その他の感想・レビュー3435件<<45678>>隠し球ガンさん #推しを3行で推す隠し球ガンさん やまだ浩一 木村公一starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ドラフトキングの話をして思い出して久しぶりに読み返したがやはり面白いな。初期の一話完結のパターンの方が好きかな。 ・特に好きなところは? かなり古臭いところもあるが義理人情あり、立場を考慮する話ありでいいね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ドラフトキングを読んで面白いと思ったらこれもいいかもしれません 20年は長い。20年で色々変わっちゃったヒーローと少年 はがんstarstarstarstarstar_borderゆゆゆいなくなったにも関わらず、20年の間、人々の心に残り続けたヒーロー。 どれだけ支持されていたのか。 月日を越え、そんなヒーローを復活させた健人くん。 ただ、戦う能力を持たないヒロインとして! 見た目は少女、中身はヒーロー、その名はブレイブリー2!! 目覚めたブレイブリー本人もびっくり展開。 目覚めさせた健人くんの大人な嗜好にもびっくり。 大人子どもな健人くんを、特に何かができるわけでもない状態のブレイブリーが必死でフォローする。 一緒に過ごした記憶を持つブレイブリーと今度こそずっと一緒にいたい健人くんと、見た目は女の子でもヒーローとして再び戦いたいブレイブリー。 守られるだけじゃないブレイブリーは男前。 ギャグなんだけど、どこかシリアス。 20年の月日が変えた人たちが織りなす漫画。相変わらず最高であった三拍子の娘 町田メロメstarstarstarstarstarさいろく連載で読んでいたため単行本版を未読だったのです。 単行本版も買わなきゃ、と気づいたのはついさっきで、すぐ買ってみたら加筆がめっちゃあったのでは?もしくは私の記憶がスッポリ抜けたのでは?というぐらい新鮮で、かつ安心するぐらい相変わらずの最高ぶりであったのです。 三姉妹みんな超良いんですが、中でもとらちゃんが大好きでした。 要所要所でいい女なところが隠せてない(隠す気も出す気も特にないのがいいところだが)のがまた良くて、普段がクイーン・オブ・ガサツなのもまた良いのですよねー いやぁ、完結まで読んだんだっけな?と思い返しながら3巻完結を読み返すの最高です。町田メロメ先生の絵と色遣いと台詞回しと、本当に素敵。vs S級超越者の感想俺だけ最強超越者~全世界のチート師匠に認められた~ 江藤俊司名無し最高 定時制DKと保険医スイートスイーツボーイ あきちはやstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。若いなあ、若人たち君に捧げる男前【単話版】 文之助ゆゆゆ男前な女の子に恋した男の子。 突然、年下のワンコ系男の子に告白された女の子。 どちらも心根までイケメン。 そしてすごく青春。枯れかけた心に眩しい。 サバサバしている女の子なのに、男の子がメロメロ過ぎて、その反応が糖度を上げる。 サバサバしている女の子だけど、ときどき本音をストレートに伝えて、糖度を上げ、それにやられた男の子が再び糖度を上げる。 相手は自分のことを…と考えつつも、お互いに相手のことを思いあっているので、結果的に甘いお二人。 養護教諭が、あまりの甘さにやられるのが、よくわかる。 タイトルは女の子が男の子に捧げる男前と思ったけど、逆もあるのかもしれない。シンパパと保育士お父さんをボクにくださいっ 木下けい子starstarstarstarstar_borderるる保育園の保育士の山田先生が、園児のシンパパ弓原さんに一目惚れ。 離婚以来恋愛に疲れた弓原さんが絆されるくらいグイグイ行く割には純情一途で可愛い山田先生。 正統な育児BLで子供の大翔くんが良い働きしてる😻 木下先生の作品は会話が好き。 クスリとさせるスパイスがある。 それから木下先生が描く生意気可愛い子供が好き😻 子供らしさと大人ぶってるとこが可愛い。 ネーミングがやたらとひどい非正規戦隊ヤサグレンジャー ~正義は歩合制 怪人1体5000円~ 奥田薫starstarstarstarstar_borderゆゆゆひどいネーミング(通り名)をつけてくる人たちの名前もひどい。 そして、Webでなくアプリで漫画を配信する気遣いを教えてくれる。 やすらぎのハーブの人は遠回しの表現しかてきないなら、塀から出てきても、規制が多すぎて戦隊復帰は困難では。 ちなみにデフォルメ絵が通常運転。 そのせいか、作画コストの高さから、ちょいちょい出てくるのに、素顔は少ない敵ボス。 ボスの顔の秘密もいつかわかるんだろう。イケメン過ぎてもてて辛いだったら、どうしよう。コメディ要素が強い戦隊大失格なマンガ #1巻応援非正規戦隊ヤサグレンジャー ~正義は歩合制 怪人1体5000円~ 奥田薫名無し本作を読み始めた時、『戦隊大失格』を想起してしまいましたが、ダーティーな要素は比較的薄めで読みやすいです。 ヤサグレンジャー全員が人間臭いキャラであることもあります。 一巻の表紙を飾るリーダーが凛々しいです(苦笑)。 期待を込めて「#1巻応援」を付けました。歩合制クズヒーローvs愛と平和の悪 #1巻応援非正規戦隊ヤサグレンジャー ~正義は歩合制 怪人1体5000円~ 奥田薫兎来栄寿酒クズレッド! ヤニカスイエロー! 整形沼ピンク! やすらぎハーブグリーン!(仮釈放中) 多重債務ブラック! スピリチュアルホワイト! みんな揃って! 非正規戦隊ヤサグレンジャー!! 大体そんな感じの、『池袋†BLood』や『おもしれー女はときめかない』の奥田薫さんが描く、戦隊モノコメディです。 「給料前借りして無断欠勤を続けた上に寮をゴミ部屋にしたまま飛んだパチンカスパープル」 など、清々しいほどのクズが目白押し。でも、みんなクズのお話が好きなんですよね。 元々の設定に加えて、奥田さんらしいテンポ良く繰り出されるギャグの連発で明るく楽しく読めます。 整形、推し活、スパチャなどネタも現代的なものから、千葉西部の東京都の県境に住む県民のプライドなどローカルネタまで幅広く。 腐り切った世界を愛と平和に満ちた世界に作り替えるために戦う闇の組織「暗黒微笑(ダークスマイリング)」のボスであるクレイジー・スマイルさんが私は推しです。スマイルさんの作った小松菜の味噌ピー和え、食べたい……。 初見では唯一の常識人に見える主人公・村崎ゆかりが、後々見せていく人によっては許せない行為にも注目です。ゆかりちゃん、それは人によっては本当に地雷だから……。 特にヒーローや戦隊モノに興味がなくとも、純粋にコメディとして楽しめるであろう作品です(どちらかというと、いろんなクズを楽しみたい方にお薦めかもしれません)。 数gで宇宙や神へと至る物質 #1巻応援キメねこの薬図鑑 キメねこ兎来栄寿SNSで大人気のキメねこさんによる、自称「卓越した道徳的書物」。表現の自由の極北を驀進していく1冊です。 大麻やLSDから始まり、さまざまな合法市販薬から海外で売られているキノコや薬物などの詳細なレポートマンガ、また自身が逮捕された際の留置場生活のレポートマンガなどが盛り込まれた内容です。フィクションで実在のものとは関係ないとのことですが、良い子のお友だちは真似しないでくださいね。 担当編集は『地元最高!』、『ゴールデンドロップ』、『ごくちゅう!』などでもお馴染みの草下シンヤさんということからで、内容とクオリティについては一定の安心感が生まれます。 かわいいフルカラーの絵でありながらリアルに描かれるさまざまな薬物やその使用レポート、世界の見え方の変容などはマンガという媒体の長所を生かし切っており、視覚的に解りやすく描かれています。自分と世界の区別がつかなくなるさま、音が見えたり味が輝いたりするさま、幻視や幻覚、圧倒的感謝……。 幾何学的模様が見えてくるのは、自然界において存在する黄金比のように視覚野と生命科学が生む美しい秩序であるという節などは、なるほどと得心しました。 ″神への直通回線″と呼ばれる宇宙最強の幻覚剤「アヤワスカ」など、自分では絶対に使いたくはないものの好奇心はそそられる対象についても詳述されていき面白いです。 「TDLでLSD」 「真昼のエレクトリカルパレード」 「★大麻(ガンジャ)に感謝――――――!!」 「成人は4錠、しかし聖人であれば20錠以上は飲んでおきたい」 などなど言語感覚の良さに笑わされてしまうところも多々。 他方で、 「存在するのは、毒だと分かっていても、刹那的な夢を見ようとして、取り憑かれ、堕落してしまう人間の悲しき性だけである」 といった名文もあり、さまざまな味わい深さがあります。 『ミッドサマー』のトリップ描写は解像度がとても高く正確、などの普通に生きている上ではまず見聞きしない類の情報に溢れており、普段刺激されない部分を刺激してくれます。 「絵描きの不幸はある意味で幸いである なぜなら漫画の出力を誘うためだ」 で始まる、大麻取締法違反で逮捕された際の モノクロで描かれる留置場レポートも面白く、作者のエッセイ系マンガの上手さを感じさせられます。いえ、フィクションだそうですけどね。 「ここが留置場かぁ〜 テーマパークに来たみたいだぜー」 と野原ひろしになってる場合ではない、とツッコミを入れたくなるところや 「今ち◯かわってどうなってる?」 「ち◯かわも牢屋入ってるよ」 といった会話にも笑わせられました。 終盤で出てくる、普通に生きるのには向いていなかった筆者が語る 「創作の世界だけは人格的な部分にとらわれず 最終的な成果物のみで評価してもらえる 極楽浄土です」 という言葉は胸に残りました。 大麻の合法化についてはさまざまな議論もありながら、世界的な潮流としては合法化される国が増えてきていることも言及されています。まともな議論の土台となる知識を得ようとしても、日本では違法であるためまずその第一歩が難しい状況にはあり、そういったときにこうした作品の存在がその一助になることはあろうと思います。ゴミが付着した缶やペットボトルはリサイクルできるのか? #1巻応援ごみをひろう 町田洋兎来栄寿「町田洋さんが新作マンガを描かれている」 その事実だけで世界の彩度が上がるような、祝福を覚えるような心持ちになります。 Kindle限定で突如発売された、この新作『ごみをひろう』は「ごみひろいを描く連作シリーズ」ということだそうです。 1P目からいきなり想像上の妻(なぜか星の見えるソファの上で歯ブラシを持っている)と会話を始める辺りの幻想感がとても町田洋さんらしいのですが、読み進めると思った以上に実務的な内容でした。 恐らく、皆さんも疑問に感じたことがあるのではないかと思います。汚れやゴミが付いてしまっていたり、飲み残しがあったりする缶やビンやペットボトルは、どこまでを資源ゴミとして出してどこからを燃えないゴミとすればいいのか。ふせん、シールの台紙、ねぎのテープはそれぞれ何ゴミに分別すべきなのか。 想像上の妻のように気にしない人はまったく気にしないであろうもの。しかし、気になる人はとことん気になるであろう事柄。 自治体によっても違いがあるのでこれが絶対という訳ではないですが、一度調べて子供とこうした境界線上にあるものをクイズ形式で検討し合ってみたら、良い学びの機会になりそうだなと思いました。 人が活動する場所では必ずゴミは生じ、美しい景色は何もせずには保てず誰かがごみを拾ったり掃除をしたりして綺麗になっている。それは当たり前にやられていても決して当たり前のことでなく、価値ある尊い営為であるということを静かに語りかけていってくれます。こうした人によってはまったく気にも留めない世界の片隅に向けられる眼差し、そこから情緒豊かに掬い語る様は、町田洋さんの素敵なところです。LINEマンガNo.1作品が単行本化! #1巻応援神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~【電子書籍特典付】 江藤俊司 疾狼 3rd Ie Studio No.9兎来栄寿元々は漫画家向けのさまざまなサービスを行ってきたナンバーナインが、社運を賭け全力で送り出してきたオリジナルWebtoon。『終極エンゲージ』や『鉄輪のカゲ・ルイ』の江藤俊司さんが原作を務める作品です。 今年の1月には月間の売上が1億円を超え、LINEマンガにおけるview数も累計1億viewを突破し、現在快進撃を続けている作品です。近い将来にアニメ化などもされ、ますますブレイクしていくのではないでしょうか。 個人的に中の方々との関係値が深いこともあり始まったときから応援してきているのですが、ここでは忌憚なき意見を述べたいと思います。 まず、率直に言って本作は面白いです。ただ、今回発売した単行本1巻の範囲では、今後の展開への期待を煽るカットバックや世界観の説明がある原作の1話がない上に、まだヒロインも登場していないこともあって作品の魅力が十分に伝わり切らないと思います。特に序盤はいわゆるWebtoonやなろう系にありがちな設定のテンプレート的な展開ですし、正直に言って新鮮味もそこまでありません。最初にこの単行本だけを渡され読んだ場合、「イマイチかな~」とそこで読むのを止めてしまうことも大いに有り得るでしょう。それは少しもったいないです。 この『神血の救世主』は、黄金級プレイヤーたちがその力と魅力を振るい始める20話くらいまではまず読んでみて欲しいと思います。LINEマンガでは2、3日でそこまでは無料でも読めるでしょう。『聖闘士星矢』も黄金聖闘士が出てから、『鬼滅の刃』も柱が出てから、すなわち魅力的なサブキャラクターたちが複数登場してから人気がより強固なものになっていきました。まずそこまで読んで楽しめるようであれば、そこから先はさらに面白さが加速していきます。 私は江藤さんの外連味溢れる厨二病感や、王道展開の中でも意外性を持たせて強い引きを作る部分が好きで信頼しています。そういった面は、後からどんどん強まって登場してきて、大いに作品の魅力として発揮されていきます。江藤さんが初めて挑むWebtoonというフォーマットでありながら、そこに上手くアジャストしながら持ち味を活かしていこうという工夫も随所に見て取れ、従来のWebtoonにはなかった国産Webtoonとしてできることを実験している部分も今後の作品の可能性の拡張に繋がっていく価値ある挑戦だと思います。 王道的バトルファンタジーとしての要素をしっかり踏襲し、段階的にカタルシスがありながら、キャラクターも魅力的。国産Webtoonのベンチマークとして今後も注目され続けていくであろう作品ですので、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。 余談ですが、私個人は買うときにマンガの値段を気にすることはまずありませんが、この価格だと特に小中高生にとっては高価に感じられ購入を躊躇ってしまうであろうことは否めません。単行本の価格は近年紙や印刷代、運送費用も高騰しているので軒並み高くなってきているという事情は承知しています。フルカラーだとこのくらいの値段になってしまうのも重々解ります。ただその上で、せめて電子版だけでももう少し安く設定してもらうか、あるいは単行本でしか読めない巻末のおまけを更に充実させるなどがあると良いなと思います。 1巻 極道ラーメン・相撲が一番強い!の感想極道ラーメン 神田森莉starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。狭一の執着いじわるきょうちゃん 【電子限定特典付き】 猫田リコstarstarstar_borderstar_borderstar_borderるる狭一と広海は幼馴染で無自覚な両思いだった。 でも狭一は広海が困った顔が好きな悪い癖があってどう見ても執着愛なのにそれが薄まってる。 意地悪っぽくて読んでてあまり楽しくなかった。奥ゆかしい変態がここに!🤣金のエンジェル 【電子限定特典付き】 碗島子starstarstarstarstar_borderるる1話の勘違いと変態っぷりに爆笑🤣 西本氏の寡黙ムッツリの絶妙な不思議ちゃん感😂 投資家マウは過去に1度お金につられて失敗したことが原因で今でもトラブルを引き起こしているけど、それを過去に助けたのも実は西本氏。 両思いになるまでちょっと「ズレ」てたけどw不器用で可愛い2人😻 モブが主人公たかが子爵嫡男に高貴な人たちがグイグイきて困る@COMIC 朝日川日和 miyasumistarstarstarstarstar_borderゆゆゆ舞台設定はゲームというよくあるパターン。 が、登場する転生者は一人ではないのに、主人公は転生者でなく、ゲーム内ではモブ。 モブといいつつ、良い人だし、人たらしだし、強いし、能力も十分だし、チート転生者のような存在。 ゲームとは違う行動をするゲームではモブ主人公と、ゲームと同じ行動をしたいのにできないサブキャラ。 時々描かれる、喜劇のような悲哀がかわいそうでたまらない。 主人公は主人公で、ゲームと違うと悩んでいる人がいるとはしらず、別の問題へ巻き込まれていく。 いやたぶん、きっと、それはゲーム内本編と関わりがあるのでは。 ちなみに、タイトルは、「たかが子爵」とあるけれど、辺境でも生粋の子爵は子爵でしょうと思ってしまった。ゲストハウスを巡る編集者 #1巻応援ふらりゲストハウス 高尾じんぐ兎来栄寿『くーねるまるた』の高尾じんぐさんの新作『おひゃくどまいり』と同時発売となった、2017〜2020年に『バーズ』や『comicブースト』で掲載された作品です。 マンガ編集者で日々激務をこなす主人公が、癒しを得る趣味として国内各地のゲストハウスを巡っていく作品です。 面白いのは、登場するゲストハウスはすべて実在するところとなっていて、その気になれば聖地巡礼も行ける仕様です。更に、単行本化にあたっては2024年5月現在の情報も記載されています。 3話に登場する泊まれる図書館のような「Book Tea Bed」は、麻布十番店は残念ながら閉店してしまったものの、渋谷・新宿御苑・伊豆大島にも展開されているなど。 それぞれの宿ごとに、そこにいる人々や施設の特色が強くあるので実際にいろいろなところを巡っている気分にもなれて楽しいです。 また、ゲストハウスといえば一期一会。初対面の外国人とも食事やお酒を介して楽しい交流をする一幕も。旅の魅力と共通する部分でもあり、良いなと思います。これが海外だと治安の面で警戒が必要になりますが、日本国内であれば女性ひとりであっても余程のところでなければ大丈夫だろうと思えます。逆に、もし海外の人がこの作品を読んだらこの治安の良さはファンタジーかと思われるかもしれません。 毎回出てくる、癖の強い漫画家たちのキャラクターも好きです。コロナ禍も挟まってしまい難しくなってしまった部分もあったのかもしれませんが、個人的にはもっともっと続いていろいろなゲストハウスや漫画家たちの苦悩を見てみたかったです。 ただ、普通の紙の単行本で出すには少しページ数が足らない作品を、こういった形で多少値段を下げて電子限定でも出してもらえるのは嬉しいです。 高尾じんぐさんのかわいい絵柄で、画的な情報量もちょうど良く読みやすいです。 いろんな場所や宿泊施設を巡るのが好きな方、編集者のお話が好きな方にお薦めします。依頼者をしあわせに、対象者を死逢わせに。死逢わせサポートセンター 中村あいさつstarstarstarstar_borderstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。 カヤックで楽しく働く面白く熱い人々 #1巻応援ならべ カヤック 羽賀翔一 川田大智 つきはなこ かっぴー 歩 ぐみこ えの 面白法人カヤック ハシモトスズ兎来栄寿昨年で25周年を迎えた、「サイコロ給」などで有名な面白法人カヤック。そこで働くさまざまな人や事業を、『漫画 君たちはどう生きるか』の羽賀翔一さんや『左ききのエレン』のかっぴーさん、『半人前の恋人』の川田大智さんなど、さまざまな漫画家の方々が描いたマンガです。 15周年の際に公開されたものなど一部古いものも含まれていますが、内容としては今読んでも十分面白いです。 『ことばのパズル もじぴったん』や『冒険クイズキングダム』を作った後藤裕之さんの「存在感の作り方」では、後藤さんが円周率を42195桁暗唱して世界記録を樹立したり、夏休みの自由研究で人間が100時間寝ないとどうなるかの研究を自分の体を使って人体実験した話など、突き抜けたお話がまず面白いです。 マジカルラブリーの『スーパー野田ゲーPARTY』も後藤さんだったんですね。川田大智さんが描く「スーパー野田ゲーPARTYを作った男たち」も笑いながら読みました。(『野田ゲー』の中でも邪道バースは天才的だと思いましたし、全国大会も熱かったです)。 突飛なところはもちろんですが、地に足のついたビジネス的な部分の良さもあります。 「ゲームやサイトを作るだけがクリエイティブな仕事ではない」 「メールひとつにも思いと工夫をこめれば喜んでもらえる」 という、秘書を描いたエピソードなどは社会人にとって参考になる一節でしょう。 それを体現するかのように、別の話ではユーザーからのゲームへのお問い合わせに世界観を尊重し反映した回答をするという別の社員のエピソードが描かれており、「王が履いているパンツは何色か」という質問にも極めて真摯に答えていきます。 ゲーマーならお世話になったことがあるかもしれないLobiや、e-sportsの普及に向けての愛溢れるモチベーションなども読んでいて高まります。コロナ禍でオフラインの大会が消えても、オンラインで毎週大会を行い配信をして格ゲーコミュニティを熱くし続けたなどの近年のエピソードなども好きです。 総じて、楽しみながら仕事をするということの素晴らしさ・大切さを教えてくれる掌編が詰まっています。 現在多くの電子書店で無料で全編読めるので、この機会にぜひどうぞ。猫がとにかく可愛くないがマンガは面白いお猫見 いがらしみきおstarstarstarstarstar_bordernyae猫飼いではないけど、猫に関するコミックエッセイはかなり好き。 本作は今まで読んだ中でもダントツで猫が可愛くないんだけど、猫飼いあるあるはふんだんに描かれているんじゃないかと思います。 猫に限らないところでいうとペットを思って歌う歌が何曲もあるのは多くの人に身に覚えがあるはず。ただ、わざわざ作詞作曲を行っているわけではないのでいま歌えと言われても歌えるものではなく、ペットを前にすると自動的に口から出ているものなのである。このマンガで描かれているように、歌自体に意味など無くただ名前を連呼したり、とにかく可愛いという感情がメロディにのって口から出ているだけ。そういうものなんです。「仏師」のタイトルに偽りなし!仏師 下村富美かしこマンバのクチコミを読んでからずっと気になっていた作品です。 https://manba.co.jp/topics/17278 Kindle Unlimitedで公開されていたので早速読んでみました。 母親が暴徒に襲われたことで産まれた自分の生い立ちに苦しみながら、仏を彫ることで生きることへの救いを見出していく…という話。おそらくアシスタントなしで描かれたであろうシンプルで洗練された絵が印象的です。クライマックスで主人公が彫り上げた仏像が心の迷いから抜け出したことを象徴するような素晴らしい出来で「仏師」のタイトルに偽りなし!と思いました。個人的に坂口尚のあっかんべェ一休を読んだばかりだったのでそこに通じるものも感じました。ただ先のクチコミにもあるようにもっと色んなジャンルを読んでみたかったです。青年誌も合いそうなのになぁ…。 妹は悪役令嬢婚約破棄された替え玉令嬢、初恋の年上王子に溺愛される@COMIC 雲屋ゆきお krageゆゆゆ主人公である姉への扱いが酷すぎて、読者からのヘイトを一身に集める妹。 二人は双子の姉妹で顔はそっくり、中身は大違い。 妹は、いわゆる悪役令嬢役とはいえ、性格が歪みすぎていて、何があったんだろうと訝しむレベル。 闇落ちした悪役令嬢というんだろうか。 その妹と結託し、婚約破棄&妹と婚約宣言するなど、いいように扱われる第二王子。 こちらは兄への嫌がらせで、好きでもない主人公と婚約するほど、兄への思いをこじらせている。 とんでもない人たちが身近にいて、いわゆる主人公補正がなければ心が折れていたんじゃないか。 そんな主人公の初恋の人であり、彼女を溺愛することになる第一王子。 見目麗しく、知性と才能溢れる男性。 突然出てきたと思ったら、外国の学校で研究をしていたので、主人公の窮状を知らなかったらしい。 主人公を救い居場所を作り、ヘイト集めマシーンと化した妹に対して「天誅!」と言わんばかりに策略を繰り広げる。 そんなお話です。 ジャンル的には少女漫画だそうです。 興味深い箇所はやはり、妹の悪役令嬢っぷりです。 よくここまで思いつくなというほど、ひどいです。 姉への思いをこじらせて、闇落ちしなければ、普通に大切にしてくれる人と出会えていただろうに。 彼女たちの父親も、もう少し正気を保ってくれていたら、いろいろ違っただろうに。 ifを考えてしまいます。フジタが女体化してフルカラーのタテスク漫画に!!悪女ギャラリーフェイク【タテ読み】 細野不二彦ひさぴよ名作「ギャラリーフェイク」がなんとフルカラーで縦スクロールになっているだけでも驚きなのに、主人公のフジタを女性化して、悪女設定にするという魔改造がすぎる笑。しかも描いているのが細野不二彦先生ご本人だというのだから、これまたビックリ。恐る恐る読んでみたら、しっかりと「ギャラリーフェイク」らしさがあってこれはこれで良いかも…? <<45678>>
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ドラフトキングの話をして思い出して久しぶりに読み返したがやはり面白いな。初期の一話完結のパターンの方が好きかな。 ・特に好きなところは? かなり古臭いところもあるが義理人情あり、立場を考慮する話ありでいいね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ドラフトキングを読んで面白いと思ったらこれもいいかもしれません