文中の本筋から外れますが、ステレオタイプなぽっちゃりが描かれている例として挙げられている「ぽちゃまに」に関しては主人公の妹二人は同じぽっちゃりでも紬とは全然違った性格をしているし、又途中から登場する後輩のぽっちゃり女子(途中で痩せる)は相撲が好きなど活発な性格として描かれています。
そもそもで主人公は真逆の体型のモデル系の友人キャラもとても優しい性格なので「この体型だから優しい」みたいな読み方をする方がむしろナンセンスだと思います。
又、主人公に関しても食べるの好き、母性的な性格は確かにそうですし、一見誤解するかもしれないですが、内面に関しては巻を経るごとに決してそれだけではない別の面も丁寧に描かれています。
彼氏に関してもある意味そういった好みも個性として描いているのが多様性を重視する趣旨の一環なのでは。後、主人公カップルは実際周囲の人間からその性癖や体型故に偏見の目で見られている設定なのですが、それに負けずに明るく生きようというメッセージもしっかり描かれていました。
haraさんがこの作品に関して批判をしているのかは分かりませんし、確かに自分もステレオタイプな描き方をしていたり、酷いと描き手自身が本当にぽっちゃりを偏見で見下しているような感じが透けて見える作品も実際に見たことがあるのである程度は同意なのですが、記事内の「ぽちゃまに」への引用内容に関しては違和感があったので反論させていただきました。
この作品、当時は題材のせいで悪目立ちして5chの花とゆめスレでは非難轟々の嵐だったんですけどね…
「デブのままで愛されようだなんて、それに彼氏がデブ専とかキモい、こんなの少女漫画とは呼びたくもない」とか。
後ボディポジティブ的な内容が人によっては理解し難いのか「ぽっちゃりじゃなくてデブって言えよ!」「この漫画が花とゆめにあるせいで自分達まで痩せること諦めていると思われる」とか話の趣旨と全然関係ないズレた反応ばかりでええ..って感じでしたね。
後当時は記事にあるラファーファ発の「マシュマロ女子」って言葉がネット上で馬鹿にされていた時期だったのでこの作品も一緒くたにされて叩かれまくっていた記憶があります。
後ドラマの「コンフィデンスマンJP」で「スリムな女性ほど真に誇り高い、デブな女とか性格も見た目も全て醜い存在、そんなのがいいとか欺瞞」ってこの漫画やla farfaみたいなのを叩いている(又は前述のこれらの媒体に反感持っている日本人の意見を代弁している?)ような話があったので、残念ながらぽっちゃりな女性に偏見を持っている、馬鹿にして当たり前!って価値観のクズが日本には多いんですよね。
だから作者も最終巻で「紬は物語の主人公にはなり辛い女の子」と発言しているのかと…
時代が早すぎた漫画だったのかもしれません。
ただ、終盤妙に暗い空気でポジティブを説く漫画なのにあまり伝わらないようになっちゃったのは残念でしたね…正直なんか上述の意見を見ていると世間の人間に色々言われて作者が悩んじゃったのかもと邪推したくなりますけども。
和山先生のライチ二次創作が本で読めるってすごすぎて理解が追いつかない
エッセイ漫画読みました!
私は今人生で最大の岐路に立っていて、悩みや不安で押し潰されそうな毎日です。そんな中、私が尊敬している方がInstagramでお薦めしていたのですぐ購入し読みました。
読んでいてページをめくる手が止まりませんでした。今の私に必要な本でした。本当に読めてよかった。
人生において無駄な経験は一つもなく、いつか役に立つかも知れない、失敗しても良いんだ!逃げても良いんだ!心がとてもとても軽くなりました。
この本は私にとって人生の教科書です。
これから私も頑張るぞーお!!!