名無し1年以上前少年漫画は大抵少年漫画らしいはじまり方、一話で敵を倒し何をする(なんと戦う)漫画なのか見せるのが一般的だと思うのですが…。 この漫画始まり方から若干様子が違う! モンスターと戦う不死身超人人間とチームワークを組み、敵を薙ぎ払う、だけじゃない! こんな視点、設定で話を進められるのすごいと思いますね。なんというかいい意味で本当天邪鬼! 読んでてスルメのようにじわじわと面白いしどんどん面白さが広がっていくタイプだと思います。Thisコミュニケーションなにこの漫画…1わかる
かしこ1年以上前将来はスパイか占い師になりたい中学生のニコちゃんが七色の声を操れる特技を活かしてテレクラで金を稼ぎながら人間観察をしていたところ、その才能に惚れ込んだ裏社会の権力者であるおじいさんから大小様々な依頼を受けるようになります。 第1話の「今救えるのは宇宙で私だけ」から始まり、心掴まれる名シーンが多いんですよね〜!特に私が好きなのは三日坊主の件で落ち込んだニコちゃんがとある一人暮らしのおばあさんを訪ねる第11話です。 日頃から本棚のいつでも見える場所に置いていますが久しぶりに読み返しました。やっぱり何度読んでも面白いです!完結はしていませんがそれを望む必要がないくらい今のままで完成されている作品だと思います。セクシーボイス アンド ロボコードネームはセクシーボイス1わかる
干し芋1年以上前一巻読了。 医者になることに消極的だった円が入学直後、いきなり熊の解体をすることになり、医者になるとはと考えはじめ、骨学から人の身体の構造を面白いと思い始めた。 これからの成長が楽しみ。 入学から始まり、一巻の終わりには、冬になっているので、とっても展開が早い‼ それにしても、民謡同好会に入部したのには、笑った。 花笠まつり、芋煮と山形を満喫しているなぁ。 コロナ禍、実習の多い医大生は、大変だなぁと感じた。Dr.Eggs ドクターエッグス展開が、早い!!2わかる
たか1年以上前面白い…!昨日まで3巻無料だったので読んでみました。深谷先生の作品を読むのは初めてだったので最初はタッチに慣れなかったのですが、あっという間に引き込まれました。 舞台は、京と異なる文化やルーツを持つ各地の人々が様々な名を付けられ蔑まれている平安の世。 理不尽で非合理な貧富の差と差別・暴力の蔓延る世界で、「童」と呼ばれる者たちが戦のない世を目指して進んでいく物語。 ・安倍晴明と滝夜叉姫の逢瀬 ・安和の変による2人の決別 ・民を慮る郡司と西洋人の妻の子・桜暁丸(おうぎまる) ・足柄山に住む土着の民として生まれ京人となった坂田金時 ・京人を憎み義賊・花天狗となった桜暁丸と、貴族出身の先達・袴垂の出会い 桜暁丸の実の父も後に出会う兄者も立派な人物で、別れを繰り返しながら桜暁丸が自問自答し成長していくのが熱い。 歴史上の人物と伝説が混ざり方が絶妙でワクワクしますね。 滝夜叉姫こと皐月様がマジで強い女(物理)でかっこいい…! 物語の担い手が子・孫世代に引き継がれていくのもいい。 個人的に、重房が実の息子である桜暁丸を吉祥天のようと言うとこメッチャ好きです。童の神この世の仕組みに争う平安大河!1わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前本当にどうして、こんなにもヤバい悪女が出来上がってしまったのか… 恐らく最初に出してしまうと復讐の色合いが強くなるので、仰るように爽やかな感じにはならなかったでしょうね。自由広場5巻くらいまでのマンガの話をするマンバ読書会1わかる
六文銭1年以上前巻数もそこまで多くない(13巻)なので一気読みにふさわしい作品でした。 まるで一本の映画をみているような充実感がありました。 人を食べていると噂されている村。 そこに赴任した駐在が主人公。 村には後藤家という権力者が君臨していて・・・ というだけで、なんとも物語に期待値が高まりますよね。 こういう限界集落の村意識、外部から断絶していることで、社会の非常識が常識になってしまう感じゾクゾクします。 物語としては、主人公は人食いの謎・村の秘密をおいつつ、その過程で村といざござが起きたり、家族が狙われたり、最終的には娘が人食いの生贄にされ・・・という流れ。 この村の背景、なぜこんな因習が起きたのか?後藤家とは? そういったことも、少しづつ明らかになっていて、続きが気になり先へ先へとすすめてくれます。 個人的にグッときたのは、こうした古い慣習を終わらせるのが若い力、新しい命という点。 暴力による破壊も、根底には次代に残さないという強い意志と愛によるものだと感じ、こうして悲しみの連鎖は断ち切られていくんだなと思いました。 キレイに終わって、村も人間関係も少しづつ立ち直っていくかと思ったら、まさかのラストです。 (これはぜひ読んで欲しい。ヒエーってなりました。) まだ続きそうな雰囲気?だったし、個人的にはぜひ続いてほしいなと思いました。 数年後、主人公の娘や後藤家の子孫が主人公になったら胸アツです。 ガンニバル衝撃のラストからの続編希望5わかる
nyae1年以上前まず試し読みだけでもしてほしい。それで面白いと思ったら、気づいたら1・2巻ポチッとしているはずです。これは絶対。 これは簡単にいうと少子化対策で打ち出された「聖婚」という制度によって、結婚とは?愛とは?そして、自分の幸せとは?を考え、見つけ出す物語です。表面的にはわちゃわちゃおふざけして小ネタの大渋滞が起こってるから思いっきり笑えて楽しいんですけど、芯の部分では社会問題(少子化、児童の貧困、性差別、ルッキズム思想などなど)に真摯に向き合っていて、信念を持って描いているというのが伝わる本当に素晴らしい漫画です。フキダシ外の手書き文字すらも一文字も見逃せない。作者の愛に溢れた作品。 わたしはコミックビームの連載が始まったときからずっと、たくさんの人に読んでほしいと思って単行本を待ち望んでいましたが、結構な焦らしを経ていま、満を持して1・2巻同時発売したこと、通して読んで理由がわかった気がします。 もちろん試しに1巻だけ…というのもアリですが、1巻を読んだが最後、2巻を読まないという選択肢は無いでしょう。これも絶対。 このマンガがすごい!をはじめとした漫画賞でこの表紙を見る日は遠くないと確信しています。大好きです。 連載では毎号しつこいくらいにファンレターを募集してるところもほんと好き。無敵の未来大作戦冗談じゃなく本気(マジ)で全人類に読んでほしい! #1巻応援4わかる
野愛1年以上前話題になってる漫画を読むタイミングをいつも逃したり自ら見送ったりしがちなんですが、これは読んでみてよかった…! 噂に違わずめちゃくちゃ面白い。 地動説の証明に命をかけた者たち。 事実、常識、真理と言われてきたものをひっくり返すのは難しい。倫理観や宗教観に反するものであればなおさら。 それでも知りたい、真実に辿り着きたいと思う心は止められない。 史実でないのはわかっているけれど、この作品の登場人物たちのように指を刺されながらも真実に辿り着いた者のおかげで今があるんだなあ、と感じた。 逆に、今真実と思っているものも何年後かにはひっくり返されているかもしれない。それはそれでワクワクする。 そしてタイトルがいい。知であり血であり地である。続いていくし繋がっていくものなんだよなあ…素晴らしい。チ。―地球の運動について―チ。は続いていくもの6わかる
六文銭1年以上前『惰性67パーセント』をずっと読んでいられるマンの自分としては、本作もドンズバでした。 あちらが、だらだら何やっているかわからない(失礼)大学生の集団なのに対して、こちらはきちんとサークル(写真部)をやっているので、軸足がある分違う風味を楽しめます。 写真部の活動を通して、基本お色気ありおバカありの流れ。 男女混合のサークルで、わちゃわちゃしていると陰キャとしては血涙して憤死しかねないのですが、『惰性67パーセント』同様、そんな激しい気持ちにならないのが不思議。 たぶんそこまでキャラクターがキラキラはしていないからなんだと思う。 みんな、隠し事があったりオタク趣味があったり、同族の臭いがするから、共感のほうが強い。 それでも、こういうキャンパスライフはいいなぁと思いました。 山も谷も何もなく、無目的で過ごした日々が今となっては尊いです。 ふぉとくらただぼんやりと過ごした日々を思い出す2わかる
名無し1年以上前自分は新井英樹の『SUGAR』『RIN』にハマってた。当時、ヤングマガジンアッパーズからヤンマガに移ってきた作品だと知らず、前作の知識ナシに読んでたが、あまりの面白さに連載が終わってから、前作とあわせて何度か読み直した覚えがある。自由広場2000年代前半あたりの青年誌に載ってたマンガ1わかる