少年ジャンプ+の感想・レビュー1139件<<1314151617>>小粋でお洒落であたたかいお話ジェーン・ドゥに祝福を 三堂マツリ野愛死者蘇生中のベッドの上がごちゃごちゃしているのが凄くセンスがいいなあと思った。 この時点ではコミカルなのかシリアスなのかハートウォーミングなのかわからないけど、きっと面白い作品に違いないという予感がした。 やっぱり面白かった。 お洒落で可愛らしい絵柄にぴったりの小粋であたたかい作品だった。 でもほんわか感動話ってだけでもなくてコミカルさもありブラックさもあり、絶妙なバランス。自分の語彙力の中だと小粋って言葉がいちばんしっくり来るかなあ。 素敵な作品でした!シバタとは何者か。どこから来てどこへ行くのか。 #1巻応援シバタリアン イワムロカツヤ兎来栄寿第1話の衝撃度でいえば、2023年最大級でした。 1話を読み終えた誰しもが思ったであろうことは、「え、これ読み切りじゃないの? 続くの!?」ということではないでしょうか。 いじめられっ子と厭世的な少年の奇妙な友情から始まる本作は、骨子としてはいいお話にもなりそうなパーツが揃えられています。しかし、そこから始まるのは恐怖と驚愕のサスペンス。 「アルマゲドンはまた明日」や「みこととおろちと」などイワムロカツヤさんの過去の読切を読めば、良い感じのラブのコメりも混ぜつつそうした方向に進むこともできたはずなのですが、本作は非常に異質です。 ゾンビ映画の金字塔『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のオマージュに溢れた1985年公開の『バタリアン』(原題『The Return of the Living Dead』。日本では1986年にあの『コマンドー』と同時上映)は、まさにホラーとコメディを掛け合わせたシュールなゾンビ映画で、本作の元ネタを感じさせます。「バタリアン」という言葉に掛けるために、シバタが選ばれ犠牲になったのでしょうか。もし世界線がズレていたらタバタリアンやエバタリアンになっていたかもしれませんね(『オバタリアン』だと別のマンガになってしまう)。 しかし、読み進めると「もしかしてこのためにタバタやエバタではなくシバタだったのか……?」という描写も出てきます。 ともあれ、1話を読んでも「これ、続くの……?」、2話を読んでも「これ、続くの……?」と衝撃に晒されながら読者を戸惑いの渦にグイグイと引き込み、「気付いたら『【推しの子】』を読むより早くこちらを読みに来ていた」という人も出るほど謎の中毒性すら生む魔力を持った作品です。 シバタとは一体全体何なのかという圧倒的な謎を巡る中で、極めてどうでもいいポイントに無駄なディティールがあるところも不思議な浮遊感を生んでいます。 普通じゃない作品の刺激やドキドキ感を味わいたい方にお薦めです。 余談ですが、連載時の「一糸乱れぬ、進撃の柴田…!」といった、担当編集もノリノリになっていることがうかがえるアオリ文も好きです。蘇った夫が見知らぬ女性になってしまった件ジェーン・ドゥに祝福を 三堂マツリstarstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。100万回死んだルナの感想 #推しを3行で推す100万回死んだルナ 猗笠怜司starstarstarstarstar名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ぷれしゃすの感想 #推しを3行で推すぷれしゃす えもふう名無し※ネタバレを含むクチコミです。終盤にかけて絵が地獄楽 賀来ゆうじ名無しジャンプラ同時期ヒット連載のサマータイムレンダの方が 言われてましたが、こちらもかなり乱れたのが残念でした。 休載をちょくちょく入れるとか出来なかったのかなと。 そこを除けば、内容的に多少の減速はありましたが、今の ジャンプラヒット作品以上に薦めたくなるくらい全13という ほどよい巻数できちんと完結した良作だと思います。 見た目ほぼ人間との恋愛ココロのプログラム 中村ひなた素人ノワールほぼ人間…だけどロボット そんな子と一緒に暮らしてたら好きにならないわけがない! ロボットと恋愛漫画だけどもうロボット(女の子)の表情が可愛すぎて、アリですこれはアリ!! 絵も綺麗でストレスなく読めます。 瞬間移動の意味山下タクミがよく逃げる 哀坂リュウジ野愛※ネタバレを含むクチコミです。そうきたか… #読切応援山下タクミがよく逃げる 哀坂リュウジstarstarstarstarstarNano逃げたい状況、環境、関係…うんうん、確かに色々あるよね…瞬間移動!?すげえ!なんてびっくりしつつもちょっと笑えたり、でもなんか違和感…とか思ってたらそういうこと…。ベルトとかさぁ、そういう…はぁ…。 違和感の正体が明らかになるところで思わず言葉を失ってしまった。読み終えてからもう1度読み返して理解を深めて、そして改めて良い作品だったなと思いました。大人も子どももみんなそれぞれ逃げたい物事がある。1人ではどうにもならない・できないこともある。そんな時に寄り添ってくれる存在って本当に嬉しくてありがたくて。タクミもリサもお父さんも、それぞれが行きたい方向へ進んでいけるという救いのある終わり方でとてもよかったです。タコピーを侮るなかれタコピーの原罪 タイザン5starstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。 突然部下が退職を申し出てきたら殺し屋働き方改革 八箇句屑 戸田蛍吾starstarstarstarstar_borderゆゆゆ最強の殺し屋“漆黒”が辞めたいと申し出てきた。 困るボス。 時間稼ぎに食事へ誘うボス。 インターネットで突然部下が退職を希望する理由を調べても、うちは殺し屋事務所だし、幼い彼女を最強の殺し屋に育ててきたし、何が原因かボスにはわからない。 敵対組織も出てきて、なんやかんや。 まさかそういう展開だなんて! よく聞く話も、ジョブが殺し屋だとおもしろさが段違いです。 円満解決でよかったよかった。非道な行いにも不屈の精神で耐えねばならない姫様“拷問”の時間です 春原ロビンソン ひらけいstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ魔王軍に囚われた、王女であり国王軍第三騎士団“騎士団長”の姫様と、意思を持つ剣エクス。 タイトルはおどろおどろしいものの、エクスの姫様持ち上げっぷりと、姫様の陥落っぷりのギャップがおもしろいコメディ漫画です。 拷問の中身はスプラッタなものでないのでご安心を。 そして魔王軍の方々も“拷問”をしてくるものの、人が良さそうな感じが溢れています。 その“拷問”の中身も見どころで、思わず「秘密を話しますから一緒にご相伴を!」「仲間に入れて!」と言いたくなるような魅力的なものを姫様に提示してきます。 拷問を受けている姫様は王国の秘密を漏らすまで、ペットでいうところの「待て」をされている状態。 不屈の精神で耐えねばなりせん。 なお、王国の秘密を一つ暴露したら許可が降り、魔王軍と一緒に舌鼓を打ったり、楽しく過ごしたりできます。 そんなにヒミツを漏らして大丈夫なのかと思ったものの、と姫が漏らしたヒミツはクリティカルなものではないというところまでが、定番の展開なので、そこも安心です。 さすが王女。 パターンとしては同じなのに、バリエーション豊富な展開がとてもおもしろく、どんどん読めてしまいます。 がんばれ魔王軍。 がんばれ姫君。 めちゃくちゃかっこいいティザービジュアルやPVが公開されて、アニメも楽しみです。 ちなみに序盤は美味しそうに食べるお姫様がなんだかセクシーな描写が目についたのですが、最近のものはその傾向が低いようです。 ‥流行りですかね。初対面から親友になる?!続く道 花の跡 ななせ悠starstarstarstarstar_bordermotomiどんどん便利になる世の中。昔はなんでも人の手で行っていた様子がわかる漫画です。上司のお手伝い仕事をすぐに任せてもらえる新人主人公。裏表がなく思った事をストレートに言える主人公は仲間外れになることなく、相方と一緒に仕事を任せてもらえることに。ありがちな女性同士のトラブルに発展しないパターンで読み進めてしまいます。 衝撃のスタートスケルトンダブル コンドウ十画starstarstarstarstarmotomi※ネタバレを含むクチコミです。何だコレ?ファイアパンチ 藤本タツキneko※ネタバレを含むクチコミです。Dr.オクトパスが日本の女子中学生にスパイダーマン:オクトパスガール 別天荒人 古橋秀之 MARVELたか※ネタバレを含むクチコミです。 たとえわたしに何の肩書きも才能さえもないとしてももんもんフェロもん 星間晶starstarstarstarstar野愛ケモ耳美少女&美少年に釣られて読んだら、ちょっとほろ苦いけどひたすら爽やかな青春物語でした。 モテ男でアイドル的存在の花咲くん。彼が歩けば女子たちみんながついてくるのに、唯一靡かないのがクールな美尾さん。 みんなしっぽを染めたり盛ったりしているのに、美尾さんだけはしっぽを布で覆って隠している。そして花咲くんに対して「ズルをしている」と言い放つ。 そして文化祭の季節がやってきて……というストーリー。 動物の習性を利用したお話だけど、学校という閉ざされた世界もこんなもんかもしれないと思いました。 カテゴリーやポジションがなくなった自分を見せたとき、本気で笑ったり怒ったり愛してくれる人は果たしてどれくらいいるんでしょう。不安だからみんな取り繕って生きているんだと思います。 美尾さんや花咲くんのように気づいて変われる人は立派です。貫ける人は立派です。 自分はそうはなれないかも…って思いがよぎったけれど、世界は案外捨てたもんじゃない、ちゃんと見てくれる人はいるんだと素直に思えました。まっすぐな青春もんもんフェロもん 星間晶名無し※ネタバレを含むクチコミです。男子プロ野球選手と女子野球プレイヤーが真剣勝負する唯一の方法 #読切応援ザファーストピッチセレモニーライフ 山本登starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 大っ嫌いな作品DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件 鳥山明 ドラゴン画廊・リー名無し※ネタバレを含むクチコミです。結婚前の女性と、計算手というお仕事続く道 花の跡 ななせ悠starstarstarstarstarゆゆゆ日本初のコンピュータに関する、実話を元にしたフィクションのようです。 計算を女性がしていたという話は、アメリカの宇宙開発の話で聞いたことがあったのですが、日本でも計算手の仕事があったことに驚きました。 そして、計算手の仕事がコンピュータに奪われると言っていた事も今は昔。 それが当たり前になって、新たな仕事が生まれ、その仕事が奪われる!と言い‥と、繰り返しているんだなと気付かさせられました。 しかし、昔の人はなんでも自分で作ってしまって、すごいですね。 仕組みを理解できたら作れるのかと思ったのですが、日本初のコンピュータの仕組みを読んでみてもさっぱり理解できませんでした。 作中に登場する岡城課長に当たる方は、現実では岡崎文次さんという方だそうです。 主人公の中村美樹子さんにあたる計算手の女性は、存在は書かれていても名前は出てきません。 序盤にあった「仕方ない。女に生まれたから」というシーンと、最後のシーンを思い出してしまいます。 ぜひ最後の場面は存在していてほしいです。 それから女は計算が苦手といわれる印象があったのですが、整数の四則演算どころか対数と言っている点にもびっくりしました。 めちゃくちゃ計算しています。仕事として計算しています。 思い込みはいけませんね。 日本初のコンピュータについて気になった方は、FUJICに関するWikipediaと、Wiki内参考文献にある岡崎文次さんによるドキュメントもぜひご一読を。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/FUJIC ジャンプラのコメント欄でオリジナルについて指摘されていて、思わず調べて読んでしまいました。片付けられない神様片付けられない神様 コンドウ十画starstarstarstarstar名無しオドミツハノカミ様可愛すぎます… オドミツハノカミ様めっっっっっちゃ優しいです大好き。 全員人間臭いと言うか、.コンドウ十画様人間の描き方上手すぎ。 あるあるを大規模にやってくるところ大好きです。 最初からもう驚きで読んでてすごく楽しかったです。 当然泣きました。 細かいところまで凝っていてすごく好きです。 スケルトンダブルスケルトンダブル コンドウ十画starstarstarstarstar名無し不思議な展開と言うか、ヨドミ君が優しすぎて何度も泣きました。 ヨドミ君が人間らしいと言うか…優しさ故の苦しさを抱えている感じがして涙腺崩壊待った無しです。 とりあえす19話まで読みましょう。 とてつもなくえぐいので。 番外編大好き。世界の平和はとあるメンコ漫画にかかっている(※本作はメンコ漫画ではありません)限界煩悩活劇オサム ゲタバ子さいろく切り口が尖っていて素晴らしい。 デフォルメが可愛くてキャラも素晴らしい。 作品へのコダワリが強くて素晴らしい。 素晴らしいなぁ… 地味に合間に挟まってる挿絵が最強だと思う。いいゾ~これ。<<1314151617>>
死者蘇生中のベッドの上がごちゃごちゃしているのが凄くセンスがいいなあと思った。 この時点ではコミカルなのかシリアスなのかハートウォーミングなのかわからないけど、きっと面白い作品に違いないという予感がした。 やっぱり面白かった。 お洒落で可愛らしい絵柄にぴったりの小粋であたたかい作品だった。 でもほんわか感動話ってだけでもなくてコミカルさもありブラックさもあり、絶妙なバランス。自分の語彙力の中だと小粋って言葉がいちばんしっくり来るかなあ。 素敵な作品でした!