さいろく
さいろく
2021/05/06
「異世界」や「グルメ」など、一言では括れない!
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かつてファンタジー漫画なんてものは今ほど潤沢ではなく(いっても私が知ってるのはせいぜい30年ぐらいだけど)スニーカー文庫のロードス島戦記やフォーチュン・クエストを読みながら、出てくるモンスターやそれぞれの場面を想像で補っていた。 何十ページかに1枚あるかないかの挿絵だけでは世界観などわからないし、あくまで参考みたいなものでしかないため、リザードマンが硬いだなんて言われてみないとわからないものであった。 今はファンタジー漫画も超増えてるし、漫画雑誌を手に取ればわかりやすいRPG風世界が割と簡単に見られる。いい時代(たぶん)である。 なにしろ「ダンジョン飯」のような想像で補っていた部分に切り込む作品が徐々に頭角を現してきている。「葬送のフリーレン」なんかも角度は違えどそうだろう。 これらにより私達はより「ファンタジー(RPG風)世界ってきっとこう」という理解が深まり(実際に無いものへの理解は深まるとは違うかもしれないが)より一層ちょっと美しい視点で世界を覗くことが出来るようになってくるはずなのだ。 すごい例えが斜めに飛んでいくけど、FFとDQばっかりやってた人がワンダと巨像を初めてプレイした時、本当はこうなんだと衝撃を受けたはずだ。こんなに世界は広くって、遺跡はこんなに大きくて、人間はちっぽけだーと感動したはずなのだ。 それと同じように「気付かされる感動」がこの『ヘテロゲニア リンギスティコ』にはある。 なにせ言語だ!そこはきっと具現化して伝えるのがめちゃくちゃ難しい分野だろうよ、と思えるがあえてそこに切り込んでいき、見事に「なるほど…!」と読み手を唸らせているのだ。 ダンジョン飯やら異世界モノやらが好きな人たちにはもちろんのこと、若い世代・ガンダムより年上の世代がそれぞれこれを読んでどう感じてどう思うのか。 ぜひ時間のある時に、極力大きめの画面で読んで欲しい。 スマホではしっかり読むのにはあんまり適していないですから。
さいろく
さいろく
2021/05/06
えっ これなんでクチコミないの
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と思うぐらい私の中では超名作で、Tシャツも応援のつもりで購入したぐらい、最高に素晴らしく大好きなマンガなのです。 だからみんな読もうね。 若林稔弥先生のファンになったのはここからで、WEBで毎日毎日まだかなまだかなと更新を心待ちにしながら日々の仕事を乗り越えていたものです。。 ちなみに、今の大人気作品である「幸せカナコの殺し屋生活」のカナコがキャラがぶっ飛んでるとか面白いとか話題ではあるんですが、古参の風を吹かすようですごく恐縮ですが本作「徒然チルドレン」に出てくる超多数キャラ達の尖った個性と同格の1個性です。カナコ並にぶっ飛んでる(だけじゃないぞ!)キャラがいっぱい出てきて全員好きになるでしょう。間違いない。 ヲタあるあるすぎて何言ってるかわからなくなってきてますが本当に語彙力が欲しい。 でも本作が如何に面白いかは読んでもらわんと伝わらんのですが、4コマであり何パターンに至るかわからないぐらいのカップリングがあります。 で、設定云々は読んできゃわかるんでいいとして、本作の本当の売りはこの胸キュン度!声が出るほど胸に来るシーンが4コマの起承転結でめっちゃあります。もちろんほとんどギャグっぽい展開が多かったりはしますし、4コマだけで落ちてないやんけとかそういうのもあるものの本当に出来が素晴らしいです。 絵も上手いし、4コマに適した画角が得意な先生なんだと思うので(引きの画あんまり見た記憶がない)ずーーーーーっと読めます。 4コマで12巻まで続いてる実力がその内容の良さ、質の高さ、尊さを証明している!さあ読もう。 マンバに出会ったばかりぐらいの頃に完結してしまってたようでクチコミ書けてなかったのが悔やまれます。若林稔弥センセーのクラブハウスでのトークとかも面白いですよ!普通に心配になるよ! 画像は応援で買ったTシャツですがなんかまだ売ってそう!在庫残ってるサイズだけみたいですが1500円なのでサイズ合う人は買ってみるといいよ!外では着づらいデザインだけど!! とりあえず読んでみてやってもいいぞ、という方はこちらから無料でかなりの数読めますので読みましょう。 http://tsuredurechildren.com/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC/