マンガトリツカレ男2021/10/16相変わらず素晴らしいの一言うぐいす祥子の描くラブコメ?は長編の「死人の声をきくがよい」をはじめ短編も含めて全て面白い。主人公神業寺マリといいちょっとどころからかなり抜けている花水木シゲル、クレイジーすぎる弟、主人公の友達、ライバル、お手伝いさん、残酷描写も含めてすごい良い内容だった。この人の描く主人公のライバルや友達の性格がいつもいい。この人のマンガは毎回単行本を発売日の朝に本屋に行って買うくらい好きときめきのいけにえうぐいす祥子3わかる
マンガトリツカレ男2021/10/16大きな謎を残しつつ終わった...関東近郊Z県にあるタクシー会社に主人公の矢野陽芽が新人として入るところから始まる。基本は人情路線で話は進んでいくのですが、なぜ矢野陽芽が荒んだタクシー会社に入社したのか、華麗なドライビングテクニックはどこで覚えたのかと色々な謎が各所にあるのですが、その謎はほとんど解明されないまま終わった。「電波の城」ぐらい壮大な話になりそうな気もしてたんだけどね...ヒメタク細野不二彦
マンガトリツカレ男2021/10/12昭和っぽい話が好きな人におすすめすきやばし次郎の主人でる小野二郎の自伝漫画。 色々マンガを読んできたが実在の料理人をベースにしているのはこれ以外だと周富徳と神田川俊郎ぐらいしか思いつかないな。道場六三郎もあったような気がするが手元にないので不明 内容は修業時代から始まり美味しい寿司を追求する姿勢を一貫して描いている。現代にはあっていないと思うがこの人の仕事に対する姿勢は凄いね JIRO 掌の調べ~すきやばし次郎物語~杉田明1わかる
マンガトリツカレ男2021/10/07全く前情報がなくて読んだ「千変万化の花嫁」「愛しい半身」「女騎士パーラ」「死神の皮膚」とどれも面白かったが特によかったのがタイトルにもなっている「千変万化の花嫁」 久しぶりに作者の情報がなく試し読みで気になって読んで面白いのが見つかったような気がする。他の短編未収録などがあるようだったらぜひ読みたい 彫深眉子作品集彫深眉子1わかる
マンガトリツカレ男2021/10/064巻までの第一章を読んだ物語の細かい点まで理解していないと思うが、復讐の手順やスプラッタシーンやかなり残酷で見応えがあり面白い。精神的な苦痛というよりも肉体的苦痛の描写が多く読む人選ぶと思うが「谷口世磨」の絵が見やすいのでそんなにキツくはないと思う。だんだん話が大きくなってダラダラ続くのかと思ったがさすが「エマージング」や「わたしはあい」の外薗昌也という感じでちょうどいいところで新章へのつなぎがあってよかったパンプキンナイト外薗昌也 谷口世磨
マンガトリツカレ男2021/10/05お嬢様と釘バット好きにおすすめ陽キになりたい時雨さんの大浜カナタの読切。メリケン銀河がきた全てを暴力で解決するメリケン人である釘バットの外道と女子高生の姿をした戦士レオナが異星人を戦うマンガ。最初のページのメリケンサックの時点で俺好みだった。 この作者のマンガどれも面白いな https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156631066281 超銀河系外道少女レオナ大浜カナタ1わかる
マンガトリツカレ男2021/10/03久しぶりに読み返しただいぶ昔に文庫で読んだおぼえもあったが久しぶりに読み返した。小松左京のベストセラーをコミカライズしたということだが原作は読んでいないのでどこまで忠実にコミカライズをしているのか不明です。基本こういう感じの天災でパニックが起こる劇画が好きでよく読んでいるがやっぱりこれはすごい。劇画を見る感じだと甲良幹二郎とか描いているのかな あと自分が記憶しているラストと全く違ったんだが一体何と勘違いしているのだろうか.... 日本沈没小松左京 さいとう・プロ
マンガトリツカレ男2021/10/03名作サバイバルの現代版さいとう・たかをが描いた名作サバイバルの現代版 最初の方の話は昔のサバイバルに似ていたが3巻以降は徐々にオリジナルの展開になっていた。ネズミとの対決やフクロウとの話はそういやあったなとか思いながら読んだ。後半の展開は好き嫌いはあると思いますが俺は好きかな。 ただ今回は蛾の交尾シーンがなかったので残念だったサバイバル~少年Sの記録~さいとう・たかを 宮川輝
マンガトリツカレ男2021/10/02まさかこれが電子書籍になるとは...コミックバンチ連載中に読んでいたし単行本も持っているぞ。池沢さとしのマンガはひとつも読んでいない状態で読んで内容はともかく物凄いなこれっていう印象しか覚えていなかった。家に単行本があったので今回読み返してみましたが相変わらずすごいなということを再確認しただけだった。 第一部完とあるが第二部はどっかでやったのかな痛快!!マイホーム池沢さとし1わかる
マンガトリツカレ男2021/09/30板垣恵介の自衛隊時代の自伝その2📷習志野第一空挺団シリーズ 200000歩2夜3日のとは違い陸上自衛隊の「第一空挺団」のレンジャー隊員になるまでの道のりと「初降下」のエピソードを描いたマンガ。タイトルになっている「340メートル60秒」は地上340メートルから飛び降りて60秒後に地面に到着することをです。 「初降下」への心境や友人への思いが描かれていてもう何回も読んではいるけど毎回同じように感動する。漫画家自伝が好きで色々読んでるけどこれはトップクラスで好き。友人がマジでむちゃくちゃ良い またこれも国会図書館か、収録している雑誌を手に入れるか、「バキ総集編 戦場の詩」を手に入れるかしかないがあんまり売っているのは見かけない 雑誌の巻末コメントは以下でした 「今作品は古い友人なしには完成しなかった。友情が再燃した。」 習志野第一空挺団シリーズ 340メートル60秒板垣恵介3わかる
マンガトリツカレ男2021/09/29板垣恵介の自衛隊時代の自伝その1📷刃牙シリーズで有名な板垣恵介は若い頃自衛隊にいた話は有名ですがそのときの体験を書いたマンガ タイトルになっている200000歩2夜3日は総重量30kgを持っている状態で富士山の一周100kmメートルを50分歩いて10分休憩を3度の食事を除いて繰り返して行軍する訓練の体験談です。過酷な訓練ならでは体験をリアルすぎるくらいに描かれている。 このシリーズむちゃくちゃ面白いのに単行本化されていないのが残念すぎる 読むには国会図書館か、収録している雑誌を手に入れるか、「バキ総集編 戦場の詩」を手に入れるかしかないがあんまり売っているのは見かけない 習志野第一空挺団シリーズ 200000歩2夜3日板垣恵介5わかる
マンガトリツカレ男2021/09/28憑依?タイムスリップ?生まれ変わり?寿司?📷冴えない独身男が寿司の夢を見て寿司名人華屋與兵衛が憑依して寿司を作って問題を解決していくマンガ。40歳の男がいきなり寿司を握れるようになるが憑依の条件が精神の安定なのか寿司をバカにされたのがきっかけなのかもよくわからないまま進んでいく。途中で華屋與兵衛と主人公の性格が同一になっていったりして結局憑依なのかタイムスリップなのか生まれ変わりなのかがわからないままハッピーエンドで終わった こういうマンガはいつ読んでも良いな 元祖江戸前寿し屋與兵衛内山まもる 白川晶1わかる
マンガトリツカレ男2021/09/26方向性も内容もよくわからないがだがそれがいいとしかそれが土山しげるとしか言えない。包丁無宿という名前でもしかしてかの料理漫画の名作「包丁無宿」に関係あるのかなとか考えながら読み始めたが確かに関係があった。主人公の関係者が「暮流助」と一緒に働いていたとか「大日本料理会」が無くなって違うのになっていたとか懐かしい話もあった。 内容は高級路線に対抗して安い材料とひらめきで勝負していくと思っていたがそんなに勝負はなく修行の旅がメインだった。確か今日読んでまだ三時間ぐらいしか経っていないが内容はほとんど覚えておらず唯一覚えているのはすっぽんの回に登場した主人公に敵対するキャラの土山しげる独特の悪顔しか記憶にない。 包丁無宿勝負旅土山しげる1わかる
マンガトリツカレ男2021/09/24元になった小説がとても気になる今まで色々なマンガを読んできたと思うが読んできたマンガの中でトップクラスのセリフが多いマンガだった。梶原一騎原作も小池一夫原作も読んできたし、そこそこセリフがあっても気にせず読んできたがこのマンガは別格で多い。戦前の日本軍を舞台とした作品で昭和十七年一月からの三カ月の教育期間中に凄まじい記憶力を誇る主人公の陸軍二等兵・東堂太郎が異常な軍隊世界の中で過酷な新兵訓練を受けるが、その記憶力を武器として軍隊内部の不条理に抵抗していくのと冬木との友情を育む話。 登場人物は基本も丸坊主で上等兵である神山と藤堂と仲の良い生源寺が眼鏡をかけているくらいでなかなか判別も難しくもあるが途中からすんなり理解できるようになる 東堂太郎の記憶力で軍隊内の不条理に対決していきますが、不条理の内容も規則の解釈だったり当時の思想の基づく話や特に印象深いのは「大根の煮物は軍事機密か」などの色々なものがあったり戦前当時の話のため現代社会では言ってはいけない発言なども多々あった。規則や論理、各登場人物の背景などは当時の社会情勢を反映しているのかその辺は興味深いものがあった 大前田文七/神山との絡みや上官からの思想についての話などはあまりに長くてめくったページがよくわからなくなるレベルだったが最終的にはミステリーっぽい話に終わる。 でここで重要なのは俺はこのマンガを読んだが今まで書いてきたことが正しいかどうかがよくわかっていない。多分あっていると思うが登場人物の心情を理解できるまで読めたと到底思っていない。絶好調の時にまた読み返したいね 原作小説はとてつもない名作だということだが、死ぬまでには一回くらい読んでみたい あとスマートフォンで読むのではなくタブレットなどの大きい端末で読むのをお勧めします。神聖喜劇大西巨人 のぞゑのぶひさ 岩田和博
マンガトリツカレ男2021/09/22肉に正解はない!!俺の好きな「スイーツ本部長 一ノ瀬櫂」の佐々木善章が原作をやっているのでいつか読もうと思っていたらちょうどセールだったので買って読んだ。 肉料理専門食堂「あさくら」を引き継いだ主人公が訳のわからない理屈を言いながら作る肉料理はめちゃくちゃうまい客 肉極道に指導されながら肉料理を学んでいく。基本のパターンは毎回同じで珍しい料理とかではなく一般的によく食べたことがある料理が登場し作る際の注意点などが細かく書かれていて面白いし試したい気持ちになった。 佐々木善章の料理マンガはどれも面白いな 肉極道森尾正博 佐々木善章5わかる
マンガトリツカレ男2021/09/17三浦建太郎の新人漫画賞入選作📷ベルセルクで有名な三浦建太郎の新人漫画賞入選作で商業誌デビュー作になるのかな。数年前某古本屋のサイトで見かけて以来気になっていてその時は「少年マガジン新人漫画賞・ギャグ漫画新人賞 優秀作品集」という関係者に配布するために作成した本に収録されており手に入れるのは無理かなと思っていたが、よくよく調べてみたら週刊少年マガジンに収録されていることが分かったので収録されているマガジンを探して買った。 内容は男女が別々に隔離されている世界の話で、絵はベルセルクとは全く違いますが絵柄やストーリーともに面白かった再び…三浦建太郎
マンガトリツカレ男2021/09/03たしかに究極トンチ読切だったルノアール兄弟の一休さんを元にしたとんち読切。他の雑誌連載などに比べたら下品さは物足りないさもあるがツッコミのキレや展開も面白さはいつも以上だった。このまま連載して欲しいくらい。ルノアール兄弟のマンガはいつ読んでも最高だな神クソとんち伝説一休 〜オレの名は一休〜ルノアール兄弟
マンガトリツカレ男2021/08/23みなもと太郎のエッセイ漫画📷多分3回くらい買って読んでいるが読むたびに毎回いい発見がある。 個人的にものすごい好きなのは以下の三つ ・一軒一軒「行商」して回る貸本屋の話である「残照者たち」 ・みなもと太郎の会社員時代の話である「感触者たち」 ・南禅寺の豆腐の話である「くいだおれ者たち」 イベントで一回だけみなもと太郎に会ったことがありその時に「続・映画人たち」に登場した「敵に悟られないようにのぞいて抜き打ちして殺すシーン」で相手にみつからないように見た時のポーズをしたのは誰なのでしょうかと聞いて教えてもらったのは忘れられない挑戦者たちみなもと太郎1わかる
マンガトリツカレ男2021/08/21なぜ今までドカベンを読まなかったのか?基本的には水島新司のマンガは好きだが「ドカベン」「大甲子園」に絡むマンガは読んでいなかった。水島新司のマンガは好きなので「いただきヤスベエ」「銭っ子」「父ちゃんの王将」「たちまち晴太」あたりは読んだし、「朝子の野球日記」「平成野球草子」、理解はあまりできていなかったが「ドカベン プロ野球編」「ドカベン スーパースターズ編」「ドカベン ドリームトーナメント編」はリアルタイムで読んでいた。「あぶさん」に至っては1990年代前半からずっと読んでいて、あぶさんがシーズンオフに行く温泉の回で季節を感じるくらい生活に密着していた。 ただ「ドカベン」「大甲子園」に絡むのだけは読んでいなかった理由ははっきりしていて小学校の同級生で水島新司のマンガがすごい好きな奴がいて、「ドカベン」「大甲子園」の話とファミコンで発売していた「水島新司の大甲子園」の試合結果を毎日のように聞かされなかなかきつかったのでドカベンに対してあんまり良い印象をもてなかったのが原因だと思う で今回「ドカベン」を読み始めていますが柔道編はともかく確かに31巻まで読むと名作と言われるだけのことはある面白さだったドカベン水島新司2わかる
マンガトリツカレ男2021/08/16たまに読み返したくなる一見三国志っぽい感じはするけど登場人物の名前だけ特に三国志は関係ない。劉備は人間だが、関羽はセントバーナード、張飛はセイウチ、曹操は学生、孫策はとある業界の革命児、周瑜はリスというよくわからない構成で劉備/曹操/孫策が自分自身の野望のために戦い続けるがよくわからない感じで終わってしまった。何回読んでも内容を覚えていないので毎回新鮮な気持ちで楽しめる 後ろの方に「ルノアール兄弟」の昔のマンガも掲載されている獣国志ルノアール兄弟
マンガトリツカレ男2021/08/05このマンガの存在を知らなかった巨匠の元アシスタントマンガは色々あるのは知っていたがこのマンガの存在は知らなかった。馴染み深い後期のビッグゴールドの水木しげるマンガの絵だった。森野達弥も似ているなとは思ったがこちらの方がより似ていた。 内容は水木しげるのアシスタント歴40年の作者が書いたエッセイ風で読みやすく知らないエピソードも多く面白かった。ジョージ秋山の「浮浪雲」を読んだ時のエピソードがいい 水木先生とぼく水木プロダクション 村澤昌夫1わかる
マンガトリツカレ男2021/08/02今では連載できなそうだな...主人公は五月原清隆。あらすじに書いてあるとおり五月といえば「端午の節句」。それゆえ五月原を“セックハラ”と読まれ、本人はその気がないが行動がセクハラにつながり“セクハラ課長”の名で通ってる。良かれと思った行動が全て裏目に出ている面がもあるが部下との会話を見ていると自業自得感もある。中間管理職セクハラギャグというジャンルだが2020年代ではもう見ないタイプのマンガかもしれない。雑誌で読んでいたが単行本だと〇〇編と書き方になっていてわかりにくかった。 五月原課長のつぶやき中島徹
マンガトリツカレ男2021/07/28後半の表現がむちゃくちゃ好き表題の地獄星レミナは謎の星を発見して娘の名前である「レミナ」をつけたりと微笑ましい感じだったが動きを確認していたら星側が見られていることに気づいて地球に向かってくるという感じで話が始まる。この辺に関してはなんとなく面白いなと思うぐらいだったが「地獄星レミナ」が地球に来たあたりから最高に面白くなる。星が地球を見る描写や地球を舐めた後の壮大な表現とかがむちゃくちゃ好き。 地獄星レミナ伊藤潤二2わかる
マンガトリツカレ男2021/07/27勝道上人の生き様とは!?巻来功士のマンガはむちゃくちゃ好きというわけではないが何故か読んでしまう。多分単行本になっているのは全部読んでいるんじゃないかな。これは発売当時買って読み返したので感想を書く。ちなみに勝道上人については全く知らない状態で一回読んでいるはずなんだが全く覚えていなかった... 奈良時代から平安時代初期の有名な僧である勝道上人の話で生涯を描いているがいまいち理解しきれず読んでしまった感はある。途中に登場する弟子の区別もつかなかったし。ただやはり疫病のシーンとかはさすが巻来功士だという迫力で良かった。とりあえず断食を九日間過ごすと自分自身から死臭がしてくるのだけは印象に残ったなSHODO 勝道上人伝巻来功士 阿吽社 日光山輪王寺