名無し1年以上前個人的な考えだけど、ジャンプ+で本作を読んだうえで単行本を買った人のうち、結構な割合は「作者のあとがき」を目当てに買ったのではないかと思っている。 理由はわざわざ書かなくてもなんとなく伝わる気がするが、「タツキ先生はどう思っていたんだろう」というのを知りたかったのは多分自分だけではないはず。 結論から言うとこの単行本にはあとがきは載っていなかった。 カバーの折返しに付いてくるコメントとかもなし。 なので、なんとなく「各々が感じたものを大事にしてください」みたいなことなのかなぁ…とちょっと煮え切らないながらもまぁ納得していた(そもそも作者が自分の作品にあとがきを載せる義務はない)。 …のだが、このあと刊行された『藤本タツキ短編集』の最終ページにはあとがきが載っている。それもなんと『ルックバック』についての話が。 引っ張っておいてなんだけど、何が書いてあるかはここでは書かない。作者のそのままのことばで読んでほしいし、そうすべき内容だと思うから。 でも『ルックバック』がタツキ先生にとってどういうものだったのかが真摯に書いてある…と自分は感じた。掴みどころがない普段のコメントとかツイートの印象もあって、殊更そう感じたのかもしれないけど。 内容にほんの少しだけ触れると、『ルックバック』の単行本にあとがきがなかったというか、載らなかった理由もきちんと書いてある。 自分はこの理由がすごく好きだった。 そんなわけで、まだ短編集を読んでない方はぜひ手に取ってみてほしい、という話を『ルックバック』のクチコミとして投稿した次第でした。ルックバックあとがきが無い理由は藤本タツキ短編集を読むとわかる2わかる
名無し1年以上前朝起きると同じベッドで寝ていた39歳の妻が死んでいた男がたった半年で婚活を始める話。 ある朝、妻が目を覚まさないので救急を呼ぶと「もう亡くなっているので警察の管轄」と言われ事情聴取を受け、妻の遺体は検死のためにケースに入れられ運ばれてしまう。 1人残された夫は妻の実家に電話をかけ、自分の職場と妻の職場に電話をかけ、警察に棺がいる言われたので葬儀屋に電話をかけ……。 妻が死んだ実感がないままにひたすら死の報告を何件もするところが生々しかった。そのあと当たり前みたいに「ワックスが切れてる」って妻に呼びかけちゃうところも。 1話を読んだ後に著者のインタビューを読んで、自分も配偶者を亡くした人に対して悲しみを押し付けていたかも…と気付かされ、1話の印象が少し変わりました。 ものすごく面白かったので2話も楽しみです!没イチ配偶者と死別する「没イチ」9わかる
名無し1年以上前なんかだんだん主人公が可哀想になってきた… あんな扱い受けてキレないでいられるの、相当できた人間なのではと思ってしまうなそんな家族なら捨てちゃえば?タイトルの意味がまだわからない21わかる
名無し1年以上前母親も夫と別れたいわけじゃなくて、とにかく自分の理想の人間になってほしいって思ってるだけなんじゃないの。 子どもに父親の悪口延々と聞かすの悪質すぎるそんな家族なら捨てちゃえば?タイトルの意味がまだわからない22わかる
名無し1年以上前ポンコツ初心者冒険者アルヴィンと、どう見てもやべえ魔法を使うカーラがパーティーを組む話。マジでめんどくさくてウザさが癖になる! この感じは確実にメムメムと同じ波動を感じるけど、こちらのほうが突っ込みが小気味よく軽快であっちよりウザさはまろやかで読みやすい気がする。 1話の語尾バラバラなクマとかしれっと仲間に入ってくるキノコとかモンスターがみんなしれっと喋るし常識人なの草。 https://twitter.com/tannen_h/status/1310895249368121345?s=20このヒーラー、めんどくさい新手のメムメム・・・!2わかる
野愛1年以上前若くてかっこよくて飲食店のオーナーをしている恋人と結婚するので仕事辞めます!幸せになります! と寿退社かました途端、恋人に逃げられすべてを失った女性が再び立ち上がるお話…だけど主人公のあすみにあまり同情できないのがこの作品の面白いところです。 ・結婚したら僕が全部養ってあげるからね、あとで何百万入れとくからね! という恋人の言葉を疑わず、全部自分のカードで支払い ・ほんとに大丈夫なの?1年は付き合って見極めたら?という冷静な家族の言葉を無視 ・生活費がなくなったので親友に金を貸してと泣きつく ・食費すら切り詰めなきゃいけないのにデパコスのマスカラ、高級万年筆、お洒落カフェのスコーンなどを買う うーん。やっぱり同情できないんだなあ…。 とは言え、いきなり生活水準を下げるのはとても難しいことですよね。 しかも、約束されていた幸せが全部なくなってしまったなら尚更。 まだ28歳ならすぐバイトすりゃいいじゃん、頭下げて実家帰ればいいじゃんと思うのですが、悔しさ寂しさ恥ずかしさ…いろいろな思いがあることでしょう。 読んでいて8割方イライラモヤモヤさせられるあすみですが、なんだかんだ立ち上がって強く生きようとしています。 ちょっとだけ同情して、ちょっとだけ馬鹿にして、たっぷり反面教師にしながらしっかり見守っていきたいと思います。派遣社員あすみの家計簿@comic愚かな主人公と共に成長しましょう6わかる