マンバ2023/04/04イスラエル発のグラフィックノベル!2度のウィル・アイズナー賞受賞者ルトゥ・モダンの『トンネル』を翻訳出版クラファン中 !イスラエルでグラフィックノベルの制作をしているバヴアがルトゥ・モダンと出会ったのは、2020年の夏だった。その頃、私たちはイスラエルで制作した4つの作品とエッセイをまとめ、本を出版する準備に追われていた。その本は後に『誰も知らないイスラエル:「究極の移民国家」を生きる』(花伝社2020年)と名付けられ刊行されたが、私たちは、ぜひイスラエル人アーティストをこの本の中で紹介したいと考えていた。な... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22532) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/31魚豊『チ。-地球の運動について-』【夏目房之介のマンガ与太話 その16】 話題になった『チ。』の作者魚豊は、あるインタビューで「漫画とはどんなものだと思うか」と問われて興味深い発言をしている。 〈漫画のメディウム・スペシフィティって「コマ割り」だと思うんです。僕的な理解ではコマ割りというのは「自由間接話法」だと考えています。自由間接話法とは、直接話法と間接話法をごちゃ混ぜにしたようなもので、雑にいうと主観と客観を出たり入ったりするものです。それによって絶妙に自... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22465) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/30マンガ100年のあゆみ|1970年代編 多様化するマンガ2023年は日本初の日刊連載マンガ「正チャンの冒険」の連載開始からちょうど100年。その間、マンガはさまざまな発展を繰り返し、現在では全世界で楽しまれている日本が誇る文化のひとつとなりました。そんなマンガの100年間のあゆみを、多彩な執筆陣によるリレー連載の形式でふりかえります。 今回は、『「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか?』(星海社新書)の著者であり、さまざ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22272) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/29試合中に選手が死亡? トンデモから戦略重視まで。サッカーマンガの歴史『キャプテン翼』 明治大学国際日本学学部の藤本由香里ゼミ、ご存じの方も多いでしょうか。 サブカル系の研究で大人気のゼミで、毎年2月に行われる卒論発表は多彩なネタがいっぱいでとても楽しいです。 今年は「サッカーマンガの描かれ方の変遷 〜小中高の育成年代を中心に〜 」という峯﨑大陽さんの発表がとても興味深かったので許可をいただきご紹介します。 ちなみに和久井はサッカーではなくテニスで留学しテニス... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22517) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/29半年かけて描かれた150ページの大作。単行本では更に5ページの加筆。佐藤まさあき『劇画 帝銀事件』『劇画 帝銀事件』 昭和23年に起きた「帝銀事件」。 犯人として逮捕された「平沢貞道」は死刑確定から32年を経て、刑が執行されることなく95歳で獄中死(病死)。 この事件は数多くの書籍が出版され、様々な検証がなされてます。 私も過去に興味を持ち、古本で入手した数冊ですが関連書籍を読みました。 令和の今、この事件を御存じない方もいらっしゃるでしょう。 まずは検索で事件の事を調べてみるのをお勧め... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22155) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/28普通の家族が崩れる怖さ『母親を陰謀論で失った』『母親を陰謀論で失った』 『母親を陰謀論で失った』(原作:ぺんたん、漫画:まきりえこ)は、ぺんたんさんの描いたnoteに脚色を加えたエッセイマンガです。新型コロナウイルスの感染が拡大していた2020年、母親がYouTubeで配信されるコロナに関する「陰謀論」に染まってしまい、親子としての関係を絶つことになってしまったぺんたんさんの経験がまきりえこさんの淡々とした線で独白のように描かれます。ど... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22150) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/27第13回 地方都市から定点観測した戦後中国の歴史―李昆武、フィリップ・オティエ『チャイニーズ・ライフ』前回は台湾発のグラフィックノベル、游珮芸、周見信『台湾の少年』(倉本知明訳、全4巻、岩波書店、2022~2023年)を紹介した。戦前から現在にいたる激動の台湾史を実在の人物を主人公に据えて描いた作品である。今回はその『台湾の少年』とぜひ併せて読んでほしい作品を紹介しよう。李昆武、フィリップ・オティエ『チャイニーズ・ライフ―激動の中国を生きたある中国人画家の物語』(上下、野嶋剛訳、明石書店、2... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22438) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/27夢を捨て戦場に散った青春 ちばてつや『紫電改のタカ』全6巻『紫電改のタカ』 ちばてつやの『紫電改のタカ』は『週刊少年マガジン』で1963年27号から65年3・4合併号に連載された。単行本は虫プロ商事の虫コミックスで69年から5巻までが刊行され、72年に講談社KCマガジン版が全6巻で完結した。76年には講談社漫画文庫で文庫化。その後も、87年のちばてつや漫画文庫、95年のホーム社・ちばてつや全集に収録され、ちばマンガを代表する作品のひとつだ。 物... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22425) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/24テリブル四川! 横山光輝『長征』で四川省の恐ろしさを知ろう『長征』 近現代の中国史で重要な事柄の一つに、1934〜36年にかけて、紅軍(中国共産党)が国民党軍と交戦しながらの1万2500kmに及ぶ逃避行を続けた「長征」があります。この過程で紅軍における毛沢東の指導権が確立されており、現在の中国共産党政府につながる歴史の転換点といってよいでしょう。今回紹介する横山光輝『長征』は、タイトル通りその長征を描いた作品です。73年の『ビッグコミックオリジナ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21928) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/23マンガ100年のあゆみ|マンガ史の最先端「webtoon」の面白さと難しさ【後編】2023年は日本初の日刊連載マンガ「正チャンの冒険」の連載開始からちょうど100年。その間、マンガはさまざまな発展を繰り返し、現在では全世界で楽しまれている日本が誇る文化のひとつとなりました。そんなマンガの100年間のあゆみを、多彩な執筆陣によるリレー連載の形式でふりかえります。 今回は、『宇宙兄弟』や『ドラゴン桜』、『バガボンド』など数多くの大ヒット作を担当しながら独立して業界初のエージェ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22244) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/22エーベルバッハ少佐、それはパワハラです……?冷戦時代が懐かしい『エロイカより愛をこめて』『エロイカより愛をこめて』 「男子に勧めたい少女マンガは?」とよく聞かれます。 青池保子先生の作品はハードボイルドだしどうかな、特に『エロイカより愛をこめて』なんてスパイものだしいいんじゃないでしょうか。 この作品は、青池保子先生の代表作のひとつ。 クールで堅物なNATOの将校エーベルバッハ少佐と、エロエロで浮薄な怪盗エロイカ伯爵を中心にした、女性キャラがほとんど登場しないハードボイルドもの... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21951) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/20マンガの中のメガネとデブ【第37回】町田一(安藤ゆき『町田くんの世界』)『町田くんの世界』 マンガの中の定番キャラとして欠かせないのがメガネとデブ。昭和の昔から令和の今に至るまで、個性的な面々が物語を盛り上げてきた。どちらかというとイケてないキャラとして主人公の引き立て役になることが多いが、時には主役を張ることもある。 そんなメガネとデブたちの中でも特に印象に残るキャラをピックアップする連載。第37回は[メガネ編]、第20回手塚治虫文化賞新生賞受賞作『町田... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22174) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/17ゲストのマンガ家からよく名前が挙がるレジェンドマンガとは?|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、次回放送の「令和に伝えたい!おすすめレジェンドマンガ」の模様を一足先にお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 川島を競馬好きにしたマンガ 川島 今回のテーマは「令和に伝えたい!おすすめレジェンドマンガ」。昔読んだレジェンドマンガでまだまだおすすめしたい... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22409) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/16マンガ100年のあゆみ|1960年代編 週刊少年誌の誕生2023年は日本初の日刊連載マンガ「正チャンの冒険」の連載開始からちょうど100年。その間、マンガはさまざまな発展を繰り返し、現在では全世界で楽しまれている日本が誇る文化のひとつとなりました。そんなマンガの100年間のあゆみを、多彩な執筆陣によるリレー連載の形式でふりかえります。 今回は、『「週刊少年マガジン」はどのようにマンガの歴史を築き上げてきたのか?』(星海社新書)の著者であり、さまざ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22246) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/14初代JOJO担当編集 椛島良介さんインタビュー #3 【おすすめマンガ編】前回までの記事はこちら #1 #2 #1では、椛島さんの生い立ちや『週刊少年ジャンプ』編集部に入ってからの事柄について、#2では荒木飛呂彦さんの担当編集としての思い出について聞いてきました。最終回となるこの#3では、椛島さんがすすめるマンガ9作品を紹介していただきました。往年の名作から最近の作品まで、名編集者としての慧眼が光る選定とコメントをお楽しみください。 椛島 私が読んできた限られ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22351) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/13現代人が忘れた濃密な人情を描く はるき悦巳『じゃりン子チエ』全67巻『じゃりン子チエ』 2年間続いた「人情マンガを読む」シリーズも今回が最終回。手当たり次第に、ずいぶんいろんな人情マンガを読んできたが、ゴールで取り上げる作品だけはスタート時に決めていた。はるき悦巳の『じゃりン子チエ』である。 双葉社の『Weekly漫画アクション』で連載されたのは1978年10月12日号から97年8月19日号まで。単行本はアクション・コミックスで全67巻にまとめられ、双葉... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22041) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/09マンガ100年のあゆみ|マンガ史の最先端「webtoon」の面白さと難しさ【前編】2023年は日本初の日刊連載マンガ「正チャンの冒険」の連載開始からちょうど100年。その間、マンガはさまざまな発展を繰り返し、現在では全世界で楽しまれている日本が誇る文化のひとつとなりました。そんなマンガの100年間のあゆみを、多彩な執筆陣によるリレー連載の形式でふりかえります。 今回は、『宇宙兄弟』や『ドラゴン桜』、『バガボンド』など数多くの大ヒット作を担当しながら独立して業界初のエージェ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22224) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/08多くの優れたSFマンガを掲載し『1978年のまんが虫』細野不二彦19歳デビュー作も載った朝日ソノラマ『マンガ少年』2022年、ビッグコミックオリジナル11月増刊号にて完結した「細野不二彦」さんの『1978年のまんが虫』。 単行本も12月に全1巻で発売されてます。 細野さんの大学時代が描かれ、作中の年代が私に身近なのもあってとても面白く読みました。 第9話で細野さんは大学在学中に漫画家としてデビューします。 SF小説『クラッシャージョウ』のコミカライズです。 『マンガ少年』1979年4月号より 掲載され... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21704) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/07マンバが選ぶ松本零士作品4選 |【2023年2月のおすすめマンガ】 マンバが選ぶ!SF漫画界の巨匠・松本零士の名作4選 今回の月刊マンバは、2月に逝去された漫画家・松本零士氏の漫画を4作紹介。 そのほか注目の第1巻『下北沢バックヤードストーリー』、期待の新連載『何も知らないけど、キミが好き。』、話題の読切『2フレで泣いてる神田さん』など、7つのコーナーでマンガ情報をお届けします! 月刊マンバとは 秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ」の1カ月間... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22207) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/07JOJO初代担当編集 椛島良介さんインタビュー #2【荒木飛呂彦編】膨大なインプットをしながら、締め切りを守らないことがない!#1では、椛島さんの生い立ちや「週刊少年ジャンプ」編集部に入ってからの事柄についてお聞きしました。#2では、『ジョジョの奇妙な冒険』を生み出した荒木飛呂彦さんにフィーチャーして、その初代担当編集であった椛島さんより、荒木さんとの出会いから語り合った映画、そして一緒にイタリアやエジプトへ取材旅行に行ったときのお話などをたっぷりお伝えします。 前回記事はこちら ■打ち切られても先へと繋がった『... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21999) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/06マンガの中のメガネとデブ【第36回】月夜野真宵(房『ぽちゃ娘は小悪魔ムーブがやめられない』)『ぽちゃ娘は小悪魔ムーブがやめられない』 マンガの中の定番キャラとして欠かせないのがメガネとデブ。昭和の昔から令和の今に至るまで、個性的な面々が物語を盛り上げてきた。どちらかというとイケてないキャラとして主人公の引き立て役になることが多いが、時には主役を張ることもある。 そんなメガネとデブたちの中でも特に印象に残るキャラをピックアップする連載。第36回は[デブ編]、初々しすぎるほど初々し... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21617) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/03永松潔インタビュー (代表作『ツヨシしっかりしなさい』『テツぼん』)【後編】ツヨシからテツぼんへ「どこを探しても肉声が見つからないんです」「インタビュー記事が検索できない!」という小社の「マンガ読みマン」の興味から始まった今回のインタビュー。「『ツヨシしっかりしなさい』は実写ドラマにも、アニメにも、映画にも、ゲームにもなった巨匠ですよ! あんなビッグヒットを当てた漫画家は一体どんな人なんでしょう?」。行方を探し当てて、人となりと制作の秘密を、肉声を聞いてこい!と指令が下った。連載中の『... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21479) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/03『累 -かさね-』と『太陽と月の鋼』のアイデアは同時に降ってきた─松浦だるまガチアンケート|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回と次回の2回にわたって放送される「マンガ家ガチアンケート・松浦だるま編」をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 「刀に触れられない武士」は芸人にも重なる 川島 今回のテーマは「マンガ家ガチアンケート」! 今回来ていただいた先生は、「このマンガがす... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=22087) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/03/02マンガ生誕100周年企画 │ ペン画の神様と称された樺島勝一にとっての「正チャンの冒険」【後編】大橋博之『正チャンの冒険』の作画家である樺島勝一氏のペン画家としての一面について、『心の流浪 挿絵画家・樺島勝一』(弦書房)の著者である大橋博之氏に寄稿していただいた。(こちらの記事は【後編】です。前編は以下のリンクからご覧ください。) 「ペン画の神様」と呼ばれ、「船の樺島」と評された 樺島勝一《合掌造り》 昭和30年代半ば、インク・紙 椛島家蔵 勝一が最も名を馳せたのは、少年雑誌『少年倶楽部』(... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=21876) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信