マンバ2018/03/28超絶ブサイク女子の切なすぎる末路──『定本 エリノア』の巻18歳の若さでこの世を去った少女マンガ家がいる。名を谷口ひとみという。 1966年の『週刊少女フレンド』に掲載された第4回少女フレンド新人まんが入選作『エリノア』は、彼女が少女マンガ誌に発表した最初で最後の作品だ。たったひとつの作品しか遺さなかった理由は、同作が掲載されて間もなく自ら命を絶ったから。そのこと自体も衝撃的だが、『エリノア』が超絶ブサイク女子の報われなさを描いた物語であることも... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3723) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28『二つの「この世界の片隅に」』extra柄 闇市の帰りにいつの間にか帰り道がわからなくなってしまったすずは、遊郭の中に迷い込み、そこで初めてリンに出会う。初対面の二人は、原作のマンガ版で、ちょっと気になる会話を交わす。 リン「あんたもよそから来んさったんじゃろ 広島?」 すず「ほうですけど 何で!?」 リン「うちも広島に居ったんよ そんとな柄の入った着物を持っとったけえ なんとのうね」 リンは、古いよそいきをアッパッパに直... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3658) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28不穏さがページごとに満ちていく、押見修造『血の轍』毎月何十冊と刊行される「1巻」の中から、「とにかくこれを読んでくれ! 絶対損はさせない」というおすすめをピックアップするこのシリーズ。 今回紹介するのは、押見修造「血の轍」。 最初に言いますけど、このマンガ、説明するのが非常に難しい。というのも、1巻の前半部分では事件らしい事件が起きないのです。後半では動きがあるのですが、さすがにそこまでまるっと説明するのは興を削ぐことになってしまう。 し... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3615) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28料理バトル漫画で先に皿を出した場合の勝率 こんにちは。国府町怒児(こうまちぬんじ)です。 料理バトル漫画で、まことしやかに語られている噂はご存知でしょうか。 そう、「後攻で皿を出した料理人が勝つ」です。 確かに、漫画の構造を考えれば、後攻が有利かもしれません。 最初にすごい料理が出て、後からそれなりの料理が出る展開だと、 尻つぼみなイメージになってしまいますもんね。 ただ、一つ納得のいかないことがあります。 それは、後攻が有利なこ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3536) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28不動産屋さんと読むマンガ。密林不動産 菅野弥生さんの場合写真 ただ(ゆかい) マンガって、さまざまなテーマやジャンルが無限にありますよね。 自分とはあまり関係ないジャンルのものを読んでみると、これまで知ることのなかった世界のことがおもしろおかしく描かれてあって「ナルホド〜こんなことになっているのか〜」と感心しちゃうことが誰しもよくあると思うんです。だけど何も知らないだけに「ココ!」ってところを読み流してしまってる……なんて場合も多いですよね、きっ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3338) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28「ロッタレイン」、あるいは松本剛という作家のこと何年も連載しているのに1巻が出なかったマンガ いきなり回り道してもいいですか。 マンバ通信のスタッフに、「マンガ読みマン」と呼ばれている男がいるんですけども。 文字通り、とにかくめちゃくちゃマンガを読む。雑誌、新刊、古本、電子書籍、とにかくありとあらゆる手段を使ってマンガを読む。自分が今まで会った人間の中で、間違いなく一番マンガを読んでいる。おそらくほとんどのマンガライターよりもマンガを読ん... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3440) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28東京での個展は初!「真造圭伍・トーキョー展」へ行こうこんにちは、マンバ通信編集部です。 昨日予告した通り「編集部がぜひとも行ってほしいと思う原画展」第2弾。 9月19日(火)から阿佐ヶ谷のスペース煌翔で開催予定の「真造圭伍・トーキョー展」のご紹介です。 真造圭伍先生といえば『僕らのフンカ祭』が文化庁メディア芸術祭の新人賞受賞したり、『森山中教習所』が映画化するなど、発表する作品どれもが話題作として注目を浴びる若手マンガのひとり。 ちなみに今年... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3425) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28高野ファン、昭和好きは必見『高野文子の描く昭和のこども原画展』こんにちは、マンバ通信編集部です。 ここ最近、徐々に涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。いわゆる秋というやつ。 日差しもすこしやわらいできて、お出かけもおっくうじゃなくなってきた気がします。 そんなお出かけしやすい季節にぜひ行ってほしい原画展のニュースを今週いくつか発信していこうと思ってます。 まずはコレです。ちょっと前にTwitterでも話題になっていたのでご存知の方も多いかも。 『... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3399) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28神聖ローマ帝国にサムライ見参! その名は『イサック』世の中にあまた溢れる新作マンガの「1巻」の中から、注目の作品を紹介するこのコーナー。 今回紹介するのは「イサック」。原作は「勇午」の真刈信二、作画は「死がふたりを分かつまで」のDOUBLE-Sというコンビによる作品です。 前情報もないまま表紙をパッと見て、「たぶん歴史ものだな。歴史ものはストーリーがしっかりしてそうだし、作画もすごい良さそうだなー」と感じたので読んでみることにしたのですが、... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3321) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28目をつぶるゲンの声『はだしのゲン』で歌い語られるもののなかでも特に印象的なのが「壺坂霊験記」だ。ゲンが「ころは六月中のころ~~~夏とはいえど片いなか~~~」と唸る、あの曲である。 (『はだしのゲン 』 中沢啓治より) この「壺坂」は、ゲンと弟の進次の想い出の曲であり、『はだしのゲン』の物語の鍵となる曲でもあるのだが、マンガの中の「壺坂」を考える前に、「壺坂霊験記」をご存じない方のために少し解説を加えておこう。... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3288) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28『天然コケッコー』の世界で肉はどれだけ貴重なのか こんにちは。国府町怒児(こうまちぬんじ)です。 皆さんは、天然コケッコーという作品はご存知でしょうか。 天然コケッコーとは 天然コケッコーは、『コーラス』で1994年から2000年にかけて連載された少女漫画です。 木村という田舎の小さな村に、東京から転校生が来て、主人公の少女と恋愛関係になっていきます。 ただ、その他の日常生活の細かな部分などが満遍なく描かれていて、恋愛漫画という枠に収めき... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3267) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28『はだしのゲン』の歌 歌の持っている時間の力はおそろしく強い。すでにこの「マンバ通信」の赤塚不二夫の回でも論じたように、マンガというメディアに、よく知られた曲の歌詞が書き込まれたとたん、それは音のない音楽の時間となって、読書の速度を乗っ取ってしまう。読者は通常、コマからコマ、フキダシからフキダシへと黙読しながら移動するとき、音読よりもずっと速いスピードで読み進めているのだが、そこに歌の文句が引用されたとたん、そ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3246) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28マンガTシャツ数あれど抗い難く毎年買ってしまうTシャツの話こンにちわ、マンバ通信の伊藤ガビンです。 夏じゃないです夏じゃないですかまだ夏じゃないですか。だけど雨多いじゃないですか梅雨終わってからの雨雨雨じゃないですか。洗濯物が乾かないじゃないですか乾燥機回りっぱなしじゃないですか。 というわけでTシャツがボッロボロになっちまったので、新しいTシャツを買おうとしているワタシなのですが、マンバ通信始めてから、マンガのTシャツが気になってるオレなのですが... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3212) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28マンバ通信『この世界の片隅に』関連記事24本まとめこんにちは、マンガを語りたい気持ちをブーストするサイト『マンバ通信』です。 日本の8月は、広島・長崎の原爆や、終戦の日など、戦争について思いを巡らすことが多いですよね。 マンバ通信では、アニメーションが話題になった『この世界の片隅に』関連の記事がよく読まれています。 しかし! 実はマンバ通信の中には『この世界の片隅に』だけですごくたくさんの記事があるんですよ! どこから手をつけたらよいのかわ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=1677) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28月刊MdNが『マンガ雑誌をMdNがつくってみた』という特集でマンガ雑誌をつくったと聞いて[後編]この記事は、 月刊MdNが『マンガ雑誌をMdNがつくってみた』という特集でマンガ雑誌をつくったと聞いて というニュース記事の後編になります。ニュースなのに後編っていったいなにが起こっているんだぜ……? と思われた方は、前編から読んでいただけると吉とでてます。 いちおう前回をおさらいしておくと、 デザイン雑誌の月刊MdNが、「マンガ雑誌を作って付録につける!」という大胆な企画を実行に移したとこ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3163) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28ドカベン31巻のすごさについて言いたくて……夏最初に結論を言いますね。 「ドカベン」31巻は、「ドカベン」シリーズ史上最高の巻である。 水島新司「ドカベン」31巻(少年チャンピオン・コミックス) 自分と「ドカベン」との出会いは高校生のとき。古本市で32巻セットを買って、そのときはそれが全巻セットだと思っていたんですけど、32巻は殿馬が世界的な指揮者アルベルト・ギュンター氏のもとへ旅立つところで終わり。調べたら、チャンピオンコミックスの「... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3119) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信1わかる
マンバ2018/03/28月刊MdNが『マンガ雑誌をMdNがつくってみた』という特集でマンガ雑誌をつくったと聞いてこんちは、マンバ通信の伊藤ガビンです。風も涼しくなり、過ごしやすい日が増えてきましたね(希望)。ここでニュースです。 さてマンガファンのみなさんは、MdNという様子のおかしいデザイン系の雑誌があることはご存知でしょうか。 様子がおかしいっていうのは、デザイン雑誌なのに特集がですね、 『男装憧憬』境界を超越するキャラクターのデザイン 『乃木坂46』歌と魂を視覚化する物語 『大相撲の美』デザイ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3067) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28今年の甲子園の副読本はコレだ、『青高チア部はかわいくない! 』だこんばんにゃ。マンバ通信の伊藤ガビンです。 単行本1巻をムキになって推すというこのコーナーなんですけども、今回わたしがムキになりたいのは、conixさんの『青高チア部はかわいくない! 』ですよ。 高校のチアリーディング部を舞台にした青春群像劇っていうと大げさかもだけど、そういうアレです。 1巻の表紙です。電子もいいけど、紙版だと蛍光色パッキパキでかわいいですよ。 絵がね。絵が、ド☆ポップで... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3045) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28【1巻無料試し読みあり!】Yahoo!ブックストア共同企画『みんなの好きなマンガ』結果発表! こんにちは、めちゃくちゃ元気なマンバ通信です。 最近のマンバ通信、ほぼ毎日更新しててすごいですよね(ここ周りに聞こえるように声に出して読んでください)。お陰様で更新筋がムキムキになりました。 今日は、以前ニュースでも取り上げたYahoo!ブックスとの共同企画『みんなの好きなマンガ』を教えてください!の結果発表とキャンペーンのお知らせです! 当企画にたくさんの投票&コメントありがとうございま... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=3030) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28ブサイク女子と美少女が入れ替わったらどうなる?──『宇宙を駆けるよだか』の巻川端志季『宇宙を駆けるよだか』は、ブサイク女子の怨念がさまざまな事件を巻き起こすSF少女マンガである。ブサイクな自分に絶望した高校一年生「海根然子」が、ある方法によって、同じクラスの美少女「小日向あゆみ」との入れ替わるところから物語ははじまる。 入れ替わりモノというと、最近では『君の名は。』が有名なのかもしれないが、やっぱり忘れちゃいけないのが、『転校生』である。同作は、中学生の尾見としのり... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=2990) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28【あと数時間で終了!】祝創刊3周年のトーチwebが全話無料開放中こんにちは〜マンバ通信です。 いつもの遅告知ですが、遅すぎてあんまりのんびりもしてられない! あと数時間で終了間近のニュースをお届けします!(遅すぎました…) 「未だ見ぬマンガ表現」をテーマに創刊されたトーチweb(リイド社)が本日8月1日に創刊3周年を迎えました。(オメデトウゴザイマスっ!!!!) それを記念して、今日の24時までトーチwebに掲載された作品が全話無料で読めるっていうやつを... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=2983) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28クソビッチすぎるしずちゃんと、のび太さんのタフネス『ドラえもん』第2巻レビュードラえもんの『指輪物語』的部分? ガビン さて、てんとう虫コミックス版『ドラえもん』全45巻を菅俊一さんとレビューしていく企画の2回めです。1巻目の反響結構ありましたけど、どう思いました? 菅 このマンガは『ドラえもん』とは何か?の説明がいらないですよね。 ガビン そういえばなんの説明もしませんでしたね。 菅 それってすごいことだなと思うんですよ。ドラえもんとは何者で主人公は誰でなんのため... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=2871) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28第弐回「筆武将」とつぜんですが僕、トーハク好きなんです。トーハクとは、東京国立博物館の略称です。常設展(トーハクでは総合文化展もしくは平常展という)が大好きで、しょっちゅう通ってる。「書」を学んでる僕の定番コースは、門を入ってすぐ右の東洋館からスタート。【1】エレベーターで4階に上がって中国の書、王羲之とか唐の時代の碑文を観ます。その後、日本美術が収蔵されている本館へ。【2】2階に上がり国宝室をチラ見してか... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=2922) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2018/03/28真・中華一番!の面点王ラコンが持っていた1600年熟成させた生地は実際にあり得るのか こんにちは。国府町怒児(こうまちぬんじ)と申します。 突然ですが、迫力のある爺さんっていいですよね。 老いてなお衰えない活気に惹かれるんでしょうか。 私は、真・中華一番!に出てきた面点王(めんてんきんぐ)ラコンを見ていつもそう思います。 中華一番!とは 中華一番!は、1995年から週刊少年マガジンで連載された料理漫画です。 名前に中華と付くとおり、舞台は19世紀の清朝です。 主人公の天才料... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=2840) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信