裏サンデーの感想・レビュー204件<<34567>>まんまと茨城行きたくなる茨城ごじゃっぺカルテット 豚もう野愛魅力度ランキング下位常連でヤンキーが多め。 茨城に来たからには赤髪&眉毛全剃りくらいしないと転校生はナメられる!? そんなことないです。茨城はいいとこです。行ったことないけど。 東京から茨城にやってきた転校生ノブエと地元民のカホちゃん、ミノリン、スズが郷土研究部の活動でいろんなところにお出かけするお話。 ゆるくてかわいくて平和で楽しいです。まんまと茨城に行きたくなりました。 でっかい大仏と恐竜と滝見たい。わんわんランド行きたい。しょぼろ納豆食べたい。 こういう漫画、全都道府県でやるべき。でも根底に郷土愛があるから面白いんだろうな。 原稿終わって運動不足だから筑波山登る豚もう先生好き。読まないのはマナー違反です遥かなるマナーバトル たむらゲン野愛ほんの小さなマナー違反によって命を落とした父の仇をとるべく、この社会のマナーごと変えてやる!! ヤクザの叔父のもとでマナーを学び、世界最強のマナー講師を決めるマナーバトルで優勝するため、笹木真那は立ち上がる!! もうこの設定だけで大勝利。 めちゃくちゃ馬鹿馬鹿しいことをやってるのに、ちゃんと手に汗握る熱いバトルに仕上がってるのが最高です。ちゃんと命懸けなのが面白いです。 まじでマナー講師集めて競技化してほしいですね、ブレイキングダウンみたいな感じで。 途中で読むのをやめたらマナー違反だと思うので今後も読み続けたいと思います。 もし打ち切りになったらマナー違反だと思うので編集部に抗議したいと思います。気持ちのいい青春マンガ♬青のオーケストラ 阿久井真starstarstarstarstar干し芋主人公の青野一は、運動音痴で勉強も苦手。 特技はバイオリンだが、とある事情により弾くことを拒んできた。 苦手な体育の時間にボールに当たり鼻血を出し、保健室で休んでいたらところ、聞いていられないほど下手なバイオリンが聞こえてきた。 弾いていたのは、秋音律子。 秋音は、目指している高校があり、そこのオーケストラ部に入り、バイオリンを弾きたいと初心者ながら練習をしていたのだ。 そして、青野の担任の先生は、秋音が目指している高校のオーケストラ部OB。先生は、以前青野がバイオリンコンクールで優勝した時の音が忘れられず、再び演奏してほしいと願っている。 そんな中、体育の成績が悪い青野に条件を出し、それをできるのなら体育の成績を考えてもいいと提案する。その条件とは、秋音にバイオリンを教えること。 こうして、二人は、走り出した。 秋音の真っ直ぐさが眩しい。 そして、中学校の担任の先生が、ちょいちょいいい事言う♬ 一話読了。ハイブリッドな感じの現代マンガの新しいカタチ日本三國 松木いっかさいろく長らくマンガ読者をしてるマンガファンからすると色々と「いいところ」が詰まっているなぁと感じるのではないだろうか。 絵はまだ粗いものの、キャラや世界設定、物語とその展開など見事に整っていて新世代だと感心した。 所々入ってくるジョークもイケてる。 私は序盤のSEVEN(ブラピ&モーガン・フリーマン主演の映画)のような展開がキツくてシンドイなーと思っていたが、単行本が出た事で改めて読み直して上記のような感想を持ちました。 まだ2巻だけど、無根拠に見えるインフレは起こらなそうだからちょっと安心しながら読める(気がする)。今後が楽しみなやーつ。 次に来るのは送球ボーイズでしょ送球ボーイズ フウワイ サカズキ九名無しマイナースポーツの漫画も増えてきたけど、ハンドボールはなかなかいい題材だと思うんだよね。 フットサルよりもバスケよりで結構テクニック的な魅せ方も面白いし。 そして、例によってキャラが濃くていい部活漫画 アニメ化とかしないかな愛の重さはヘビー級♪もののふぞろいな性犯罪集団と闘う警察特殊部隊!マルセイ!! 鯨川リョウみや特殊性癖持ちがてんこ盛りのエロコメディ 『新人警官の但木心(ただしき こころ)が配属されたのは性犯罪を取り締まる特殊対策チームだった!?』 的な導入で始まるこちらのマンガ 主人公の適度な流されやすさがGood! 体術的な意味ではシンプル強い超人側の人間なのに、抵抗弱めで流された結果毎話毎話きわどい姿を見せてくれる不憫な子 良いキャラを核に置きましたね 他にも体育会系褐色娘にオカルト娘に男の娘と魅力的なキャラぞろい! ついでに言うと昨今の漫画業界の中では珍しく比較的ちっちゃめ多めです(何がとは言わぬ) 対するは性癖を拗らせた強者が集う犯罪組織! 敵の具体例は書かんときますが、代表的な所からニッチな所まで多種多様な性癖持ちのワンダーランドです きっと貴方の好みも見つかるはず!? ダイレクトに言うと 本番無いけどフェチ色強くてエロス満載! …なのでそういうのが好きな紳士にオススメです!言葉の重み、伝えることの大切さ心が叫びたがってるんだ。 超平和バスターズ 阿久井真Pom あることがきっかけで声が出せなくなった成瀬さん。 と、その仲間たちの話。 成瀬さんがミュージカルなら声を出せるとのことで、力になる坂上くんたち。 成瀬さんの声が出なくなった原因も、辛い。。 殻に閉じこもってしまうよって思う。 だから尚更、最後のミュージカルのシーンはとても心に響いた。良かった。 言葉って大事だ。 こころにふれる物語 #マンバ読書会あなたの鼓動を見させて。 MITA 棚橋なもしろみや『サイコミステリー』という名称で紹介されてる事が多いようです。 夢中になれるものが何もなく『恋愛とかわかんない』なんて言ってる美少女大学生こころちゃん。 大学の講義を切っ掛けにココロに強く興味を持ちます。 興味を持てる事が出来て上の空な所に、ド緊張で心臓バックバクな夏川くんからの不意打ちの告白! 胸に手を添えて赤面するこころちゃんの姿が艶やかです。 帰ってからは 『これが、「恋」なのかなァ…』 なんて呟いてみたり… 1度自覚してしまったら後は、恋する乙女パワーで徐々に積極的になっていくこころちゃんです。 イケメンな先輩に家に押しかけられたり、夜の学校に忍びこんだり いろんなハプニングもありましたが… 結果! 【 麻薬組織 vs こころ様 】 になっていきます。 スピード感ある展開で最後までダレる事なく読みおえる事が出来ました。 終わり方も変に皆がハッピーなエンドに落ち着く事なく良きです。 こころ様にとってはベストとまではいかなくてもベターなエンドだったのでは? (注1:感じ方には個人差があります) ちょっと人を選ぶ漫画かもしれませんが、5巻完結と手を出しやすい漫画なのでご興味があればっ。 ・個人的に好きなサブキャラ 【くち先輩】が一押しです。 100%善意の天然系。 残念ながら1巻以降はほぼ出番ないですが、3巻では過激な姿で再登場っ! 画像は 幼女時代のくち先輩添付。 おばあちゃんの教えのまま良い子に育ってます。 (注2:本作は微グロにつき苦手な方はご注意を)雑草研究部のキラキラ青春物語ザッケン! プクプク 上村奈帆 モノガタリラボ野愛漫画に登場する部活は大体魅力的です。熱血でもゆるゆるでも運動部でも文化部でも、青春っていいもんだなあと感じます。 ちょっと地味めな雑草研究部を題材にしたこの作品も、青春のキラキラが詰まった素敵なお話です。 主人公のゆかりは夢中になれるものが見つからない女の子。部活に入って青春を謳歌しようと思うものの、やりたいことが見つかりません。 そんな彼女が出会ったのは雑草への愛が深い女の子・ドクダミちゃん。 廃部寸前の雑草研究部(通称ザッケン)を存続するべく、部員&顧問探しに奔走しています。 変わり者だけどまっすぐでピュアなドクダミちゃんに巻き込まれて、ゆかりの世界が広がっていくのがとても眩しいです。 ドクダミ茶飲んだりお花ネイルしたり活動内容も楽しそうです。 ちょっと地味なザッケンだけど、友情も努力も青春のキラキラも見たいものは全部揃ってます。大河ドラマみたい。日本三國 松木いっかstarstarstarstarstar干し芋1巻、読了。 凄い作品が始まった!! 世界観が、凄いし、巻末には、年表まで付いている。 近未来の戦国時代って、どんな感じなのか・・・? 是非、読んでいただきたい。 それにしても、平殿器は、本当にいけすかない。 そして、結婚したばかりの小紀の最後が痛ましすぎる。 異界からの怪物との命がけの戦いが「めっちゃ楽しい!」 #1巻応援カクリヨ・バトルマニア おしょうゆたべたいsogor25 この作品は普通の高校生・清藤那望(きよふじなもう)が、異纏(あだまとい)という不思議な能力を持つ少女・法詞(のりと)いぶきと出会い、妹の美依(みい)と共に異界からやってくる怪物との戦いに巻き込まれるという物語です。 那望もまた異纏を使えるようになり、いぶきと共に怪物と戦うことになるのですが、いざ戦闘となった時に那望が最初に抱いた感想は「これめっちゃ楽しい!」 怪物との戦闘は死と隣り合わせの非常に危険なものなんですが、こんな感じでどこか気の抜けた感じの那望のキャラクターのおかげで軽妙にストーリーが進んでいく気持ちのいいテンポ感の作品です。 また、そうは言っても怪物との戦闘が厳しいものであることに変わりはないのですが、いぶきは勿論、那望も決めるところでは正義感をバッチリ見せてくれて、それぞれが持つ能力を駆使し、知略を巡らせて戦うスリリングな一面もある作品です。 1巻まで読了塩対応からの両片思いとな塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い@comic 猿渡かざみ Aちき 鉄山かや六文銭「塩対応な人が自分にだけ甘い」 という俺得な設定なだけに読んでみましたが、非常に良かったです。 結局、自分にだけしかみせない態度だったり顔だったりに萌えるんですよね。 全人類がそうだと思ってます。 美人だけど誰に対しても塩対応な佐藤さん。 実はただの人見知り・コミュ障なだけで、実際は、とっても可愛らしいというのも鉄板なのですが良いです。 特に、あまりよくわかってないのにドヤるところとか、周囲を気にせず突っ走るところとか、ちょっとポンコツ気味なのもツボです。 結局主人公も佐藤さんが気になり、佐藤さんも主人公が気になっているという、なぜか気づかれない両片思いという構図。 リア充っぷりに本来なら憤死しかねない勢いですが、 二人の初々しい感じは嫉妬を超えた尊さがあります。 照れると塩になるので、想いが通じるときがくるのかな?と眺めながら読んでいます。一話は良かった!…でも…日本三國 松木いっか名無し3話までしか読んでないが、1話は大看板漫画にも引けを取らない程の大きな物語のスタート感っぽさが凄くて引き寄せられた。がしかし、2話からいきなり幕末時期の軍服みたいな格好のキャラが多く出てきたり、時代設定が近代的で令和(とか言ってた?)の筈が容姿も語りも戦国時代の将軍気取りみたいな奴が出てきたりと、なんか読者が戦国モノ・幕末モノが大好きな歴史オタク向け感が一気に出てきて3話を読むも特にその気持ち悪い雰囲気が消えることなく読むのを辞めた。時代設定を現代社会にしてキャラも今風のデザインだったらまだ楽しめた。作者が如何にも歴史オタク感が出てて見続けるのキツかったです。一般ウケはしない歴史オタクが好みそうなマニアック作品。 漫画村と戦った弁護士が描くリアル弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい 武村勇治 ゆうきまひろ兎来栄寿マンガに対して大きな愛を持ち、漫画村などの違法アップロードサイトに強い危機感を覚え、コンテンツ産業を守るために実際に漫画村やファスト映画と戦ってきた中島博之弁護士。何と、その中島弁護士が原作者となっている作品です。 しかも、この作品の序盤では違法マンガアップロードサイト「漫画谷」と法的に戦っていく様子が描かれます。 もちろんフィクションなので脚色してある部分はありますが、海外にサーバーを置く違法アップロードサイトに対してどのように法的な責任を追及していくのかの一部始終を漫画として読めるのは凄いことで、このエピソードだけでもコンテンツ産業に携わる方・興味がある方は必読です。 その他にも、巷で話題になっているSNSを使ってお金やプレゼントを配るという名目で金を稼ぐ悪徳集団との戦いなど近年の社会情勢を色濃く反映した内容になっており、リテラシーを上げるために小中学生に読ませても良い内容です。なぜ、海賊版サイトでマンガを読んではいけないかということも教えられそうです。 今後も様々なテーマを面白く、学べるように描いて行けそうで楽しみです。 なお、作品の印税収入は海賊版サイト撲滅のために使われるそうですので、ぜひ支援のためにも買って読んでみてください。崩壊した日本の再統一をして何を目指すのか?日本三國 松木いっか六文銭久しぶりに新作を読んで うおお! ってなりました。 というのも、自分は ・歴史、特に戦国時代が好き ・軍師的なポジションの人間(策略巡らす人間)が好き ・今の日本やばくね?という謎の不安 という3点が自分の中にあって、これが本作によって見事に表現されていたからです。 さて、その内容はといいますと、 第4次産業の敗北、教育の低下、それによって日本は衰退。 核戦争が起き、日本に難民があふれ、それによってコロナ以上の感染症が広がる。 貧富の格差も相まって、民衆の間で暴動がおき日本は滅亡。 結果、3つの国に分離してしまう。 この時点でめちゃくちゃおもしろくなる予感がありませんか? 少なくとも私は冒頭で、やられました。 主人公は、3つに分離した日本国の1つ「大和」出身で、 知識もあり弁も立つことから軍師として、日本の統一を目指すという話。 主人公がこれを目指した動機も・・・ホント胸アツなんでぜひ読んで欲しいですっ。 かわぐちかいじの「太陽の黙示録」を彷彿とさせますが、 こっちは諸外国による侵入とかあるのか、まだ不明ですね。 題材としては凄まじく広がりがあってイヤでも期待してしまうので、 逆に怖いです。 とにもかくにも続きが楽しみになったのはホント久しぶりで、はやく2話が読みたいです。 最後に、余談ですが 日本が崩壊して三国に分離 とか荒唐無稽のように聞こえるかもしれませんが、ホントにそうでしょうか? 本作の冒頭にあったように、データ✕AIの第4次産業の敗北、教育水準の低下、結果、日本が衰退していくというのは、あながち間違いではない(可能性としてありうる)のではないかと考えます。 もはや日本が誇れる産業はロクになく、高齢化対策ばかりで未来への投資(主に大学などの高等教育機関への投資)が少ないのが今の日本です。 私は、このマンガが日本を再統一し、そして世界と何でどう戦っていくのかまで明示して欲しい。 そしてこれを若い人が読んで危機意識を与えかつ未来への道標になるような作品になって欲しいです。 本作こそ今この国に必要なマンガだと、個人的に思います。得体のしれない怖さです。裏バイト:逃亡禁止 田口翔太郎starstarstarstarstar干し芋画が怖いです。 夢に出てきそうです。 高額バイトでも、私にはできません。 ❝くさい、くさい❞でかなりの事を切り抜けられる黒峰ユメと、バディを組むのは勇敢な白浜和美。 他にも、緑とか橙とか色にも拘りがありそうです。 2巻読了です。 これから、もっと怖くなりそうな予感です。 タイトルのチープさを裏切る面白さ(祝アニメ化)出会って5秒でバトル みやこかしわ はらわたさいぞうさいろくタイトルから想像されるとおりデスゲーム系で、能力系バトルもので、お色気あり。 そこまでは非常にわかりやすく思ったとおりなのだが、じゃぁ「5秒」ってなんだ?というところや、1巻の表紙の主人公は「どういう能力」なのか、「どんなバトル」なのかっていうのが想像を上回る。 主人公はチート能力転生系をクロスさせたような元々の天才ぶりで、ゲームのルールをしっかり読み込むとなかなかに面白い。 もちろんストーリーや展開だけの面白さではなくキャラクターの魅力や画力の高さなども良い。エースで連載しててもおかしくない、というかエースっぽい。と思ってたら出身がエースだった…さすがのエース、色濃く残るなぁ。 なにしろ裏サンデーでもう16巻も続いているので人気は言わずもがなだが、デッドマン・ワンダーランドのような残酷な描写や、未来日記のような戦略思考シーン、折り紙付きの画力が振るわれるお色気シーンも少なかれ登場するので読んでみて損はない(上からっぽくてごめんなさい) そして祝アニメ化(1クール分終わっちゃったけど) その辺の詳細は公式Twitter見たらわかるけどフィギュアとかはまさに今週プライズで市場に出回り始めてるようで、ギリギリまだ旬じゃないかな? https://twitter.com/dea5_anime猫のしもべにされたくて猫のしもべにされまして 春日有野愛魔神とは言え、もふもふの猫のしもべにされるなんて幸せでしかない…!! 猫好きだけど素直になれないサラリーマン・虎沢のもとに、魔神ゴルナゴと名乗る猫があらわれて勝手に契約結ばれちゃうといううらやましいお話。 ゴルナゴがかわいいのはもちろん、猫なんて…と言いながらキャットタワー作ったり一緒にお出かけしたり幸せそうな虎沢もかわいい。ツンデレ×ツンデレもいいものですね。 おうちにやって来てとか取り憑いてくれなんて贅沢なことは言わないので、犬に乗ってるゴルナゴに遭遇したい。もふもふしたい。フリスビー?違う、ディスクだ!アルティメットだ!! #1巻応援紅緋のアルティ 菅野ナオト兎来栄寿アルティメットはフライングディスクを使った7人対7人のスポーツで、ルール的にはアメフトに近いと言われています。2028年のオリンピック種目化も目指されているようです。 マンガワンで「アルティメット」を描いた作品が始まった時は題材の珍しさに興味が募りました。そして、新人らしい荒削りな部分もありながらも、面白い作品に仕上がっていると感じました。 何より良いのが、ヒロインの峰村蘇芳(みねむらすおう)のキャラが立っているところです。元々は山の景色を撮るのが好きでそれをSNSに上げるカメラが趣味の少女ですが、同じ学校でアルティメットの有能選手である住吉に出会い彼の写真を撮るところから話が始まります。 そのままカメラマンとしてアルティメットに関わっていくのか、そのままでも面白そうだな、と思いきや自分も実際にアルティメットをプレイする側となっていきます。 山の写真を撮るのが好きで「石鎚山」や「宮之浦岳」、「旭岳」に登りたいというのは山好きにはグッとくるところ。何より冒頭から富士山に苦もなく単独登頂している様子が描かれます。外見こそ文化系ですが、これは凄まじい体力であることを暗に示しています。 極め付けに、筑波山から御成門まで80kmの道のりを登山道具を担ぎながら徒歩で歩いてきたというエピソードが序盤に描かれます。 『弱虫ペダル』の小野田坂道くんですら秋葉原までの往復90kmは自転車でした。それを、徒歩で徹夜でやった上でまだなお普通に活動できる主人公。完全にスタミナ無限大のフィジカルモンスターです。そこに、カメラマンならではの観察眼が加わることで、未知の競技であっても凄まじい素質を感じさせるプレイを見せていくのはワクワクします。 しかし、眼鏡を取ると普通に美少女。そのギャップもまた良いですね。 ミナスギUC(アルティメットクラブ)の上位プレイヤーたちなどサブキャラクターも魅力的で、今後彼女がどんな山の頂に登り詰めていくのか、楽しみです。 漫画を愛する全てのひとに読んでほしいあーとかうーしか言えない 近藤笑真野愛めちゃくちゃ熱い漫画でした。読めば読むほど引き込まれ、読み終えた今は漫画への感謝の気持ちでいっぱいです。 コミュニケーション能力に難あり、言葉を発するのに時間がかかるのでタイトル通りあーとかうーしか言えない天才エロ漫画家・戸田セーコ。 身ひとつで上京した戸田と同居することとなる担当編集者・タナカカツミ。 この2人の交流を中心に、ライバル漫画家との対決やコミケ参戦、新人漫画家の発掘などたくさんのドラマが描かれています。 天才・戸田が周囲に影響を与えるのはもちろんですが、戸田自身もさまざまな経験を通して成長していきます。 友達のように家族のように戸田を支え、彼女に新しい視点をもたらすタナカの成長物語でもあります。 ひとりの天才漫画家が無双するお話ではなく、漫画を愛する人々の情熱を描いた素晴らしい作品です。 漫画好きなら絶対に心震える作品だと思います。孤島でのサバイバルホラー✕ループ実験島 MITA 岩葉六文銭とある製薬会社の新人研修で、孤島に連れていかれた新卒たち。 そこで、研修と称して謎の薬を飲まされてから、不可解なことが起きはじめる。 何かの実験にされてしまったのか?まるでゾンビのように変貌してしまった同期たちに、主人公は一度殺されてしまう。 しかし、気づくと研修開始時期に時間が巻き戻っており、一方で主人公の記憶はそのままなので、ここらの脱出をはかっていくという流れ。 サバイバルホラーとループものがまざったような作品で、 同じ状況を繰り返すことで、先を見据えて少しづつ未来を変えていく、 そうすることで首謀者の狙いの裏をかいていく感じはスリル満点です。 まだ諸々の詳細は明らかになっていませんが、 幼馴染のヒロインが、この実験か、主人公のループと何か関係ありそうで気になります。 ホラーには欠かせない(?)ちょいエロ的なサービスもあるので、 それもまた一興です。意外と少年漫画的ビリヤード漫画ミドリノバショ 岡Q六文銭ビリヤード漫画なんで「Mr.FULLSWING 」の鈴木先生が読み切りで書いた「pool shooter」くらいしか読んだことなくて、 そういえば、なんでビリヤード漫画ってないんだろ?と、思わず考えてしまった。 個人的に ・細かいルールがよくわからない ・スポーツよりもやっていることが地味 そして、何より ・おっさんが球ついても面白くない これだ!!!!!!!! って本作読んで思いました。(身も蓋もない) とにかく、本作のミドリちゃんが魅力的。 天才なのに、真面目で素直で、孫娘みたいなポジションなのが、すごくいい。 それでてい、ビリヤードのこととなると、かなりアツく負けず嫌いな感じが、よりよい。 自分も、本作に出てくる、応援している地元のおっさんの一人になった気で見守っております。 ただの可愛い天才女子中学生がビリヤードやっているだけでなく、 成長という変化を描いているのが、少年漫画そのものです。 また、主人公だけでなくにも、全体的にキャラが魅力的なんですよね。 特2巻で明らかになる菅さんと沖田プロの師弟関係とか、読んでいて胸アツでした。 初める動機も続ける情熱も、丁寧に描いていて、作品へのハマリ具合を加速させます。 また、書誌内容に >ビリヤード専門誌で約7年連載していた著者がおくる と記載ありますように、ビリヤードに関してはふんだんに豆知識もあるので、そもそもビリヤードに興味がある人も納得できる内容だと思います。 3巻では、現役プロの女王的な存在と戦うことになりますが、 ここから百合展開になるのかも気になるところです。 人生の問題は大体筋肉で片づくダンベル何キロ持てる? サンドロビッチ・ヤバ子 MAAM六文銭筋肉があれば、なんでもできる そう思っていた時期がありました。 否、現在進行形で思っています。 筋肉があれば代謝があがるので太らないし(※諸説あります) 体調だってよくなる。 寝起きも良い。 ストレスもなくなる。 体がしまるからモテるし、重たいものだって持てる。 ※モテるのは、個人差あります 本作は、痩せたい思いでスポーツジムに通う女子高生の話。 イイことである。 思春期の女子は、何かとすぐ食べる量を減らすことで事なきを得ようとしますが、論外である。 そもそも、やせたければ運動すればいいだけの話なのだ。 運動、そう筋トレで良いのである。 なので、本作の主人公は、誠に良い心がけである。 全体的に日常系の部活モノっぽい雰囲気があるが、 部活ではなくジムなので、やっていることはガチなのが良い。 (最新刊では部活をつくっていますが) 筋トレ方法や健康維持のちょっとした豆知識がつくのも魅力。 コロナによって、ステイホーム、ステイハングリーだから、 ノー運動にも関わらずノーリミットで食べまくっている人の処方箋になる作品だと思う。 筋トレだ、筋トレしよう。そういう気になる。 ただ、12巻まで続いていて、結構な運動量をしているのに、キャラたちが全然マッチョにならないのが不思議である。 とまぁ、偉そうに色々言いましたが、私は、ガリガリでもメタボでもない、一番面白みのない中肉中背です。 まずは、これ読みなおして自分が運動しようと思います。楽しくてかわいい宅飲みのお話たくのみ。 火野遥人野愛女子4人がシェアハウスでただただお酒を飲むだけのお話。 文句とか愚痴なんて一切ない、ひたすら平和で楽しくかわいい。こういう世界でお酒を飲みたい…! 女の子がお酒飲んでるところを見ているだけでももちろん楽しいけれど、登場するお酒とおつまみも多種多様で楽しいです。 甘いのもお洒落なのも定番のビールや焼酎も、なんでも美味しく楽しく紹介してくれるので「今度これ飲んでみよ」って思えます。 4人と一緒に宅飲みしたい…!<<34567>>
魅力度ランキング下位常連でヤンキーが多め。 茨城に来たからには赤髪&眉毛全剃りくらいしないと転校生はナメられる!? そんなことないです。茨城はいいとこです。行ったことないけど。 東京から茨城にやってきた転校生ノブエと地元民のカホちゃん、ミノリン、スズが郷土研究部の活動でいろんなところにお出かけするお話。 ゆるくてかわいくて平和で楽しいです。まんまと茨城に行きたくなりました。 でっかい大仏と恐竜と滝見たい。わんわんランド行きたい。しょぼろ納豆食べたい。 こういう漫画、全都道府県でやるべき。でも根底に郷土愛があるから面白いんだろうな。 原稿終わって運動不足だから筑波山登る豚もう先生好き。