さいろく9ヶ月前カラスヤサトシ先生は心理的な瑕疵を読者に残す。 単にトラウマというのとちょっと違って、報われない・救われない・気持ちが晴れない・振り返ると恐ろしいようなそんな描写が多く、理解の仕方は読み手に委ねられる気がする。 本作はすべて10ページないぐらいの短い短編で構成されているが、本当にスッキリしないモヤッとした気分や、最後まで来てゾッとさせられるようなそういう作品が多い。 これを描けるのは凄い。いんへるのホラーというかモヤッとゾワッとさせられる短編集4わかる
かしこ11ヶ月前今年の大河ドラマ「光る君へ」を観るのが楽しみです。主演の吉高由里子も好きだし、衣装も豪華ですごいんだろうな!…と、その前に紫式部がモデルの作品繋がりで「パープル式部」を読んでみようかな〜っと安易な気持ちで手を出したら強烈でした。大河を視聴中もパープル式部が脳裏に浮かびそうです。 パープル式部は結婚相談所のアドバイザーという設定ですがもちろん活かされません。読者から婚活してる男性キャラを募集したり1巻は迷走してるようにも感じられましたが、2巻からは脇役キャラが安定して面白かったです。ライバルキャラである清リトル納言の結婚&出産の話は最高でした。これだけでも読んでよかったと思えました。パープル式部紫式部が出てくる漫画といえば2わかる
かしこ9ヶ月前・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ルノアール兄弟なのに下ネタがない!!抱腹絶倒のギャグに注目しがちだけど、しっかり美味くて安くて楽しい酒の飲み方を提唱してくれてる。シラフで読んでるはずなのに酔っぱらってきたぞ。 ・特に好きなところは? 天国酒場。春になったらそういうところに飲みに行きたい。あとパリッコさんのオカルトキャラっぽい髪型も好き。あのビジュアルのパリッコさんが登場するだけでなんか楽しい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 閉店間際のスーパーで「今夜は何を飲もうか…」と缶チューハイを物色してる疲れた紳士淑女に差し入れしたくなるような一冊です。もちろんホテイの焼きとり塩味を添えて…!パリッコの都酒伝説ファイルみんなアルコール楽しんでる?! #推しを3行で推す5わかる
alank9ヶ月前この一枚をきっかけに一晩中盛り上がれますね。 https://x.com/inouetake/status/1763576812435812675?s=46&t=LGoE2VGSAJQ2iGF4dlRmtw スラムダンクアフターストーリーって好き1わかる
ナベテツ9ヶ月前前に森川ジョージ先生が、漫画で井上尚弥描こうとしたらネームで没食らうレベルの強さだって言ってたの印象に残ってます。 また少し変わりますけど、ジャンプの葛西とかも漫画に描けない選手だと思います。自由広場マンバなんでも雑談8わかる
兎来栄寿9ヶ月前「『週刊少年ジャンプ』史上最高のスポーツマンガ」 と言ったら、あなたは何を想像するでしょうか? 『侍ジャイアンツ』、『アストロ球団』、『プレイボール』、『キャプテン翼』、『スラムダンク』、『超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田』、『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』、『テニスの王子様』、『ホイッスル!』、『ライジングインパクト』、『アイシールド21』、『Mr.FULLSWING』、『黒子のバスケ』、『ハイキュー!!』、『火ノ丸相撲』、『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』etc... 上記以外にもいろいろな作品が思い浮かぶことでしょう。 この『最強の詩』は、それら超名作ジャンプスポーツマンガに確実に連なっていく物語です。 『テニスの王子様』、『アイシールド21』、『黒子のバスケ』、『ハイキュー!』など近年で2500万部を超えるような特大ヒットを果たしたジャンプスポーツマンガの主人公は、共通して背が低いという特徴が挙げられます。スポーツにおいてはフィジカル面で劣るというのは明確な弱点ですが、しかしそんな弱さを抱えた主人公が誰にも負けないパフォーマンスを発揮するからこそカタルシスが生まれます。 しかし、この『最強の詩』の主人公・金山は近年のそういった流れにおいては異端な、恵まれた体格から生まれる(タイトル通り「最強」の)フィジカルを持った主人公です。ただし、本作で描かれるラグビーというスポーツに関してはまったくのど素人という、いわば桜木花道のようなタイプです。 ただ、この金山の無双っぷりが非常に爽快極まりありません。それは従来の『ジャンプ』スポーツマンガではあまりなかった快感です。飛び抜けた才能はあっても、それだけでその競技に精通する猛者には通じない。故に努力して強くなる。それが正道です。しかし、金山はアマゾンの奥地から突然出てきたナトゥレーザのように、田舎から出てきて持ち前のフィジカルだけで最初から日本代表クラスの選手と互角以上に渡り合っていきます。 「完璧な一団(パーフェクト・スカッド)」という、U-15ラグビーW杯優勝チームのメンバーが本作において非常に重要かつ魅力的なキャラクターとなっているのですが、彼ら相手に金山がどこまでやれるのか。何ならその先まで行けてしまうのか。ひたすらにワクワクします。 努力せずに強くなるのは近年の主人公のトレンドとも言えますが、この無双状態は『ジャンプ』で言えばあたかも藤原佐為を宿したヒカルが、名人の子を倒して名だたるプロ棋士相手にどこまで戦えるのかドキドキするような感覚です。 一方で、弱い者が歯を食いしばって立ち上がり強者に対峙して成長するストーリーはサブキャラクターの方に用意されており、そちらはしっかりと濃厚な王道を堪能させてくれます。 選手はもちろん監督にも非常に味があり、ラグビーを全然知らなくてもまったく問題なく楽しめる作品です。 1話を読んで「最高の王道が来た」と感じさせてくれて、毎週読むたびに盤石に良さを積み重ねて行っています。 『ジャンプ+』はおよそ旧来の『ジャンプ』らしくない作品も読切を含めて多数載っているのが特色ですが、逆にこれ以上なく本誌に連載されていてもおかしくない王道スポーツマンガが来てしまいました。 1巻分読めば、この作品の1000万部を余裕で超えていくであろう面白さを感じていただけるでしょう。 そして、未来には「『最強の詩』を読んでラグビーを始めました」という子が日本代表として活躍してくれることでしょう。それくらいのパワー漲る作品です。最強の詩ジャンプスポーツマンガ史に名を刻む最高最強の王道 #1巻応援5わかる