「勇者」とは何か?異世界ファンタジーの根幹を問い直す期待の新連載魔々勇々 林快彦starstarstarstarstar_bordermampuku「魔王」と「勇者」という、楽をしようとすれば楽をできそうな定番のフォーマットでありながら、世界観からキャラクターから何から非常によく練り込まれた意欲作でした。 「魔王と勇者」に家族愛要素を持ち込んだ意外性に、そもそも「勇者」とは何かを問い直す根源的な大テーマ、気合十分な画力と、個人的に『あかね噺』以来のスーパー新連載始まったか?と期待しています。mampuku1年以上前※ネタバレを含むコメントです。マイホームヒーローアットホームなクライムサスペンス4わかる別マに求めていたものコレ過ぎる太陽よりも眩しい星 河原和音starstarstarstarstarmampuku昔『君に届け』読んだときの感動が思い出された。なんつーピュアでキラキラした少女漫画よ。可愛くて切なくて浄化されてもうた。 小学校の頃からずっと好きだった男の子を思い続けるまっすぐさも、好きな人に自分のカッコ悪いところばかり見られてしまっている気がする上手くいかなさも、タイトルじゃないですがむしろこの子の見てる世界すべてが眩しい。 てかガチの大ベテランの大先生なのになんでこんなの書けるんや……一人の職業クリエイターとして嫉妬を禁じ得ない……mampuku1年以上前『太陽よりも眩しい星』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。太陽よりも眩しい星河原和音異世界じゃなくても面白い漫画は異世界サムライ 齋藤勁吾starstarstarstarstarmampuku異世界でもちゃんと面白いということがよくわかります。 異世界に飛ばされるまでのストーリーがしっかり描かれているので、主人公のサムライ少女のイカれたキャラクターや戦の過酷さ、苛烈さをしっかり焼き付けられます。 なにより異世界モノ慣れしていない私にとってこの漫画の素晴らしいと思ったのは主人公ギンコのリアクション芸人ぷりです。魔法に驚きドラゴンに狂喜しオークもエルフも知らない尽くし。無説明にスキルとかアビリティとか持ち出されるより冒険感があって1000倍楽しいです。 この先のストーリーを見届けたいと思わせてくれる要素がぎっしり詰まったファンタジーです。mampuku1年以上前『異世界サムライ』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。異世界サムライ齋藤勁吾mampuku1年以上前『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う河本ほむら塩塚誠FGOに影響力受けすぎた一昔前のソシャゲ感(絵はSSR級)魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う 河本ほむら 塩塚誠starstarstarstarstarmampuku『終末のワルキューレ』のバトルヒロイン版としか言いようがない漫画。可愛い女の子がいっぱい出てくるので自分はこっちのほうがすき。 読んだことない人向けに説明すると、バトルはナレーションが能書きを述べてより強そうな技をぶっ放したほうが勝ちの、カードゲームやソシャゲ、漫画だとバキに近い感じです。原作が『賭ケグルイ』の河本ほむら先生だからといって高度な心理戦を期待するとがっかりしますが、キャラモノとしては間違いなく面白いです。 先程ソシャゲに喩えたように、誰でも名前は聞いたことのある歴史上の人物(ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットなど)をそのままモデルにした美少女キャラが盛りだくさんとなっており、ある程度誰でも知ってそうな程度の史実ネタを引用しながらバトルを展開させていきます。 たとえば1巻では、自慢の怪力で大太刀を振り回す巴御前を相手に苦戦する敵が、巴は近接タイプだろうと読み距離をとって飛び道具で嬲り殺しにしようと試みたところ、どっこい武士のメインウエポンは実は弓なのである!とドヤ顔で巨大弓で返り討ちにする……などこのように大味で簡単に先が読めてしまう展開の連続ではあるのですが、言い換えれば読んでいて疲れずスナック感覚で美少女バトルを読みたいという欲求を満たしてくれる娯楽作品でもあるということになります。 ときおり試合中に腹に穴が空いたり四肢が吹っ飛んだりしますが、シグルイとか天上天下とかと比べるとキャラクターたちが痛がるそぶりをあまり見せないため、それほどしんどさは無いです(その点はどちらかといえば『一騎当千』のほうが近いかも)mampuku1年以上前敵勢力(南紀派)のラスボス登場…!もうずっとハチャメチャに面白い。単行本予約しよ…だんドーン『ハコヅメ』作者の新作は時代劇!!こんなん絶対おもろいやん1わかる解像度高い!高校生の本音スクールバック 小野寺こころmampukuサンデーうぇぶりで連載中とのことですが週サンに出張掲載されたので初めて読みました。こりゃとても良いです。 大人が思ってるよりずっと賢くて悩んでいる高校生という生き物を、これほど解像度高く「言語化」した漫画は珍しい気がします。そしてそんな彼ら彼女らの思いをただまっすぐ受け止めてくれる用務員のお姉さん。こんな「ちょっと他とはちがう大人」と出会えていたら…とちょっと憧れてしまいます。 読んだのはまだたった1話ですが非常に心揺さぶられる作品でした。プロレス良く知らないけど作者の愛とロマンは伝わったグラップラー刃牙 外伝 板垣恵介mampuku『グラップラー刃牙』本編クライマックス、トーナメント決勝からのあれほどの大団円の感動も冷めやらぬうちにわざわざおっぱじまるくらい作者この2人好きだったんだなというのがわかる“エピローグ”になってます。 ぶっちゃけ当時を知らないのでこの世紀の勝負をとりまく熱量がどれくらいリアリティあるものだったかまでは知りえませんが、この作品の多くの描写がそうであるようにファンタジーだったとしても面白かったことに変わりありません。mampuku1年以上前※ネタバレを含むコメントです。RoOT/ルート オブ オッドタクシー必ず先に原作アニメを視聴してください3わかる « First ‹ Prev … 3 4 5 6 7 8 9 10 11 … Next › Last » もっとみる
「勇者」とは何か?異世界ファンタジーの根幹を問い直す期待の新連載魔々勇々 林快彦starstarstarstarstar_bordermampuku「魔王」と「勇者」という、楽をしようとすれば楽をできそうな定番のフォーマットでありながら、世界観からキャラクターから何から非常によく練り込まれた意欲作でした。 「魔王と勇者」に家族愛要素を持ち込んだ意外性に、そもそも「勇者」とは何かを問い直す根源的な大テーマ、気合十分な画力と、個人的に『あかね噺』以来のスーパー新連載始まったか?と期待しています。mampuku1年以上前※ネタバレを含むコメントです。マイホームヒーローアットホームなクライムサスペンス4わかる別マに求めていたものコレ過ぎる太陽よりも眩しい星 河原和音starstarstarstarstarmampuku昔『君に届け』読んだときの感動が思い出された。なんつーピュアでキラキラした少女漫画よ。可愛くて切なくて浄化されてもうた。 小学校の頃からずっと好きだった男の子を思い続けるまっすぐさも、好きな人に自分のカッコ悪いところばかり見られてしまっている気がする上手くいかなさも、タイトルじゃないですがむしろこの子の見てる世界すべてが眩しい。 てかガチの大ベテランの大先生なのになんでこんなの書けるんや……一人の職業クリエイターとして嫉妬を禁じ得ない……mampuku1年以上前『太陽よりも眩しい星』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。太陽よりも眩しい星河原和音異世界じゃなくても面白い漫画は異世界サムライ 齋藤勁吾starstarstarstarstarmampuku異世界でもちゃんと面白いということがよくわかります。 異世界に飛ばされるまでのストーリーがしっかり描かれているので、主人公のサムライ少女のイカれたキャラクターや戦の過酷さ、苛烈さをしっかり焼き付けられます。 なにより異世界モノ慣れしていない私にとってこの漫画の素晴らしいと思ったのは主人公ギンコのリアクション芸人ぷりです。魔法に驚きドラゴンに狂喜しオークもエルフも知らない尽くし。無説明にスキルとかアビリティとか持ち出されるより冒険感があって1000倍楽しいです。 この先のストーリーを見届けたいと思わせてくれる要素がぎっしり詰まったファンタジーです。mampuku1年以上前『異世界サムライ』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。異世界サムライ齋藤勁吾mampuku1年以上前『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う河本ほむら塩塚誠FGOに影響力受けすぎた一昔前のソシャゲ感(絵はSSR級)魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う 河本ほむら 塩塚誠starstarstarstarstarmampuku『終末のワルキューレ』のバトルヒロイン版としか言いようがない漫画。可愛い女の子がいっぱい出てくるので自分はこっちのほうがすき。 読んだことない人向けに説明すると、バトルはナレーションが能書きを述べてより強そうな技をぶっ放したほうが勝ちの、カードゲームやソシャゲ、漫画だとバキに近い感じです。原作が『賭ケグルイ』の河本ほむら先生だからといって高度な心理戦を期待するとがっかりしますが、キャラモノとしては間違いなく面白いです。 先程ソシャゲに喩えたように、誰でも名前は聞いたことのある歴史上の人物(ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットなど)をそのままモデルにした美少女キャラが盛りだくさんとなっており、ある程度誰でも知ってそうな程度の史実ネタを引用しながらバトルを展開させていきます。 たとえば1巻では、自慢の怪力で大太刀を振り回す巴御前を相手に苦戦する敵が、巴は近接タイプだろうと読み距離をとって飛び道具で嬲り殺しにしようと試みたところ、どっこい武士のメインウエポンは実は弓なのである!とドヤ顔で巨大弓で返り討ちにする……などこのように大味で簡単に先が読めてしまう展開の連続ではあるのですが、言い換えれば読んでいて疲れずスナック感覚で美少女バトルを読みたいという欲求を満たしてくれる娯楽作品でもあるということになります。 ときおり試合中に腹に穴が空いたり四肢が吹っ飛んだりしますが、シグルイとか天上天下とかと比べるとキャラクターたちが痛がるそぶりをあまり見せないため、それほどしんどさは無いです(その点はどちらかといえば『一騎当千』のほうが近いかも)mampuku1年以上前敵勢力(南紀派)のラスボス登場…!もうずっとハチャメチャに面白い。単行本予約しよ…だんドーン『ハコヅメ』作者の新作は時代劇!!こんなん絶対おもろいやん1わかる解像度高い!高校生の本音スクールバック 小野寺こころmampukuサンデーうぇぶりで連載中とのことですが週サンに出張掲載されたので初めて読みました。こりゃとても良いです。 大人が思ってるよりずっと賢くて悩んでいる高校生という生き物を、これほど解像度高く「言語化」した漫画は珍しい気がします。そしてそんな彼ら彼女らの思いをただまっすぐ受け止めてくれる用務員のお姉さん。こんな「ちょっと他とはちがう大人」と出会えていたら…とちょっと憧れてしまいます。 読んだのはまだたった1話ですが非常に心揺さぶられる作品でした。プロレス良く知らないけど作者の愛とロマンは伝わったグラップラー刃牙 外伝 板垣恵介mampuku『グラップラー刃牙』本編クライマックス、トーナメント決勝からのあれほどの大団円の感動も冷めやらぬうちにわざわざおっぱじまるくらい作者この2人好きだったんだなというのがわかる“エピローグ”になってます。 ぶっちゃけ当時を知らないのでこの世紀の勝負をとりまく熱量がどれくらいリアリティあるものだったかまでは知りえませんが、この作品の多くの描写がそうであるようにファンタジーだったとしても面白かったことに変わりありません。mampuku1年以上前※ネタバレを含むコメントです。RoOT/ルート オブ オッドタクシー必ず先に原作アニメを視聴してください3わかる
「魔王」と「勇者」という、楽をしようとすれば楽をできそうな定番のフォーマットでありながら、世界観からキャラクターから何から非常によく練り込まれた意欲作でした。 「魔王と勇者」に家族愛要素を持ち込んだ意外性に、そもそも「勇者」とは何かを問い直す根源的な大テーマ、気合十分な画力と、個人的に『あかね噺』以来のスーパー新連載始まったか?と期待しています。