柏木優成1年以上前上手に生きられない人生。 笑われ、疎まれ、見下され… それでも生きることを諦めない。 出世や肩書、ノーサンキュー。 金だの地位だの、ありがた迷惑。 現代社会で失くしてしまいそうな “何か” がある。土田世紀短編集 ノーサンキューノーサンキュー土田世紀、魂の傑作短編集。1わかる
名無し1年以上前偶然の一致というか考えすぎかもしれないこと(笑)。 絵が綺麗だな、と思って読んでいたが、 作画の立澤先生が 井上先生(「スラムダンク」「バガボンド」等の作者)の アシスタントを長らく勤めていた、 と後で知って納得。 井上先生って葉っぱの一枚一枚まで丁寧に描く先生ですからね。 それともう一つ。 井上先生の「スラムダンク」は大ヒット漫画で、 ヒット要因はいくつもあるとは思う。 けれど個人的にスラムダンクのヒットした要因の一つに スポーツ漫画ゆえに登場人物のほとんどが 派手に汗をかきまくっているシーンばかりだったが、 それでいて 「汗をかきまくっているのに汗臭くない絵柄」 も、ヒット要因の一つにあると思っていた。 漫画なんだから汗臭くないのは当たり前だと 言ってしまえば終わってしまうが、 通常のスポーツ漫画以上に汗をかきまくっている シーンが多いのだけれど、それがほとんど わずらわしくなかった。 と、個人的には好感を感じていた。 なので、その井上先生のアシスタントをしていた人が 描いた温泉漫画ということで、 「なるほど、それでお風呂漫画んしては 汗くささがなくて良かったんだ」 と改めて納得した。 温泉漫画ってそれなりにあると思うけれど、 登場人物のかく汗が汗臭かったら台無しになると思う。 立澤先生自身や編集者がそこまで考えて 連載を決定したかどうかはわからないが、 個人的には凄く納得している(笑)。 風呂人風呂とは温泉とは何か、ということを真面目かつリラックスに問う漫画6わかる
名無し1年以上前自分はそれほど風呂とか温泉好きではない。 もちろん旅先での情緒ある温泉とかは こういうのも良いなあとは思ったが。 けれど基本的には 「温泉なんて、水を汲むとか湯を沸かすとかが 大変だった時代にはありがたかったもの。 今なら一般家庭の風呂のほうが上等」 と軽視していた。 なので登山レベルに苦労しながら秘湯を探して ガスマスクを装着してまで入浴するとか、 理解し難かった。 けれども第3話~第5話あたりで少しだけ 温泉にたいする考え方も変わった。 それだけに最終話の締めとなる話はとても複雑な気分になった(笑)。風呂人風呂とは温泉とは何か、ということを真面目かつリラックスに問う漫画11わかる
かしこ1年以上前エロサスペンスです。順風満帆の主人公がママ友との不倫をきっかけに人として越えちゃいけない色んな一線をガンガン越えていく話。もう止められない進め!な状況が主人公を追い詰めてく。 エロシーンも生々しくてエロいんだけどすべてに狂気を感じる。それも含めて名場面が多過ぎてクラクラします。ちょこぺたぴんとか墓場のシーンとか…超インモラル!読み応えがあり過ぎます。ゼツ倫一線を越えるどころの話じゃない7わかる
名無し1年以上前Thanksgiving の週の土曜日、娘が早めに宿題を終わらせてくれたので時間がとれました。 タイムスリップによって田村心が時間をどう移動してきたかを図解してみた。思ったほどシンプルには描けなかったけど、参考にはなると思う。 (2つ上の書き込みの人へ。そう、私、海外在住。海外に住んでると日本のコンテンツを楽しむには、いろいろ困難も多くて、たとえば5ちゃんには書き込めない。だから海外からでも書き込みができる、こちらに流れてきたってのもある。)テセウスの船殺人犯の息子が事件の真相を辿るクライムサスペンス 32わかる
吉川きっちょむ(芸人)1年以上前第一話読んだ。 前作「バンデット」の勢いとかキャラの強さ、圧みたいなものの描き方が好きなので、この新連載も楽しみ。 2199年。 AIや機械に頼り戦争にも人間を必要としなくなっていたが、「大断絶」が起き、文明は若干の退行を見せ、再び人の生身が必要になっているという時代。 主人公は「配信者」で有名になることを夢見ているが、復興が目の前に横たわった世間の状態では白い目で見られている。 社会が裕福で許容できる時代じゃないと立場が低そうだ。 そんな彼が兵士になるため、圧倒的にリアルな仮想現実の中で、肌で過去の戦争を体験することになるのだが、その様子がなかなか痺れる。 偶然だろうが、たった一発の銃弾が向かった先に人がいればあっさりと命は摘み取られるのが戦争のリアルだ。 戦争、死の現実感を目の前でまざまざと感じ、ちゃらんぽらんな生き方をしてきた主人公はどうなってしまうのか。 過去の戦場と未来の戦場を横断する感じになっていくのか。 「12モンキーズ」という映画で、未来では囚人が過去の戦争に参加したり、重大な事件を阻止するために過去に送られるというシーンがあって、それをふと思い出した。 映画「マトリックス」然り、圧倒的な現実感を持った仮想現実は現実とほぼ変わりない。 最近でも、VRと自覚したうえで斬首を受けた人が、体調に異変を生じてしまったという話がある。 リアルすぎて痛みを感じられるほどの仮想現実の戦場での死は、精神が死を感じ取って現実の死に直結してしまうのではないかと勝手に変な心配をしてしまった。 大作になりそうな予感がビンビンするので、ぜひ最後まで描き切ってほしい。KILLER APE戦争と死のリアル5わかる
名無し1年以上前連載当時にリアルタイムで読んでいた。 力vs玉井で、玉井が十字拳の構えをとり、 それに呼応して力が構えたあたりから 決着までの流れは最高に興奮した。 ナンジャコリャって思うくらいに 見開きぶち抜きオオゴマの展開なんだけれども。 そして今でも読み返すと興奮する(笑)。 熱笑!! 花沢高校最初から最後まで面白いよな22わかる
かしこ1年以上前5億人に1人という確率で黄緑色の髪を持つ子どもが生まれる。 表紙右の男の子が緑色の髪を持つ保志くん。左が保志くんの親友・三田(作中で保志くんから三田と呼ばれているので私もそう書く) やっぱり目立つので保志くんは周囲から浮いてしまうんだけど、慣れてるからか本人はひょうひょうとしてる。でも、三田は彼の本当の胸の内を察してさりげなくフォローする。ちょっとアホな先輩とか、保志くんへの好きをこじらせた女の子とか、みんなで屋上でほのぼのする漫画かと思いきや、三田は緑色の髪の子が持つもう一つの運命を知ることになるんだけど… 登場人物もシュチュエーションもシンプルなんだけど、世界観がしっかりしててすごく惹きつけられた。あえて鉛筆描きにしていたのか、あらすじ読んで初めて知った。納得!Cl本屋で表紙買いして大当たり4わかる
名無し1年以上前格闘技だショーだ八百長だと何だかんだと 言われ続けてきたプロレス。 90年代の格闘技ブームや暴露本の出版等を経た結果、 最近ではショーやパフォーマンスとして扱われることが 多くなってきた感もある。 しかしかつてのプロレスは、 真剣勝負とファンタジーの狭間で 各人がそれぞれの思い入れと想像を広げて 楽しめる世界だった。 この単行本はプロレスファンであるコンタロウ先生が、 プロレスに対する様々な思いを作品化した短編集だと思う。 かつてプロレスは、単純に真剣勝負として語ったり 逆に八百長と決め付けて卑下したり、 あくまでも個人の趣味嗜好として楽しむだけだったり、 様々な人が様々な見かたをしていた。 そういう時代にコン先生がプロレスに対して 感じた思い入れや面白さを、様々なプロレスファンにも それぞれ受け入れられそうな各種の短編として 結実させた作品が収録されている。 プロレスは色んな意味で自由な世界で、 それぞれのファンがそれぞれの思いや好みや価値観で、 それぞれの楽しみ方が出来る世界だったんだ、 ということを感じさせてくれる単行本。プロレス鬼プロレスにファンタジーを感じられた時代の名作23わかる