不思議ペン画の微エッチ純情百合SF #1巻応援不思議なゆうなぎ 大庭直仁あうしぃ@カワイイマンガ要素が多い! ……とにかく独特な点が多くて、斬新な表現を見ているはずなのに、最終的に「可愛いし、ホロっとくる!」と誰もがほっこり納得してしまう……これいいですね! ●大好き同士の女の子、ユウとナギは、ナギの体質のせいで(とユウは思っている)お互いの身に不思議なことが!どんな困難も友情力で解決する、ほんわか百合が堪能できます。 真っ直ぐに互いを求める百合尊い! ●問題が起こるたび、二人は裸が見えてしまったりするのですが、いやらしくならず、互いの秘密を共有する表現になっています。 でもちょっぴりエッチに扱われるお尻もあります。 ●均一なペン画で、幾何学的な背景やメカ的なSF表現がされる一方、背景の木や雲などは屏風絵から発想を援用したような感じか。ユウとナギの髪が版画的な表現でアクセントになっており、几帳面なタッチながら、絵のアイデアが豊かで楽しい! ●不思議事件に巻き込まれるうち、次第に行動範囲が広がり、不思議な街の秘密が二人の目の前に。これ、続刊がめっちゃ楽しみなやつだ! 石黒正数先生やつばな先生が好きな方は、たぶん好きかなぁ。 不思議世界に翻弄される二人と、少しずつ縮まる様でいて実は両想いでしょ?な二人の距離を、目から星をキラキラさせて楽しみましょう! 1巻は2月7日発売。 出たばっかりだよ!読もう! (すみません、当初 #1巻応援 のタグを入れる場所を間違えていたのですが、改めてタイトルに入れました。実は2巻で終了、しかも2巻は電子書籍のみというアナウンスがありました。非常に残念ですが、せめて2巻が売れて大庭直仁先生の応援になればと思います。本当に面白いのでみんな読んで!)あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前読むきっかけになれて嬉しいです! 筋肉、確かにちゃんと描かれてますね!しなやかで力強いプレーの表現につながっていると思います。四コマではないフォワードならではの表現です。 可愛いのに真剣な野球漫画という珍品、お楽しみください! あと、先程同じフォワードの『はるかなレシーブ』のレビューも上げました。 https://manba.co.jp/boards/61988 こちらも、珍しいビーチバレーを真剣に取り上げていて、いいスポーツ漫画になっています。併せてチェックしてみて下さい! それにしても『観音寺睡蓮の苦悩』良い百合の予感がします。久々にフォワード、買ってみようかな…球詠魔球も、百合も、あるんだよ。3わかる二人の絆が、ボールを繋ぐよ!はるかなレシーブ 如意自在あうしぃ@カワイイマンガとかくマスコミやカメラ小僧の下衆な視線に晒されがちな、ビーチバレーという競技。本当はこんなにも魅せるスポーツなのかと、本作を読むと驚かされる。 沖縄の青い空、白い砂浜。 そこを躍動する若い身体! 柔らかい砂地のおかげで、ハードに転がれる特性を活かして、とにかく女子高生達のプレイが伸びやかで、大胆だ。 様々なアングルで、プレイの迫力と勢いを描き、試合をグイグイと読ませる。線が細い事を除けば、マガジン等で連載でもおかしくない、勢いのある表現だ。 一方で、例えば試合用の水着を買うのに、機能性も重要だけど可愛さも大事だよね、という感覚はスポ根的感覚を和らげてくれる。 一度は挫折したかなたの復帰を、元気に後押しするはるかと、それに応えるかなた。二人の息の合ったプレイと、醸成される信頼関係に胸が熱くなる。見ているこちらが照れ臭い二人のやり取りは、明るく真っ直ぐなロマンシス。 (ロマンシス=女子の強固な友情、恋愛に見える程の親しい関係。日本人による造語) 戦略的な部分もかなり緻密で、ビーチバレーの面白さに溢れているこの作品。見開きがド迫力なので、大きめのタブレットで見ると最高!魔球も、百合も、あるんだよ。球詠 マウンテンプクイチあうしぃ@カワイイマンガカラーボール野球で「魔球」を開発した二人の少女。別々のチームで、一人は投手として硬球で魔球を完成させ、もう一人は捕手として全国レベルの実力をつける。 二人は高校で再び出会う。不祥事で廃れた野球部に十人の仲間が集った時、一人が言う。 「一緒に全国を目指して欲しい」 ……可愛い女子高生達が主役の、この「きらら系」作品だが、野球漫画としてかなり力が入っている。本気だ。 個性的なチームメイトも対戦相手にも、設定が沢山あり面白い。 例えば主人公の「魔球」は、ストレートと同じ球速で大きく縦に割れるカーブっぽい球。鋭い変化の割に球速が落ちない魔球で、県内の強豪校と渡り合う。 他にも人のプレイのコピーが上手い選手のトリッキーな作戦や、試合自体をクイックに進める相手に翻弄されるなど、実際に出来るかどうかのギリギリの発想が楽しい。 水島新司先生のロマンもある一方、試合の緻密な駆け引き・戦略などは『おおきく振りかぶって』を思わせる。更に洗練されたプレイを大胆に魅せる絵で『ダイヤのA』のように興奮させる。 様々な野球漫画の楽しみを「女子」で魅せてくれる、贅沢な作品。バッテリーや上級生のロマンシスや、進行形の百合的関係性も生まれ、これからが楽しみ。(ロマンシス=女子の強固な友情、バディ関係。恋愛に近い程の親しい関係。日本人による造語) 大会序盤、早速優勝候補に挑む彼女達。ジャイアントキリングなるか!?あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『優』をフォローをしましたよく分からない物語に触感を。そらトびタマシイ 五十嵐大介あうしぃ@カワイイマンガ或る時、何物かに魅入られる。 彼らは逸脱した所に誘い込む。気味の悪い触感を伴って。 土や砂、羽毛、目玉、祟り、経血や性交……生々しい触感が纏わり付きながら、自分で進んでいるようで結局大きな物に逆らえない、そういう神話や不思議語りが幾つか、語られる。 物語の終局も、常に大きな物、よく分からない意思や現象に支配されている為、結局人間の言葉では、「よく分かりませんでした」と言うしかない終わり方を、しばしば迎える。 そして残された人間の喜怒哀楽とは全く関係無く、異形が彷徨い、画面は途絶える。 手触りばかりがリアルで恐ろしい「よく分からない」神話や説話。それは、心地良いばかりではない豊かな感情を、一言では言えない複雑な感慨を与えてくれる。 そういう感情を受け入れるか否かは、その人の生きる態度そのもののような気がする。現代幻想譚は「オチ」を拒否するはなしっぱなし 五十嵐大介あうしぃ@カワイイマンガ例えば友人と話していて、とりとめのない話をしてしまうと、「オチがない」と叱られる。何故、彼は怒るのか。それは、辻褄のあった、納得出来る結末に安心したいからだろう。 では、彼に怪談をするとしたら? 怖い体験談に「オチ」をつけようと語り続けるうち、ふと口をつぐむ時が、恐らく来る。見えなくなった者達、常識の埒外にいる者達を、語り続ける事は出来ないからだ。 「え、結局なんなの……?」 「よく分からないんだ……」 というやり取りに至り、はじめて相手は、ヤバい事を聞いていると気付き、ゾッとする。 「現代の」民話集と言える『はなしっぱなし』。幻想的な物語は、根源的な理解の及ばなさに終始する。不可思議で恐ろしい出来事が、異形の存在が、微細で遠大な世界観が、語られるままに描かれ、「はなしっぱなし」のまま、オチなく放り出される。 脈絡などない。語り手は豊かで生々しい体験だけを語ると、そこから先は踏み込めない、と急に口を閉ざす。 そうして語られる現代の幻想譚には、ペンのストロークを緻密に重ねる絵の美しさと相まって、まるで見世物小屋のような恐ろしさと、妖しい魅力、そして妙な懐かしさがある。嵌る人は本当に癖になってしまう、珠玉の不思議世界。 理解するのではなく、画面をそのまま味わいたい。あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前4巻読みました。 楽しい! とにかく色んな事にチャレンジし続けるので、見ていて飽きない。釣り、スポーツカー、そして乗馬……蘊蓄と共に、美しい絵で魅せてくれます。 そしてご飯が、前巻比130%で旨そう!豪華になっとる! カキフライ! カッテージチーズのスイーツ! そして三女・リン待望の……! 三姉妹の長女・ツムギは家族の為という使命感がありながら、頭でっかちでやや不器用。次女・モモが何でも器用にこなすのを見て焦ってしまうけれど、いざって時はやってくれます。 そんなツムギにかかってきた、相手先不明の電話。モモの過去の傷を気遣いながら、みんなで新たな冒険に出る時が来るようです。 以前より遥かにレベルアップした家族の、単純に心ときめく探検の、5巻が今から楽しみです!ゆるさば。退行世界の絶景&美食満喫家族!あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『羅川真里茂』をフォローをしました麦の伝説と生命の尊厳シュナの旅 宮崎駿あうしぃ@カワイイマンガ国家の礎である、主食の「麦」をもたらした王家の冒険譚なのだが、その語り出しは奇妙だ。 「昔話のような、未来の話のような……」と語られる物語は、確かに読み進めていっても、いつの話だか判然としないのだ。 この物語世界には、主人公シュナの国にも彼の旅路にも、豊かな場所が出てこない。一番賑わっている奴隷市場も、建物が朽ちている。一方、崖の向こうの神人の国は、途絶えたはずの生物・不自然に豊かな農地・人造人間・空飛ぶ月と、極端なオーバーテクノロジーが見て取れる。 高度な文明を独占する神のような存在は、例えば『風の谷のナウシカ』でも描かれているが、そこではそれは、正義かどうかに関わらず、高慢な存在とナウシカに喝破されている。 『シュナの旅』の主人公シュナは、ナウシカほど強くはない。しかし彼は苦しい旅の末に、奴隷の身分から救った少女テアと共に、人間の生きる糧と尊厳を取り戻してゆく。 人間の生命力と勇気がテクノロジーを乗り越える希望と、それを支える愛……『シュナの旅』とは、非人道的なテクノロジーへの警告と生命への敬意を力強く表明する、「未来」への寓話なのである。 宮崎駿先生の優しい色調のカラー漫画として、文庫サイズで手軽に楽しめる一冊でもある。 (2021.8.22改稿:ちょっとネタバレがあったので、一部削除と変更を加えました)あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『西炯子』をフォローをしましたあうしぃ@カワイイマンガ1年以上前このマニ族の僧正の意思が、後々ナウシカやユパ達を救うのが胸アツですよね! そしてナウシカは敵対する全てを繋ぐ存在となっていくわけです。このスケールの大きさと重さは、漫画版でしか味わえないですよね!風の谷のナウシカ黄昏の世界の生命賛歌1わかる « First ‹ Prev … 148 149 150 151 152 153 154 155 156 … Next › Last » もっとみる
不思議ペン画の微エッチ純情百合SF #1巻応援不思議なゆうなぎ 大庭直仁あうしぃ@カワイイマンガ要素が多い! ……とにかく独特な点が多くて、斬新な表現を見ているはずなのに、最終的に「可愛いし、ホロっとくる!」と誰もがほっこり納得してしまう……これいいですね! ●大好き同士の女の子、ユウとナギは、ナギの体質のせいで(とユウは思っている)お互いの身に不思議なことが!どんな困難も友情力で解決する、ほんわか百合が堪能できます。 真っ直ぐに互いを求める百合尊い! ●問題が起こるたび、二人は裸が見えてしまったりするのですが、いやらしくならず、互いの秘密を共有する表現になっています。 でもちょっぴりエッチに扱われるお尻もあります。 ●均一なペン画で、幾何学的な背景やメカ的なSF表現がされる一方、背景の木や雲などは屏風絵から発想を援用したような感じか。ユウとナギの髪が版画的な表現でアクセントになっており、几帳面なタッチながら、絵のアイデアが豊かで楽しい! ●不思議事件に巻き込まれるうち、次第に行動範囲が広がり、不思議な街の秘密が二人の目の前に。これ、続刊がめっちゃ楽しみなやつだ! 石黒正数先生やつばな先生が好きな方は、たぶん好きかなぁ。 不思議世界に翻弄される二人と、少しずつ縮まる様でいて実は両想いでしょ?な二人の距離を、目から星をキラキラさせて楽しみましょう! 1巻は2月7日発売。 出たばっかりだよ!読もう! (すみません、当初 #1巻応援 のタグを入れる場所を間違えていたのですが、改めてタイトルに入れました。実は2巻で終了、しかも2巻は電子書籍のみというアナウンスがありました。非常に残念ですが、せめて2巻が売れて大庭直仁先生の応援になればと思います。本当に面白いのでみんな読んで!)あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前読むきっかけになれて嬉しいです! 筋肉、確かにちゃんと描かれてますね!しなやかで力強いプレーの表現につながっていると思います。四コマではないフォワードならではの表現です。 可愛いのに真剣な野球漫画という珍品、お楽しみください! あと、先程同じフォワードの『はるかなレシーブ』のレビューも上げました。 https://manba.co.jp/boards/61988 こちらも、珍しいビーチバレーを真剣に取り上げていて、いいスポーツ漫画になっています。併せてチェックしてみて下さい! それにしても『観音寺睡蓮の苦悩』良い百合の予感がします。久々にフォワード、買ってみようかな…球詠魔球も、百合も、あるんだよ。3わかる二人の絆が、ボールを繋ぐよ!はるかなレシーブ 如意自在あうしぃ@カワイイマンガとかくマスコミやカメラ小僧の下衆な視線に晒されがちな、ビーチバレーという競技。本当はこんなにも魅せるスポーツなのかと、本作を読むと驚かされる。 沖縄の青い空、白い砂浜。 そこを躍動する若い身体! 柔らかい砂地のおかげで、ハードに転がれる特性を活かして、とにかく女子高生達のプレイが伸びやかで、大胆だ。 様々なアングルで、プレイの迫力と勢いを描き、試合をグイグイと読ませる。線が細い事を除けば、マガジン等で連載でもおかしくない、勢いのある表現だ。 一方で、例えば試合用の水着を買うのに、機能性も重要だけど可愛さも大事だよね、という感覚はスポ根的感覚を和らげてくれる。 一度は挫折したかなたの復帰を、元気に後押しするはるかと、それに応えるかなた。二人の息の合ったプレイと、醸成される信頼関係に胸が熱くなる。見ているこちらが照れ臭い二人のやり取りは、明るく真っ直ぐなロマンシス。 (ロマンシス=女子の強固な友情、恋愛に見える程の親しい関係。日本人による造語) 戦略的な部分もかなり緻密で、ビーチバレーの面白さに溢れているこの作品。見開きがド迫力なので、大きめのタブレットで見ると最高!魔球も、百合も、あるんだよ。球詠 マウンテンプクイチあうしぃ@カワイイマンガカラーボール野球で「魔球」を開発した二人の少女。別々のチームで、一人は投手として硬球で魔球を完成させ、もう一人は捕手として全国レベルの実力をつける。 二人は高校で再び出会う。不祥事で廃れた野球部に十人の仲間が集った時、一人が言う。 「一緒に全国を目指して欲しい」 ……可愛い女子高生達が主役の、この「きらら系」作品だが、野球漫画としてかなり力が入っている。本気だ。 個性的なチームメイトも対戦相手にも、設定が沢山あり面白い。 例えば主人公の「魔球」は、ストレートと同じ球速で大きく縦に割れるカーブっぽい球。鋭い変化の割に球速が落ちない魔球で、県内の強豪校と渡り合う。 他にも人のプレイのコピーが上手い選手のトリッキーな作戦や、試合自体をクイックに進める相手に翻弄されるなど、実際に出来るかどうかのギリギリの発想が楽しい。 水島新司先生のロマンもある一方、試合の緻密な駆け引き・戦略などは『おおきく振りかぶって』を思わせる。更に洗練されたプレイを大胆に魅せる絵で『ダイヤのA』のように興奮させる。 様々な野球漫画の楽しみを「女子」で魅せてくれる、贅沢な作品。バッテリーや上級生のロマンシスや、進行形の百合的関係性も生まれ、これからが楽しみ。(ロマンシス=女子の強固な友情、バディ関係。恋愛に近い程の親しい関係。日本人による造語) 大会序盤、早速優勝候補に挑む彼女達。ジャイアントキリングなるか!?あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『優』をフォローをしましたよく分からない物語に触感を。そらトびタマシイ 五十嵐大介あうしぃ@カワイイマンガ或る時、何物かに魅入られる。 彼らは逸脱した所に誘い込む。気味の悪い触感を伴って。 土や砂、羽毛、目玉、祟り、経血や性交……生々しい触感が纏わり付きながら、自分で進んでいるようで結局大きな物に逆らえない、そういう神話や不思議語りが幾つか、語られる。 物語の終局も、常に大きな物、よく分からない意思や現象に支配されている為、結局人間の言葉では、「よく分かりませんでした」と言うしかない終わり方を、しばしば迎える。 そして残された人間の喜怒哀楽とは全く関係無く、異形が彷徨い、画面は途絶える。 手触りばかりがリアルで恐ろしい「よく分からない」神話や説話。それは、心地良いばかりではない豊かな感情を、一言では言えない複雑な感慨を与えてくれる。 そういう感情を受け入れるか否かは、その人の生きる態度そのもののような気がする。現代幻想譚は「オチ」を拒否するはなしっぱなし 五十嵐大介あうしぃ@カワイイマンガ例えば友人と話していて、とりとめのない話をしてしまうと、「オチがない」と叱られる。何故、彼は怒るのか。それは、辻褄のあった、納得出来る結末に安心したいからだろう。 では、彼に怪談をするとしたら? 怖い体験談に「オチ」をつけようと語り続けるうち、ふと口をつぐむ時が、恐らく来る。見えなくなった者達、常識の埒外にいる者達を、語り続ける事は出来ないからだ。 「え、結局なんなの……?」 「よく分からないんだ……」 というやり取りに至り、はじめて相手は、ヤバい事を聞いていると気付き、ゾッとする。 「現代の」民話集と言える『はなしっぱなし』。幻想的な物語は、根源的な理解の及ばなさに終始する。不可思議で恐ろしい出来事が、異形の存在が、微細で遠大な世界観が、語られるままに描かれ、「はなしっぱなし」のまま、オチなく放り出される。 脈絡などない。語り手は豊かで生々しい体験だけを語ると、そこから先は踏み込めない、と急に口を閉ざす。 そうして語られる現代の幻想譚には、ペンのストロークを緻密に重ねる絵の美しさと相まって、まるで見世物小屋のような恐ろしさと、妖しい魅力、そして妙な懐かしさがある。嵌る人は本当に癖になってしまう、珠玉の不思議世界。 理解するのではなく、画面をそのまま味わいたい。あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前4巻読みました。 楽しい! とにかく色んな事にチャレンジし続けるので、見ていて飽きない。釣り、スポーツカー、そして乗馬……蘊蓄と共に、美しい絵で魅せてくれます。 そしてご飯が、前巻比130%で旨そう!豪華になっとる! カキフライ! カッテージチーズのスイーツ! そして三女・リン待望の……! 三姉妹の長女・ツムギは家族の為という使命感がありながら、頭でっかちでやや不器用。次女・モモが何でも器用にこなすのを見て焦ってしまうけれど、いざって時はやってくれます。 そんなツムギにかかってきた、相手先不明の電話。モモの過去の傷を気遣いながら、みんなで新たな冒険に出る時が来るようです。 以前より遥かにレベルアップした家族の、単純に心ときめく探検の、5巻が今から楽しみです!ゆるさば。退行世界の絶景&美食満喫家族!あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『羅川真里茂』をフォローをしました麦の伝説と生命の尊厳シュナの旅 宮崎駿あうしぃ@カワイイマンガ国家の礎である、主食の「麦」をもたらした王家の冒険譚なのだが、その語り出しは奇妙だ。 「昔話のような、未来の話のような……」と語られる物語は、確かに読み進めていっても、いつの話だか判然としないのだ。 この物語世界には、主人公シュナの国にも彼の旅路にも、豊かな場所が出てこない。一番賑わっている奴隷市場も、建物が朽ちている。一方、崖の向こうの神人の国は、途絶えたはずの生物・不自然に豊かな農地・人造人間・空飛ぶ月と、極端なオーバーテクノロジーが見て取れる。 高度な文明を独占する神のような存在は、例えば『風の谷のナウシカ』でも描かれているが、そこではそれは、正義かどうかに関わらず、高慢な存在とナウシカに喝破されている。 『シュナの旅』の主人公シュナは、ナウシカほど強くはない。しかし彼は苦しい旅の末に、奴隷の身分から救った少女テアと共に、人間の生きる糧と尊厳を取り戻してゆく。 人間の生命力と勇気がテクノロジーを乗り越える希望と、それを支える愛……『シュナの旅』とは、非人道的なテクノロジーへの警告と生命への敬意を力強く表明する、「未来」への寓話なのである。 宮崎駿先生の優しい色調のカラー漫画として、文庫サイズで手軽に楽しめる一冊でもある。 (2021.8.22改稿:ちょっとネタバレがあったので、一部削除と変更を加えました)あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『西炯子』をフォローをしましたあうしぃ@カワイイマンガ1年以上前このマニ族の僧正の意思が、後々ナウシカやユパ達を救うのが胸アツですよね! そしてナウシカは敵対する全てを繋ぐ存在となっていくわけです。このスケールの大きさと重さは、漫画版でしか味わえないですよね!風の谷のナウシカ黄昏の世界の生命賛歌1わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前読むきっかけになれて嬉しいです! 筋肉、確かにちゃんと描かれてますね!しなやかで力強いプレーの表現につながっていると思います。四コマではないフォワードならではの表現です。 可愛いのに真剣な野球漫画という珍品、お楽しみください! あと、先程同じフォワードの『はるかなレシーブ』のレビューも上げました。 https://manba.co.jp/boards/61988 こちらも、珍しいビーチバレーを真剣に取り上げていて、いいスポーツ漫画になっています。併せてチェックしてみて下さい! それにしても『観音寺睡蓮の苦悩』良い百合の予感がします。久々にフォワード、買ってみようかな…球詠魔球も、百合も、あるんだよ。3わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前4巻読みました。 楽しい! とにかく色んな事にチャレンジし続けるので、見ていて飽きない。釣り、スポーツカー、そして乗馬……蘊蓄と共に、美しい絵で魅せてくれます。 そしてご飯が、前巻比130%で旨そう!豪華になっとる! カキフライ! カッテージチーズのスイーツ! そして三女・リン待望の……! 三姉妹の長女・ツムギは家族の為という使命感がありながら、頭でっかちでやや不器用。次女・モモが何でも器用にこなすのを見て焦ってしまうけれど、いざって時はやってくれます。 そんなツムギにかかってきた、相手先不明の電話。モモの過去の傷を気遣いながら、みんなで新たな冒険に出る時が来るようです。 以前より遥かにレベルアップした家族の、単純に心ときめく探検の、5巻が今から楽しみです!ゆるさば。退行世界の絶景&美食満喫家族!
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前このマニ族の僧正の意思が、後々ナウシカやユパ達を救うのが胸アツですよね! そしてナウシカは敵対する全てを繋ぐ存在となっていくわけです。このスケールの大きさと重さは、漫画版でしか味わえないですよね!風の谷のナウシカ黄昏の世界の生命賛歌1わかる
要素が多い! ……とにかく独特な点が多くて、斬新な表現を見ているはずなのに、最終的に「可愛いし、ホロっとくる!」と誰もがほっこり納得してしまう……これいいですね! ●大好き同士の女の子、ユウとナギは、ナギの体質のせいで(とユウは思っている)お互いの身に不思議なことが!どんな困難も友情力で解決する、ほんわか百合が堪能できます。 真っ直ぐに互いを求める百合尊い! ●問題が起こるたび、二人は裸が見えてしまったりするのですが、いやらしくならず、互いの秘密を共有する表現になっています。 でもちょっぴりエッチに扱われるお尻もあります。 ●均一なペン画で、幾何学的な背景やメカ的なSF表現がされる一方、背景の木や雲などは屏風絵から発想を援用したような感じか。ユウとナギの髪が版画的な表現でアクセントになっており、几帳面なタッチながら、絵のアイデアが豊かで楽しい! ●不思議事件に巻き込まれるうち、次第に行動範囲が広がり、不思議な街の秘密が二人の目の前に。これ、続刊がめっちゃ楽しみなやつだ! 石黒正数先生やつばな先生が好きな方は、たぶん好きかなぁ。 不思議世界に翻弄される二人と、少しずつ縮まる様でいて実は両想いでしょ?な二人の距離を、目から星をキラキラさせて楽しみましょう! 1巻は2月7日発売。 出たばっかりだよ!読もう! (すみません、当初 #1巻応援 のタグを入れる場所を間違えていたのですが、改めてタイトルに入れました。実は2巻で終了、しかも2巻は電子書籍のみというアナウンスがありました。非常に残念ですが、せめて2巻が売れて大庭直仁先生の応援になればと思います。本当に面白いのでみんな読んで!)