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世の中のさまざまな女性たちのドラマチックな生きざまをお届けする社会派<ヒューマン>コミック誌『ストーリーな女たち』第24弾。Vol.24の特集は「大人に弄ばれる子供たち」。大人の欲望に振り回される子供たち。そんな子供たちが苦難を超えていく姿を描きます。巻頭作品は「サクラ色の傷痕」(まんが/かわちゆかり)。このほか「新・児童養護施設の子どもたち~消えない傷痕~」(まんが/榎本由美)、「母を乞う人~幸せのJUMON~」(まんが/庭りか)など特集テーマを描いた作品が続きます。人気作品満載の『ストーリーな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
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明治後期、瀬戸内海で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高値で女衒に売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが、初めて客を取らされた夜、絶望し、自殺しようとしたところを大地主の青年・公三郎に助けられる。その後、チヌは大店「東陽楼」で働くことになる。東陽楼の女たちは、チヌが公三郎に気に入られていることに嫉妬し、彼女を追い出そうと目論むが、仲間を思うチヌの心意気や仕事への気概を認め、受け入れるのだった。ある日、タカという女が見世を訪れ「東陽楼を買う」と申し出るが……。