名無し
1年以上前
第24巻では博多ラーメン対決として 「制限時間内に何杯ラーメンを作れるか対決」 が行われた。 これはこれで面白い対決だった。 けれど勝負を分けた要因になった、 勝った店主のテクニックを考えると、 この対決のルール設定自体が間違っていたように思う。 対決にいたった過程や勝負の目的を考えれば 「バリヤワから粉落としまでの各種をそれぞれ  どれだけ短時間で茹でられるか」という点と、 「バリヤワから粉落としまで、注文数量も順番も  ランダムで上がってくる状況を  どれだけ効率よく短時間でこなすか」という点の 二点を総合的に判断出来るルールでなければおかしい。 そうではないので、現実的にこの話のルールでやったら 「固めの麺を好む客が多い店のほうが勝つ勝負」 なだけになって終わったと思う。 とはいえ、勝った店の勝因には説得力はあったし、 繁盛店ならではの知られざるテクニックは 読んでいて面白かった。 博多ラーメンの店に行くことはあっても 柔らかすぎるのも硬すぎるのもキライだから、と 普通ばかり頼んでいる自分にも面白い内容だったし、 出来れば「替え玉あり」での再対決とかも 見てみたかったな、とか思った。
第24巻では博多ラーメン対決として
「制限時間内に何杯ラーメンを作れるか対決」
が行われた...