あらすじ中学1年生の澤飯光は、父と妹の3人暮らし。料理担当の光は、家族の食卓を支えている。最近は、友人達も光のごはんを目当てに遊びに来るようになって…。中学生男子のクッキング・コメディ、新装版! Menu:大根はちみつ、肉じゃがマッシュの肉巻きソテー、缶詰赤貝のおろし和え、グリーンピースのポタージュ、ビスケットケーキ、たこ焼き茶わん蒸し、野菜まぐろ丼 ほか
澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。を読んだからにはこちらもと思い読んでみました。 なんでも作れて料理の楽しさに目覚めた光くんにも初心者の時代がありました。当たり前のことだけど、最初から完璧な人なんていないんですよね。 料理上手なお母さんが亡くなって、食生活がおろそかになっていくのをなんとかしないと!と中学生の光くんが奮闘します。なんていい子。 なんで自分ばっかり料理作らなきゃいけないんだ!と家を飛び出した回は切なくなりました。その後戻ってきてカレー食べて、自分の気持ちを整理する光くんはやっぱりいい子です。 毎日ご飯作るのめんどくさいなという人にぜひ読んでみてほしい。毎日ご飯作ってもらってる人にも読んでほしい。 ささやかな作業の積み重ねで日常が成り立っていること、今日食べたご飯が明日の自分を生かしてくれていること。光くんの姿を見て、様々な気づきを得られるはず。