裏サンデーの感想・レビュー197件<<12345>>薄味さがいい演出になっている圧勝 小虎starstarstarstar_borderstar_border野愛登場人物の表情や心情の変化がわかりにくいというのは良いことではないかもしれないが、この作品に関しては良い演出になっていると感じた。 1人になりたくない、愛されたい、注目されたい、男が嫌い、女が嫌い、面倒に巻き込まれたくない……。 クソデカ感情を抱えつつ薄い人間関係にしがみつく若者たちの姿が、線の細い癖のない絵柄とぴったり合っているように思う。 容赦なく人が死ぬ上にだんだんと現実離れしたストーリーが見えてくるのに、淡々と進んでいくので淡々と読めてしまう。 登場人物の誰にも感情移入できなかったけどこれはこれで面白い!異世界で確かめる友情異世界ありがとう 荒井小豆 ジアナズ名無しタイトルがストレートで読んじゃいました。 おきまりな感じに異世界に行きゆるく生活し、しかし途中からオークに襲われ矢に刺され生命の危機! そんな状況にふたりの互いの信頼関係を再認識! なんかいいなってなりました。“聴こえる”音楽マンガこそ、表現の一つの到達点かもしれないと思った青のオーケストラ 阿久井真mampuku音楽マンガには名作が余りにも多いですよね。『四月は君の嘘』『のだめカンタービレ』『ピアノの森』など挙げだしたらきりがないほど。 初めて『BECK』を読んだとき「聴こえる〜〜〜!」と感動したのを覚えています。 マンガという媒体には音声がついていないので、声や音色は完全に読者の想像力に委ねられています。もう一つ、マンガが読者に与えている自由があります。それは間、スピード、時間です。音声にリズム(時間)が合わさったのが音楽です。音波が誌面から飛び出てくるかのような迫力のある表現と、次のコマ次のページへ導かれるような心地よいリズム、これらの相乗効果で「聴こえる」と感じるのかもしれません。 『青のオーケストラ』は言うまでもなく「聴こえる」マンガです。 加えて素晴らしい魅力がたくさんあります。 ・人物、楽器、キャラ造形、エフェクトすべてのクオリティが超高い。 ・選曲がキャッチー。誰でも知ってる曲ばかり。 ・『響けユーフォニアム』ばりに感動の学園ドラマ&スポ根 ・ラブコメの満足度も◎ アニメ化の出来次第では冒頭の名作の仲間入りも十分ありうるポテンシャルはあると思います。さあいざ出陣しようぞ!日本三國 松木いっか名無し血湧き肉躍るとはまさにこのこと。 現代で国内領地戦争したらどうなるかと考えたことはありますがこうもぴったりくる漫画があったとは! 現代というか日本が滅んだifの話なので昔なような現代なような…。 まず掴みがすごい。 勢いがすごい。 妻を殺され激昂するかと思いきや弁論で人を動かす主人公! そうそう、本当の意味で国を動かすのは腕力、力ではなく弁論なんですよ。人を動かすのは嘘でも本当でも信用が要になってくるんですよね! こんなにビリリとくる漫画なかなか出会わないので感動で震えました。 騙されたと思ってまず一巻読んで欲しいです!厳選!読んでほしいこのマンガ解体屋ゲン著者:石井さだよし星野茂樹106巻まで刊行作品情報はこちらおもしろすぎると思うマンガ送球ボーイズ フウワイ サカズキ九starstarstarstarstar酒チャビン全然知らないマンガだったのですが、甥っ子がハンドボールをやっているので、うちに来たときの暇つぶし用に買っておいてあげました。 ただ最近の子供にとってのマンガは、我々の頃の小説に該当するので、全然読むそぶりを見せず、しょうがなくわたしが読むことにしました。 おっ、おもしれえ・・・ このマンガ、おもしろ過ぎませんか??正直クラスに30人いたらこのマンガ知ってる人は0人だと思うのですが、もったいな過ぎます!!プロモ担当の人コレどうなってるんですか?作者がかわいそうすぎる・・・ 内容はハンドボールを題材としたスポ根ものです。正直、今話題のスラムダンクに影響を受けてる部分も目立つのですが、パクリというよりも、オリジナリティの中に自然に取り入れられている感じで、二番煎じ感は自分は感じなかったです。 キャラも皆魅力的で、敵やモブも含めて嫌いになれる人がいません。それでいて敵を倒したときのカタルシスみたいのもしっかりと感じられます。 1〜2巻あたりは肩に力が入ってる感じもあったのですが、その後は伸び伸びと描かれている感じがして、すごく読んでて清々しい気持ちになってきます。2022年に知ったマンガの中でもトップ1になってくる可能性が結構あるマンガです。 本当に個人的にはオススメできるマンガなので、死亡する前にもし時間があれば読んでみてほしいです。頭が良すぎる頭脳戦漫画出会って5秒でバトル みやこかしわ はらわたさいぞう名無し能力漫画…ですがこんなに能力が複雑なものは見たことないんですが! 「炎を出す能力」とか「手から大砲出す能力」とかシンプルなものならいいものを、主人公はまさかの…能力! こんなのもう国語の問題のようで、どっちの能力が強いとか矛盾していないかとか考えることが多すぎだったのではと思います。 企画の段階から能力とその効能?が複雑ですごい頭使いそう。 主人公が当然頭脳派なので見ていておもしろいですが、一方で諸刃の剣のような能力でもあるのでハラハラもさせられます。 あ〜これは売れるわ…。 頭脳漫画描く原作者ほんとすごい。ガチの筋トレマンガダンベル何キロ持てる? サンドロビッチ・ヤバ子 MAAMstarstarstarstarstar_border宮っしぃアニメのOPが一世を風靡し、ボディビルダーへの興味が非常に沸く作品 内容としては基本毎回筋トレをしていくコメディ作品だが、その内容がガチ過ぎて、そんじょそこらの筋トレ本よりもガチ ストーリーに起伏があり盛り上がる内容ではないが、単純にコメディとしても面白い マンガ読んで興味を持ったら是非アニメのオープニングを見て、ボディビル大会の合いの手を見て欲しい 合いの手は本当に笑う...まるで1本の映画を観たような...It’s MY LIFE 成田芋虫starstarstarstarstar_border宮っしぃ読後感がしっかりしていて、絵も話しも綺麗な純ファンタジー作品 ドタバタコメディ感も有りつつも、骨太なファンタジーな内容は、まるで1本の映画を観ている様な感覚があり、かなりスッキリした気持ちになれる ファンタジーとしてもコメディとしても楽しめるので、隠れた名作の1つだと思うケンガンアシュラ続編ケンガンオメガ だろめおん サンドロビッチ・ヤバ子starstarstarstarstar_border宮っしぃアシュラの続編なので、アシュラ読んでない人は要注意 トーナメント後の後日談だが、しっかり蛇足にならずに熱いバトルも健在 残っていた謎も少しずつ回収しているし、アシュラのキャラのバトルもありと、ケンガンファンには毎週楽しみな作品に 今回の主人公はアシュラとは異なり、多様な格闘技を取り入れていくスタイルで、また違った迫力が出ていて変わらず楽しめる アシュラも通すと結構長い作品だが、是非通してまとめ読みをオススメしたい血湧き肉躍る熱いバトルケンガンアシュラ だろめおん サンドロビッチ・ヤバ子starstarstarstarstar宮っしぃトーナメントで漢たちが戦う、言ってしまえばこれだけの話 ただ、とにかく熱い、バトルが燃える展開が多い、毎バトルどっちが勝つの?!ってなれる 刃牙や終末のワルキューレが好きな人なら確実にハマれるオススメのバトル漫画 戦いもリアリティがしっかりあり、ニ虎流とか実際にありそうな気もしてくる 謎が残っての終了であったが、ケンガンオメガに続く(マンガワンで連載中)ので、まだまだこれからもケンガンワールドが味わえるのも良い所 漢が拳で語り合うマンガが好きなら、是非読んで欲しい濃密なストーリーでまるで映画を見ている様懲役339年 伊勢ともかstarstarstarstarstar宮っしぃ転生が信じられてる国で、大罪を犯した主人公が懲役339年をもらう。ただし死ぬと転生囚として生まれた子供が2代目として罪を清算しなければならない... 当時斬新な設定と濃密なストーリーで一気読みしたのは今でも覚えている 信仰・自由・欺瞞、様々な思惑が絡み合い、まるで映画を見ている様な感覚になっていく あえてイマイチな点を挙げるとすれば、ストーリーに絵がちょっと追いついてないかなぁと... ただそんな些細な事を取っ払う程の読後感は是非読んで欲しい隠れた名作貧乏ヒーローの成長1000円ヒーロー 焼き芋ハンサム斎藤starstarstarstarstar_border宮っしぃ変身する時にお金をいれて、そのヒーローのレートによって変身出来る秒数が決まってる、かつレートによって強さも違う、という結構斬新な設定のヒーロー物 全く知られてないけど、実は結構面白いんですよ 正直絵はあんまり...ですけど、ストーリーは結構しっかりしてて、ヒーロー物として熱さ・バトルもありと才能を感じられる作品ダークホラーの中でもトップレベルの面白さ血と灰の女王 バコハジメstarstarstarstarstar宮っしぃよく聞く吸血鬼物とは一線を引く面白さがある 現在マンガワンで連載中なので、ぜひ読んで欲しい 善人から悪魔に変わり、人と魔の狭間で揺れ動きながら次第に成長していく主人公と、独特な仲間達と繰り広げるバトルは必見 何でこの作品がもっと普及していないのか謎、隠れた名作の1つカバディってめっちゃ熱いじゃん...灼熱カバディ 武蔵野創宮っしぃカバディって聞くと、試合中に「カバディカバディ」って言ってる謎スポーツって印象はほぼ全員持ってるはず それ、この漫画読めば変わりますから! 学生の頃スラムダンク読んでバスケ始めたって人多かったけど、当時にこの漫画があれば絶対カバディやってた! 格闘技にも通ずるスポーツかつ、謎だったスポーツをここまで熱いストーリーに昇華させた作者はすごい。 数あるスポーツ漫画でも上位に入る、燃える様な気持ちになれる漫画は必見。言葉遊び要素で読んじゃうウェルベルム-言葉の戦争- 花林ソラ 伏見航介野愛特殊能力バトルみたいなものにはあまり興味はないけれど、言葉の能力となると別。言葉遊び的要素があって設定が面白い。 退屈な日々に飽き飽きしていた主人公・入間ケイジは、美人な従姉妹・花里真紀から謎のゲームに誘われる。 アプリで引き当てた動詞の力を使って言葉集めをする「ウェルベルム」に巻き込まれていく……というお話。 内容としては特殊能力バトルだけど、能力が動詞というところが面白い。 「自分なら何の能力が欲しい?」っていう妄想はこの手の漫画なら絶対しちゃうやつだけど、動詞という縛り要素が加わるとより妄想が捗る。 癒やすとか和らぐを引き当てたらバトル起こらなそうでいいなあ。 割とシリアスにバトルが繰り広げられてるけど、動詞の活かし方は言葉遊びや大喜利が好きな人にも刺さるのでは。「神」の概念を覆す?新種のバトルアクションアフターゴッド 江野スミ 江野朱美さいろく裏サンデーなのに チェンソーマン、呪術廻戦、地獄楽(あと進撃とかもかな) これらをミックスしたかのようなジャンプ好きそうだなぁ、という斜に構えた読み方で入ったものの、気づけば3巻に突入。 すごく面白く感じるようになってしまった。 江野スミ作品初めてなので色々知らなかったけどこれまでのも気になってくる。 バトルシーンの迫力も書き込みも素晴らしく、なんだかんだ展開とテンポもよく、読みやすい割に壮大な緩さと世界観がミスマッチしていて、真剣に捉えて考察というよりは「どう戦っていくんだろう」というところに目が行く。 前述の作品はもちろん、他にも多くのマンガを読んできているのは当たり前であり、参考にしたというのはあるだろう。 でも設定や世界観、キャラ作りも上手。勢いもあるし、全然面白いので今後どう展開していくのか楽しみな作品。「不死身のパイセン」感想不死身のパイセン 田口翔太郎ニーナ独特の笑いを交えたクセ強ホラー。先輩後輩コンビの帰り道はどこまでもハプニングの連続で、このループが不思議と心地よくなってくる(笑)うーん……ギャル×スケ! 神内アキラ名無しいちおう5話まで読んだけどこの漫画が何を狙った作品なのか謎。スケートギャグ漫画にしては試合内容がまともすぎるし真剣なスポーツ漫画にしてはキャラに魅力も競技に対する情熱もない。 「想像上のギャルという生き物」を描きましたみたいな雑なギャル像が全く面白くないし、可愛くもエロくもない。 主人公がギャルだからこれができました、こういう特技がありますみたいな必然性のある展開も全くない。 設定が面白くないならせめて絵で魅せてほしいけど、超絶画力で魅せるというタイプの漫画でもない。むしろいかにもなデジタル絵で線に勢いがない。 自分がこの漫画を誉めるとすれば、とんでもオリジナルルールとかじゃなくてちゃんと現実のルールに基づいて試合してるところはいいと思う。 (まあむしろとんでもルールにしてコロコロコミックばりのギャグにした方が笑えたと思わなくもない) 自分以外の感想が気になるのでよかったらコメントください。 https://urasunday.com/title/2029/184780まんまと茨城行きたくなる茨城ごじゃっぺカルテット 豚もう野愛魅力度ランキング下位常連でヤンキーが多め。 茨城に来たからには赤髪&眉毛全剃りくらいしないと転校生はナメられる!? そんなことないです。茨城はいいとこです。行ったことないけど。 東京から茨城にやってきた転校生ノブエと地元民のカホちゃん、ミノリン、スズが郷土研究部の活動でいろんなところにお出かけするお話。 ゆるくてかわいくて平和で楽しいです。まんまと茨城に行きたくなりました。 でっかい大仏と恐竜と滝見たい。わんわんランド行きたい。しょぼろ納豆食べたい。 こういう漫画、全都道府県でやるべき。でも根底に郷土愛があるから面白いんだろうな。 原稿終わって運動不足だから筑波山登る豚もう先生好き。読まないのはマナー違反です遥かなるマナーバトル たむらゲン野愛ほんの小さなマナー違反によって命を落とした父の仇をとるべく、この社会のマナーごと変えてやる!! ヤクザの叔父のもとでマナーを学び、世界最強のマナー講師を決めるマナーバトルで優勝するため、笹木真那は立ち上がる!! もうこの設定だけで大勝利。 めちゃくちゃ馬鹿馬鹿しいことをやってるのに、ちゃんと手に汗握る熱いバトルに仕上がってるのが最高です。ちゃんと命懸けなのが面白いです。 まじでマナー講師集めて競技化してほしいですね、ブレイキングダウンみたいな感じで。 途中で読むのをやめたらマナー違反だと思うので今後も読み続けたいと思います。 もし打ち切りになったらマナー違反だと思うので編集部に抗議したいと思います。気持ちのいい青春マンガ♬青のオーケストラ 阿久井真starstarstarstarstar干し芋主人公の青野一は、運動音痴で勉強も苦手。 特技はバイオリンだが、とある事情により弾くことを拒んできた。 苦手な体育の時間にボールに当たり鼻血を出し、保健室で休んでいたらところ、聞いていられないほど下手なバイオリンが聞こえてきた。 弾いていたのは、秋音律子。 秋音は、目指している高校があり、そこのオーケストラ部に入り、バイオリンを弾きたいと初心者ながら練習をしていたのだ。 そして、青野の担任の先生は、秋音が目指している高校のオーケストラ部OB。先生は、以前青野がバイオリンコンクールで優勝した時の音が忘れられず、再び演奏してほしいと願っている。 そんな中、体育の成績が悪い青野に条件を出し、それをできるのなら体育の成績を考えてもいいと提案する。その条件とは、秋音にバイオリンを教えること。 こうして、二人は、走り出した。 秋音の真っ直ぐさが眩しい。 そして、中学校の担任の先生が、ちょいちょいいい事言う♬ 一話読了。ハイブリッドな感じの現代マンガの新しいカタチ日本三國 松木いっかさいろく長らくマンガ読者をしてるマンガファンからすると色々と「いいところ」が詰まっているなぁと感じるのではないだろうか。 絵はまだ粗いものの、キャラや世界設定、物語とその展開など見事に整っていて新世代だと感心した。 所々入ってくるジョークもイケてる。 私は序盤のSEVEN(ブラピ&モーガン・フリーマン主演の映画)のような展開がキツくてシンドイなーと思っていたが、単行本が出た事で改めて読み直して上記のような感想を持ちました。 まだ2巻だけど、無根拠に見えるインフレは起こらなそうだからちょっと安心しながら読める(気がする)。今後が楽しみなやーつ。次に来るのは送球ボーイズでしょ送球ボーイズ フウワイ サカズキ九名無しマイナースポーツの漫画も増えてきたけど、ハンドボールはなかなかいい題材だと思うんだよね。 フットサルよりもバスケよりで結構テクニック的な魅せ方も面白いし。 そして、例によってキャラが濃くていい部活漫画 アニメ化とかしないかな愛の重さはヘビー級♪もののふぞろいな性犯罪集団と闘う警察特殊部隊!マルセイ!! 鯨川リョウみや特殊性癖持ちがてんこ盛りのエロコメディ 『新人警官の但木心(ただしき こころ)が配属されたのは性犯罪を取り締まる特殊対策チームだった!?』 的な導入で始まるこちらのマンガ 主人公の適度な流されやすさがGood! 体術的な意味ではシンプル強い超人側の人間なのに、抵抗弱めで流された結果毎話毎話きわどい姿を見せてくれる不憫な子 良いキャラを核に置きましたね 他にも体育会系褐色娘にオカルト娘に男の娘と魅力的なキャラぞろい! ついでに言うと昨今の漫画業界の中では珍しく比較的ちっちゃめ多めです(何がとは言わぬ) 対するは性癖を拗らせた強者が集う犯罪組織! 敵の具体例は書かんときますが、代表的な所からニッチな所まで多種多様な性癖持ちのワンダーランドです きっと貴方の好みも見つかるはず!? ダイレクトに言うと 本番無いけどフェチ色強くてエロス満載! …なのでそういうのが好きな紳士にオススメです!<<12345>>