その他の感想・レビュー3417件<<9596979899>>やはりアフリカ編は面白い!!イレブン 七三太朗 高橋広名無し以前、途中まで読んだことがあったので懐かしくてもう一度、読んでみました。この作品は他のサッカー漫画ではあまり見かけないアフリカでのサッカー編があり、やはりそこが面白いです。全43巻と全部読み切るのは中々大変だけれど面白いので一気に読めます。サッカー漫画はたくさんあるけれどその中でもオススメの作品。すべての命に祈りを捧げたいかしこくて勇気ある子ども 山本美希野愛産まれてくるすべての命が幸せであってほしいと思う。産まれてから死ぬまで、ずっとずっと幸せであってほしい。 子どもを授かるということは良いこと、幸せなことだとされているけれども、どうなんでしょう。 命がけで産んだ子どもが、幸せな人生を歩むとは限らない。愛情や教育や環境やたくさんのもので満たしても、どう生きるかはわからない。 思い通りになる訳はないし、それどころか避けられない不幸に見舞われることだってある。 大切なものであればあるだけ、失うのは恐ろしい。 産めよ増やせよが生物学上正しいのだとすれば、人間って厄介な生きものだなあなんて思います。 ラストシーン。夫婦が見たものは幻想だったんでしょうか。 わたしには、救いというよりも願いのようなものに見えました。 かしこくなくても、勇気がなくても、すべての産まれてくる命が幸せでありますように。いい夢をずっと見ているような漫画【スタッフの推し漫】さめない街の喫茶店 はしゃマンバスタッフ・Y田記念すべき【推し漫】第1作目は、以下の項目に少しでも「おっ」と思った方に読んで欲しい、グルメファンタジー漫画です! **・日常にちょっとファンタジー** **・馴染みの顔が集まる居心地の良い喫茶店** **・季節の食材を上手に使ったレシピ** **・マイペースでいたい** **・現実逃避したい!** 目が覚めた時に「ずっと見ていたかった…」という夢ってたまにあると思うんですが、この漫画自体がそんな夢そのもののような存在です。この物語に出てくる街と人、主人公・スズメが働いている喫茶店は、現実のスズメが見ている夢です。スズメはそれをわかっていながら、このまま、できるだけ、ずっとここに居たいと願います。スズメにはどうしても夢から覚めたくない理由がありました。 読んでいる方も、終わってほしくない、ずっと読んでいたい、と思える居心地の良い本です。また"グルメファンタジー"とあるだけに、出てくるお菓子や料理のレシピも参考にできます!イラストレーターとして大変人気なはしゃさんだけあり、料理の描写には力が入っていて思わず「おいしそ〜〜〜〜〜〜〜〜」と心のなかで叫んでしまうはず。 気になった方は試し読みしてみてくださいね! 以上【スタッフの推し漫】紹介、担当はY田でした。歌舞伎に魅入られた若者たちの数奇な運命花の家 高見まこ名無し結婚式で起こったある事件をきっかけに、若者たちが歌舞伎の世界に足を踏み入れていく物語です。主人公の藤田日和と仲井貴一郎が前向きで情熱的なので、この2人には幸せになってほしいと思い入れてしまいます。さまざまな困難を2人で乗り超えようと努力する姿が素敵です。日和と貴一郎が入っていく歌舞伎の世界も面白いです。役者が裏でしている苦労とか、しきたりについても知ることができます。舞台に上がった役者の姿もとても美しいです。表情や衣装の描写がとてもきれいでした。 芝居に対する狂気。執着と熱意。ガラスの仮面 美内すずえ名無し芝居に対する狂気。執着と熱意。 普通の少女だった北島マヤは、お芝居のチケット1枚を手に入れるためにボロボロになるまで働き、冬の海に飛び込みます。その狂気に満ちた姿に周囲は恐怖さえ感じます。この物語は、可愛らしい少女漫画ではなく、迫力満点のガチンコ物語なのです。 やがてマヤは月影先生のもとで演劇の修行をはじめ、その天才っぷりを発揮していきます。ライバルとの戦いや自身の葛藤などが劇中劇とリンクしていきます。 この劇中劇の迫力もこの漫画の魅力です。 なお、紅天女の争奪戦は1976年の連載開始から長年のテーマですが、2020年現在いまだに決着がつきません。とりあえず凄いハラハラドキドキ 清野とおる野愛清野とおる先生凄いなあと思いました。あと100年くらいしたら理解できるかもしれないし、できないかもしれない。でも面白いか面白くないかで言ったら面白かったです。 ハトババアに絡んだせいでお腹に人面瘡ができてしまった少年・水樹シゲルが人面瘡をどうにかしようと奔走したり、同じく人面瘡ができた幼なじみ・面子と恋愛したりするお話です。 とにかく凄い勢いとハイテンションで話は進んでいきますが、何ひとつ解決しないしハトババアも後半全然でてこなくてとりあえず凄いです。ラストなんかもう投げっぱなしバッドエンドです。凄い。 この作品がヤンジャンで連載されていたというのも凄い。 人生に疲れたときに読むといいと思います。いい感じにどうでもよくなるし何故か体温が上がりました。 面白いか面白くないかで言ったら面白いし、好きか嫌いかで言ったら割と好きです。知ってから読むのに20年以上かかった味ラクルボーイ 寺島優 小島利明マンガトリツカレ男学生の時にみかけて最初に「味ラクルボーイ(あじらくるぼーい)」って認識したせいか、最近になっても正式な「味ラクルボーイ(みらくるぼーい)」ではなくずっと「味ラクルボーイ(あじらくるぼーい)」と読んでしまう 内容は、一流の料理人を目指す少年・香月慎吾が本物の料理とは何かと追求する。最初は少年っぽさが出ていたが、料理学校編後半になるといつまにか青年っぽくなっていたりと色々気になるところはあるが、料理のテクニックだけでもなく人情だけでもなくいい感じの話が多く、対戦相手もわかりやすく強敵になっていくので良かった。 料理漫画だけに原作/作画ではなく、仕込:寺島優 調理:小島利明となっていたり、細かいこだわりを感じる漫画だった Kindle Unlimitedでも読めるのでおすすめ #1巻応援 母親の偉大さ主婦の給料、5億円ほしーー!!! 鳥谷丁子Pom 自分は、twitterやってないのですが、面白かったし、人間を鶏(ニワトリ)に変更している所が可愛かったし逆に物語に入り込めた。 本当に5億円欲しい!って気持ちがタイトルから伝わってきて5億円!?どんな生活何だろう。と興味が沸き購入しました。 読んで良かったと思ったのは、著者さんは仕事もしていて大変な生活だけど旦那さんや母親に対しての感謝の気持ちがこの物語の中で素直に綴られていたこと。 自分は子供居ませんが、感謝することの大切さや周りに助けられていることの有り難みなど。。 色々と学ぶことが多かったです。 男性が読んでも読みやすいのではと思いました。旅館人情ドラマ歓迎たけや旅館 ありま猛名無し長年バーのマスターをやってきた主人公が、思い切って旅館業に飛び込んでいくというストーリーです。老舗旅館と一言で言ってもその業務内容は多岐にわたるわけで、主人公が思い描いていたものとは全く違っているという、とまどいをしっかり表現されていて興味深かったです。子供にも大人にも勧めたい土砂どめ奉行ものがたり 青木朋ナベテツ昔々あるところに、というナレーションが頭に流れてくるのはある年代以上のような気もしますが、近世の日本を舞台にしたお伽噺であり、また史料に基づいた良作でした。 作者の青木朋先生は、中国に材を取った歴史漫画を描いていたり、あるいは現代舞台のミステリを描いたり幅広く作品を描かれていますが、この漫画は大人から子供まで楽しめる良い漫画だと思っています。 現代の日本に生きている自分達は、水で苦労することなんて恐らくほぼない訳ですが、近代以前において水利というものがどれだけ大切だったのか教えてくれますし、お上と庶民という感覚は日本では変わらないのかなあと想像したりもします。柔らかく可愛らしい絵柄で読みやすく、良作として薦められる漫画です。 印象的だった決め台詞や断末魔の声北斗の拳 原哲夫 武論尊名無しケンシロウVSラオウ、トキVSラオウ、レイVSユダ…名勝負を挙げるとキリがありませんが、むしろ雑魚キャラ相手のケンシロウの決め台詞や爆散するキャラの断末魔の声の方が面白く、深く印象に残っています。ラオウの最後を見てスッキリしたので、個人的に修羅の国編以降は少々蛇足感が強い感じがしますが、バットとリンの成長した姿を見れたのは良かった。不朽の名作CAT’S EYE 完全版 北条司名無し『CAT’S EYE』は北条司先生の出世作として漫画、アニメは勿論のこと杏里の歌う主題歌「CAT'S EYE」は大ヒットし、現在でもテレビなどで聞く機会は多いでしょう。 また怪盗美女三姉妹という設定は後年の創作物に多大なインスピレーションを与えている点も見逃せないところでしょう。 ストーリーはもとより1980年代バブル期の東京の町並み、そして登場人物のファッションと見処の多い作品です。殺人鬼の脳を移植された高校生の生活カリュウド 望月あきら 日向葵マンガトリツカレ男極悪非道の殺人鬼の脳を移植された高校生「カリュウド」。悪人を見ると小指が黒く変色してうずきだし、正義感により被害者たちの無念を晴らしていく 主人公の「北十字良」が自分に移植された脳の秘密を探りながら話をすすめていく部分と、ほとんど脈絡もなく被害者を無念を晴らしていく話が繰り返される。 最初は近い知り合いの復讐をしているが途中から急激な展開による復讐が始まったりするが展開も早く読みやすいのであっという間に読んでしまった。 久しぶりに読んだけど、小指の色が変わる以外全く覚えていなかった なるほど〜…平凡なOLが痴漢にハマりました。(合本版) キョウ子名無しいろんな思うことはあるけど、まず言いたい。 映画館で平気でスマホ使う人間には極刑を望みます。 それはそれとしてこの物語は、痴漢したい人と痴漢されたい人(主人公)の需要がマッチした上で、様々なシチュエーションで痴漢プレイをするというもの。犯罪の痴漢とは違うといえば違うのかもしれませんが…はたから見れば公然わいせつだな、というのが正直な感想です。実際に見たことがないので、そういう人が世間にどれくらいいるのかわからないけど、捕まってほしい。 タイトルに「平凡」とありますが主人公には「オタク」という特徴もあり、個人的にはこれが運命の分かれ道だったのではと思ってしまいました。オタクの想像力って凄いから。 この漫画に関しては絵も生々しくないし短いしで一瞬で読めちゃいます。読ませる力はある。ただプレイ相手の男の顔がどんなだったかを教えてくれないのはズルですね(表紙には描いてあるけど、本編ではのっぺらぼうになってる)。 だって顔を見なければ持ち前の想像力でいくらでも都合のいいようにできるけど、見てからはもう実在の個人として認識しなければならないわけで、そうなると顔ってかなり大事。そこ省いてるのは都合が良すぎる。 最終的にどんなオチになるかはわからないけど、痴漢プレイをきっかけに結婚しちゃいました!とかなったらどうしよう。ズッコケるしかないな… 土田世紀のデビュー作愛蔵版 未成年 土田世紀三色モナカ連載当時土田世紀本人が未成年だったというからすごいよな〜。キャラの描き分けとかコマの割り方は若干読みにくさがあるけど、それを上回る魅力がある。単純に絵が上手いだけじゃなくて味があるというか、松本大洋の言い方を借りれば色気があるということだと思う。漫画のテクニック的なものの荒々しさと作中の登場人物達の未熟さはまさに未成年だけど、こんなん描ける高校生は他にいないよ。好きなシーンは「夢がないのね引野君」「夢ですか…昨日の…みそ汁といっしょに飲んじまった」のとこです。桑田ヒーローの大トリ「ゴッド・アーム」ゴッド・アーム 梶原一騎 桑田二郎名無し昭和30年代の大ヒット漫画であった「8マン」。 この作品以降桑田次郎氏は特撮のコミカライズを描く以外では8マンに似たデザインのヒーローを数々世に送り出しています。 その1人が東郷日出人が変身する「ゴッド・アーム」です。 原作の梶原一騎氏ならではの父や婚約者との絆、情愛、そして作画の桑田次郎氏らしいSFテイストも随所に織り込まれ凝縮されたストーリー展開がされていきました。 この作品を最後に桑田氏は少年誌からの連載からは撤退、SF・ヒーローは描かなくなるだけに8マンやXマン、ビッグ・トーリィなど桑田ヒーローの大トリ、総決算とも言える作品でしょう。 劇中では過去のヒーロー・主人公を思わせる描写もあり、知っている方なら思わずニヤリと楽しめる作品です。 アブノーマルな官能東克美傑作選 テンプテイション 東克美名無しきれいで丁寧な絵に反して、内容はけっこうグロいです。殺人やら、SMやら、カニバリズムやらと、アブノーマルな題材ばかりが並びます。とはいえ、絵はきれいで生々しいシーンも正視できないことはないので、読みやすいです。 話の設定や展開はちょっと強引なものも多いので、リアリティーよりもフィクションとしての楽しみ重視な感じ。 ちょっと危ない話を読んでみたいけど、胸糞悪い絵や残酷すぎる描写は嫌、という人におすすめします。胸がぎゅーっと締めつけられるメンヘラちゃん 琴葉とこ名無し心震える内容ですが暗い話ではないのでぜひ読んで頂きたいです。作者の琴葉とこさんが中学生の時にウェブで発表していた作品を、2年かけて描き直して単行本化したそうです。序盤は「メンヘラちゃん」「病弱ちゃん」「けんこうくん」のほのぼの日常漫画ですが、4コマ漫画よりストーリー漫画のページが増えていくにつれて胸がぎゅーっと締めつけられるようなお話になってきます。いつも死にたいと考えていたメンヘラちゃんが生きることを徐々に受け入れていく過程で、病弱ちゃんもけんこうくんも悩んでる様子が描かれているのがいいなと思います。ただひたすらに兄妹がチュッチュお兄ちゃんは犯罪者 三上ミカ名無し「兄妹なのにキスしたら犯罪だよッ!」 「そうなの?じゃあ一生犯罪者でいいや…」 「じゃあわたしも共犯でいいよ…/////」 みたいなやりとりを永遠にやってます。 Twitterでちらっと拝見したことがあったけど本になってると知って読んでみた。犯罪かどうかでいうと、まあスレスレかな。完全に著者の性癖を漫画にしましたという感じが伝わってきますね。総集編、続きがあるみたいなので楽しみです。 ハートフルコメディだった天国から来たサラリーマン 他人のオレ ありま猛 ウエイツトムマンガトリツカレ男連ちゃんパパを読んで「ありま猛」に興味が湧いたので読んでみた。 あらすじにある通り自殺したサラリーマン・天地留男(あまち・とめお)の肉体に乗り移った天使が、天地になりきって生きようと奮闘するサラリーマンコメディ。天使が天地留男になりきって生活を始めるが、全く情報がないところから始めるため色々奮闘するが、ちょこちょこ「天地留男」の過去の悪行せいで問題になったりもする。 最終回も含めていい感じのマンガだった。連ちゃんパパのような内容では全くございません 猫だらけの短編集佐原ナギの猫の短編集 くろねこタクシー 佐原ナギ名無し猫好きには嬉しい、猫だらけのファンタジー短編集です。 全部で5作品ありますが、表題作「くろねこタクシー」が一番お気に入りです。 猫の背中に小人を乗せ、タクシーのように走るお話ですが、黒猫の名前が「タクシー」と言うので、ちょっとややこしいです(笑)。 こびとのさくらと猫タクシーがとてもキュートで、なんとなくトトロのネコバスを思い出してしまいました。 他の話も雰囲気の良い短編ですので、ゆっくりした気分で漫画を楽しみたい時にちょうど良い一冊です。理屈抜きに楽しめる少年野球漫画あきら翔ぶ!! とだ勝之名無し8人しかいない島の野球チームに、ピッチャーの主人公が転校生として加わるという野球物語。 大変面白かったです。理屈抜きに楽しく、読んでいて主人公の大活躍がとにかく痛快でした。昨今の作品に見られる妙に屈折した設定が無く、少年野球漫画として王道の健全な楽しさに満ちており、読んでいると野球をやりたくなるような大きな魅力を感じます。 また同時に、瀬戸内地方独特の大らかな風土の魅力も伝わって来るのが嬉しいですね。 とだ勝之先生の絵のタッチは子供のころに読んでいた漫画のタッチと似ていて懐かしさを覚えます。 カリスマ政治家同士の純愛永田町一丁目七番地 芳崎せいむnyaeBLとして萌えるかというとそうでもないですし、政治家に対して理解が深まるかというとそうでもないですけど、とにかく時代を感じますね、肩幅とか。 2人は国民公認のカップルで、同性愛を揶揄する者などひとりもいません。なんて平和な世界でしょう。今の日本からはかけ離れています。もはやファンタジーと言ってもいい。 面白いか面白くないかでいうと、面白いです。苦なく全5巻読めました。 ただ正直どのへんの方にオススメできるのか少々わかりかねます。平和なBLが好きな方かな?ちかいの魔球と巨人の星の鎹となった黒い秘密兵器黒い秘密兵器 一峰大二 福本和也名無し巨人・大鵬・卵焼きの言葉に象徴される昭和の読売巨人軍の人気を指し示す1つの漫画が『黒い秘密兵器』です。 週刊少年マガジンで61年から先行して連載された「ちかいの魔球」は「巨人の星」に多大な影響を与えた作品として知られていますが、本作も後発の巨人の星に与えた影響は大きいものがあります。 本作は「ちかいの魔球」と「巨人の星」を繋ぐ“鎹”としての役割を果たしているともいえ、当時の時系列と同様に三作品通して読んでみると面白いはずです。 また巨人は伝説のV9前で人気チームであり長嶋茂雄氏は大スターではありましたが、王貞治氏はブレイク途上。 このあたりは巨人の星や侍ジャイアンツとも大きく違い新鮮味を感じられるところでしょう。<<9596979899>>
以前、途中まで読んだことがあったので懐かしくてもう一度、読んでみました。この作品は他のサッカー漫画ではあまり見かけないアフリカでのサッカー編があり、やはりそこが面白いです。全43巻と全部読み切るのは中々大変だけれど面白いので一気に読めます。サッカー漫画はたくさんあるけれどその中でもオススメの作品。