探偵業を営む父親を持つ主人公の赤谷芙蓉(あかや ふよう)。ある日、その父親を殺され、その犯人に復讐するため自らも探偵となる。
犯人を追い詰めるためならどんな手でも使うという芙蓉の行動原理から、ピカレスクな雰囲気が漂っているんだけど、それとは裏腹に事件解決後にどこか心に棘が残る読後感のある作品。そして一匹狼な主人公なのかと思いきや警察に協力者がいたり仲間となる人物が現れたりと、芙蓉の人間味が見え隠れするような展開も面白い。
芙蓉の発言の1つ1つにオモテとウラがあるように、善と悪、光と影、どちらか片方の側面だけでは語れない、アンビバレンスな魅力のある作品。

1巻まで読了

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そして老人はいなくなった

そして老人はいなくなった

“「老害のさばる社会を壊せ」 そのメッセージと共に、18歳の青年・敬礼寺義光に一本の注射器が届く…。時は2035年。超少子高齢化・労働人口の減少・老々介護・高齢者医療費の激増など、数多くの問題を解決するために、日本政府は老人を若返らせる『RB手術』を国策として推し進めていた。『国民総現役』の名の下に手術を受けた老人は『ゴールド世代』と呼ばれ、引退することなく社会に居座り続ける。健康な肉体に”“古びた思想”“を持ったまま…。義光は注射器を手に、若者を搾取する老人と戦う!! 近未来”ディストピア“サスペンス!”

ガチャマン

ガチャマン

感謝を集めて、ガチャで戦え――!! ある日、記憶を失った高校生・九地廻人(くじ・かいと)。気が付くと彼の胸には「ありがとう」と書かれた正体不明の“ガチャ”がついていた! 失った記憶や、特殊能力が手に入るという謎のガチャ。ただ、それを引くための条件は、人から「ありがとう」と言われることで…!!? 不良高校を舞台に繰り広げられる“運ゲー”×異能バトル、開幕!!

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