マンバ1年以上前GW直前!ということで今月のマンバ読書会のお知らせです。 【日時: 4/29(金)18時】 https://youtu.be/gn2T4p9oUkg 今回、マンバユーザ・視聴者の皆様も配信に通話で参加いただける作業通話的な回となっております。 ✍️通話しながら好きなマンガにクチコミを書く ✍️クチコミを書いたマンガをみんなに読んでもらう ✍️聞くだけ参加やチャットのみの参加もOK 好きなマンガの話をしながらみんなでクチコミを書いて盛り上がりましょ〜! ▼通話の参加方法など詳細はマンバ公式noteにて! https://note.com/manba/n/n81cb3410b396自由広場📣マンバからのお知らせ2わかる
マンガトリツカレ男1年以上前・読んだ直後に思ったこと 確かイブニングで連載していて毎回楽しみにして読んでいたな。今回久しぶりに読んだがやはり面白い。今更気づいたけど「私だってするんです」や「みんな○○どうシてる?」と同じ作者だったんだな ・特に好きなところは? マンガ本編もいいが取材やおまけマンガも面白い ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 害虫に可愛く描いてあり生態を詳しく紹介しているので面白い。確か続編もあったと思うのでそちらも電子書籍にして欲しいね 害虫女子コスモポリタン身近にいる害虫の擬人化マンガ7わかる
六文銭1年以上前ストレートに言って凄く好きです。 『私の神様』のコメントでも記載したのですが、私かねてから異世界転生モノは「別れの話」だと思っていたんです。 ※以下引用です https://manba.co.jp/topics/21259 === ループものは、繰り返しの終わりを 異世界からきたものは、自分の世界にどうやって戻るかを こんな感じで、最後に必ず別れを描く必要がある。 === そしたら、まさかここまでストレートな作品がでてくるとは! タイトルとあらすじから、うわーーーーっと震えながら読みました。 さてその内容ですが、 息子が交通事故にあい、息子が好きだったラノベを読み耽るうちに転生したのでは?と考えるようになって、かつての同級生でオタクな主人公・堂原の元にやってきた母・美央。 堂原はラノベに詳しいこともあり、二人で、転生する方法ないしは息子を転生先から連れ戻す方法を探す、という流れ。 正直、もうこの時点でちょっと悲しい。 交通事故で異世界に転生とかそんなわけないだろ と そう思いたくなる気持ちもわからんでもない と、その狭間で揺れます。 突然すぎる理不尽な死は、簡単には受け入れられないですよね。 子供の死ならなおのこと。 そして、久しぶりの再会で、転生方法を探しながら会話を重ねていくうちに少しづつ明らかになる美央の内情。 高校時代の美央は、オタクな主人公とは真逆で、陽キャというかギャルというか、クラスの中心的な存在にみえていた。 が、実際は家庭環境には恵まれていなくて、両親は息子の葬式にも出なかったという。 高校卒業と同時くらいに息子を産み、そこからの人生のほうが楽しかったとつぶやいた姿は、良き母であり、息子がいかに大事だったかを物語っています。 両親に恵まれなかったゆえに、自分の家庭、特に子供には愛情を注いだことがよくわかります。 こういうのがサラっと随所に出てくるので、いっそう胸が締め付けられるんですね。 主人公も、転生なんてあるわけないと一線引きながらも、憐憫・同情からなのか、しっかり付き合うのはいいヤツそのものです。 (主人公以外の、美央の周囲の人間は相手にもしなかったのに。まぁ、普通はそうなんでしょうけど) できることなら納得のいく形で悲しみを処理できて、次にすすむ力になって欲しいと強く思います。 徐々に、美央の旦那や周囲の人間動きだして、二人の関係になんらかの変化が起きそうです。特に2巻の最後が、気になる終わり方をしているので続きが気になって仕方ないです! 異世界転生ものは冒頭でよく死にますが、本作は「残された側」の話。 転生先でチートで無双したりして、元の世界の冴えない自分の溜飲を下げる形で救いになってましたが、こういう、ある種「人の死を受け入れる」形でも救いになるんだなと表現の幅に感服しました。 こんな異世界ものもいかがでしょうか? 私の息子が異世界転生したっぽい フルver.ありそうでなかった「異世界転生」の新しい切り口1わかる
マンガトリツカレ男1年以上前・読んだ直後に思ったこと これだよこれ。この猥雑さ、むちゃくちゃさ、何にがなんだかわからないうちに終わってしまうこの感じ。やっぱりどおくまんはいいな ・特に好きなところは? 第一話のタイトルですべて納得できるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 『嗚呼!!花の応援団』に比べて掲載誌が少年チャンピオンなのでギャグとかエロがかなりマイルドな感じになっている。昭和からどおくまんを読んでる俺は好きだが令和ではじめてどおくまんマンガを読む人が楽しめるかはどうかは不明 どおくまん短編集どおくまん短編集1の感想 #推しを3行で推す1わかる
たか1年以上前まだ4月だけど2022年の読み切りベスト3に入るレベルで良かったです。おっさんのビルドゥングスロマンとしても素晴らしいし、「無償の愛」の具体例としてもこれ以上なくて感動しました。マジで全国のミッション系の学校でキリ概とか礼拝のときに読ませた方が良いと思う。 30歳にもなって他人を冷笑し見下すことで上に立った気になり、自分自身に対しても皮肉ぶることで心を守っているしょうもないの男・加藤純哉が主人公。 ▼根本拓実『Cynic』前編 https://i.imgur.com/Ht0nwbj.png この物語は、そんな彼が心を入れ替えひたむきに純粋に努力する心を取り戻す話なのですが、とにかくその過程の説得力がすごい! 加藤みたいな筋金入りのカスがボーイ・ミーツ・ガール、若くて可愛い女子大生に出会った程度で「素直になって熱く努力しよう」とかなるわけがない。 じゃあ何が彼を変えるのに必要なのかと言われたら、それが「無償の愛」。他人が何の見返りも求めず身を投げだしてくれることでしか、その腐りきった心を癒やすことができないんですよね。 そして作中。恋人に振られた加藤が酔って路上に座り込んで泣いていると、チンピラからアイスコーヒーを投げつけられ嘲笑される。 あまりに惨めすぎてお得意の冷笑ですら自分を救えなくなったときに、ヒロインの松本さんはコーヒーまみれの加藤を抱きしめ、ともに嘲笑の対象となってまで加藤の心に寄り添う。 ▼根本拓実『Cynic』前編 https://i.imgur.com/88wpHMr.png 普通、自分の大切な家族や恋人のためならまだしも、ただの知り合いのためなんかにこんなふうに自分を投げ出すことはできない。 「そう!!これが無償の愛だよ!!」と感動しましたし、さすがの冷笑主義者・加藤もここまでされたら改心せざるを得ないよね、という説得力があって素晴らしかったです。 松本さんの無償の愛について長々書いてしまいましたが、バスケ要素もメチャクチャよかった! 前編で加藤がいきなり飛んできたボールをキャッチしたところ。ボールを返すときに手首を外側にかえしてて「こいつ絶対経験者じゃん」てなるのが良い。 そしてバスケサークルのリーダー的な人があっさりめのゴリみたいな見た目だなぁ…と思っていたら!後編で加藤が断髪&洗髪してあの髪型にするとは痺れました。 そりゃいま30歳で学生時代にバスケやってたなら黒子じゃなくてあひる世代だし当然スラダンも読んでますよ(バスケ部並の感想) 前編・中編・後編。全部読み終わったあと「読んでよかったなぁ」という思いでいっぱいになった本当に素晴らしい作品でした。 早くTwitterやうぇぶりで公開されて死ぬほどバズってくれ〜〜!!!Cynicあまりにも良い…!冷笑主義者(30歳)のビルドゥングスロマン #読切応援6わかる