真の神を決めるため麻雀で決着をつけようという内容。麻雀で勝負しようというくだりが良くて「日本という国で麻雀が流行ってる。今からみんなでルールを覚えて対決しよう」という強引なところから各自の修行シーン、麻雀をしながら各自の関連した小ネタをやり続けていく。そんな感じが続いていきなんとなく終わる。中年死刑囚山松ゆうきち1わかる
マンガトリツカレ男2021/01/20一気に読んだ方が面白かったな連載中はキングが登場したあたりで週刊少年マガジンを読むのをやめてしまっていた。その後単行本で途中まで買っていたが長くなりそうなので買うのをやめていた。鈴木央のマンガは好きで多分これ以外全部読んでいるくらい好きなんで今回まとめて読んでみたが一気に読んでよかったという感想しかないがちゃんと理解ができていない部分もありそう。ラストまで読むと続きがあるような感じだったけど続きはいつ始まるのか... あと昔にアーサー王物語を読んでいて今日ほどよかったと思った日はなかったよ 七つの大罪鈴木央
マンガトリツカレ男2021/01/19ヒューマンドラマとしかいえんよ...高校生くらいに時に読んでも十分面白かったが今読むと違った感じで面白い。昔は主人公の国分徹郎がすごい年上に感じたが今は同年代になっているとか色々あるけど一番は自分のやりたいことをやりたいようにやっているかという点で考えてしまった。史村翔は「サンクチュアリ」や「右向け左!」が有名だと思うがなんというかこういう浪花節っぽい原作の方が好きかな。 Dr.クマひげ史村翔 ながやす巧2わかる
マンガトリツカレ男2021/01/18全く記憶とちがってた...連載中も読んでてマザコンの大工が主人公で大工の仕事を学びながら大会に出ているところまでは覚えていた。改めて読み返すと色々展開がむちゃくちゃで大工の大会もあんな終わり方とは全く覚えておらず、その後の祖父の会社との対決になっていくあたりはあんまり理解できずに終わってしまった。大棟梁西条真二
マンガトリツカレ男2021/01/15佐治安人の息子が主人公佐治の息子の佐治将太で主人公で関口将太の息子が将太朗という一見難しい感じになってる。「将太の寿司2 World Stage」とあるだけに寿司とSUSHIや食文化などの差を描きながら進んでいく。懐かしのメンバーが登場するのは嬉しいが一番好きな「笹寿司」が最後まで登場しなかった... 将太の寿司2 World Stage寺沢大介
マンガトリツカレ男2021/01/10抜け忍サラリーマンが主人公人を愛することを知ってしまったため抜け忍になり現在はサラリーマンをやっている主人公。昔所属していた七狗留忍流からの刺客を倒したり、家庭の平和を乱す奴らを倒していく。七狗留忍流からの刺客を殺すのはまあわかるけど家庭の平和を乱す悪人がムカつくのはわかるけどちょっと殺しすぎじゃないですかね... 忍者パパ山本康人
マンガトリツカレ男2021/01/08すごいよかった『勇午』の赤名修はよく読んでいるので知っていたが中島かずきって名前はなんかで見たことあるがいまいち思い出せなかったので調べたら、「今のところ、日本で一番石川先生(石川賢)の単行本を作った編集者」だった。これが面白いのは当たり前だったという気持ちでしかないな。 あらすじは評判の腕利きの錠前屋錠之介が江戸の魔を錠に封じて江戸の守っていくという内容で赤名修の絵とすごいあっていた。主人公のスタンスが大きな悪と戦う為ではなく、江戸の市民を守るというの一貫していて好感も持てた。”枢り屋”の謎を残しながら終わってしまったのが残念だ。たまにシリーズ連載してほしいくらいだ。 昔同じアクションで連載していた「明楽と孫蔵 幕末御庭番」といいアクションの江戸マンガは面白いのがおおいな闇鍵師赤名修 中島かずき
マンガトリツカレ男2021/01/03食を制す者は天下を制す「信長のシェフ」の感じには近いがタイムスリップはしておらず「飯が人間を作る」を信条にした足軽・弥八が食事で全てを解決していく。ただうまい飯を作って終わりではなく物事の根幹まで解決していき、同時にいろんな武将に使えながら出世もしていく。最初の九州の龍造寺だったが毛利家に仕官していた。食の蘊蓄と戦国時代のエピソードや戦と人情話がいい感じで組み合わさっており実はかなりの名作なのではと思ってる。第一部完らしいので第二部を待ってます!!飯盛り侍やまだ浩一 井川公彦
マンガトリツカレ男2021/01/02なんとなく読み始めたけど予想より良かった。あらすじは銀行強盗に成功し、営業前のキャバクラに逃げ込んだチンピラ3人。彼等はここで平等に上がりを分配するところから始まる三者三様の金が必要な理由や毎話ごとに真相が明らかになっていくテンポの良さであっという間に読みきった。絵はどこかで見たことあると思ったら「横浜ロック」の人かサンブンノイチ前田治郎 木下半太 品川ヒロシ
マンガトリツカレ男2020/12/30表紙とは全く違った名前だけでもオシャレな雰囲気の野菜を調理してめんつゆやマヨネーズで食っていくマンガ。「ルバーブ」「ロマネスコ」「アーティチョーク」あたりはみかけるたびにこんなの誰が食うんだと思ってたけど凝った調理をしないレポートして大変参考になった。初期はちゃんとナゾ野菜の話がメインだけど後半になればなるほど他の話が多い気もした。 ナゾ野菜カレー沢薫3わかる
マンガトリツカレ男2020/12/28記憶と違った...久しぶりに読んだけど平成初期の「男一匹ガキ大将」をやるとこんな感じになるのかなとか思ってしまった。番長マンガと思ってたらちょっと「花の慶次」を感じさせる描写があったり"華僑"ではなく"和僑"という概念が出たりと色々楽しめた。記憶だと主人公は海外に行ったシーンで終わっていたんだけど、それから色々あったのをしったよ。なんか変な終わり方だなと思ったら3巻の単行本のコメントが全てを物語ってた...猛き龍星原哲夫
マンガトリツカレ男2020/12/27町中華探訪コミックエッセイ「凍りの掌 シベリア抑留記」「あとかたの街」と違って戦争ものではなく、町で見かける中華料理屋にいき料理を食べていくエッセイ。全て実在の店を紹介しているので機会があれば行こうと思っていたが、こんな状況ではいけないのが残念だ。おざわゆきの「築地まんぷく回遊記」や「築地はらぺこ回遊記」のノリが好きな人におすすめおざわゆき&渡邊博光のおたから町中華おざわゆき 渡邊博光
マンガトリツカレ男2020/12/27ファッツに人間味がありすぎでいい今読むと色々気になる点が多いけど連載当時はすごい好きだった。今思うとトータル・リコールとかがはやっていた時代だったのでこういうマンガがあったんだと思う。あらすじに非業の死を遂げた少年がロボットと融合して地球征服を企む組織と戦う。最初の方がは一応サイバーな感じで銃などを駆使して進んでいくが途中から北斗の拳ばりに殴り合いで勝負がつく。地味にサイバーなギャグも好きだったCYBERブルー ゼノンコミックDX版原哲夫
マンガトリツカレ男2020/12/26スイーツ本部長の題名通り社内でも優秀と評判の本部長の一ノ瀬櫂がスイーツを作って自分で食ったり物事を解決するマンガ。あんまり「スイーツ男子」みたいな漫画は好きじゃないだけどこれは好き。なんで好きかを色々考えたが絵の感じとノリが、中島徹の漫画に近いからのような気がする。スイーツを食った時に口が三角になったりする感じあたりとか。 最終巻を読むと未収録がそれなりあるようなので完全版を発売を待っています。スイーツ本部長 一ノ瀬櫂佐々木善章20わかる
マンガトリツカレ男2020/12/25これが俺の宿命(サガ)なんだから!宮下あきらが描く“世界一のギャンブラー”と豪語する主人公サガが、いろんなギャンブルを強敵と勝負していく。単純なギャンブルからバカラ/チンチロリン/麻雀/パチンコ/手本引き/ゴルフ/ブラックジャック/ポーカー(スタッド・ポーカー)/おいちょかぶ/ルーレットなどがあるが特にギャンブルではないゴルフ回と手本引き回がお気に入り。 手本引きは扱った漫画は、代紋TAKE2/根こそぎフランケン(牌本引)/ヤングサンデーでやっていたアプサラス/賭博師 梟(牌本引)/ギャンブルフィッシュ/アカギとかあるけどこれで初めて知った。 ゴルフ回は世紀末博狼伝サガでの屈指の名作回だと思っていて、手本引きの時の登場した盲目の祇園の闇竜とキャディ犬玉三郎とのプレーがすごい好き世紀末博狼伝サガ宮下あきら
マンガトリツカレ男2020/12/24男塾創立秘話マンガ憧れの職業である男塾の教師の鬼ヒゲ/飛行帽との出会いから始まり、名物直進行軍とかあってすごい期待したんだけど、途中からD・トランプなどの時事ネタ路線とバトル展開が続いていつのまにか終わった。今回読み返したが連載中とちょっと変わっているような気がする。宮下マンガのNo.1ヒロインでありこち亀の両津も褒めていた枢斬暗屯子が登場したのは嬉しかった 「ワシが男塾塾長、江田島平八である!」ではなく「俺が男塾塾長 江田島平八である!!」となっているのは若いからかな真!!男塾宮下あきら
マンガトリツカレ男2020/12/23ぶっそうな奴らがお気に入り横山光輝短編コレクションの名前の通り黄金墓場/大暗黒/ぶっそうな奴ら/偏愛/闇の顔/偽りの偶像が収録されている。多少強引な展開もあるけどどれも物語が二転三転して読み応えがあり面白い。個人的に「ぶっそうな奴ら」がもっともよかったです。プロフェッショナルが5億円を運ぶ現金輸送車の強奪計画を行うために、仲間を集め計画を練り実行をするのだが、ちょっとづつ計画とのズレが発生してどうなるかと思っていたら、予想外にいい結末になった。昔から横山光輝のこのタイプのラストってすごい好きなんだよな横山光輝短編コレクション横山光輝
マンガトリツカレ男2020/12/23宮下あきら漫画を読み込んでいないとむずい宮下あきらの集大成なのか「魁!!男塾」「私立極道高校」「ボギー THE GREAT」「瑪羅門の家族」などの懐かしいキャラクターや当時回収できなかった話を無理やり解決させたりしていた。今思えば懐かしい時事ネタの「STAP細胞はあります」とかがあったりもした。内容に関しては週刊少年ジャンプ時代の宮下あきらの漫画を読んでいないとちょっときついかもしれない。 激!!極虎一家とBAKUDANと嗚呼!!毘沙門高校は出ていなかった。 特に本編とは関係ないですが、8巻に幻の短編「魁!!俺の青春塾」が収録されています。作者が若いころに応援団の「炎油鍋」という男塾名物「油風呂」の元ネタを見て感動して漫画を描き始めたという素晴らしい短編です。極!!男塾宮下あきら
マンガトリツカレ男2020/12/22バード-砂漠の勝負師-のリメイク青山広美の名作「バード-砂漠の勝負師-」を現代風にリメイクした漫画。バードも蛇もいいし、特定の雀卓をベースにして話もいいんだけどちょっと俺にはこっちのバージョンの表現が合わなくて青山広美版の方は好きかな。 バード 最凶雀士VS天才魔術師山根和俊 青山広美