周囲が免許や車の話で盛り上がる中、高校3年生の信輝は車が嫌い。それは小学生の頃、弟と共に自動車事故に遭い、自身は軽傷で済んだが弟は左足を失ってしまったからだ。そんなある日、弟・隆広が部屋から出た形跡のないまま突然姿を消してしまった。部屋を調べた信輝が、やりかけのままになっていた車ゲームの画面になぜか隆広が映っていたのを見て、思わずコントローラーを手にすると…!?
部屋においでよ
ある日、ミキオは、いきつけの居酒屋でピアノを弾いている文と知り合う。文のピアノに合わせミキオは歌をうたい、盛り上がったその日、ミキオは文を家まで送るが、そのまま文の家に泊まってしまう。“文にもう一度会いたい”と思ったミキオは、居酒屋で待つのだが……。
すくすく
私立安庵高校2年生の宮沢タカは、巨乳に悩む体操選手。体操部の鬼コーチ・桃山明子やキャプテン・安田清美からは「体操の選手が巨乳でいいわけがない!!」と、日々ダイエットを強要されるが、タカの食欲はとどまることを知らず…!?
蒼のデラシネ
昭和19年・東京。アメリカ人の父と日本人の母を持つ少年・椎名陸は、目の色が青いため、人々から迫害されていた。戦局の悪化と共に、以前は親しかった仲間にまで疎まれるようになり、陸は空襲でやられた瓦礫の町をさまよう。そこで陸は、背中に謎の刺青が施されている中国人の少女と出会った。彼女の名は蔡麗芳(ツアイ・リーファン)。麗芳は陸に自分のことを「世界を滅ぼす女」だと告げる…。
ミコ・ヒミコ
神子上陽見子(みこがみひみこ)は小学校6年生の女の子。両親は不思議な能力を持ち、代々神社に仕えてきた神子上一族の出身。とくに巫女さんとして働く母・月子は霊能力バリバリで、陽見子もその血を濃く受け継いだ。悩んでいる人の声が聞こえるという能力を発揮して、今日も周囲の人々をハッピーにしてゆく!!
守ってあげたい!
サラサは彼氏のコージひと筋。大学も同じ所を受験するつもり。ところが、コージの裏切りにショックを受けたサラサは、渋谷の真ん中で自分の進路をクツ投げにたくした。表だったら付属女子校、裏だったら自衛隊。結果は裏。そして、新隊員として入隊したサラサは落ちこぼれ集団3班に配属される。サラサの他に、成金娘の桜吹雪鳥子、武器オタクの島馬京子、大女の大熊ゆかりなど7人、そして、この7人を鍛える班長は悪魔の三曹・中蜂あやめで…。
赤×黒
サキと一緒に街を歩いていたシバは、今日も路上でケンカをしてしまう。相手を軽く倒してしまった後でボクシングジムに足を伸ばすが、そこでも日本ウェルター級1位の城島と一悶着を起こす。その日の夜更け、シバはジムからの帰り道で能面をかぶった男に突然襲われる。そして、男は蹴りの一撃で彼をノックアウトしてしまった…。
NAGISA
小学校6年生のなぎさは、ある日海岸で同じ年齢の男の子と出会う。そして、泳げないという男の子に泳ぎを教えることに。なぎさはその男の子とひと夏をいっしょに過ごすが、夏休みの終わりが近づき、男の子は家に戻ることになり…。海に生まれ海のそばで生きる少女、なぎさの湘南青春グラフティー。
▼第1話/南極転勤▼第2話/開発部の青びょうたん▼第3話/危険地帯▼第4話/浮上型雪上車▼第5話/エンジニアにとって▼第6話/憧れの大地▼第7話/観測旅行(フィールドワーク)▼第8話/半壊小舎とブリザード▼第9話/人と人…▼第10話/ケダモノBLUES●主な登場人物/高木太朗(自動車や雪上車のエンジンを開発する会社・ニスズのエンジニア。南極越冬隊設営機械班の一員に任命され、1年半の南極勤務に就く)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者。太朗と組んで仕事をする。とぼけたところもあるが腕は確かで、頼りになる人。34歳)●あらすじ/ニスズ社は自動車開発と共に、南極観測隊の使用する雪上車のエンジン開発も手掛けている。その整備にはプロのエンジニアが必要とされ、ニスズは毎年選りすぐりの精鋭を南極昭和基地に送り込んでいた。そして今年、1年半の長期に及ぶその任務を託されたのが、若手エンジニアの高木太朗だ。太朗は突然の転勤辞令に大いに戸惑うが、不安と希望を胸に南極へ向かう(第1話)。●本巻の特徴/何から何まで初体験となる、極寒の地での仕事と生活。太朗は様々な分野での技術者集団である「設営」の面々や、変わり者の多い「学者」たちと共に、閉ざされた環境での人間関係の難しさや自然の驚異と闘いながら、大きく成長していく。綿密な取材をもとに、通常我々が知ることのできない場所での物語をリアルに描いた、ヒューマニズム溢れる作品の第1集。●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、天谷(設営主任)、田代源(設営班の大工の棟梁)、吉野(前年から南極にいるニスズの社員。太朗の先輩)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、芦沢広樹(協調性に乏しい生物学者)、滝川綾(女性生物学者)、西岡由美子(氷山気水圏専攻の学生。極端な男嫌いで知られる変わり者)、理恵(太朗の恋人。日本で太朗の帰りを待つ)
少子化の波に勝てず3年前に共学となった、伝統あるお嬢様高校・花蓮女学院。男女比1対9のこの高校に入学を決めた陸奥隼人は、これから始まるであろうでバラ色の日々を想像して浮かれていた。そして、合格発表の場からの帰り道、早速かわいい子を見つけて声をかけようとするが、先に別の男たちに割って入られケンカになってしまう…!!
よいこの星!
ピッカピカの1年生・星野まりあは、女の頂点めざして生きる常識破りの快傑小学生!みんなに好かれようと張り切るが、クラスのマドンナ・三好すなおにばかり人気が集まって面白くない。学校の行事である「こども集会」のクラス代表を男女1名ずつ決めることになり、当然まりあは立候補する。しかし、クラスの大半はすなおを後押ししていて…!?人気者の座をめぐるガキフェロモン全開ストーリー!
※ネタバレを含むクチコミです。