読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛”ギャグ!本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢”と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグがここに誕生!!
白黒はっきりしないと気がすまない女子大生・白星クロエが保護したのは、ニジイロテンゴクオウムのニジ。飼い主が現れるまでの1週間、世話をするうちにすっかり懐かれたクロ。そんなクロにニジは謎のダンスを見せるのだが、なんとそれは求愛行動だった!! ハッピーマウスと呼ばれる鳥(?)との不思議な出会いが、クロの日常を七色に彩り始める――。『かんなぎ』の武梨えりが描く、ヘンな生き物と女の子のちょっぴりおかしな日常譚開幕!!
政宗、愛姫、寧子、妙、吉乃、小十郎、絹江&千夏の単独エピソード!! 月刊ComicREXにて掲載された単行本未収録の番外編エピソードを1冊にまとめて収録! ファン待望のコミックスが登場です!!
引きこもりの青年・緒山真尋は妹・みはりに怪しげな薬を飲まされて女の子になってしまう。トイレにブラジャー…女の子の生活は知らないことばかり。お兄ちゃんの運命は…!? WEBで大好評のTS漫画がついに単行本化!! ここでしか読めない描き下ろし漫画も特別収録!!
大人気ゲームソフト『Fate/stay night』と『Fate/hollow ataraxia』が4コマになって単行本登場!とはいっても主人公となるのは本編中に脇役どころかチョイ役でしかなかった冷静沈着な眼鏡っ娘・氷室鐘、穂群原の黒豹・蒔寺楓、未婚の良妻賢母・三枝由紀香らおよそ聖杯戦争とは全く無縁の面々。読んだ方はもしかしたら「え?キン肉マソ?ツグルイ?孤独のグノレメ?」と思われるかもしれませんが、いいえ、Fateです。
漫画家活動に切っても切り離せない存在である編集者。なんの脈略のないエロ展開をテコ入れしようとしたり、出版業界の悪評を語って新人作家のモチベーションを下げたりと、十人十色の編集者のなかには、漫画家を絶望の淵に追い詰める、「クソ編集」が本当にいる…かも!? 【Cover Illustration】英貴 【Comic】おおのいも/カガミツキ/かまぼこRED/小針タキ/しののめしの/東谷文仁/まめこ/美川べるの/ムナカタ/結城心一
1年A組は「地獄」だと誰かが言った――。担任がすぐ辞める問題児揃いのクラスに赴任してきた教師・自見太郎。地味で存在感はないが、異常なほどの真面目さで女子校生たちを”教育”していく――。pixivで1話が公開されてから1週間で20万PV! 男教師が問題児な女子校生を教育して立場逆転! [男子高校生を養いたいお姉さんの話]の英貴が贈る女子校再生ストーリー。
鬼ごっこ
源頼子はある日突然“異形の者”に襲われ瀕死の状況になる。窮地を救ったのは、クラスメイトである綺燐とその兄の虚颯であった。頼子を狙う“異形の者”の狙いとは?そして、それを阻止せんとする綺燐と虚颯の目的はいったい!?「継ぐ者」と呼ばれる力に惹かれ、戦いの幕は開く!描き下ろし要素満載!さらに“ちょっとHな”描き下ろしエピソードも収録!!連載開始時から超美麗な絵柄と繊細なタッチで大人気和風伝奇活劇『鬼ごっこ』第1巻ついに登場!!
クラスメイトとともに修学旅行へ向かう伊勢海渡は、普通の高校生としての日常を楽しんでいたが、突如として軍服姿の男が場を支配するデスゲームの舞台へと巻き込まれる。弱いものは死に、強い者が勝者となる…はずが彼らは気づいていなかった。異世界帰りの元最強の勇者がいることに――。「小説家になろう」発、異能力デスゲーム第1弾!
「僕は魔法なんて使えはしない…」生まれつき魔力0だが、“ある能力”により大賢者と呼ばれたマゼル。200歳でその一生を終え、魔力0のまま500年後に転生! 転生後の世界で子供となったマゼルは魔法に見えるけど魔法ではない能力――“物理”を使って最強の大賢者の名をほしいままにする! 「小説家になろう」発、超正統派異世界ファンタジー第1巻!
Twitter発の大人気作ついにコミックス化!! 『露骨な名古屋弁』を使う女の子、八十亀最中が繰り広げるドタバタ名古屋コメディ4コマ、ついに開幕です!!
僕は本当に長いこと「知的キャラってモテんじゃね?」と思っていました。勘違いです。本当に勘違いでした。なんでこのような勘違いをしてしまったのか、おそらく『幽☆遊☆白書』の蔵馬がみんな悪いように思います。そのような誤った情報に基づいた僕の青春は、それはそれは暗いものでした。読めもしない難しそうな本をこれ見よがしに振り回していたのを思い出すたびに叫びだしたくなります。一番恐ろしいのは、その性質今でも変わっていないことです。家の本棚には綺麗なままの『薔薇の名前』(ウンベルト・エーコ)がささっています(さり気なく書名、著者名をアピールするのもいやらしくてポイント高いですね)。 そんな自意識過剰気味な自称読書家を主題に描かれる『バーナード嬢曰く。』です。図書室の片隅でいつも難しそうな本を読んでいる女子高生。彼女は自分のことを「バーナード嬢って呼んで」と言うような変わった少女です。バーナード嬢(通称:ド嬢)が本を読むのは人前でだけです、自分を読書家キャラに見せたいのです。ド嬢は常に、読まずに通ぶれないかばかりを考えていて、ド嬢のことが気になる遠藤や、SF好きな神林しおりに突っ込まれています。 ド嬢と違って神林しおりは本当にSF好きらしく、一度スイッチが入ってしまうと延々と自身の見解について述べてしまいます。ド嬢が無邪気に「SFって何?」と聞いただけで逆ギレしてしまうのは、さもありなんとしか言いようがありません。 『バーナード嬢曰く。』を読んでいると、一体人は何のために本を読むのか?ということを考えてしまいます。勿論、読みたいから読むのですが、その選択には少しだけ「こうなりたい自分」があるように思います。自分の家の、手にも取らない本の背を見ていると、何もしないで何者かになりたかった自分を再発見します。それはド嬢も一緒です。だから、ド嬢のグダグダな図書室での毎日が楽しく見えるのです。