北方三国志ではなかったです・・三国志 河承男 北方謙三starstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン北方三国志のコミカライズということで、脳が真っ白になりながら購入したのですが、結論としては全然違いました。 北方三国志の魅力は、独特のキャラ付けで人物がかなり魅力的なところにあると思うのですが、それが全部なかったことになってしまってます。 三国志というのは、もともとの話があるので、北方先生の特徴の部分がなかったら、ただの三国志のマンガになってしまってます。 であれば、数多ある三国志マンガの中からあえてこちらの作品を読む何かが欲しいのですが、それも感じなかったので、残念でした。かなり興味深く拝読しました!!信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 藤堂裕 明智憲三郎starstarstarstarstar_border酒チャビン面白かったです! 確かに本能寺の変ってよくわからないんですよね。動機も不明ですし。そもそも400年以上も前のことなので、覚えてる人もいないですし、記録も散逸してしまってますし。 なので、こちらの新説もあってもおかしくないな、と興味深く読みました!!しかもマンガもかなり上手いです!!キャラも立っててすごく良かったと思います!! ただ、少し気になったのが、漫画とは直接関係ないのですが、少し動機が弱い感じがしましたね。。。元々の通説も動機が弱いところもあるので、だから新しい説は違うとは言いませんが。さらなる文明の発展によってタイムマシンが発明されて最終解決されることを切に望みます!!! あと「勿れ」はもう食傷気味です。センゴクだけで十分です。大人の階段寄生獣 岩明均starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン確か中学生の頃だったと思うのですが、クラスに寄生獣をやたら推している人がいて読みました。 その人以外はだいたいジャンプを読んでいたと思うのですが、その人だけなぜかアフタヌーンを読んでいて、アフタヌーンとか売ってるのを見たこともなかったので、どこで知るんだろう??と少し不思議に思った記憶があります。 読んでみて、確かに面白いと思ったと同時に、我々が当時普通に読んでいたついでにとんちんかんなどといったジャンプマンガとは少し違う、大人っぽさを感じ、それが背伸びをしたい年頃の私にすごく響いた感じがします。 この度サウナで再読してみましたが、いくつか発見がありました。 ・新一が「やれやれだぜ」を使用 ・寄生獣は実は人間のことという解釈 ・思いのほか手塚テイストが感じられるテーマ ・美津代ナイス 単なる特殊能力バトルものと思っていたのですが。それとは一線を画す要素がありました。週刊少年ジャンプ × 手塚治虫先生!!ライオンブックス 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン1971年〜1973年に週刊少年ジャンプで連載された作品。短編ものですね!!! 70年代作品だけあって、どれもなかなか粒揃いで、特に1巻は佳作揃いなのですが、「奇動館」という話がもうほんまに好っきゃねん。 若干ラストはご都合的な部分がありますが、それを補って余りある面白さ!!面白いというより、すごくいい話なんですよね。 奇動館というタイトルに反して、大雪で外部との連絡が途絶えたり、密室連続殺人が発生するとかそういった感じではなく、学校の話です。東京学館浦安とかの方の「館」です。 その学校の校風がすごく好きで、生徒たちがピュアに好きなことに打ち込んでる様子がすごく好きです。 奇動館だけで☆5にしようかと思いましたが、それでは贔屓になってしまうので、全体としては☆3にさせていただいてます。面白いですが、他の傑作がまだでしたら無理して今読まなくても大丈夫だと思います。横山先生とさいとうプロという二大巨匠が同一原作で競作!武田信玄 さいとう・たかを 新田次郎starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン大河ドラマにもなった新田次郎さんの小説のコミカライズ版です。小説も読了済み、大河ドラマも鑑賞済みです。 さらにこれはかなりレアな珍事だと思うのですが、同じ原作小説を元にして、横山光輝先生もコミカライズ版を描かれてます!!! https://manba.co.jp/boards/72183 横山先生とさいとうプロという二大巨匠が同一原作で競作という珍しい事態となっています。 比較しながら読んでみると、両先生とも原作を取捨しながら、厚く書くところとさっぱりスルーするところのメリハリをされているのですが、その取捨選択が違くて興味深いです。 このさいとうプロ版は、どちらかというと戦のシーンや性的なシーンが豊富で、刺激的な大人のマンガという感じがします。 よく横山先生の作品が登場人物の区別がつかないなどと揶揄されますが、こちらのさいとうプロ版でも頻出する武田重臣すら区別がつきにくいので、登場人物が多い歴史物は難しいんだなと感じました。 個人的には横山版の方が楽しめましたが、これは多分人によると思います。酒チャビン1年以上前『三国志 完結編』を読んだにしました。三国志 完結編寺島優李志清酒チャビン1年以上前『絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち』を読みたいにしました。絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにちよこみぞゆり酒チャビン1年以上前『絵本 すみっコぐらし いつでもとなりに』を読みたいにしました。絵本 すみっコぐらし いつでもとなりによこみぞゆり酒チャビン1年以上前『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ストーリーブック』を読みたいにしました。映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ストーリーブックサンエックス主婦と生活社酒チャビン1年以上前『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ストーリーブック』を読んだにしました。映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ストーリーブックサンエックス主婦と生活社酒チャビン1年以上前『信長を殺した男 外伝―乱世の麒麟たち―』を読みたいにしました。信長を殺した男 外伝―乱世の麒麟たち―藤堂裕明智憲三郎酒チャビン1年以上前『信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~』を読みたいにしました。信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~藤堂裕明智憲三郎 « First ‹ Prev … 59 60 61 62 63 64 65 66 67 … Next › Last » もっとみる
北方三国志ではなかったです・・三国志 河承男 北方謙三starstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン北方三国志のコミカライズということで、脳が真っ白になりながら購入したのですが、結論としては全然違いました。 北方三国志の魅力は、独特のキャラ付けで人物がかなり魅力的なところにあると思うのですが、それが全部なかったことになってしまってます。 三国志というのは、もともとの話があるので、北方先生の特徴の部分がなかったら、ただの三国志のマンガになってしまってます。 であれば、数多ある三国志マンガの中からあえてこちらの作品を読む何かが欲しいのですが、それも感じなかったので、残念でした。かなり興味深く拝読しました!!信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 藤堂裕 明智憲三郎starstarstarstarstar_border酒チャビン面白かったです! 確かに本能寺の変ってよくわからないんですよね。動機も不明ですし。そもそも400年以上も前のことなので、覚えてる人もいないですし、記録も散逸してしまってますし。 なので、こちらの新説もあってもおかしくないな、と興味深く読みました!!しかもマンガもかなり上手いです!!キャラも立っててすごく良かったと思います!! ただ、少し気になったのが、漫画とは直接関係ないのですが、少し動機が弱い感じがしましたね。。。元々の通説も動機が弱いところもあるので、だから新しい説は違うとは言いませんが。さらなる文明の発展によってタイムマシンが発明されて最終解決されることを切に望みます!!! あと「勿れ」はもう食傷気味です。センゴクだけで十分です。大人の階段寄生獣 岩明均starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン確か中学生の頃だったと思うのですが、クラスに寄生獣をやたら推している人がいて読みました。 その人以外はだいたいジャンプを読んでいたと思うのですが、その人だけなぜかアフタヌーンを読んでいて、アフタヌーンとか売ってるのを見たこともなかったので、どこで知るんだろう??と少し不思議に思った記憶があります。 読んでみて、確かに面白いと思ったと同時に、我々が当時普通に読んでいたついでにとんちんかんなどといったジャンプマンガとは少し違う、大人っぽさを感じ、それが背伸びをしたい年頃の私にすごく響いた感じがします。 この度サウナで再読してみましたが、いくつか発見がありました。 ・新一が「やれやれだぜ」を使用 ・寄生獣は実は人間のことという解釈 ・思いのほか手塚テイストが感じられるテーマ ・美津代ナイス 単なる特殊能力バトルものと思っていたのですが。それとは一線を画す要素がありました。週刊少年ジャンプ × 手塚治虫先生!!ライオンブックス 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン1971年〜1973年に週刊少年ジャンプで連載された作品。短編ものですね!!! 70年代作品だけあって、どれもなかなか粒揃いで、特に1巻は佳作揃いなのですが、「奇動館」という話がもうほんまに好っきゃねん。 若干ラストはご都合的な部分がありますが、それを補って余りある面白さ!!面白いというより、すごくいい話なんですよね。 奇動館というタイトルに反して、大雪で外部との連絡が途絶えたり、密室連続殺人が発生するとかそういった感じではなく、学校の話です。東京学館浦安とかの方の「館」です。 その学校の校風がすごく好きで、生徒たちがピュアに好きなことに打ち込んでる様子がすごく好きです。 奇動館だけで☆5にしようかと思いましたが、それでは贔屓になってしまうので、全体としては☆3にさせていただいてます。面白いですが、他の傑作がまだでしたら無理して今読まなくても大丈夫だと思います。横山先生とさいとうプロという二大巨匠が同一原作で競作!武田信玄 さいとう・たかを 新田次郎starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン大河ドラマにもなった新田次郎さんの小説のコミカライズ版です。小説も読了済み、大河ドラマも鑑賞済みです。 さらにこれはかなりレアな珍事だと思うのですが、同じ原作小説を元にして、横山光輝先生もコミカライズ版を描かれてます!!! https://manba.co.jp/boards/72183 横山先生とさいとうプロという二大巨匠が同一原作で競作という珍しい事態となっています。 比較しながら読んでみると、両先生とも原作を取捨しながら、厚く書くところとさっぱりスルーするところのメリハリをされているのですが、その取捨選択が違くて興味深いです。 このさいとうプロ版は、どちらかというと戦のシーンや性的なシーンが豊富で、刺激的な大人のマンガという感じがします。 よく横山先生の作品が登場人物の区別がつかないなどと揶揄されますが、こちらのさいとうプロ版でも頻出する武田重臣すら区別がつきにくいので、登場人物が多い歴史物は難しいんだなと感じました。 個人的には横山版の方が楽しめましたが、これは多分人によると思います。酒チャビン1年以上前『三国志 完結編』を読んだにしました。三国志 完結編寺島優李志清酒チャビン1年以上前『絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち』を読みたいにしました。絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにちよこみぞゆり酒チャビン1年以上前『絵本 すみっコぐらし いつでもとなりに』を読みたいにしました。絵本 すみっコぐらし いつでもとなりによこみぞゆり酒チャビン1年以上前『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ストーリーブック』を読みたいにしました。映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ストーリーブックサンエックス主婦と生活社酒チャビン1年以上前『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ストーリーブック』を読んだにしました。映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ストーリーブックサンエックス主婦と生活社酒チャビン1年以上前『信長を殺した男 外伝―乱世の麒麟たち―』を読みたいにしました。信長を殺した男 外伝―乱世の麒麟たち―藤堂裕明智憲三郎酒チャビン1年以上前『信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~』を読みたいにしました。信長を殺した男~日輪のデマルカシオン~藤堂裕明智憲三郎
北方三国志のコミカライズということで、脳が真っ白になりながら購入したのですが、結論としては全然違いました。 北方三国志の魅力は、独特のキャラ付けで人物がかなり魅力的なところにあると思うのですが、それが全部なかったことになってしまってます。 三国志というのは、もともとの話があるので、北方先生の特徴の部分がなかったら、ただの三国志のマンガになってしまってます。 であれば、数多ある三国志マンガの中からあえてこちらの作品を読む何かが欲しいのですが、それも感じなかったので、残念でした。