アフリカ象とインド象約1ヶ月前『遠浅の部屋』を読みたいにしました。遠浅の部屋大橋裕之清々しいヘドロ宝石の国 市川春子starstarstarstarstarアフリカ象とインド象美しい絵、宝石というモチーフ、シンプルな台詞運び。 そんなものはこの作品の表層でしかなく、物語の根底にあるのはもっと重くどろどろした思想と哲学、そして人間の業の深さである。 しかしそれらのテーマを美しい表現力で覆い隠すことで、 禍々しい毒風呂に浸かっているはずなのに 心は洗われ澄んでいるような、奇妙な気持ちになります。それが素敵。 ともかく一つの漫画の完成度として素晴らしいです。 あと個人的にですが、この漫画の雰囲気は新品の真っ白い紙で読んでこそ真価を発揮すると思います。 20年後とかに古本で読もうと思ってもブックオフには既に黄ばみきって透明感を失った悲しい本しか残らないでしょう、 なので今のうちに買って読みましょう。新鮮なうちに。あったけぇマグマ風呂、ありますこれ描いて死ね とよ田みのるアフリカ象とインド象漫画を愛するすべての者に捧げられた漫画。 あったけ〜世界観の下地にある作者の「死ね感」、そして漫画への重すぎる愛がひしひしと伝わってきて素晴らしい。 確固たる「死ね」を感じます。タイトルに偽りなし。 決して軽い気持ちでつけた題名じゃないです。 作者は本当に「死ね」と思っている。「殺す」とも。 漫画好きなら楽しめる作品だと思います。俺は泣いた。アフリカ象とインド象約1ヶ月前『山田くんと佐藤さん』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。山田くんと佐藤さん松苗あけみカス。だがそれがいい山田くんと佐藤さん 松苗あけみstarstarstarstarstarアフリカ象とインド象松苗あけみの良さってキャラの良さだと思う。 今作の話自体は学校のアイドル的なクールイケ男子1人を女の子2人が取り合う、 少女漫画としてはよくありそうな展開である。 だけどそこに関わるキャラの性格。。。 これが他の作品にはなかなか無い絶妙なラインを攻めていて味を醸している。 本作のメインキャラであり、 ヒロイン2人の恋心を一身に受ける山田くん。 こいつがカスである。 プレゼントを焼却炉に投げ込み、他人に無関心、デートは途中で帰る。 興味がない女子にも思わせぶりな態度をとるが、 興味がないから冷たい態度をとって女子を泣かす。 深いこと考えてそうで浅い男。 それが山田。 でもそんな浮世離れした、 飄々とした雰囲気がなぜかたまらなく魅力的に見え、 乙女心に火をつけるのだ。 雨の中猫に餌をやる男子♡ みたいなギャップ萌えがテンプレ化していた時代、 こういう純粋なカスを主人公に据えたことは、 作者の当時の少女漫画界に対する反抗でもあったのではないだろうか。 あとヒロインも他の女の子もかわいいし普通に話が面白い。永久保存です。アフリカ象とインド象約1ヶ月前『武蔵野』を読みたいにしました。武蔵野斎藤潤一郎アフリカ象とインド象約1ヶ月前『太郎は水になりたかった』を読みたいにしました。太郎は水になりたかった大橋裕之アフリカ象とインド象約1ヶ月前『狭い世界のアイデンティティー』を読みたいにしました。狭い世界のアイデンティティー押切蓮介エビスさんの本性私はバカになりたい 蛭子能収starstarstarstarstarアフリカ象とインド象ものすごくわかりやすく性格が悪い。暗い。暗すぎる。 同級生にこんな漫画描いてる奴がいても絶対に友達はできない。 でも読みやすいのはなぜかというと、 ただ暗いだけじゃなく、あっけらかんとしてるからだと思う。 創作の根元がどんなに暗くても、そこに社会性やメッセージ性なんてものはない。社会に物申す気などない。なぜなら他人に興味がないから。 あくまでギャグであり、馬鹿やってるだけなのだ。 そこが蛭子漫画の魅力だと思う。 社会に絶望して孤独を悲しむのではなく、 社会に絶望したが故に全員馬鹿にしてやる、みたいな。 卑屈なのに上から目線。何重にもひねくれた人間。それが蛭子さん。 バス旅観てるじいちゃんばあちゃんは蛭子さんの胸の中の(しかも割と浅いところにある)ドロッドロの本性を知っているのだろうか。 バス旅で蛭子さんのファンを集めて漫画を読ませて何人残るかふるいにかける特番やってくれ。アフリカ象とインド象約1ヶ月前『私はバカになりたい』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。私はバカになりたい蛭子能収アフリカ象とインド象約1ヶ月前『るきさん』を読んだにしました。るきさん高野文子アフリカ象とインド象約1ヶ月前『るきさん』のお気に入り度をstarstarstarstarstar_borderにしました。るきさん高野文子 « First ‹ Prev … 3 4 5 6 7 8 9 Next › Last » もっとみる
アフリカ象とインド象約1ヶ月前『遠浅の部屋』を読みたいにしました。遠浅の部屋大橋裕之清々しいヘドロ宝石の国 市川春子starstarstarstarstarアフリカ象とインド象美しい絵、宝石というモチーフ、シンプルな台詞運び。 そんなものはこの作品の表層でしかなく、物語の根底にあるのはもっと重くどろどろした思想と哲学、そして人間の業の深さである。 しかしそれらのテーマを美しい表現力で覆い隠すことで、 禍々しい毒風呂に浸かっているはずなのに 心は洗われ澄んでいるような、奇妙な気持ちになります。それが素敵。 ともかく一つの漫画の完成度として素晴らしいです。 あと個人的にですが、この漫画の雰囲気は新品の真っ白い紙で読んでこそ真価を発揮すると思います。 20年後とかに古本で読もうと思ってもブックオフには既に黄ばみきって透明感を失った悲しい本しか残らないでしょう、 なので今のうちに買って読みましょう。新鮮なうちに。あったけぇマグマ風呂、ありますこれ描いて死ね とよ田みのるアフリカ象とインド象漫画を愛するすべての者に捧げられた漫画。 あったけ〜世界観の下地にある作者の「死ね感」、そして漫画への重すぎる愛がひしひしと伝わってきて素晴らしい。 確固たる「死ね」を感じます。タイトルに偽りなし。 決して軽い気持ちでつけた題名じゃないです。 作者は本当に「死ね」と思っている。「殺す」とも。 漫画好きなら楽しめる作品だと思います。俺は泣いた。アフリカ象とインド象約1ヶ月前『山田くんと佐藤さん』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。山田くんと佐藤さん松苗あけみカス。だがそれがいい山田くんと佐藤さん 松苗あけみstarstarstarstarstarアフリカ象とインド象松苗あけみの良さってキャラの良さだと思う。 今作の話自体は学校のアイドル的なクールイケ男子1人を女の子2人が取り合う、 少女漫画としてはよくありそうな展開である。 だけどそこに関わるキャラの性格。。。 これが他の作品にはなかなか無い絶妙なラインを攻めていて味を醸している。 本作のメインキャラであり、 ヒロイン2人の恋心を一身に受ける山田くん。 こいつがカスである。 プレゼントを焼却炉に投げ込み、他人に無関心、デートは途中で帰る。 興味がない女子にも思わせぶりな態度をとるが、 興味がないから冷たい態度をとって女子を泣かす。 深いこと考えてそうで浅い男。 それが山田。 でもそんな浮世離れした、 飄々とした雰囲気がなぜかたまらなく魅力的に見え、 乙女心に火をつけるのだ。 雨の中猫に餌をやる男子♡ みたいなギャップ萌えがテンプレ化していた時代、 こういう純粋なカスを主人公に据えたことは、 作者の当時の少女漫画界に対する反抗でもあったのではないだろうか。 あとヒロインも他の女の子もかわいいし普通に話が面白い。永久保存です。アフリカ象とインド象約1ヶ月前『武蔵野』を読みたいにしました。武蔵野斎藤潤一郎アフリカ象とインド象約1ヶ月前『太郎は水になりたかった』を読みたいにしました。太郎は水になりたかった大橋裕之アフリカ象とインド象約1ヶ月前『狭い世界のアイデンティティー』を読みたいにしました。狭い世界のアイデンティティー押切蓮介エビスさんの本性私はバカになりたい 蛭子能収starstarstarstarstarアフリカ象とインド象ものすごくわかりやすく性格が悪い。暗い。暗すぎる。 同級生にこんな漫画描いてる奴がいても絶対に友達はできない。 でも読みやすいのはなぜかというと、 ただ暗いだけじゃなく、あっけらかんとしてるからだと思う。 創作の根元がどんなに暗くても、そこに社会性やメッセージ性なんてものはない。社会に物申す気などない。なぜなら他人に興味がないから。 あくまでギャグであり、馬鹿やってるだけなのだ。 そこが蛭子漫画の魅力だと思う。 社会に絶望して孤独を悲しむのではなく、 社会に絶望したが故に全員馬鹿にしてやる、みたいな。 卑屈なのに上から目線。何重にもひねくれた人間。それが蛭子さん。 バス旅観てるじいちゃんばあちゃんは蛭子さんの胸の中の(しかも割と浅いところにある)ドロッドロの本性を知っているのだろうか。 バス旅で蛭子さんのファンを集めて漫画を読ませて何人残るかふるいにかける特番やってくれ。アフリカ象とインド象約1ヶ月前『私はバカになりたい』のお気に入り度をstarstarstarstarstarにしました。私はバカになりたい蛭子能収アフリカ象とインド象約1ヶ月前『るきさん』を読んだにしました。るきさん高野文子アフリカ象とインド象約1ヶ月前『るきさん』のお気に入り度をstarstarstarstarstar_borderにしました。るきさん高野文子
美しい絵、宝石というモチーフ、シンプルな台詞運び。 そんなものはこの作品の表層でしかなく、物語の根底にあるのはもっと重くどろどろした思想と哲学、そして人間の業の深さである。 しかしそれらのテーマを美しい表現力で覆い隠すことで、 禍々しい毒風呂に浸かっているはずなのに 心は洗われ澄んでいるような、奇妙な気持ちになります。それが素敵。 ともかく一つの漫画の完成度として素晴らしいです。 あと個人的にですが、この漫画の雰囲気は新品の真っ白い紙で読んでこそ真価を発揮すると思います。 20年後とかに古本で読もうと思ってもブックオフには既に黄ばみきって透明感を失った悲しい本しか残らないでしょう、 なので今のうちに買って読みましょう。新鮮なうちに。