さいろく2022/08/16田舎のスローな空気が感じられる📷登場人物も絵も良い、展開も気持ちのいい感じのスローテンポで進んでいく。 地に足がついている感じっていうのか、線が強くてもっと描き込んでくれたらすごい漫画になるんじゃないか。 構図(画角?)がアフタヌーンとかそっち系の雰囲気があって好き。 合本版がよくわからないけど1巻ってことは続きあるのかな?ツチノコと潮風(合本版)河野別荘地2わかる
さいろく2022/08/15王道だけど面白い📷怪異が起こす病気を治す専門の医者(?)ラムネ先生が色々と解決していく物語。 ただし、ただ治すのではなくアドバイス+道具を貸してあげるだけで、あとは本人次第・・・という連続ショートストーリー系の王道の流れなのだけど、毎回スマートで、ストレートで、絵柄にもイヤミがなく純粋に面白く読める。 まだ2巻までしか読んでないけどこれは好きだなぁ 陰茎の話は序盤から良い。怪病医ラムネ阿呆トロ2わかる
さいろく2022/08/15ヒメが惰性で食う飯、ということ元・オタサーの姫(27♀)が惰性でむさぼる貧乏飯、というコンセプトなのかな。。。 どうも漫画の造りや台詞回しに違和感というか未完成な感じが強くて残念ではあるけど、細かいことを気にせずアラサーのヒメを応援できる人にはおすすめかもしれない。ヒメの惰飯二階堂幸2わかる
さいろく2022/08/04『ちいかわ』著者・ナガノさんの食べ歩きエッセイ📷先日ちいかわを4巻まで一気に駆け抜けて読み、ナガノさんの描くマンガの読みやすさに安堵感を求めてついついこっちも3巻まで購入して一気に読んだ。 お一人様で食べに行く、という行動力がすべてかもしれない。 お台場のカレーの回、どこだろうと思ってたらフードコート(!)だったが、そのフードコートにしか現存店舗がない元超人気の名店だという。 そんな情報も載っていたりする。 博多明太子も「やまや」と「かねふく」しかないと思ってたらちゃんと味見した結果「平塚明太子」を選んでいたナガノさん。 そんなことされたらめっちゃ気になるじゃないか・・・ そんな感じのエッセイ本。ある意味バイブル的な作品。MOGUMOGU食べ歩きくまナガノ9わかる
さいろく2022/08/04なんか小さくてかわいいやつ📷なんとなくTwitterで流れてきてたときとか誰かがRTしたのだけ読んでたりしたので知った気になっていた。 あえて読んでみたらこりゃぁ別次元のものだった。 ラッコが一番好き(ずっと「くりまんじゅう」って名前だと勘違いしてて、なんであいつだけ食い物なんだと疑問だった)ちいかわ なんか小さくてかわいいやつナガノ2わかる
さいろく2022/08/04自分を認めたい📷大人になるとなかなかできない。 振り返って、反芻して、考えてた時間って大人になると減るんだと思う。 それを「つまらない大人」と自己卑下してしまうようなのがつまらない大人なのだ。 でも割とみんなそうして生きてきてるんだ、と安心させてくれた。 読んでてめちゃくちゃ心配になる彼女のターン、そしてズバっと切り裂かれるような気持ちになる彼のターン。 どっちもダサくないよ、頑張れよ、と言いたくなる。 ここからどう転がっていくのか楽しみな作品。ミューズの真髄文野紋3わかる
さいろく2022/08/01ネタバレあの作品のオマージュと言うには少し勿体ない言い切るには勿体ない気もするけど、絵柄も中身もファブルっぽい。 モブサイコみたいな見た目してるけどジャージはウシジマくんっぽいし中身はファブルっぽい。 ファミレスの後に宗教の勧誘でしたーっていう広がり方しそうだなと思ったけど読み切りのページ数的にはアレでよかったんだろう。 ただ、面白かったのでこれはこれで続き読みたいなーペイント(読切)妹尾圭祐51わかる
さいろく2022/08/01どの話が一番好きだった?📷なんだろう、すべて美しい。 素晴らしかった、タイトル絶対「猥談」って付けないほうが手に取りやすいのに。私も人に薦められなかったら手にとってないと思う。 でもこんないいマンガなんだよ、と言いたくなるぐらいいいマンガでした。 1話完結がいっぱいあるタイプ。 私の個人的な好みでは、2話目と最終話(表紙の絵は最終話ですね)がとてもよかったです。 もちろん、全部悪くなかった上で。 でもこれ読み手によってどれが好きかすごい分かれそう、どれが好きでしたかね?純猥談田川とまた 純猥談編集部2わかる
さいろく2022/07/21ハイブリッドな感じの現代マンガの新しいカタチ📷長らくマンガ読者をしてるマンガファンからすると色々と「いいところ」が詰まっているなぁと感じるのではないだろうか。 絵はまだ粗いものの、キャラや世界設定、物語とその展開など見事に整っていて新世代だと感心した。 所々入ってくるジョークもイケてる。 私は序盤のSEVEN(ブラピ&モーガン・フリーマン主演の映画)のような展開がキツくてシンドイなーと思っていたが、単行本が出た事で改めて読み直して上記のような感想を持ちました。 まだ2巻だけど、無根拠に見えるインフレは起こらなそうだからちょっと安心しながら読める(気がする)。今後が楽しみなやーつ。日本三國松木いっか
さいろく2022/07/21ネタバレゴールデンカムイ、完結よかった、ただただよかった。 チンポ先生… 31巻、駆け抜けるように読んでしまったので、あとはカラー版が出揃うのを待とうと思います!ゴールデンカムイ野田サトル2わかる
さいろく2022/07/14出来る男達のホワイトな過ごし方📷残業で持ってたあの時代、ハッスル精神で乗り越える時代はもう終わった。 そんな世代のおじさん達、家庭も仕事もあるが…早く帰るのには慣れていないのだ…! でも色々な葛藤があるに違いないのだ。そう、冒頭で仲間入りする話もあってわかりやすい。 だがしかし、決して自堕落なわけでもなく、ただ放課後を過ごしているだけ。そこがいい。。帰らないおじさん西村マリコ7わかる
さいろく2022/07/14愛を糧に蛇になって戦う📷オロチと呼ばれる生体兵器を体内に移植されて生きられた検体、モルニエ。 モルニエの原動力はバディとされる恋仲相手の血液を摂取することでオロチを発動(?)することができ、襲いくる敵と戦う。 ヒーローズっぽいところもなんとなくあるような? 描写がちょっとだけストーリーの重さに追いついていない感じが否めないけど、絵柄には特徴がありそこが味になっていて割といい。 あと読みやすい、これ大事。君の戦争、僕の蛇中野でいち1わかる
さいろく2022/07/13愛という名の業が深い、全アラフォーヲタ推奨作品📷まず読もう。 全然わからん、というあなたはきっと日向を真っ直ぐ進む素敵な人生を歩んできたタイプ。 もしくは少しお若いのでしょう。 本作はツッコミどころが多いとか共感が多いとか、それだけでは語り尽くせない素晴らしいオタクマンガ。 まず読んで感じてほしい、あの頃のアレが今となってはこうだよねというシンパシーを。 あと、この歳になっても日々勉強だなと思わされる。ありがたすぎる。マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~町田粥3わかる
さいろく2022/07/13これが運命ってやつ📷突如イケメン(陽キャ)がまとめて停学になり、陰キャしかいなくなった教室に、めちゃくちゃなタイミングで転入してきた可愛すぎる美少女(?)とともに過ごす陰キャたちのドリーム2Week!(停学期間) もうなんというか可愛すぎる、主に陰キャが。 土下男が一番濃いのかと思いきやそれどころじゃないツワモノ揃い。 みんなが楽しく高校生活を過ごしてくれるといいなぁ。 高校時代なんてアラフォーともなればただの思い出ですからね(遠い目)ザ・シンデレラボーイズ安彦晴3わかる
さいろく2022/07/11TLマンガ家、齢35にして悟る📷実は処女なのよ、という35歳のTLマンガ家。 私は「TLってやっぱセックスなしじゃ描けないんだ」というのを初めて理解した。 正直、TLに関してはほぼ読んだ事はないし、いい印象は持っていない。(悪気はないのでご了承を) まぁ、このマンガはTLではなくてTLマンガ家が当然のようにアレって実体験?願望?って聞かれたりする日常を送ってるけど実は35歳にもなって処女だというところから、人ってどうあるべきでどうなってなきゃいけないんだっけ?という話になっていくものなので、TLは全く関係ないのですが。。 でもこれ、面白かった。割と深い話のような肯定感を得られた。すごいシンプルな話だったはずなのに妙な近さというか、リアリティもあってよかった。 さすがシモダアサミ。当然してなきゃだめですか?シモダアサミ6わかる
さいろく2022/07/11西尾維新、新たなる扉📷いつもながら、というのは良い意味で言いたい。 いつもながら血みどろで美少女達が活躍してくれる西尾維新の新たな扉として 『新本格魔法少女りすか』 は期待してもいいだろう! 美少女!魔法少女!俺様!血みどろ!汚い大人! いつもどおりだけどこれでいい! あと魔法!今回は魔法だからちょっとマッシュルみたいな物理バカが見たくなる! けど、別マガなのに少年エースっぽさ強いのもきっと西尾維新がいつもどおりだからなのであろう。 ここまで書いておいて物語シリーズと十二大戦ぐらいしか血みどろじゃない気がしてきましたが、その方向に近い作品、という事は楽しめるのではないかと。 掟上今日子〜を途中で放棄してしまった自分にはこの方向性の西尾維新の方がきっと向いている。新本格魔法少女りすか西尾維新 絵本奈央 西村キヌ2わかる
さいろく2022/07/07東城和実の描く大正・日本の怪しい薬屋📷東城和実先生といえばハーレクインコミックスのイメージだったのでちょっと気になって読んでみた。 ハーレクインっぽい絵柄ばかり見ていたけど和モノの方が好みかもしれないなーと思いました。 2巻で完結したように見えるけどもしかして続きあるのかな… こういう軽い感じのノリでショートショートにして続けてくれたらより良かったのになぁー…個人的な感想として。黒緋の薬師東城和実2わかる
さいろく2022/07/01死ねぬ乙女が人の心に触れ、灼ける📷山うた先生の新作が出たのでこっちも書いとこうと思って読み返した。 ただひたすらに、ひたすらに1巻の事実と真っ直ぐな心が本当にツラい。 寂しくて寂しくて死ぬ、ただただツラいが、読むのは決して辛くない。 なぜなら序盤の地獄からどうやってすずが過ごしていくのかという心配、期待、恐怖で読む手を止められないから。 出た当初、マンガ好き達から薦められて読み、たまたまその頃は泣いてしまうような作品がいっぱい出ていたのもあってたまたま埋もれてしまった感があるが、記憶力が老人になってる私でも「忘れられない」作品になっている。 未読の人は是非この二匹の話を読んであげてほしい。兎が二匹山うた5わかる
さいろく2022/07/01「兎が二匹」の著者新作 #1巻応援📷Comic MeDu(めづ)から。 まずは1巻発刊、めでたい。 そしてコレはまた幼く尊い想いを引き裂くであろうツラそうな流れが手にとってわかってしまう物語… なんでこう「わかる」ようになってるんだ… きっと「兎が二匹」のときにも感じた何かを期待しているからそういう目で見ちゃうのだ。だが期待もしてしまう、きっと胸をえぐられるような気持ちになる。でも怖いもの見たさと少し違う「刹那見たさ」みたいな衝動で読んでしまう。続きを待ちます。よみがえる子猫たち山うた3わかる
さいろく2022/06/3040代独身・元喪女、蘇生す。📷腐女子というだけで喪女ではないだろと思ったけど、学生時代の過去の経験などは立派に喪女。イベントすら発生フラグも立たんのが喪女だというそこのあなた、読んで精神を攻撃されましょう。 初恋、どんなだったっけねーと自分をからかう余裕も見せつつ、かくいう自分も主人公と同じく歳を重ねてしまったナァと思うのです。 主人公は某志の高い珈琲店を任された雇われ店長。 任務を遂行するためにいっぱい迷いながらも奮起していく…だがそれはあくまで仕事であって、仕事は大半の人にとっては実は人生における最大のコマではないのだ!という感じの冒頭数巻。 なかなかに熱い展開にもなるし、フィーヤンに近いんじゃないかっていう大人の女子事情もいっぱい絡んでくる、flowersってこんなだったかーって感心しつつ面白いのでおすすめです。初恋の世界西炯子2わかる
さいろく2022/06/29ネタバレMMOで理想の人生を!(not異世界)📷いやー、まさかの展開ラッシュで胸いっぱいです。 電子で自動購入してたから(こんな続くとも正直思ってなかった、ごめんなさい)やめるかどうかの判断するためにすごい久しぶりに続き読みはじめて、一気に読みましたね。 この展開もそうかそうかって感じだけど、そうだよなーっていう納得感もあるんだけどなんていうんだろう、みんな幸せでいいマンガだ。うん。 当時DQXやっててオガ子やってた頃は♀キャラ全部ネカマだと思って見てたけどそんなことなかった、というのは確かにあって(いろんなMMOでオフ会出てきたけど圧倒的に女子率が高い)「ゆうたの」コラボとかもあったのでDQXやってたあの頃を思い出しつつ読む、ぐらいのつもりだったけど想い出深いものになってました。 ゴローさんが居ないと思っておならしちゃうところから考えたらこんな未来が待ってるなんてねえ。うんうん。 どうしても今日びっくりしたとこを貼りたかったからネタバレ扱いにしたけど、ゆっくり読んでもらいたい。 エンドコンテンツのリアル置き換え、攻略本呼ばわり、あるあるすぎるんだよねーゆうべはお楽しみでしたね金田一蓮十郎1わかる
さいろく2022/06/29新撰組、こんな集団をこんな視点で描く📷新撰組、男の子は誰しも大好き幕末の話において欠かせない集団。 小説・映画はもちろん多くのマンガでも取り上げられ、それらを読んでいくうちにいつのまにか「英雄の集団」のようにも見える。 だが、悪役として名高い芹沢鴨やその取り巻きのように、史実に沿った物語はすべからく非業の死を遂げていく英雄たちを見る事になるのも幕末物語。 神格化しすぎて今ではそれですら良いもののように見えてしまうけど、そんな幕末の新撰組を題材にひょんなスパイスが加わった視点で描いているのが本作。 まだ3巻だけどここからどうなっていくのか楽しみである!青のミブロ安田剛士
さいろく2022/06/29ぐう聖📷尊さが天元突破する。 普通に見たら心配になるほど悪役顔の軍人×12歳の許嫁の姫子。 当時の許嫁制度は家庭の事情やなんやかんやで顔も見知らぬうちに決められて否応無しに夫婦になるものという印象でしたが、本作の2人は幸せそうです。 3巻出ました、よかった。煙と蜜長蔵ヒロコ1わかる
さいろく2022/06/13押切蓮介の描く刃牙的な"超"能力者バトルもの📷押切蓮介先生は自分の同世代なので好きなものや通ってきた道が似ていて、いちいち勝手に共感しながら読んできた。 「でろでろ」で初めて読んだ時の独特の絵柄と間のとり方が面白く、「ハイスコアガール」の大ヒットとSNK問題、「ミスミソウ」の他メディア化などで順調に有名になっていく先生を見ながら、好きなアイドルが売れてしまう時のような寂しい想いを勝手にしていた。 本作はどういう流れから描き始めることになったのか知らないが、「狭い世界のアイデンティティ」などを見て思っていた"ちょっと出しきれてない感"を、しっかり出し切ろうとしているのを感じる。 何故ならマンガやゲーム大好きっ子の押切先生が、設定やバトルシーンなど様々なところから好きな要素を詰め込みまくっているからである。 例えば刃牙的な描写はあからさまである。(1巻の近接戦闘シーンや、ジーニアースに対する自衛団との戦闘など) あの作品をこんなに模倣したらバレるどころではないので、明らかにわざとであろう。 そういった点から、リスペクトを込めたものであるのはよくわかる。 刃牙に限らず車田正美作品とかわかりやすいのもある。アルデバランだったり、アッパー食らった時の吹っ飛び方であったり。 これは指摘ではなく、押切蓮介が楽しんでマンガ描いてそうなのが嬉しいというだけなのであしからず。 ファンとして楽しいし、嬉しい作品である。 こういう角度で愛を表現するのもアリですね先生!と直接言いたい(盛大な勘違いかもしれないけど) まだ3巻だけど、できれば続いてほしい(ここが押切蓮介たるアレなのだが)ジーニアース押切蓮介2わかる