裏サンデーの感想・レビュー204件<<45678>>丸戸史明×武者サブのエンタメ作りマンガ!メディアミックスメイデン 丸戸史明 武者サブ兎来栄寿『冴えない彼女の育てかた』の丸戸史明さんと、そのコミカライズでもお馴染みの武者サブさんとのコラボレーションが再び登場しました。 帯に丸戸史明さんの代表作として稀代の名作である『WHITE ALBUM2』の名が記されているところからして期待せずにはいられなかった本作。 「100億の男」と言われる超有名プロデューサーを父に持つ主人公が、失踪した父に代わって最高のメディアミックスエンタテインメント作品を作り上げていくという大筋になっています。加えて、文芸編集者・マンガ編集者・アニメ制作会社の才媛たちとひとつ屋根の下に暮らすというラブコメ要素も混じっています。 主人公がお偉方相手に決死のプレゼンを行うシーンや、女性編集者が大物作家に対して専属の先輩編集者の牽制を受け流しながら望む原稿を書いてもらうシーンなど、ビジネスやモノづくりにおかる普遍的な困難を面白い物語として料理し、演出しています。 『WHITE ALBUM2』でも大学生の主人公が編集部で社員よりも仕事ができる有能な人材として活躍するシーンが描かれていましたが、丸戸さんはビジネスシーンを描く手腕に長けていますね。 今回はかなりライト寄りの味付けですが、作家性はそこかしこに滲み出ています。「たかがエンタメ」の件は、サイバーコネクト2の松山社長が書いた『エンターテインメントという薬』を想起しました。 武者サブさんの描く女の子も可愛く、今後も楽しみです。3巻を読み、嘆息する。教え子がAV女優、監督はボク。 村西てんがナベテツ物語は中々の山場になってきました。しかし個人的には、ナンパの描写が新鮮でした。 40年以上生きてきて、世の中には知らないことがまだまだあるんだなあと痛感させられます(勿論、自分が向かないことでもあるという自覚もあるところではあります) 作者の村西さんは決して綺麗なだけの世界を描いている訳ではありません。だからこそ沢山の人に読んで欲しい。これもまた日本の一つのリアルな現実なのだから。連載が続いて欲しいと強く願います。答えらしきものに飛びつかないねじの人々 若木民喜hysysk学校生活で生まれる疑問と、そこからつながる哲学的な話題への接続が自然で、キャラクターも魅力的。主人公には熱血さがなく、かといって冷笑的でもなく、ちょうどいい淡白さで無理やり答えらしきものに飛びつかないのが良い。 それだけに3巻の展開はキャラクターが動いて思索しているというよりは、作者の考えに誘導しているようであまり好きになれない(キャラクターでなくメタな作者と編集者らしき影が話を進めている)。作品が続くためには色んな条件が絡んでくるとは思うが、2巻までのテンションでもっとじっくり読みたかった。面白くなる要素が多くてこれからが楽しみ異剣戦記ヴェルンディオ 七尾ナナキ名無し異剣っていうめちゃ強武器というファンタジー要素、その剣が各地で戦争を引き起こしてるっていう戦記要素、食い扶持稼ぐために偶然発見した古城を拠点に荒野を開拓しながら酒場を開くビルダーズ要素、取り立てて強みはないように見えるのになにやら運命を託された主人公という王道要素など、面白くなりそうな要素がたくさんで今後が楽しみ。今も十分面白いけど、仲間が増えていけばますます面白くなっていきそう。まだ出たばっかりだから、長く続いて欲しい。 色々ドキドキ。教え子がAV女優、監督はボク。 村西てんがナベテツAVというジャンルは本当に星の数ほど作品があって、企画であったり女優さんであったり、語ることはそれほど山程あるのだろうと思います。 2巻においては撮影の現場での女優さんのことが描かれていますが、恐らくこんな女の子もいたのだろうな、とおぼろ気に感じたりもしました(勿論、創作ですから全てという訳ではありませんが)。 AVが消費されるのは作品に登場する女優さんであったりシチュエーションですが、そこにはその女の子がどんな子であるのか、という視点は全く存在していません。だから、どれほど身近な物であってもそこに想いを至らせるということは難しくなってしまうのですが、2巻で村西さんは我々読者に「こういうこともあるんだよ」と垣間見せてくれます(読者としてはドキドキさせられました)。 3巻ではどんな物語を見せてくれるのか。楽しみにしながら待ちたいと思います。しかしアプリは表現に関して厳しいんですね。今回も勉強になりました。すごく良く言えばヤンキー風TOKYO TRIBE愚連街 手石ロウ名無し裏サンデーの中でも人気があるものっぽかったので(違う?)6巻まで読んでみた感想。 まず、なんで裏サンデーなの?(少年画報社とかニチブンとかのほうがあってそう)と思ってしまった。 暴力と無敵感と説得力ゼロな勢いだけで物語が進んで仲間が増えていく感じで、6巻までの感想としては申し訳ないけど非常に残念な印象。 主人公やその周りとのノリみたいなものといい、もうちょい構成考えて作ったらいいのに…編集ついてないんじゃないだろうか。 絵はちょっと安定しないなぁという感じだし、6巻まで来ても上手くなってるようにも思えない。ちょっと期待しすぎたかなー・・・タイトルから想像できないほど真面目な作品先生で○○しちゃいけません! 武者サブ六文銭ちょっとHな漫画かしら?と興味津々ザムライで読んだが、襟元正すほど真面目な話だってござるの巻。 艶めかしい美人の保健体育の先生が、真面目に性について教えてくれ、 聞いている生徒たちは、矢も盾もたまらず色々想像しちゃう、けしからん展開です。 ただ、男子、女子関係なく、それぞれが抱えている悩みだけでなく、男女の付き合いの話まで親身に聞く姿は性職者、もとい聖職者そのもの。 正しい知識と思いやりをもって相手の立場にたってするアドバイスは、大人の自分でも純粋にためになります。 日本の性教育って先進国のなかでも教えるのが遅い(ドイツやフランスは10代より前)かつ、あまり深堀りして教えないというのをどこかで聞いたことありますが、この漫画は高校生に教えているので、もっと低学年、それこそ小学生とかにむけてもよいのかもなぁと、最後はクソ真面目に思ってしまいました。 なんにせよ、一生懸命で可愛い由井ちゃん先生に眼福です。 タイトルが 先生で、眼福しちゃいけません! だったらどうしよう。 男女混合オメガバース×エリート同士の頭脳戦 #1巻応援九条学園生徒会は交わる 幸路 月夜涙sogor25優秀な人材を集めて日本一のエリートを育てるための学校・九条学園。 そこには絶対的な権力を持つ生徒会が存在する。 ある日、"α"である生徒会長の蓮は、1年生の首席でありながら"Ω"であるために虐げられている綾音と出会い、彼女を生徒会に入れることを宣言する。 この作品は"オメガバース"の世界観を踏襲しており、特に"生まれつきの能力により人間の階級を分ける"という要素を強く作品に組み込んでいる。 αである生徒会長の蓮と副会長の楓、βである会計の樹、そして蓮に拾われる形になったΩの綾音、この生まれつき階級の違う4人が同じ生徒会にいる事自体が不自然なのだが、九条学園生徒会という絶対的な権力を持った存在の中で それぞれの"目的"のために策略を巡らせていくという、頭脳戦・心理戦が物語の中心にある作品。 登場人物たちの思考が深く展開もテンポよく進んでいき、そしてその中にオメガバースの設定が上手く組み込まれているので、会話劇や作品の世界観にとにかく引き込まれる作品。 ただし、オメガバースの"番を作る"という意味合いの描写のほうが全くないわけではなく、恐らく今後の頭脳戦・心理戦の中に絡んできそうな雰囲気がある。男女混合のオメガバースということもあり、いろんな要素が絡み合ってどんどん複雑な関係性が生まれる作品になっていきそう。 1巻まで読了#裏バイト #高収入 #ホラー #閲覧注意 #オカルト #1巻応援裏バイト:逃亡禁止 田口翔太郎starstarstarstarstarウマタロ2巻まで読了。 1巻に引き続き、さまざまな裏バイトに参加し、毎回命からがら報酬を得る白浜和美と黒嶺ユメ。クサイクサイ危機察知能力と、機転の利く安定のコンビ感。そこへ「やられ役の新規」が加わるいつもの構成が好きすぎる。 2巻では一つの話が少し長めで、オチは1巻より大きな結末のものが多い気がした。シュールな演出もあって、どこからがギャグでホラーなのかわからないが、非常にクセになる面白さがある。それでいてホラー描写はしっかりと怖い…。話の長さも丁度いいし、テンポよく読めるオカルト・ホラー漫画。 紙の単行本にはカバー下に描き下ろし漫画があるので、できることならば紙版を買った方がお得感がある。(電子版はわからない) ちなみに、 > ※本作品は心身に多大な影響を与える可能性がございます。 という触れ込みのとおり、夜寝る前に読んだところ、悪夢を3回ほど見て起きた。 予告された死の未来を回避せよ! #1巻応援ウソツキ皐月は死が視える 了子ANAGUMA主人公の皐月は誰彼問わず「あなたは死にます」と声をかけるのでクラスメートからは距離を置かれている浮いた存在。なぜそんなことをしているのか?理由はシンプルで、彼女には本当に他人の死の運命が見えているのです。 彼女が誰かの死を予見する手法はユニークで、死亡現場に彼女にしか見えない死体のイメージが現れるというもの。 「未来の死体」をためつすがめつ実況見分して限られた情報から死の原因を推理し、死亡時刻が訪れるまでにあの手この手で要因を排除していくのはスリリングで読み応え抜群です。 「ウソ月」と呼ばれ、他人に信用されていない皐月がコミュニケーションを取りながら誰かの行動に介入することの大変さが読んでいると伝わってくるんですよね。 誰からも理解されないのに、それでも危険を冒して人を救うために奔走する皐月のキャラクターは熱いものがあります。 皐月の能力と行動を通して徐々にクラスメートとの関係性が変わっていくのが1巻の展開。彼女と距離を縮める者、疑いを強める者、拒絶する者…皐月の心情に少し光が差したかと思えば周囲の人間関係に潜む深い闇が垣間見えたり、グラグラしながら読み進められるのが楽しい作品だと思います。 そして重要情報を最後に補足しますが、女と女の感情が動きまくりますのでそのスジの方にもぜひ読んでいただきたい次第。サスペンス百合です。 最強系漫画だ100人の英雄を育てた最強預言者は、冒険者になっても世界中の弟子から慕われてます@comic 響眞 甘宇井白一 天野英名無しなろう系タイトルがどんどん長くなっていくのがちょっと面白いと思ってしまう人間です。 最強で師匠なのでお忍びで冒険者になろうともまず「預言者」と名乗る時点で分厚い警備をつけろ、となります。 お忍びだけおお忍びじゃない!! こういう方向性の漫画、嫌いじゃない。まずは、知ろう#1巻応援教え子がAV女優、監督はボク。 村西てんがナベテツマンガのすばらしさは幾つもありますが、自分の知らない世界を教えてくれる、知見を広げてくれる、という点も挙げられると思います。 AVを見たことのない男性というのは日本にほとんどいないと思いますが、この業界に関して詳細な知識のある男性もまた、ほとんどいないと思います(AV女優や男優、作品レベルの話ではありません)。かくいう自分も、好きな作家のエッセイや漫画で取り上げられたエピソードやインタビュー程度の知識しかありませんが、それでも恐らく世の中の平均的な男性よりは「作品」以外について「知っている」人間になってしまうと思います。 作者の村西てんがさんは、実際に制作会社で働いた経験があり、我々のような無知な人間に、AV業界や撮影というものを、少しずつ見せてくれます。 パッケージングされた作品には、それを作っている人達がいる。至極まっとうなことなのですが、AVに関してはその事が意識する人間は殆どいないように思います。それもまた無知のもたらすものであり、想像力の翼を届かせることのない原因になってしまっているのではないかと思います。 描きたいことが沢山あるんだろうな、というのが1巻を読んで自分が感じたことでした。それは、作者の物語を紡ぎたいという願望と同じくらい、この業界に向けられる「無知」に起因する眼差しを変えたい、という祈りなのではないかと。 世の中には、色んな仕事があるし、そこで働いている人は多分自分とそんなに違わない。彼ら彼女らも自分と同じくらい懸命に毎日を生きている。そんな当たり前のことを教えてくれる、現代の日本で特殊とみられる世界をやさしく教えてくれる作品です。作者が描き切ったと言えるくらい、連載が続くことを祈り、細やかでもエールになればと思います。傭兵とケモミミと異剣の拠点防衛ファンタジー!異剣戦記ヴェルンディオ 七尾ナナキ名無し主人公は、弱くも強くもないくらいの傭兵で、なんとか孤児の状態から這い上がり、町外れでもマイホーム獲得まで成し遂げた。 自分の強さにある程度自信を持っていたが、山賊討伐の任務が予想以上に困難で山賊が強すぎるし、ケモミミの感情無い少女・コハクも強すぎるし、なんだこいつらーとなってたら殺され、ハッと気づいたら傷は治り時は経ちマイホームは朽ち果てコハクは小さくなっていた。 第0話 https://urasunday.com/title/1349/126872 絵がきれいで、ヒロインがちょうど可愛いかつキレイな感じで、小さくなってからはかわいいし、寿命長いので中身ババアなロリババアで運命語ってたり訳知り顔な感じでいろいろ乗ってるのいいですよね。 主人公もめっちゃ強くはないけど弱すぎもせず、口は悪いけどいざとなったら人は助けるタイプで好感持てるし、時が経ったあとも二人で拠点見つけて畑とか作っていく展開が楽しい。 「異剣をめぐる、拠点防衛ファンタジー」 らしいので、 ・拠点で酒場を経営しつつ食料と金を確保して ・めちゃ強かった山賊が持ってたような「異剣」を拠点で待ち構えて探しつつ ・拠点を守りつつ って感じのあんまり見たことがないタイプのファンタジーになりそうで期待しちゃう。 マンガワンで更新を楽しみにしていきたいと思います。 面白い!!!青のオーケストラ 阿久井真名無しまさに王道オーケストラ漫画!! 演奏者漫画にあえりがちなすごく暗くて苦しい描写が少なめで個人的に好きな漫画です! オーケストラ漫画ってすごく難しい気がします。 なぜなら人数が多いから、あと音は形が見えないから。 でもそれをうまいこと描写していてスッと感情移入できる、そんな漫画です。 裏サンデー発ですが万人受けする作品ですし、まだまだ面白くなる漫画だと思います。アニメ化などメディア化もしてほしい!!灼熱カバディ、アニメ化決まったから改めてプレゼン書きます灼熱カバディ 武蔵野創のれん雛テレビアニメ化も決まって、好評‼︎!&好調!‼︎ いつも最新話には予想外の面白さで驚かされてばかりです。 https://youtu.be/J_v6bG-ZUGk 改めてマイナースポーツ「カバディ」を題材とし、迫力ある作画&抜群のストーリーで読者を魅了する熱い王道スポーツ漫画、灼熱カバディのクチコミを書きます。 灼熱カバディの魅力を伝えたい!と思って過去にマンバさん主催のプレゼン大会に2回参加しました。その内容の一部を書きたいと思います。 【参考】 マンバプレゼン大会レポート2018年↓ https://note.com/manba/n/n36cdf65aa204 マンバプレゼン大会レポート 2019年↓ https://note.com/manba/n/ncc6660ba71c4 灼熱カバディの魅力として、 ①キャラクターがとても良い‼︎ ②高い共感性のある台詞が多い‼︎ ③誰かが誰かに影響を与える人間模様が凄い‼︎ を重点的にプレゼンしました。 ①キャラクターがとても良い‼︎は、 まず主人公である宵越君がとても良いキャラクターであると思います。 そもそも彼は最初カバディを知らずに、カバディを馬鹿にしております。カバディを好きな人にとっては敵のような存在が主人公なのです。 99%の読者もカバディのことをよく分かってないと思います。そのカバディを馬鹿にしている宵越君視点だからこそ知っていくのは新鮮で、読者は宵越君と一緒にカバディを理解でき、カバディの奥深さを知る要因になってると思います。 宵越君自身も一見斜に構えた態度をしてるキャラクターなのですが、いちいち笑ってしまうネタを沢山持ち、負けず嫌いと勝ちへの執着、その最善を尽くす姿は大好きになってしまいます! ②高い共感性はとてもあります。 どの話も素晴らしく、マンガや推しを愛したことがある人なら、ヒロ君の「すげー選手が見たけりゃ金を払うし、遠くにだって足を運ぶ。労力を使うモンだろ。」に共感を抱くと思います。みんなお金を払ってますし、労力を使ってますから!! また、最近個人的に面白いと思った話が名もなきキャラクターの視点回でした。この回で、数多くの読者が自分がした部活動を思い出し、思い出を語りました。 自分の経験がダイレクトに響く作品を読めるのは凄いと思いますし、面白いと思ったのは作者である武蔵野先生はインタビューで「熱い部活動とは無縁」と答えているのです。ビビりました…。 【参考】↓ https://comics.shogakukan.co.jp/news/11965 無縁であっても刺さる人(懸命に打ち込んだ人)に刺さる話を作れて、同じく熱い部活動に無縁の私もその物語を楽しめて嬉しいです。 ③誰かが誰かに影響を与える人間模様が凄い‼︎ これは誰と誰をピックアップしても多いと思います。同じ学年同士や先輩後輩だけではなく、「え?そこから?」とあったり、驚かされます。でも、まるで必然であったかのようにシックリ来るのです。変化を与え化学反応を起こす展開には鳥肌が立ちます。 この話をする時に、私は中心的にライバル校であり、2位の実力を持つ英峰高校3年主将神畑さんと、主人公高校の能京高校1年関君の話を出します。 カバディにはルールの一つに体重制限があり、減量に苦しめられている関君の話があります。同じく2m3cm高身長故に減量に苦しめられている神畑さんと関君は合宿編で話す機会があります。 合宿編で関君は神畑さんの仲間を想う「かっこいいところ」や試合で「汗もかけずに命を燃やす」姿を見ることになります。関君が減量に成功した描写は体型でわかるほど小さな描写でしたが、神畑さんの影響あって、成功したと自然にわかります。 また、大会で関君が活躍した時に、強敵との死力の闘いで思い出したのは神畑さんというのが、とても熱く、この描写は是非本編で読んでくれ!!!!!と叫びたくなります。 関君の台詞ひとつひとつに神畑さんのリスペクトがあり、最高です。 そして、これはほんの一つの例であり、もっと沢山の人間模様が展開されております。 以上、3つに絞ってプレゼンしましたが、まだまだ書き足りないことは沢山あります! 漫画としての面白さはもちろん、魅力的なキャラクター、夢中になるストーリー、驚かされる積み重ね、「どーやって勝ち上がるんだよ…」という強敵&絶望、納得できる展開、読了後の高揚感、数々の小ネタ、全てが詰まってる漫画、灼熱カバディです。 アニメがとても楽しみですね!!エネルギッシュ!寿エンパイア せきやてつじ名無し老舗寿司屋・天才職人の二人の息子。 初っ端からバチバチとせめぎ合い、お店の中の権力争いなど、 王道な要素が満載。 せきや先生はやはり、料理漫画で輝く人。 面白すぎて感想を書きにくい競馬学校物語白星のギャロップ 西連助たか※ネタバレを含むクチコミです。看板娘は天才ハスラー! 爽やかなビリヤード物語 #1巻応援ミドリノバショ 岡Qたか※ネタバレを含むクチコミです。復讐のため"ウソでウソを暴く"探偵の物語 #1巻応援アクターダンス 村上ペコsogor25探偵業を営む父親を持つ主人公の赤谷芙蓉(あかや ふよう)。ある日、その父親を殺され、その犯人に復讐するため自らも探偵となる。 犯人を追い詰めるためならどんな手でも使うという芙蓉の行動原理から、ピカレスクな雰囲気が漂っているんだけど、それとは裏腹に事件解決後にどこか心に棘が残る読後感のある作品。そして一匹狼な主人公なのかと思いきや警察に協力者がいたり仲間となる人物が現れたりと、芙蓉の人間味が見え隠れするような展開も面白い。 芙蓉の発言の1つ1つにオモテとウラがあるように、善と悪、光と影、どちらか片方の側面だけでは語れない、アンビバレンスな魅力のある作品。 1巻まで読了 "住む世界の違う2人"が育む友情の物語 #1巻応援おかしき世界の境界線 村田椰融sogor25千鶴には2人の友達がいる。昔からの友達と、最近できた友達。 しかしその片方、美涼にとっては千鶴は唯一の友達。なぜなら彼女にもう1人は"見えていない"から。 そんな"住む世界の違う2人"が友情を育んでいく物語。 『妻、小学生になる。』の村田椰融さんの新作。同作はネーム大賞という1話のネームだけで審査される賞で入賞し、そこから連載まで至った作品であり、今作も1話が読み切りとしての完成度がすごく高い。 ただ、今作は1話から2話以降への繋ぎを意識して書かれていることが分かる構成で、また1巻を読み終わってからもう1度読み返すと初めて気付くような布石が1話の中にいくつも仕掛けられていて、美涼と千鶴、2人の"物語"を描こうとしていることが感じられる。ここからどのように2人が関係性を深め、そして"境界線"が2人を阻むこととなるのか今から楽しみな作品。 1巻まで読了。ヤンキー高校に迷い込んだ優等生の秘密とは…? #1巻応援優等生じゃいられない! 有馬レンジsogor25ヤンキーばかりが集まっている底辺高校に通う、真面目な優等生タイプの馬白鹿音(ましろかのん)と彼女の幼馴染の天魔。2人がこの学校に通うのにはそれぞれ別の理由があった。果たして2人は無事に高校生活を送ることができるのか!?というコメディ。 馬白と天魔はそれぞれ真剣に学校生活の平穏を守ろうとするんだけど、馬白は天性の察しの悪さで、天魔は考えるよりも体が動いてしまう性格が災いし、いろいろなことが綺麗に噛み合わなくてどんどん厄介な方向にすすんでいく。そして、ヤンキー高校なだけあって(?)トラブルとともに次々に濃いキャラの登場人物が現れてかき乱していく。馬白と天魔のボケツッコミのバランスもいいし、同級生・モヒカンの原田が要所でいい味を出してる。 不良ばっかりが登場するコメディなんだけど、笑いどころと共に不思議と爽快感があってノーストレスで読める作品。 1巻まで読了ルカスのキレの良いツッコミ邪剣さんはすぐブレる 飛田ニキイチ名無し飛田ニキイチ氏の独特のシリアスタッチな絵と、シュールな絵が魅力の『邪剣さんはすぐブレる』。主人公はモニカとジャスブレ、この二人が狂言回しをする形で話は進むが…。 モニカの兄であるルカスのキレの良いツッコミが好きで、とても良い働きをしてると思うのだが、何かとひどい目にあうのは常に彼である。人気投票では、作者の飛田ニキイチ氏にさえ負けてしまったのが可哀想過ぎる(笑) オタ男とギャルの入れ替わりラブコメ桃色男女ちぇん★ 左右田もも名無しオタクとギャルが入れ替わってしまうお話。 入れ替わったら意外としっくりきてしまい、オタクはイケメンに、黒ギャルは清楚な色白美少女になります。 こういう入れ替わっちゃう系の漫画は、なんというか夢があって好きです。 若干エロネタも入ってますが、ラブコメなのでちょいエロ程度で気軽に楽しめます。完結したー亜獣譚 江野スミ名無し江野スミの絵が好きで読んでたけどついに完結した…… ソウさんが好きなので幸せになって良かった 電子書籍だけどちょいたしがちゃんと単行本になったのも嬉しい<<45678>>
『冴えない彼女の育てかた』の丸戸史明さんと、そのコミカライズでもお馴染みの武者サブさんとのコラボレーションが再び登場しました。 帯に丸戸史明さんの代表作として稀代の名作である『WHITE ALBUM2』の名が記されているところからして期待せずにはいられなかった本作。 「100億の男」と言われる超有名プロデューサーを父に持つ主人公が、失踪した父に代わって最高のメディアミックスエンタテインメント作品を作り上げていくという大筋になっています。加えて、文芸編集者・マンガ編集者・アニメ制作会社の才媛たちとひとつ屋根の下に暮らすというラブコメ要素も混じっています。 主人公がお偉方相手に決死のプレゼンを行うシーンや、女性編集者が大物作家に対して専属の先輩編集者の牽制を受け流しながら望む原稿を書いてもらうシーンなど、ビジネスやモノづくりにおかる普遍的な困難を面白い物語として料理し、演出しています。 『WHITE ALBUM2』でも大学生の主人公が編集部で社員よりも仕事ができる有能な人材として活躍するシーンが描かれていましたが、丸戸さんはビジネスシーンを描く手腕に長けていますね。 今回はかなりライト寄りの味付けですが、作家性はそこかしこに滲み出ています。「たかがエンタメ」の件は、サイバーコネクト2の松山社長が書いた『エンターテインメントという薬』を想起しました。 武者サブさんの描く女の子も可愛く、今後も楽しみです。